JP3084387B2 - 契煙物品の改良された製造法 - Google Patents
契煙物品の改良された製造法Info
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- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B3/00—Preparing tobacco in the factory
- A24B3/14—Forming reconstituted tobacco products, e.g. wrapper materials, sheets, imitation leaves, rods, cakes; Forms of such products
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B15/00—Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
- A24B15/10—Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes
- A24B15/12—Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes of reconstituted tobacco
- A24B15/14—Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes of reconstituted tobacco made of tobacco and a binding agent not derived from tobacco
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はたばこ含有喫煙物ロッドの製造方法に関す
る。
る。
［従来技術］ 在来の紙巻きたばこロッド製造装置、例えば、モリン
ス（Molins）Mk.10の操作では、カットたばこが、狭い
カーペットの形で連続的に、所謂付属装置（garniture
unit）の入口に供給される。それと同時に、付属装置の
入口には、連続した巻き紙が供給される。たばこ葉と巻
き紙が付属装置内を通過する過程で、たばこの周囲は巻
き紙で包まれ、巻き紙の重なった部分が接着される。従
って、付属装置の出口からは、巻き紙に包まれたカット
たばこのロッドが、通常円形断面で連続的に送り出され
る。
ス（Molins）Mk.10の操作では、カットたばこが、狭い
カーペットの形で連続的に、所謂付属装置（garniture
unit）の入口に供給される。それと同時に、付属装置の
入口には、連続した巻き紙が供給される。たばこ葉と巻
き紙が付属装置内を通過する過程で、たばこの周囲は巻
き紙で包まれ、巻き紙の重なった部分が接着される。従
って、付属装置の出口からは、巻き紙に包まれたカット
たばこのロッドが、通常円形断面で連続的に送り出され
る。
自立構造が保持できるようにたばこの小粒子を相互に
固めた喫煙物ロッドの製造法は、古くから特許文献に提
案されている。概して、これらの特許文献では、粒状た
ばことバインダーからなる組成物の押出し又は型成形が
教示されている。そうした特許文献の例としては、 カナダ特許第951209号 スイス特許第275420号 欧州特許第113595号 第167370号 第248128号 英国特許第5367/1898号 第1055445号 第1234786号 第2078087号 米国特許第3098492号 第3968804号 第3223090号 等がある。
固めた喫煙物ロッドの製造法は、古くから特許文献に提
案されている。概して、これらの特許文献では、粒状た
ばことバインダーからなる組成物の押出し又は型成形が
教示されている。そうした特許文献の例としては、 カナダ特許第951209号 スイス特許第275420号 欧州特許第113595号 第167370号 第248128号 英国特許第5367/1898号 第1055445号 第1234786号 第2078087号 米国特許第3098492号 第3968804号 第3223090号 等がある。
しかし、押出し技術又は型成形技術を用いて喫煙物ロ
ッドを製造する従来の提案には、商業的に満足できるも
のを見出すことができない。商業的な満足を得るために
は、喫煙物ロッドが、くすぶり、燃焼、アッシュ生成、
喫煙味及び圧力降下に関する基準を満足しなければなら
ない。例えば、ロッドの圧力降下は、正確に調整されな
ければならず、一般には消費者の許容範囲内になければ
ならない。そして、この許容範囲としては、固めていな
い粒状たばこをISO標準条件で測定して、約115mm WGか
ら80mm WGの範囲が受け入れられている。
ッドを製造する従来の提案には、商業的に満足できるも
のを見出すことができない。商業的な満足を得るために
は、喫煙物ロッドが、くすぶり、燃焼、アッシュ生成、
喫煙味及び圧力降下に関する基準を満足しなければなら
ない。例えば、ロッドの圧力降下は、正確に調整されな
ければならず、一般には消費者の許容範囲内になければ
ならない。そして、この許容範囲としては、固めていな
い粒状たばこをISO標準条件で測定して、約115mm WGか
ら80mm WGの範囲が受け入れられている。
欧州特許第113595号では、押出し法によって一体成形
された紙巻きたばこ寸法の喫煙物を製造することが提案
されている。しかし、この方法による喫煙物は圧力降下
が大きく、その調節が困難である旨が欧州特許第167370
号に指摘されている。この問題の解決手段として、欧州
特許第167370号には、互いに接着せしめられたより糸の
