JP3083694U - ライター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ライター体を装着したライター被覆体を机天
板等の偏平状面へ置いた際に短時間ライター被覆体が揺
動するようにしたライターの提供。 【構成】 合成樹脂材又は金属材等の素材を用いて机天
板等の偏平状面１へ載置する底部面部２を有するライタ
ー被覆体３を形成し、且つライター被覆体３にはライタ
ー着火部４とライターガス収納部５を備えたライター体
６をライター着火部４が露出して着脱自在に嵌合するこ
とができる嵌合凹部７を設け、更に嵌合凹部７の奥部先
端に重り部８を設けると共に底部面部２の表面を湾曲し
た円弧状に形成し、又更にライター被覆体３の表面に文
字、記号等の模様部９を設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ライター体に着脱自在に装着するライター被覆体に設けると共に ライター体を装着したライター被覆体を机天板等の偏平状面へ置いた際に小時間 ライター被覆体が揺動するようにしたライターに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来よりライターに於いて図９に図示したように一般に市販されているライタ ー部材２３の基部に被覆品体２０を着脱自在に装着してライター部材２３に変化 を持たせるようにしたもの、又被覆品体２０の表面に会社名、その他広告等の模 様面部２１を設けたシール２２を貼着して贈答品として顧客に配布して広告の効 果を助長するようにしたものは知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする問題点】

ところで、従来の図９に図示した一般に市販されているライター部材２３の基 部に被覆品体２０を着脱自在に装着してライター部材２３に変化を持たせるよう にしたもの、又被覆品体２０の表面に会社名、その他広告等の模様面部２１を設 けたシール２２を貼着して贈答品として顧客に配布して広告の効果を助長するよ うにしたものは使用者に直ぐ飽きられて被覆品体２０をライター部材２３に装着 することなく捨てられ、よって贈答品として顧客に配布して広告の効果を持続助 長することが少ない等の欠点があった。

【０００４】 この考案は上記の問題点を解決したものであつて、ライター体を装着したライ ター被覆体を机天板等の偏平状面へ置いた際に短時間ライター被覆体がライター 体と共に揺動するようにしたので使用者は揺動による変化を楽しみライター被覆 体の使用が長期に亘り使用者に飽きられるようなことがなく、更に贈答品として 顧客に配布して広告の効果を持続助長するものでライター被覆体の利用価値を低 減するようなことがなく使用上極めて好適なライターを提供することを目的とし たものである。

【０００５】

【問題点を解決するための手段】

上記の目的を達成するためにこの考案は、合成樹脂材又は金属材等の素材を用 いて机天板等の偏平状面１へ載置する底部面部２を有するライター被覆体３を形 成し、且つライター被覆体３にはライター着火部４とライターガス収納部５を備 えたライター体６をライター着火部４が露出して着脱自在に嵌合することができ る嵌合凹部７を設け、更に嵌合凹部７の奥部先端に重り部８を設けると共に底部 面部２の表面を湾曲した円弧状に形成し、又更にライター被覆体３の表面に文字 、記号等の模様部９を設けたものである。

【０００６】

【実施例】

以下図面についてこの考案を説明すると、合成樹脂材又は金属材等の素材を用 いて机天板等の偏平状面１へ載置する底部面部２を有するライター被覆体３を形 成したものである。

【０００７】 又、ライター被覆体３にはライター着火部４とライターガス収納部５を備えた ライター体６をライター着火部４が露出して着脱自在に嵌合することができる嵌 合凹部７を設けたものである。

【０００８】 又、嵌合凹部７の奥部先端に重り部８を設けると共に底部面部２の表面を湾曲 した円弧状に形成したものである。

【０００９】 又、ライター被覆体３の表面に文字、記号等の模様部９を設けたものであるが 、この模様部９は合成樹脂材又は金属材等の素材を用いての成型時に凸出又は凹 出するか、模様を表示したシールを貼着して形成したものである。

