JP3085353U - 鏡餅福招き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 今日の社会的変化、生活実態に合わせた生活
エンジョイ型のお鏡餅を提案すること。 【解決手段】 お鏡餅１の上に招き猫、獅子頭、達磨、
七福神、干支、正月用遊びグッズなどの略半球形の縁起
物２を載せて、お鏡餅の上餅と縁起物の形状に一致して
収容できる形状を有する透明なキャップ３を上からお鏡
餅の上餅と縁起物とに被せて、鏡餅の上の縁起物を安定
に保持すること。前記縁起物の頂頭部に突起を形成させ
て、前記突起にひも付け部分５を設けること。前記縁起
物の底部に御神籤、お正月情報、即決籤等を備えるこ
と。更に、前記透明キャップの頭突起部の先端に穴をあ
けるか或いは先端を切り取り、縁起物の突起ひも７を取
り付けて，前記ひもを前記キャップ頭部の外へ出さしめ
ること。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、正月や祝い事の際に飾り付けたり、神棚等に飾る鏡餅福招きに関 する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、お鏡餅は飾る時に橙とのセットが一般的であり、精神的には宗教的面が 大きな要素を占めており、飾る場所としても神棚、床の間、お屋敷神様等々が主 体であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

今日では生活様式の変化、精神面における宗教的要素の後退、建築方式の変化 等により神棚、床の間の無い家等々、お鏡餅を飾る場所、意味相等の変化を起こ している。そこで、この考案のお鏡餅は今日の社会的変化、生活実態に合わせ、 生活者の実活動空間にセットすることによる生活エンジョイ型のお鏡餅を提案す る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案の鏡餅福招きは、お鏡餅の上に招き猫、獅子頭、達磨、七福神、干支 、正月用遊びグッズなどの略半球形の縁起物を載せて、お鏡餅の上餅と縁起物の 形状に一致して収容できる形状を有する透明なキャップを上からお鏡餅の上餅と 縁起物とに被せて、鏡餅の上の縁起物を安定に保持することを特徴とする。

【０００５】 従来のお鏡餅が神様にお供えする神聖なものであり、共に供えるものとしては 穀物、果物、野菜等の五穀豊穣を願うものであり、招き猫、達磨などは載せなか ったけれども、この考案ではお鏡餅の上に添付される橙の代わりに縁起物を載せ てセットするもので、今日での生活エンジョイ的要素が大きくなり、市場性が十 分にある。 また、上からキャップを被せて鏡餅の上に縁起物を安定に保持できる。

【０００６】 この考案の鏡餅福招きは、前記縁起物の頂頭部に突起を形成させて、前記突起 にひも付け部分を設けることを特徴とする。

【０００７】 それ故、この鏡餅福招きでは縁起物の突起にひも付け部分を設けるので、鏡開 き後には、縁起物をひものみにより、或いは吸盤付きひもを用いて子供の鞄、キ ─ホルダ─、買い物かご、車、携帯電話、本棚、本立てなどに取り付けて利用で きる。

【０００８】 この考案の鏡餅福招きは、前記縁起物の胴体部を中空として底部に穴を形成し て、その中空部に御神籤、お正月情報、即決籤等を入れて底シ─ルで蓋をしたこ とを特徴とする。

【０００９】 それ故、御神籤、お正月情報、即決籤等を入れて消費者にお年玉になったり、 新しい楽しみを提供できる。

【００１０】 この考案の鏡餅福招きは、前記透明キャップの頭突起部の先端に穴をあけるか 或いは先端を切り取り、縁起物の突起にひもを取り付けて，前記ひもを前記キャ ップ頭部の外へ出さしめることをを特徴とする。

【００１１】 鏡餅福招き全体としても、ひも或いは吸盤付きひもを用いて車、本棚、本立て など簡単にどこえでも取り付けて利用できる。

【００１２】

【考案の実施の態様】

図１は招き猫、獅子頭、達磨、七福神、干支、正月用遊びグッズ、おみくじな どの略半球形の縁起物の一例である達磨を示し、図２は頭突起部の先端を切り取 ったキャップ概略図を示し、図３はお鏡餅に縁起物を載せた後にキャップを被せ た鏡餅福招きの全体図を示し、図４は縁起物の胴体部と底部に中空部と穴を設け て御神籤等を入れてシ─ルする態様を示す。

【００１３】 図１は略半球形の縁起物２の一例である達磨を示し、縁起物２の頂頭部に突起 を形成させて、前記突起にひも付け部分５を設ける。そのひも付け部５により縁 起物２にひもを取り付けて、子供の鞄、キ─ホルダ─、買い物かご、車、携帯電 話、本棚、本立てなどに取り付けて飾りとして利用できる。また、ひもの端には 吸盤を取り付けて使用できる。