複数本を共押出しすることが提案されている。
された紙巻きたばこ寸法の喫煙物を製造することが提案
されている。しかし、この方法による喫煙物は圧力降下
が大きく、その調節が困難である旨が欧州特許第167370
号に指摘されている。この問題の解決手段として、欧州
特許第167370号には、互いに接着せしめられたより糸の
複数本を共押出しすることが提案されている。
［解決しようとする課題］ 本発明の目的は、喫煙物ロッドがたとえ一体的（mono
lithic）な形であっても、圧力降下の点で十分満足でき
る喫煙物ロッドの製造法を提供することにある。
lithic）な形であっても、圧力降下の点で十分満足でき
る喫煙物ロッドの製造法を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、粒状たばことバインダーとの混合物に水を
加え、押出し品の断面積が押出しダイの孔口の断面積よ
り大きくなる条件で、前記の混合物を押出してロッド状
の押出し品とし、この押出し品を塑性状態で延伸するこ
とを包含する喫煙物ロッドの製造法において、該押出し
品が、該押出し品を最初の回転延伸ドラムに導いた後、
次いで別の回転延伸ドラムに導くことにより延伸され、
これらの二つのドラムの各々が、その周囲に該押出し品
を収容する複数の溝を有し、該溝が、該押出し品が通過
する際に該押出し品を形付けするために設けられ、該押
出し品が、少なくとも1.5/1の延伸比で延伸されること
により、軸方向に延ばされた形状の多孔質構造を有する
一体的なロッドに形成されることを特徴とする喫煙物ロ
ッドの製造法にある。
加え、押出し品の断面積が押出しダイの孔口の断面積よ
り大きくなる条件で、前記の混合物を押出してロッド状
の押出し品とし、この押出し品を塑性状態で延伸するこ
とを包含する喫煙物ロッドの製造法において、該押出し
品が、該押出し品を最初の回転延伸ドラムに導いた後、
次いで別の回転延伸ドラムに導くことにより延伸され、
これらの二つのドラムの各々が、その周囲に該押出し品
を収容する複数の溝を有し、該溝が、該押出し品が通過
する際に該押出し品を形付けするために設けられ、該押
出し品が、少なくとも1.5/1の延伸比で延伸されること
により、軸方向に延ばされた形状の多孔質構造を有する
一体的なロッドに形成されることを特徴とする喫煙物ロ
ッドの製造法にある。
また、本発明は、粒状たばことバインダーとの混合物
に水を加え、押出し品の断面積が押出しダイの孔口の断
面積より大きくなる条件で、前記の混合物を押出してロ
ッド状の押出し品とし、この押出し品を塑性状態で延伸
することを包含する喫煙物ロッドの製造法において、該
押出し品の延伸によって軸方向に延ばされた形状の多孔
質構造を有する一体的なロッドとし、延伸比が少なくと
も1.5/1であり、該押出し品を、サクションバンドを介
した吸引作用により延伸することにより、押出し品が、
サクションバンドから容易に離れる程度にサクションバ
ンドに付着し、サクションバンドによって押出し品がサ
イジングダイを通過することを特徴とする喫煙物ロッド
の製造法にもある。
に水を加え、押出し品の断面積が押出しダイの孔口の断
面積より大きくなる条件で、前記の混合物を押出してロ
ッド状の押出し品とし、この押出し品を塑性状態で延伸
することを包含する喫煙物ロッドの製造法において、該
押出し品の延伸によって軸方向に延ばされた形状の多孔
質構造を有する一体的なロッドとし、延伸比が少なくと
も1.5/1であり、該押出し品を、サクションバンドを介
した吸引作用により延伸することにより、押出し品が、
サクションバンドから容易に離れる程度にサクションバ
ンドに付着し、サクションバンドによって押出し品がサ
イジングダイを通過することを特徴とする喫煙物ロッド
の製造法にもある。
有利には、延伸された押出し品は、押出し品を巻き
紙、通常は紙巻きたばこ用巻き紙で包む操作が行われる
付属装置に通される。
紙、通常は紙巻きたばこ用巻き紙で包む操作が行われる
付属装置に通される。
巻き紙で包まれる喫煙物ロッドの断面積は、付属装置
に入るロッド状押出し品の断面積より多少小さいことが
好ましい。つまり、付属装置を通過する際に、押出し品
が半径方向に圧縮されることが好ましい。縮小した押出
し品の断面積は、巻き紙によって維持される。紙巻きた
ばこ製造装置で採用される従来のたばこロッド形成方法
と同様に、巻き紙が押出し品とともに付属装置を通過す
る過程で、巻き紙の重なった部分は接着され、これによ
りロッドに巻かれた巻き紙は、圧縮された押出し品の半
径方向外側に向かう弾性力で生ずるフープ応力に耐える
役割を果たす。
に入るロッド状押出し品の断面積より多少小さいことが
好ましい。つまり、付属装置を通過する際に、押出し品
が半径方向に圧縮されることが好ましい。縮小した押出
し品の断面積は、巻き紙によって維持される。紙巻きた
ばこ製造装置で採用される従来のたばこロッド形成方法
と同様に、巻き紙が押出し品とともに付属装置を通過す
る過程で、巻き紙の重なった部分は接着され、これによ
りロッドに巻かれた巻き紙は、圧縮された押出し品の半
径方向外側に向かう弾性力で生ずるフープ応力に耐える
役割を果たす。
延伸比、すなわち引き落し比は、少なくとも1.5:1で
あり、好ましくは少なくとも5:1であり、より好ましく
は少なくとも10:1である。
あり、好ましくは少なくとも5:1であり、より好ましく
は少なくとも10:1である。
本発明の製品であるロッドは、その多孔質構造が軸方
向に延びた形状にあることが認められている。このよう
な形状が得られるのは、押出し品が延伸せしめられるこ
とに起因する。本発明の方法によって製造された喫煙物
