JP3085304U - 耐熱ガラス製急須 - Google Patents

耐熱ガラス製急須

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JP3085304U
JP3085304U JP2001006634U JP2001006634U JP3085304U JP 3085304 U JP3085304 U JP 3085304U JP 2001006634 U JP2001006634 U JP 2001006634U JP 2001006634 U JP2001006634 U JP 2001006634U JP 3085304 U JP3085304 U JP 3085304U
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glass
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聖泰 林
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聖泰 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急須本体に茶漉し部分を設けることができる
耐熱ガラス製急須を提供する。 【解決手段】 急須本体1に注ぎ口2と取っ手3を設け
ると共に、急須本体1の上部開口部5に蓋4を載せた耐
熱ガラスで形成された耐熱ガラス製急須であって、急須
本体1の周部にガラス軟化状態で形成された開口部に、
複数の茶漉し孔6aが形成された耐熱ガラス製の茶漉し
円盤6をガラスの軟化状態で取り付けると共に、茶漉し
円盤6の周囲に合わせて注ぎ口2をガラス軟化状態で取
り付け、茶漉し円盤6と注ぎ口2を急須本体1に一体化
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は耐熱ガラスにより形成された急須に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、耐熱ガラスを用いた急須としては、急須本体に対して注ぎ口と環状の取 っ手を一直線上に配置したものが提供されており、前記急須本体の上部に形成さ れた開口部に蓋が設けられている。また、急須本体の上部開口部から別部品であ る筒状のストレーナを取り出し可能に挿入し、このストレーナの中に茶葉を入れ るようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の耐熱ガラス製の急須においては、筒状のストレー ナを用い、このストレーナの中に茶葉を入れるようにしているので、注ぎ口の根 元の部分には茶漉し部分が設けられていなかった。
【0004】 そこで、耐熱ガラス製の急須本体に茶漉し部分を設けることについて種々検討 を行なったが、ガラスの加工が容易な高温度での作業は難しく、例えば急須本体 に茶漉し部分のための穴を開けても直ぐに閉じてしまい、また茶漉し部分を急須 本体に設けると注ぎ口の成形が困難になるという問題が生じた。
【0005】 本願考案の第1の目的は、このような従来の問題を解決し、急須本体に茶漉し 部分を設けることができる耐熱ガラス製急須を提供しようとするものである。
【0006】 また、本願考案の第2の目的は、急須本体内の蒸気を効率良く外部に放出でき る耐熱ガラス製急須を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案の第1の目的を実現する構成は、急須本体に注ぎ口と取っ手を設けると 共に、前記急須本体の上部開口部に蓋を載せた耐熱ガラスで形成された耐熱ガラ ス製急須であって、前記急須本体の周部にガラス軟化状態で形成された開口部に 、複数の茶漉し孔が形成された耐熱ガラス製の茶漉し円盤をガラスの軟化状態で 取り付けると共に、前記茶漉し円盤の周囲に合わせて前記注ぎ口をガラス軟化状 態で取り付け、前記茶漉し円盤と前記注ぎ口を前記急須本体に一体化したことを 特徴とする。
【0008】 本考案の第2の目的を実現する構成は、急須本体に注ぎ口と取っ手を設けると 共に、前記急須本体の上部開口部に蓋を載せた耐熱ガラスで形成された耐熱ガラ ス製急須であって、前記急須本体の周部にガラス軟化状態で形成された開口部に 、複数の茶漉し孔が形成された耐熱ガラス製の茶漉し円盤をガラスの軟化状態で 取り付けると共に、前記茶漉し円盤の周囲に合わせて前記注ぎ口をガラス軟化状 態で取り付け、前記茶漉し円盤と前記注ぎ口を前記急須本体に一体化し、さらに 前記蓋は蓋本体の中央部に摘み部を形成すると共に、前記摘み部の中心を通り前 記蓋本体を貫通する蒸気孔を形成したことを特徴とする。
【0009】 また、上記した各構成において、前記茶漉し円盤には、円盤の外径に対して6 個の茶漉し孔を隙間なく形成している。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1および図2は本考案の実施の形態を示す。
