JP3083691U - ブラジャーサポートフレーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り外し式にブラジャーに設置されてサポー
トと寄せる機能を増加するブラジャーサポートフレーム
の提供。 【解決手段】 織物で製造した二つのカップの織物の中
間層内に設けられたパッドの底縁の織物に、それぞれ対
称な円弧形収容管道が設けられ、二つの収容管道の外側
端が密封され、内側端に開口端が設けられ、各一つの開
口端に係止溝が設けられ、開口端より円弧形弾性サポー
トフレームが収容管道に挿入され、該弾性サポートフレ
ームの末端に凸係止部が設けられ、サポートフレームが
収容管道に挿入された後に、該凸係止部が開口端の係止
溝内に係止され、弾性サポートフレームがブラジャーの
二つのカップの底縁に結合されるか、或いは使用者の必
要に応じて随時弾性サポートフレームが取り外される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のブラジャーサポートフレームに係り、特に、着脱式にブラジャ ーに結合されて、ブラジャーのサポート力と寄せる効果を高める機能を有するブ ラジャーサポートフレームに関する。

【０００２】

【従来の技術】

スタイルを改変して胸部の曲線を更に優美に突出させようとする女性に対して 、巷には多くの異なる豊胸の方法が提供されている。最もよく見られるのは豊胸 の運動、或いは内部に充填物を埋め込む豊胸手術がある。ただし豊胸運動はプロ の指導を必要とし、飲食習慣を改変する必要があり、且つ長時間調整することが 必要であり、忍耐力のない現代人にとってその効果は明らかでなく、別に豊胸手 術は即刻効果が見えるとはいえ、しかしその不確定な後遺症は身体と心理上の問 題をもたらす恐れがあり、不適合である場合もある。

【０００３】 最近市場には補正下着が販売され、着用後に乳房部の曲線を改変できる。この 方法は便利で、安全であり、明らかに胸部を突出させる長所がある。しかし、こ のような補正下着のほとんどは、ブラジャー内部に弾性金属ワイヤが固定される か、弾性バンド等の圧力手段により、緊密に圧迫する方式で乳房を押し上げ、突 出した胸部曲線を作り上げる。このため、実際にこのような補正下着を着用する と極めて快適でなく、長時間着用すると肌の表面が傷ついたり、接触し押圧され た部分の血液の循環が不良となる後遺症が発生した。並びにこのような補正下着 内部の弾性金属ワイヤ等は、使用の必要に応じて任意に取り外すことができない ため、相当なトラブルを形成し、例えば、洗濯に不便である問題を形成した。

【０００４】 このことから、新規なブラジャーサポートフレームを提供して周知の技術の欠 点を解決することが求められている。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、一種のブラジャーサポートフレームを提供することに あり、該ブラジャーサポートフレームは着脱可能にブラジャーに結合され、必要 に応じてブラジャーに組み合わされるか、或いはブラジャーより取り外され、創 作性を有するものとする。

【０００６】 本考案のもう一つの目的は、一種のブラジャーサポートフレームを提供するこ とにあり、それはブラジャーのカップの底縁にサポートフレームの収容空間が設 けられ、該収容空間の開口端に係止装置が設けられて、一つの弾性サポートフレ ームが着脱式にブラジャーに結合され、上述の目的を達成する。

【０００７】 本考案によると、最良の実施例において、ブラジャーサポートフレームは弾性 材料で、ちょうどブラジャーの二つのカップの底縁に組み合わされる円弧形に形 成され、各一つのサポートフレームがブラジャーのカップの底縁に設けられた収 容空間中に挿入され、ブラジャーのカップの乳房に対するサポートと寄せる機能 をさらに明確となす。

【０００８】 本考案のさらに一つの目的は、一種のブラジャーサポートフレームを提供する ことにあり、それは着脱式の設計とされ、ブラジャーサポートフレームをブラジ ャーに組み合わせて補正型ブラジャーとするか、或いは取り外して洗浄でき、適 用性を有するものとする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、織物で製造された二つのカップと、二つのカップ部分の織 物の中間層内に設けられたパッドを具えたブラジャーに着脱自在に設置されるブ ラジャーのサポートフレームにおいて、 二つの上記パッドの底縁の織物に対称に円弧形の収容管道が設けられ、二つの 収容管道の外側端が密閉され、内側端が開口端戸され、各開口端に一つの係止溝 が設けられ、開口端より円弧形の弾性サポートフレームが該収容管道内に挿入さ れ、該弾性サポートフレームがブラジャーの二つのカップの底縁に結合されるか 、使用者が必要により随時サポートフレームを取り外すことを特徴とする、ブラ ジャーサポートフレームとしている。 請求項２の考案は、前記サポートフレームの末端に凸係止部が設けられ、サポ ートフレームが収容管道に挿入された後に、該凸係止部が開口端の係止溝に係合 することを特徴とする、請求項１に記載のブラジャーサポートフレームとしてい る。 請求項３の考案は、前記サポートフレームが弾性材料で円弧形に形成され、緊 密に収容管道中に挿入されることを特徴とする、請求項１に記載のブラジャーサ ポートフレームとしている。