ロッドが、圧力降下の点で十分満足できるのは、多孔質
構造が軸方向に延びた形状にあるためである。
向に延びた形状にあることが認められている。このよう
な形状が得られるのは、押出し品が延伸せしめられるこ
とに起因する。本発明の方法によって製造された喫煙物
ロッドが、圧力降下の点で十分満足できるのは、多孔質
構造が軸方向に延びた形状にあるためである。
モリンスの紙巻きたばこ製造装置は、多孔性で金属製
の所謂サクションバンドと、これに付帯する吸引手段と
を含み、吸引手段はサクションバンドの下側走行部を横
切って圧力降下が維持されるよう運転される。このよう
な製造装置を使用する場合には、吸引手段の作用でカッ
トたばこはサクションバンドの下側走行部の下面に付着
して堆積し、これによりカットたばこはバンド上で前述
した幅の狭いカーペットを形成する。サクションバンド
の走行により、たばこは付属装置の入口に向けて連続的
に供給される。本発明の方法を実施する場合には、サク
ションバンドと吸引手段を、延伸装置として利用するこ
とができる。延伸ドラムを使用することもでき、この場
合、好ましくは二つの延伸ドラムが使用される。
の所謂サクションバンドと、これに付帯する吸引手段と
を含み、吸引手段はサクションバンドの下側走行部を横
切って圧力降下が維持されるよう運転される。このよう
な製造装置を使用する場合には、吸引手段の作用でカッ
トたばこはサクションバンドの下側走行部の下面に付着
して堆積し、これによりカットたばこはバンド上で前述
した幅の狭いカーペットを形成する。サクションバンド
の走行により、たばこは付属装置の入口に向けて連続的
に供給される。本発明の方法を実施する場合には、サク
ションバンドと吸引手段を、延伸装置として利用するこ
とができる。延伸ドラムを使用することもでき、この場
合、好ましくは二つの延伸ドラムが使用される。
本発明を実施するに際して使用されるバインダーに
は、セルロース系バインダーが好ましい。セルロース系
バインダーとしては、ヒドロキシプロピルセルロースと
カルボキシメチルセルロースが好ましいが、特に前者が
有効である。その他の適当なセルロース系バインダー
は、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース及
びエチルセルロースである。これら以外の適当なセルロ
ース系バインダーは、たばこ再構成方法についての知識
を有する当業者に、容易に思い浮かぶものである。たば
こに混合されるバインダーは、２種もしくはそれ以上で
あって差し支えないが、そのような場合には、バインダ
ーの一つはヒドロキシプロピルセルロースであることが
好ましい。
は、セルロース系バインダーが好ましい。セルロース系
バインダーとしては、ヒドロキシプロピルセルロースと
カルボキシメチルセルロースが好ましいが、特に前者が
有効である。その他の適当なセルロース系バインダー
は、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース及
びエチルセルロースである。これら以外の適当なセルロ
ース系バインダーは、たばこ再構成方法についての知識
を有する当業者に、容易に思い浮かぶものである。たば
こに混合されるバインダーは、２種もしくはそれ以上で
あって差し支えないが、そのような場合には、バインダ
ーの一つはヒドロキシプロピルセルロースであることが
好ましい。
押出し機の供給される混合物は澱粉を含んでいること
が好ましく、その場合澱粉は、混合物全体（たばこ／バ
インダー／澱粉）の５〜35重量％、好ましくは８〜20重
量％のレベルで混合物に存在する。そして、澱粉はバイ
ンダーの２倍、好ましくは３倍以上の量で混合物に存在
していることが有益である。
が好ましく、その場合澱粉は、混合物全体（たばこ／バ
インダー／澱粉）の５〜35重量％、好ましくは８〜20重
量％のレベルで混合物に存在する。そして、澱粉はバイ
ンダーの２倍、好ましくは３倍以上の量で混合物に存在
していることが有益である。
本発明で使用可能な澱粉は、例えばとうもろこし澱粉
であって、変性澱粉も使用可能である。
であって、変性澱粉も使用可能である。
バインダーの量は混合物全体の10重量％を、特に５重
量％を越えないことが好ましい。この混合物には砂糖を
添加することもできる。
量％を越えないことが好ましい。この混合物には砂糖を
添加することもできる。
押出し機中に存在する全水量は、付属装置出口での押
出し品の含水量が10〜16重量％（湿潤基準）の範囲に入
るような量である。ここで「全水量」とは押出し機に供
給される「乾燥」成分に含まれる水分と、添加水とを合
計した水の量を意味する。水は押出し機に供給する前の
混合物の各成分に添加することもできれば、あるいは押
出し機バレルに設けた注入口から添加することもでき
る。好適には、混合物の各成分を混合してこれを乾燥状
態で、もしくは実質的に乾燥状態で押出し機に供給し、
水を押出し機のバレルから添加する。
出し品の含水量が10〜16重量％（湿潤基準）の範囲に入
るような量である。ここで「全水量」とは押出し機に供
給される「乾燥」成分に含まれる水分と、添加水とを合
計した水の量を意味する。水は押出し機に供給する前の
混合物の各成分に添加することもできれば、あるいは押
出し機バレルに設けた注入口から添加することもでき
る。好適には、混合物の各成分を混合してこれを乾燥状
態で、もしくは実質的に乾燥状態で押出し機に供給し、
水を押出し機のバレルから添加する。
例えばグリセロール又はプロピレングリコールのよう
な可塑剤を、混合物の各成分と共に押出し機に供給する
か、あるいは押出し機のバレルに供給することもでき
る。可塑剤の添加量は湿潤基準で１〜10重量％の範囲で