【0011】 本実施の形態の急須は、急須本体1、注ぎ口2、取っ手3及び蓋4が全て耐熱 ガラスで形成されており、注ぎ口2と環状の取っ手3とは急須本体1の外周部に 略一直線上に並んで取り付けられている。
【0012】 本実施の形態において、耐熱ガラス製の円盤に複数の茶漉し孔部を形成した茶 漉し円盤6を急須本体1とは別に用意し、また注ぎ口2も所定の中空形状に形成 したものを急須本体1とは別に用意している。
【0013】 そして、軟化状態にある急須本体1の周面に茶漉し円盤6が取り付けられる開 口部を形成し、茶漉し円盤6を該開口部に外側から装着し、さらに注ぎ口2を茶 漉し円盤6の周囲に合わせて取り付ける。この茶漉し円盤6と注ぎ口2の急須本 体1への取り付けは、夫々軟化状態に加熱した状態で行なわれる。
【0014】 なお、茶漉し円盤6に形成される茶漉し孔部6aは、中心部に1個、その周囲 に5個形成した総計6個形成している。この茶漉し孔部は細径の孔部を多数形成 したものではなく、図示のようにある程度のサイズの孔部を茶漉し円盤の外径内 に略隙間なく6個形成したものである。
【0015】 このように、従来では耐熱ガラスの取り扱いが難しいことから急須本体に複数 の茶漉し孔を設けることができなかったが、本実施の形態では予め成形された茶 漉し円盤6を用いることによって、急須本体1に複数の茶漉し孔を形成した耐熱 ガラス製の急須を得ることが可能となった。
【0016】 また、本実施の形態において、蓋4は、上部内面が凹面に形成された蓋本体7 の外周頂部に摘み部8を取り付けたもので、該摘み部8の中心を通り、蓋本体7 を貫通した蒸気孔9が形成されている。この蒸気孔9は、軟化状態にある摘み部 8を蓋本体7に取り付けた時に棒などの治具を差し込んで形成される。
【0017】 したがって、急須本体1に蓋4を載せた状態で、急須本体1内の蒸気は蓋本体 1の中央部に集まるので、該中央部に位置する蒸気孔9から効率良く蒸気を抜く ことができる。
【0018】 なお、急須本体1は底面と蓋4が載る上部開口部5とが平行に形成され、取っ 手3の上端と急須本体1の上部開口部と、注ぎ口2の先端とが略同じレベルに形 成されており、注ぎやすい構成となっている。
【0019】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、耐熱ガラス製の急須に複数の茶漉し孔を設ける ことができ、従来のように別にストレーナを設ける必要がない。
【0020】 請求項2に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、急須の中の 蒸気を効率良く外に抜くことができる。
【0021】 請求項3に係る考案によれば、上記した各考案の効果に加え、ある程度のサイ ズの茶漉し穴を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す耐熱ガラス製急須の
斜視図
【図2】図1の中央縦断面図
【符号の説明】
1 急須本体 2 注ぎ口 3 取っ手 4 蓋 5 開口部 6 茶漉し円盤 6a 茶漉し孔部 7 蓋本体 8 摘み部 9 蒸気孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 急須本体に注ぎ口と取っ手を設けると共
    に、前記急須本体の上部開口部に蓋を載せた耐熱ガラス
    で形成された耐熱ガラス製急須であって、 前記急須本体の周部にガラス軟化状態で形成された開口
    部に、複数の茶漉し孔が形成された耐熱ガラス製の茶漉
    し円盤をガラスの軟化状態で取り付けると共に、前記茶
    漉し円盤の周囲に合わせて前記注ぎ口をガラス軟化状態
    で取り付け、前記茶漉し円盤と前記注ぎ口を前記急須本
    体に一体化したことを特徴とする耐熱ガラス製急須。
  2. 【請求項2】 急須本体に注ぎ口と取っ手を設けると共
    に、前記急須本体の上部開口部に蓋を載せた耐熱ガラス
    で形成された耐熱ガラス製急須であって、 前記急須本体の周部にガラス軟化状態で形成された開口
    部に、複数の茶漉し孔が形成された耐熱ガラス製の茶漉
    し円盤をガラスの軟化状態で取り付けると共に、前記茶
    漉し円盤の周囲に合わせて前記注ぎ口をガラス軟化状態
    で取り付け、前記茶漉し円盤と前記注ぎ口を前記急須本
    体に一体化し、さらに前記蓋は蓋本体の中央部に摘み部
    を形成すると共に、前記摘み部の中心を通り前記蓋本体
    を貫通する蒸気孔を形成したことを特徴とする耐熱ガラ
    ス製急須。
  3. 【請求項3】 前記茶漉し円盤には、円盤の外径に対し
    て6個の茶漉し孔を隙間なく形成していることを特徴と
    する請求項1または2に記載の耐熱ガラス製急須。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101874908B1 (ko) 2017-08-31 2018-07-05 우제민 차총이 일체화된 차호 및 그 사용방법

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