【００１０】 又、図１〜図５に記載のライター被覆体３は小型に形成され、携帯することが できるものとして好都合である。

【００１１】 又、図６〜図８に記載のライター被覆体３は下被覆体１０と上被覆体１１とに 分割され、下被覆体１０に設けた下嵌合部１２と上被覆体１１に設けた上嵌合部 １３とが着脱自在に接離すると共に下被覆体１０と上被覆体１１とは中空状の大 型で軽量に形成され、たばこに着火するときはライター被覆体３を持ち上げ、常 時は置物とするに好都合である。

【００１２】

【考案の作用効果】

この考案は以上のような構成であり、ライター体６にライター被覆体３を着脱 自在に装着したものでライター被覆体３は合成樹脂材又は金属材等の素材を用い て形成したものであり、一般に市販されているライター体６に図示したようにラ イター被覆体３を被覆することによって携帯するライター又は置物としてのライ ターの美的商品価値を高め、更にライター被覆体３に設けた模様部９を広告等に 使用することでライターを贈答品として使用できるものである。

【００１３】 又ライター被覆体３にはライター着火部４とライターガス収納部５を備えたラ イター体６をライター着火部４が露出して着脱自在に嵌合することができる嵌合 凹部７を設け、更に嵌合凹部７の奥部先端に重り部８を設けると共に底部面部２ の表面を湾曲した円弧状に形成したことによってライター体６を装着したライタ ー被覆体３を机天板等の偏平状面１へ置いた際に短時間ライター被覆体３がライ ター体６と共に揺動するようにしたので使用者は揺動による変化を楽しみライタ ー被覆体３の使用が長期に亘り使用者に飽きられるようなことがなく、使用上極 めて好都合である。

【００１４】 又ライター体６には使用に応じて充満したライターガス液が減少するライター ガス収納部５を備えたことで、ライターガス収納部５にライターガス液が一杯に 入っている時と使用によってライターガス液が少なくなった時ではライター体６ を備えたライター被覆体３の重心点が変化して揺動量に変化を来すものであり、 使用者はその変化を更に楽しむことができるものである。

【００１５】 以上のように、揺動することで目立ち宣伝効果が大きい、ライター体６を取り 替えることで長期間使用できるので宣伝効果が永続する、たばこへの着火操作を 行う際に机上等に寝かせて置いてあるライターに比べて掴みやすい、紛失しずら い、ライター被覆体３に畜光・蛍光効果を付加することで目立ちやすくなる、ラ イター被覆体３の底部面部２の表面を湾曲した円弧状に形成したことで掴んだ時 に手に馴染みやすい、又構造が簡単で大量生産に適し安価に提供できる等の幾多 の実用的効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の第１実施例の正面図である。

【図２】この考案の第１実施例の上面図である。

【図３】図２に於けるＡ−Ａ縦断面図である。

【図４】図２に於けるＢ−Ｂ縦断面図である。

【図５】この考案の第１実施例に於けるライター被覆体
とライター体とを分離した分解図である。

【図６】この考案の第２実施例の正面図である。

【図７】この考案の第２実施例の上面図である。

【図８】この考案の第２実施例に於けるライター被覆体
の上被覆体と下被覆体とを分離した分解図である。

【図９】従来例の斜視図である。

【符号の説明】

１ 偏平状面 ２ 底部面部 ３ ライター被覆体 ４ ライター着火部 ５ ライターガス収納部 ６ ライター体 ７ 嵌合凹部 ８ 重り部 ９ 模様部 １０ 下被覆体 １１ 上被覆体 １２ 下嵌合部 １３ 上嵌合部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 合成樹脂材又は金属材等の素材を用いて
   机天板等の偏平状面１へ載置する底部面部２を有するラ
   イター被覆体３を形成し、且つライター被覆体３にはラ
   イター着火部４とライターガス収納部５を備えたライタ
   ー体６をライター着火部４が露出して着脱自在に嵌合す
   ることができる嵌合凹部７を設け、更に嵌合凹部７の奥
   部先端に重り部８を設けると共に底部面部２の表面を湾
   曲した円弧状に形成し、又更にライター被覆体３の表面
   に文字、記号等の模様部９を設けたことを特徴とするラ
   イター。