ある。
な可塑剤を、混合物の各成分と共に押出し機に供給する
か、あるいは押出し機のバレルに供給することもでき
る。可塑剤の添加量は湿潤基準で１〜10重量％の範囲で
ある。
断熱的に、あるいはこれに近い条件で、混合物を押出
し機内で処理すると、優れた特長を備えた製品が得られ
ることを本発明者らは見出した。また、押出しダイまで
の押出し機バレルの温度分布について言えば、押出し機
内に於ける混合物中のたばこ成分の温度が、たばこに悪
影響を及ぼす程上昇しないような温度分布で操作するこ
とも重要であって、その温度分布は通常80〜180℃の範
囲にある。
し機内で処理すると、優れた特長を備えた製品が得られ
ることを本発明者らは見出した。また、押出しダイまで
の押出し機バレルの温度分布について言えば、押出し機
内に於ける混合物中のたばこ成分の温度が、たばこに悪
影響を及ぼす程上昇しないような温度分布で操作するこ
とも重要であって、その温度分布は通常80〜180℃の範
囲にある。
たばこ成分がトースティング（toasting）されてしま
うような処理条件を採用しないことは勿論であって、ト
ースティングを避けることによって、たばこ成分には望
ましい風味が付与される。
うような処理条件を採用しないことは勿論であって、ト
ースティングを避けることによって、たばこ成分には望
ましい風味が付与される。
押出し品がダイから出た直後に、これに含まれる水の
急速蒸発によって押出し品が膨張するような条件で処理
することが有益である。この膨張により、押出し品の断
面積が増大し、その内部に多孔質構造が確立される。押
出し品の密度は、50〜500mg/ccの範囲にあり、好ましく
は300mg/cc以下である。
急速蒸発によって押出し品が膨張するような条件で処理
することが有益である。この膨張により、押出し品の断
面積が増大し、その内部に多孔質構造が確立される。押
出し品の密度は、50〜500mg/ccの範囲にあり、好ましく
は300mg/cc以下である。
ガス状の膨張剤も使用することができる。
たばこ再構成技術に携わる通常の技術者によく知られ
ているように、押出し機に調味料を供給することもあ
る。この場合の調味料としては、天然調味料、合成調味
料及び植物エキス等がある。これらの調味料は不溶性で
も差し支えない。
ているように、押出し機に調味料を供給することもあ
る。この場合の調味料としては、天然調味料、合成調味
料及び植物エキス等がある。これらの調味料は不溶性で
も差し支えない。
本発明の方法で製造されるロッド状の押出し品は、２
本の二次押出し品であってもよく、この二次押出し品は
並んだ状態でも、また一方が他方の周囲を囲んだ状態で
も差し支えない。
本の二次押出し品であってもよく、この二次押出し品は
並んだ状態でも、また一方が他方の周囲を囲んだ状態で
も差し支えない。
本発明のロッド状押出し品は、これに所望の形状を付
与するために、熱成形工程にかけることができる。熱成
形の方法はフィルターロッドの形付け方法に関する英国
特許第1,507,765号に紹介されている。
与するために、熱成形工程にかけることができる。熱成
形の方法はフィルターロッドの形付け方法に関する英国
特許第1,507,765号に紹介されている。
本発明に従って製造された喫煙物ロッドには、フィル
ターエレメントを取付けることもできる。
ターエレメントを取付けることもできる。
本発明で使用される粒状たばこは、たばこ葉の葉柄及
び／又は葉身から得ることができ、また、たばこ工場か
ら出る粉末状のたばこ屑から得ることもできる。
び／又は葉身から得ることができ、また、たばこ工場か
ら出る粉末状のたばこ屑から得ることもできる。
本発明がより明確に理解できるよう、添付図面に用い
て本発明をさらに詳しく説明する。
て本発明をさらに詳しく説明する。
再構成たばこからなる喫煙物ロッドを製造する装置を
示す第１図では、微粒状たばこと澱粉とセルロース系バ
インダーとは、それぞれ貯槽（１），（２）（３）から
ミキサー（４）に供給され、ここで各成分は水を添加す
ることなく混合される。混合物の組成は、例えば、たば
こ屑80重量％、澱粉15重量％及びセルロース系バインダ
ー５重量％である。工場から出るたばこ屑は、粉砕する
ことなくそのまま使用することが可能である。セルロー
ス系バインダーは、例えば、ヒドロキシプロピルセルロ
ース３重量部と、ナトリウムカルボキシメチルセルロー
ス２重量部とで構成させることができる。
示す第１図では、微粒状たばこと澱粉とセルロース系バ
インダーとは、それぞれ貯槽（１），（２）（３）から
ミキサー（４）に供給され、ここで各成分は水を添加す
ることなく混合される。混合物の組成は、例えば、たば
こ屑80重量％、澱粉15重量％及びセルロース系バインダ
ー５重量％である。工場から出るたばこ屑は、粉砕する
ことなくそのまま使用することが可能である。セルロー
ス系バインダーは、例えば、ヒドロキシプロピルセルロ
ース３重量部と、ナトリウムカルボキシメチルセルロー
ス２重量部とで構成させることができる。
ミキサー（４）内で各成分を十分に混合した後、この
混合物は付号（６）で示される二軸スクリュー押出し機
のホッパー（５）に送られる。押出し機のフィーダー
（７）は、混合物をフィードパイプ（８）経由で押出し
機のバレル（９）の入口に供給するものである。タンク
（10）から取り出される水は、ポンプ（12）の作用でラ
イン（11）を経てバレル（９）に注入される。同様にし
て、タンク（13）から抜き出されたグリセロールは、ポ
ンプ（15）の作用でライン（14）を経由し、バレル
（９）に注入される。
混合物は付号（６）で示される二軸スクリュー押出し機
のホッパー（５）に送られる。押出し機のフィーダー