【００１０】

【考案の実施の形態】

図１、２に示されるように、本考案のブラジャーのサポートフレーム２０は着 脱式にブラジャー１０に取り付けられてブラジャーのサポートと寄せる機能を増 加する。

【００１１】 上述のブラジャー１０は少なくとも、織物１１で製造された二つのカップと、 二つのカップ部分の織物の中間層内に設けられたパッド１２を具えている。その うち、二つのパッド１２の底縁に位置する織物１１に、それぞれ対称な円弧形の 収容管道１３が設けられている。

【００１２】 図１及び図２に示されるように、パッド１２の底縁の上述の二つの円弧形の収 容管道１３のうち、二つの収容管道１３の外側端は密閉され、二つの収容管道１ ３の内側端は開口端とされ、開口端に係止溝１４が設けられている。

【００１３】 上述のサポートフレーム２０は、該開口端より収容管道１３内部に挿入され、 並びにちょうど緊密に該収容管道１３内に収容される。該サポートフレーム２０ は、サポートフレーム２０の末端に位置する凸係止部２１を具え、サポートフレ ーム２０が収容管道１３に挿入された後に、ちょうど該凸係止部２１が収容管道 １３の開口端に設けられた係止溝１４に係合し、これによりサポートフレーム２ ０がブラジャーの二つのカップの底縁の織物内部に結合されるか、或いは使用者 の必要により、随時このサポートフレーム２０がブラジャー１０より取り外され る。

【００１４】 以上に述べたように、最良の実施例中にあって、該サポートフレーム２０は弾 性材料を円弧形に形成してなり、図２に示されるように、該サポートフレーム２ ０はちょうどブラジャーの二つのカップの底縁の円弧曲線に組み合わされ、また 、各一つのサポートフレーム２０が緊密に収容管道１３内に収容され、これによ りブラジャーのカップの乳房に対するサポートと寄せる機能が更に明らかとなる 。

【００１５】 上述の凸係止部２１の係止溝１４との係合の良好な実施例は、図４に示される ようである。この実施例にあって、該凸係止部２１はその結合端面に、凸出端２ ２を具え、該凸出端２２が緊密に係止溝１４の孔内に挿入され、サポートフレー ム２０を位置決めするか、或いは凸出端２２が係止溝１４より抜き取られて、サ ポートフレーム２０が収容管道１３より引き出される。

【００１６】

【考案の効果】

本考案のブラジャーのサポートフレームの設計は従来の技術にはないものであ り、特に、弾性材料を使用して円弧形に形成された弾性サポートフレームが、ブ ラジャーの二つのカップの底縁の円弧形曲線に組み合わされ、該サポートフレー ムが緊密に収容管道中に収容されて、ブラジャーの調整の機能を達成する。この ほか、着脱式に組み合わされる設計により、必要時に該サポートフレームを着脱 でき、所定の目的を達成する。

【００１７】 総合すると、本考案は確実に創作性を有し、改良性、進歩性及び明らかな機能 の増進を有し、実用新案登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図であり、本考案のサポートフレ
ームの収容空間の関係位置を示す。

【図２】本考案のサポートフレームを一方のカップの底
縁に取り付けた状態を示す外観表示図である。

【図３】図２の部分拡大図であり、サポートフレーム末
端の凸係止部と収容空間の開口端の係止溝を示す。

【図４】本考案のサポートフレーム末端の凸係止部と係
止溝の係合の実施例断面図である。

【符号の説明】

１０ ブラジャー １１ 織物 １２ パッド １３ 収容管道 １４ 係止溝 ２０ サポートフレーム ２１ 凸係止部 ２２ 凸出端

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 織物で製造された二つのカップと、二つ
   のカップ部分の織物の中間層内に設けられたパッドを具
   えたブラジャーに着脱自在に設置されるブラジャーのサ
   ポートフレームにおいて、 二つの上記パッドの底縁の織物に対称に円弧形の収容管
   道が設けられ、二つの収容管道の外側端が密閉され、内
   側端が開口端戸され、各開口端に一つの係止溝が設けら
   れ、開口端より円弧形の弾性サポートフレームが該収容
   管道内に挿入され、該弾性サポートフレームがブラジャ
   ーの二つのカップの底縁に結合されるか、使用者が必要
   により随時サポートフレームを取り外すことを特徴とす
   る、ブラジャーサポートフレーム。
2. 【請求項２】 前記サポートフレームの末端に凸係止部
   が設けられ、サポートフレームが収容管道に挿入された
   後に、該凸係止部が開口端の係止溝に係合することを特
   徴とする、請求項１に記載のブラジャーサポートフレー
   ム。
3. 【請求項３】 前記サポートフレームが弾性材料で円弧
   形に形成され、緊密に収容管道中に挿入されることを特
   徴とする、請求項１に記載のブラジャーサポートフレー
   ム。