【００１４】 図２はキャップ３の頭突起部の先端を切り取った態様を開示し、キャップ３の 切り取った先端から縁起物の頂頭部の突起が突き出して、縁起物にひもを取り付 けできる。また、このキャップ３は図３で参照される如く、お鏡餅１に縁起物２ を安定保持できる。開示した例では先端を切り取っているけれども、キャップ３ の先端に穴をあけてひもを通して、縁起物２とひも７を結ぶ付けても良い。

【００１５】 図３は、鏡餅福招きの全体図を示し、お鏡餅１に縁起物２を載せた後に、それ らお鏡餅１と縁起物２とに上からキャップ３を被せて鏡餅福招きを形成する。縁 起物２の頂頭部の突起はキャップの切り取った先端から突き出し、簡単に縁起物 ２のひも付け部５にひも７を取り付けできる。それ故、正月用の飾りとして車、 本棚、本立てなど簡単に取り付けて使用できるばかりでなく、鏡開き後には、縁 起物のみをひも７により、或いは吸盤付きひも７を用いて子供の鞄、キ─ホルダ ─、買い物かご、車、携帯電話、本棚、本立てなどに取り付けて利用できる。

【００１６】 図４は御神籤等６を入れる縁起物を示す。縁起物２の胴部底部に中空部８及び 穴９を設けて御神籤、お正月情報、即決籤等６を入れて底シ─ル４により蓋をす る。この底シ─ル４はダブルシ─ルとしてその間に御神籤、お正月情報、即決籤 等６を入れて形成しても良い。このように、縁起物に御神籤、お正月情報、即決 籤等を備えるから、消費者にとってお年玉になったり、新しい楽しみが増える。 それ故、鏡餅福招き商品に対する消費者の購買意欲が増すことが期待できる。

【００１７】

【考案の効果】

この考案の鏡餅福招きは、お鏡餅の上に添付される橙の代わりに縁起物を載せ てセットすることで、生活者の実活動空間に楽しみと潤いを演出でき、今日では 生活エンジョイ的要素が大きくなり、市場性が十分にある。また、上からキャッ プを被せて、鏡餅の上に縁起物を安定に保持できる。

【００１８】 この考案の鏡餅福招きでは、縁起物の突起にひも付け部分を設けるので、正月 用の飾りとして使用できるばかりでなく、鏡開き後には、縁起物をひものみによ り、或いは吸盤付きひもを用いて子供の鞄、キ─ホルダ─、買い物かご、車、携 帯電話、本棚、本立てなどに取り付けて利用できる。

【００１９】 この考案の鏡餅福招きでは、縁起物に御神籤、お正月情報、即決籤等を備える ので、消費者にお年玉になったり、新しい楽しみを提供して、消費者の商品購買 意欲が増すことが期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】招き猫、獅子頭、達磨、七福神、干支、正月用
遊びグッズ、おみくじなどの略半球形の縁起物の一例で
ある達磨を示す。

【図２】頭突起部の先端を切り取ったキャップ概略図を
示す。

【図３】お鏡餅に縁起物を載せた後にキャップを被せた
鏡餅福招きの全体図を示す。

【図４】縁起物の胴体部と底部に中空部と穴を設けて御
神籤等を入れてシ─ルする態様を示す。

【符号の説明】

１．．．．．お鏡餅 ２．．．．．縁起物 ３．．．．．キャップ ４．．．．．底シ─ル ５．．．．．突起ひも付け部分 ６．．．．．御神籤等 ７．．．．．ひも ８．．．．．中空部 ９．．．．．穴

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】お鏡餅の上に招き猫、獅子頭、達磨、七福
   神、干支、正月用遊びグッズなどの略半球形の縁起物を
   載せて、お鏡餅の上餅と縁起物の形状に一致して収容で
   きる形状を有する透明なキャップを上からお鏡餅の上餅
   と縁起物に被せて、鏡餅の上の縁起物を安定に保持する
   ことを特徴とする鏡餅福招き。
2. 【請求項２】前記縁起物の頂頭部に突起を形成させて、
   前記突起にひも付け部分を設けることを特徴とする請求
   項１に記載の鏡餅福招き。
3. 【請求項３】前記縁起物の胴体部を中空として底部に穴
   を形成して、その中空部に御神籤、お正月情報、即決籤
   等を入れて底シ─ルで蓋をしたことを特徴とする請求項
   １或いは請求項２に記載の鏡餅福招き。
4. 【請求項４】前記透明キャップの頭突起部の先端に穴を
   あけるか或いは先端を切り取り、縁起物の突起にひもを
   取り付けて，前記ひもを前記キャップ頭部の外へ出さし
   めることを特徴とする請求項３に記載の鏡餅福招き。