（７）は、混合物をフィードパイプ（８）経由で押出し
機のバレル（９）の入口に供給するものである。タンク
（10）から取り出される水は、ポンプ（12）の作用でラ
イン（11）を経てバレル（９）に注入される。同様にし
て、タンク（13）から抜き出されたグリセロールは、ポ
ンプ（15）の作用でライン（14）を経由し、バレル
（９）に注入される。
砂糖を添加する場合には、各成分と共にミキサー
（４）に加えられる。
（４）に加えられる。
ホッパー（５）からバレル（９）への混合物の移動速
度は、例えば、86kg/hrであって、この場合、ライン（1
1）及び（14）を流れる水及びグリセロールの流速は、
それぞれ10kg/hr及び5kg/hrである。バレル（９）内の
湿潤混合物の全水量は、例えば湿潤混合物の16重量％で
ある。
度は、例えば、86kg/hrであって、この場合、ライン（1
1）及び（14）を流れる水及びグリセロールの流速は、
それぞれ10kg/hr及び5kg/hrである。バレル（９）内の
湿潤混合物の全水量は、例えば湿潤混合物の16重量％で
ある。
バレル（９）には加熱手段（図示略）が設けられてお
り、これによってバレル（９）には所望の温度分布が与
えられる。例えば、バレルの入口温度は40℃に、出口温
度は95℃に維持される。
り、これによってバレル（９）には所望の温度分布が与
えられる。例えば、バレルの入口温度は40℃に、出口温
度は95℃に維持される。
押出し機内の圧力は、機内の水が液相として存在でき
るよう十分に高い圧力に保持されなければならない。そ
の圧力は500psig（3400kPa）から2000psig（13600kPa）
の範囲であることが適当であることを、本発明者らは見
出した。
るよう十分に高い圧力に保持されなければならない。そ
の圧力は500psig（3400kPa）から2000psig（13600kPa）
の範囲であることが適当であることを、本発明者らは見
出した。
上記のような温度及び圧力の下では、押出し機に供給
された澱粉は糊化する。
された澱粉は糊化する。
押出し機のバレル（９）の出口には、押出しダイ（1
6）が装着されており、そのダイ（16）には断面が円形
の孔口が設けられている。ダイ（16）から押出し品（1
7）が押出されると、押出し品内の水は急速に蒸発し、
その結果として押出し品（17）の断面積は、ダイ（16）
の孔口の断面積よりも大きくなり、押出し品の内部には
実質的に閉ざされた細孔構造が付与される。ダイ（16）
近傍で測定した押出し品（17）の温度は、115℃であっ
た。
6）が装着されており、そのダイ（16）には断面が円形
の孔口が設けられている。ダイ（16）から押出し品（1
7）が押出されると、押出し品内の水は急速に蒸発し、
その結果として押出し品（17）の断面積は、ダイ（16）
の孔口の断面積よりも大きくなり、押出し品の内部には
実質的に閉ざされた細孔構造が付与される。ダイ（16）
近傍で測定した押出し品（17）の温度は、115℃であっ
た。
喫煙物ロッド製造装置は、押出し機（６）に加えて、
真空サイジングダイ（18）、支持部材（19）、冷却装置
（図示略）のヘッド（20）、多孔性で金属製のサクショ
ンバンド（21）及び付属装置（22）を備えている。
真空サイジングダイ（18）、支持部材（19）、冷却装置
（図示略）のヘッド（20）、多孔性で金属製のサクショ
ンバンド（21）及び付属装置（22）を備えている。
ロッド製造装置が稼動している間、図示していない駆
動装置により、サクションバンド（21）はその下側走行
部が付属装置（22）に向かって移動するよう運転され
る。サクションボックス（23）によりバンド（21）の下
側走行部の上面が減圧に保たれるので、押出し品（17）
は下側走行部の下面に付着してバンド（21）により連続
的に運ばれる。そのために、サクションバンド（21）は
サイジングダイ（18）を通して押出し品（17）を牽引す
る。
動装置により、サクションバンド（21）はその下側走行
部が付属装置（22）に向かって移動するよう運転され
る。サクションボックス（23）によりバンド（21）の下
側走行部の上面が減圧に保たれるので、押出し品（17）
は下側走行部の下面に付着してバンド（21）により連続
的に運ばれる。そのために、サクションバンド（21）は
サイジングダイ（18）を通して押出し品（17）を牽引す
る。
押出し品（17）は、ダイ（18）とサクションバンド
（21）との間を、支持部材（19）に支えられて通過する
が、押出し品と接触する支持部材（19）の表面は、摩擦
力が低いものであることが好ましい。支持部材は押出し
品を案内すのに役立つ溝又はその他の手段を持つことが
できる。
（21）との間を、支持部材（19）に支えられて通過する
が、押出し品と接触する支持部材（19）の表面は、摩擦
力が低いものであることが好ましい。支持部材は押出し
品を案内すのに役立つ溝又はその他の手段を持つことが
できる。
ヘッド（20）からは冷却空気が押出し品（17）に吹き
付けられ、これによって押出し品（17）がサクションバ
ンド（21）と接触した時に、押出し品がバンドに貼着し
難くなるよう、押出し品の表面粘着性が低減される。つ
まり、バンド（21）の下側走行部の上方が減圧下に保持
されていることで、押出し品はバンド（21）に付着し、
バンド（21）の下側走行部の下流端では、押出し品（1
7）とバンド（21）とはきれいに分離するのである。
付けられ、これによって押出し品（17）がサクションバ
ンド（21）と接触した時に、押出し品がバンドに貼着し
難くなるよう、押出し品の表面粘着性が低減される。つ
まり、バンド（21）の下側走行部の上方が減圧下に保持
されていることで、押出し品はバンド（21）に付着し、
バンド（21）の下側走行部の下流端では、押出し品（1
7）とバンド（21）とはきれいに分離するのである。
サクションバンド（21）の下流に於いて、ロッド状の
押出し品は、ボビン（25）からの巻き紙ウェブ（24）と
共に、付属装置（22）の本体（26）の入口に供給され
る。押出し品（17）とウェブ（24）とは、図示されてい
ない駆動装置で駆動されるエンドレルテープ（27）によ
って、付属装置（22）内を移動する。この過程で、巻き
紙ウェブ（24）は押出し品（17）の周りに巻き付けら
れ、紙の重なった部分が接着せしめられる。この場合、
接着剤は付号（28）で示される塗布装置から供給され、
巻き紙の縁部に塗布される。
押出し品は、ボビン（25）からの巻き紙ウェブ（24）と
共に、付属装置（22）の本体（26）の入口に供給され
る。押出し品（17）とウェブ（24）とは、図示されてい
ない駆動装置で駆動されるエンドレルテープ（27）によ
って、付属装置（22）内を移動する。この過程で、巻き
紙ウェブ（24）は押出し品（17）の周りに巻き付けら
れ、紙の重なった部分が接着せしめられる。この場合、
接着剤は付号（28）で示される塗布装置から供給され、
巻き紙の縁部に塗布される。
付属装置本体（26）の出口からは、断面が円形で紙に
巻かれたたばこロッド（29）が取り出され、カッター
（30）により適当な長さに切断されて個々の喫煙物ロッ
ドとなる。その一つが付号（31）で示されている。
巻かれたたばこロッド（29）が取り出され、カッター
（30）により適当な長さに切断されて個々の喫煙物ロッ
ドとなる。その一つが付号（31）で示されている。
サクションバンド（21）とエンドレステープ（27）と
は、両者の運行速度が同一になるよう、それぞれの駆動
装置は同期せしめられている。
は、両者の運行速度が同一になるよう、それぞれの駆動
装置は同期せしめられている。
サクションバンド（21）はサイジングダイ（18）を介
して押出し品（17）を牽引する役割を果たすと同時に、
押出し品を延伸する役割を果たすものである。延伸の程
度は押出し品（17）の内部細孔構造が、個々の喫煙物ロ
ッドでは開放状態に変化して圧力降下が許容できる範囲
に収まる程度としなければならない。
して押出し品（17）を牽引する役割を果たすと同時に、
押出し品を延伸する役割を果たすものである。延伸の程
度は押出し品（17）の内部細孔構造が、個々の喫煙物ロ
ッドでは開放状態に変化して圧力降下が許容できる範囲
に収まる程度としなければならない。
若干変更を加えた装置を使用すれば、押出し品（17）
をサイジングダイの上流側で延伸することもでき、ま
た、サイジングダイの上流側及び下流側の両方で延伸す
ることも可能である。
をサイジングダイの上流側で延伸することもでき、ま
た、サイジングダイの上流側及び下流側の両方で延伸す
ることも可能である。
付属装置本体（26）の入口での押出し品の断面積は、
紙を巻かれて出口から取り出されるロッド（29）の断面
積より大きい。このことは付属装置本体が押出し品を半
径方向に圧縮することを意味する。個々の喫煙物ロッド
（31）は、これをフィルター取付け装置に送ってフィル
ター付き喫煙物を製造するもできる。
紙を巻かれて出口から取り出されるロッド（29）の断面
積より大きい。このことは付属装置本体が押出し品を半
径方向に圧縮することを意味する。個々の喫煙物ロッド
（31）は、これをフィルター取付け装置に送ってフィル
ター付き喫煙物を製造するもできる。
押出し機（６）に供給される混合物の別の組成例は、
たばこ85％、ヒドロキシプロピルセルロース９％、澱粉
3.5％からなるものである。
たばこ85％、ヒドロキシプロピルセルロース９％、澱粉
3.5％からなるものである。
別態様の好ましい装置では、第１図に示すサイジング
ダイ（18）と支持部材（19）と冷却装置のヘッド（20）
とサクションバンド（21）とが、第２図の付号（32）で
示される延伸装置に置き換えられる。
ダイ（18）と支持部材（19）と冷却装置のヘッド（20）
とサクションバンド（21）とが、第２図の付号（32）で
示される延伸装置に置き換えられる。
延伸装置（32）はキャビネット（33）を備え、図示し
ていないがその内部に駆動装置と循環水冷装置が収容さ
れている。キャビネット（33）には互いに離れた二つの
延伸ドラム（34）及び（35）が取付けられている。ドラ
ム（34）及び（35）は、例えばその直径がそれぞれ60cm
であって、前述した駆動装置により矢印の方向に同じ周
速で回転される。
ていないがその内部に駆動装置と循環水冷装置が収容さ
れている。キャビネット（33）には互いに離れた二つの
延伸ドラム（34）及び（35）が取付けられている。ドラ
ム（34）及び（35）は、例えばその直径がそれぞれ60cm
であって、前述した駆動装置により矢印の方向に同じ周
速で回転される。
ドラム（34）及び（35）のそれぞれには、その周囲に
多数の溝が設けられている。例えば、ドラム（34）には
12本の溝が設けられ、ドラム（35）には11本の溝が設け
られている。好ましくはこれらの溝は、第３図に示され
るような断面構造を有している。
多数の溝が設けられている。例えば、ドラム（34）には
12本の溝が設けられ、ドラム（35）には11本の溝が設け
られている。好ましくはこれらの溝は、第３図に示され
るような断面構造を有している。
前記した循環水冷装置はドラム（34）及び（35）内で
に冷却水を循環せしめ、これによりドラム表面の溝が冷
却される。
に冷却水を循環せしめ、これによりドラム表面の溝が冷
却される。
押出しダイ（16′）は図示の通り、ドラム（34）の一
番端の第１の周溝と直線上に並んでいる。同様に、第１
図に示したような付属装置が、ドラム（34）の第１周溝
から最も離れた周溝（これを最終溝という）と直線上に
並んでいる。
番端の第１の周溝と直線上に並んでいる。同様に、第１
図に示したような付属装置が、ドラム（34）の第１周溝
から最も離れた周溝（これを最終溝という）と直線上に
並んでいる。
この別態様の装置を運転するに際しては、ダイ（1
6′）から出るロッド状押出し品（36）が、ドラム（3
4）の第１周溝にまず導かれる。次いで押出し品はドラ
ム（35）の第１周溝に導かれる。そして、押出し品はド
ラム（35）からドラム（34）に戻り、第１周溝の隣の周
溝に導かれる。こうして押出し品はドラム（34）と（3
5）を交互に導かれる。
6′）から出るロッド状押出し品（36）が、ドラム（3
4）の第１周溝にまず導かれる。次いで押出し品はドラ
ム（35）の第１周溝に導かれる。そして、押出し品はド
ラム（35）からドラム（34）に戻り、第１周溝の隣の周
溝に導かれる。こうして押出し品はドラム（34）と（3
5）を交互に導かれる。
延伸ドラム（34）の最終溝を離れた押出し品（36）は
付属装置に送られ、ここで押出し品は前述した方法で巻
き紙で巻かれる。
付属装置に送られ、ここで押出し品は前述した方法で巻
き紙で巻かれる。
ドラム（34）及び（35）の周速は50〜120m/minの範囲
が適当である。
が適当である。
押出し品（36）が押出しダイ（16′）から延伸ドラム
（34）に送られる過程及びドラム（34）と（35）との間
を通過する過程で、押出し品は延伸されるが、延伸の大
部分はダイ（16′）とドラム（34）との間で起こる。
（34）に送られる過程及びドラム（34）と（35）との間
を通過する過程で、押出し品は延伸されるが、延伸の大
部分はダイ（16′）とドラム（34）との間で起こる。
押出し品（36）はドラム（34）及び（35）の周溝を通
る間に冷却されて収縮するので、ドラム（34）と（35）
との間でも、押出し品は延伸されるが、その収縮は長さ
方向のみならず、周方向にも生起する。周方向の収縮が
起こる場合には、ドラム（34）及び（35）の第１周溝
は、それ以降の周溝より大きい面積であることが好まし
い。
る間に冷却されて収縮するので、ドラム（34）と（35）
との間でも、押出し品は延伸されるが、その収縮は長さ
方向のみならず、周方向にも生起する。周方向の収縮が
起こる場合には、ドラム（34）及び（35）の第１周溝
は、それ以降の周溝より大きい面積であることが好まし
い。
第３図から明らかな通り、ドラム（34）と（35）の周
溝は内部に半円形部分を有し、これにより押出し品の形
付けが行われる。ここで留意すべきことは、押出し品の
一方の側面ドラム（34）の溝に接触し、他方の側面ドラ
ム（35）の溝に接触することである。
溝は内部に半円形部分を有し、これにより押出し品の形
付けが行われる。ここで留意すべきことは、押出し品の
一方の側面ドラム（34）の溝に接触し、他方の側面ドラ
ム（35）の溝に接触することである。
つまり、延伸装置（32）は押出し品に関して、延伸、
冷却及び形付けの三つの作用を果たすのである。装置
（32）はこれらの作用を簡単かつ有効に見事に遂行す
る。
冷却及び形付けの三つの作用を果たすのである。装置
（32）はこれらの作用を簡単かつ有効に見事に遂行す
る。
第２図に示す態様で注意すべきことは、ダイ（16′）
とドラム（34）の間及びドラム（34）と付属装置の間
に、押出し品を支える支持部材が存在しないことであ
る。
とドラム（34）の間及びドラム（34）と付属装置の間
に、押出し品を支える支持部材が存在しないことであ
る。
第１図は本発明の喫煙物ロッド製造装置装置を示す説明
図であり、第２図は本発明の別の延伸装置を示す説明図
であり、第３図は第２図に示した装置の延伸ドラム溝の
断面図である。 4:ミキサー、6:押出し機 9:押出し機バレル、10:水タンク 13:グリセロールタンク 16,16′：押出しダイ、17:押出し品 18:サイジングダイ、19:支持部材 20:冷却装置のヘッド、21:サクションバンド 22:付属装置、23:サクションボックス 24:巻き紙ウェブ、27:エンドレステープ 28:接着剤塗布装置、30:カッター 29:紙が巻かれたロッド 32:延伸装置、34,35:延伸ドラム
図であり、第２図は本発明の別の延伸装置を示す説明図
であり、第３図は第２図に示した装置の延伸ドラム溝の
断面図である。 4:ミキサー、6:押出し機 9:押出し機バレル、10:水タンク 13:グリセロールタンク 16,16′：押出しダイ、17:押出し品 18:サイジングダイ、19:支持部材 20:冷却装置のヘッド、21:サクションバンド 22:付属装置、23:サクションボックス 24:巻き紙ウェブ、27:エンドレステープ 28:接着剤塗布装置、30:カッター 29:紙が巻かれたロッド 32:延伸装置、34,35:延伸ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・デヴィッド・ケース イギリス国、ハンプシャー、サザンプト ン、バセット、レッドヒル・クレセント 18 (72)発明者 スティーブン・ロス・ヘムズリー イギリス国、ハンプシャー、ラムジー、 ミドルブリッジ・ストリート 87 (56)参考文献 特開 昭63−248379（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−137666（ＪＰ，Ａ) 特公 昭58−4543（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A24B 15/14 A24B 15/30 A24B 3/14
Claims (5)
- 【請求項１】粒状たばことバインダーとの混合物に水を
加え、押出し品の断面積が押出しダイの孔口の断面積よ
り大きくなる条件で、前記の混合物を押出してロッド状
の押出し品とし、この押出し品を塑性状態で延伸するこ
とを包含する喫煙物ロッドの製造法において、該押出し
品が、該押出し品を最初の回転延伸ドラムに導いた後、
次いで別の回転延伸ドラムに導くことにより延伸され、
これらの二つのドラムの各々が、その周囲に該押出し品
を収容する複数の溝を有し、該溝が、該押出し品が通過
する際に該押出し品を形付けするために設けられ、該押
出し品が、少なくとも1.5/1の延伸比で延伸されること
により、軸方向に延ばされた形状の多孔質構造を有する
一体的なロッドに形成されることを特徴とする喫煙物ロ
ッドの製造法。 - 【請求項２】延伸された押出し品を付属装置に通してこ
れに巻き紙を巻きつける請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】前記の混合物が澱粉を含有する請求項１又
は２に記載の方法。 - 【請求項４】喫煙物ロッドが、軸方向に延伸された形状
の多孔質構造を有し、かつその周囲が巻紙で包まれてい
る請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項５】粒状たばことバインダーとの混合物に水を
加え、押出し品の断面積が押出しダイの孔口の断面積よ
り大きくなる条件で、前記の混合物を押出してロッド状
の押出し品とし、この押出し品を塑性状態で延伸するこ
とを包含する喫煙物ロッドの製造法において、該押出し
品の延伸によって軸方向に延ばされた形状の多孔質構造
を有する一体的なロッドとし、延伸比が少なくとも1.5/
1であり、該押出し品を、サクションバンドを介した吸
引作用により延伸することにより、押出し品が、サクシ
ョンバンドから容易に離れる程度にサクションバンドに
付着し、サクションバンドによって押出し品がサイジン
グダイを通過することを特徴とする喫煙物ロッドの製造
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB898914508A GB8914508D0 (en) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | Improvements relating to the making of smoking articles |
| GB8914508.0 | 1989-06-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0367576A JPH0367576A (ja) | 1991-03-22 |
| JP3084387B2 true JP3084387B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=10658982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02165522A Expired - Fee Related JP3084387B2 (ja) | 1989-06-23 | 1990-06-22 | 契煙物品の改良された製造法 |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5072744A (ja) |
| EP (1) | EP0404579B1 (ja) |
| JP (1) | JP3084387B2 (ja) |
| AT (1) | ATE104115T1 (ja) |
| AU (1) | AU635750B2 (ja) |
| CA (1) | CA2019680C (ja) |
| DE (2) | DE69008049D1 (ja) |
| DK (1) | DK0404579T3 (ja) |
| ES (1) | ES2050953T3 (ja) |
| GB (1) | GB8914508D0 (ja) |
| IE (1) | IE62147B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9126828D0 (en) * | 1991-12-18 | 1992-02-19 | British American Tobacco Co | Improvements relating to smoking articles |
| GB9210471D0 (en) * | 1992-05-15 | 1992-07-01 | British American Tobacco Co | Improvements relating to tobacco reconstitution |
| GB9210473D0 (en) * | 1992-05-15 | 1992-07-01 | British American Tobacco Co | Improvements relating to tobacco reconstitution |
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| US20130125904A1 (en) | 2011-11-18 | 2013-05-23 | R.J. Reynolds Tobacco Company | Smokeless tobacco product comprising pectin component |
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