JP3083126B2 - プログラマブル論理チップおよびマルチチップシステム - Google Patents

プログラマブル論理チップおよびマルチチップシステム

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JP3083126B2
JP3083126B2 JP05016326A JP1632693A JP3083126B2 JP 3083126 B2 JP3083126 B2 JP 3083126B2 JP 05016326 A JP05016326 A JP 05016326A JP 1632693 A JP1632693 A JP 1632693A JP 3083126 B2 JP3083126 B2 JP 3083126B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブル論理チ
ップ、特にマルチチップシステムを構成する場合の遅延
量の増加や、チップ間配線のために使われる配線要素の
増加を抑えるようにしたプログラマブル論理チップの構
成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラマブル論理チップの構成
例を図10に示す。図10において、1はプログラマブ
ル論理ブロック、2はプログラマブル配線領域、3は入
出力回路、101は論理・配線ブロックである。この従
来のプログラマブル論理チップは、プログラマブル論理
ブロック1に所定の論理をプログラミングし、プログラ
マブル配線領域2を用いて、論理・配線ブロック101
内のプログラマブル論理ブロック1間を配線することに
よって必要とする機能を実現している。さらに、プログ
ラマブル配線領域2で入出力回路3と内部の配線とを接
続するようにプログラミングすることによってチップ外
部との信号の入出力を行うものである。このようなプロ
グラマブル論理チップは、例えば、ザイリンクス社「プ
ログラマブル ゲートアレイ データブック」(大倉商事株
式会社 1991.3)に記載されている。
【0003】このようなプログラマブル論理チップを用
いて大規模なシステムを構築するためには、1つのプロ
グラマブル論理チップ内に構成できる論理回路の規模が
限られるため、複数のプログラマブル論理チップを用い
てマルチチップシステムを構成していた。
【0004】図15にマルチチップシステムの例を示
す。図15において、11はプログラマブル論理チッ
プ、12はチップ間配線、13はマルチチップシステム
の入出力である。次に、このマルチチップシステム上に
おける回路の構成方法について説明する。今、図15に
示したマルチチップシステム上に図11(a)のブロッ
ク図に示すような回路を構成する場合を考える。この回
路の各ブロックをそれぞれマルチチップシステム上のプ
ログラマブル論理チップに対応させ、図11(b)のよ
うにマルチチップシステム上にマッピングする。このと
き、チップAからチップCへ信号を直接渡すことができ
ないため、チップBの内部を通して信号を渡すことにな
る。
【0005】図12にチップB内のプログラミング例を
示す。図12において、1−1、1−2はプログラマブ
ル論理ブロック、3−1〜3−4は入出力回路、7−1
〜7−4は入出力ライン、8−1〜8−12はライン接
続スイッチ、9−1〜9−8は内部接続ラインである。
ここで入出力回路3−1および3−3はチップAへ、入
出力回路3−2および3−4はチップCへそれぞれ接続
されているとする。
【0006】まず、チップAからチップCへの直接の接
続信号について説明する。入出力回路3−1から入力し
た信号は入出力ライン7−1を通ってライン接続スイッ
チ8−1へ到達する。ここでライン接続スイッチ8−
1、8−11、8−12、8−2を予め接続状態にプロ
グラミングしておくと、入力信号はライン接続スイッチ
8−1、内部接続ライン9−6、ライン接続スイッチ8
−11、内部接続ライン9−7、ライン接続スイッチ8
−12、内部接続ライン9−8、ライン接続スイッチ8
−2および入出力ライン7−2を通って入出力回路3−
2に到達し、そこからチップCに出力される。
【0007】次に、チップB内で信号が処理される場合
について説明する。入出力回路3−3から入力された信
号は入出力ライン7−3を通ってライン接続スイッチ8
−3に到達する。ライン接続スイッチ8−3ないし8−
10を予め接続状態にプログラミングしておくと、入力
信号はライン接続スイッチ8−3、内部接続ライン9−
1、ライン接続スイッチ8−4を通ってプログラマブル
論理ブロック1−1に到達する。プログラマブル論理ブ
ロック1−1で予めプログラミングされている処理が行
われた入力信号は、ライン接続スイッチ8−5、内部接
続ライン9−2、ライン接続スイッチ8−6、内部接続
ライン9−3、ライン接続スイッチ8−7、内部接続ラ
イン9−4、ライン接続スイッチ8−8を通ってプログ
ラマブル論理ブロック1−2に到達する。再びプログラ
マブル論理ブロック1−2で予めプログラミングされて
いる処理が行われた入力信号はライン接続スイッチ8−
9、内部接続ライン9−5、ライン接続スイッチ8−1
0、入出力ライン7−4を通って入出力回路3−4に到
達し、そこからチップCに出力される。
【0008】次に、ライン接続スイッチの構成を説明す
る。図13にライン接続スイッチの構成を示す。図13
において、50−1、50−2は配線ライン、51はパ
ストランジスタ、52はコントロールメモリである。コ
ントロールメモリ52に予め1または0のデータを設定
しておくことにより、パストランジスタ51のオン、オ
フを制御するようにしている。パストランジスタ51が
オンの場合、配線ライン50−1と配線ライン50−2
は同電位となり接続される。この場合、信号はパストラ
ンジスタ51内を通過することになり遅延が生じる。一
方、パストランジスタ51がオフの場合、配線ライン5
0−1と配線ライン50−2は接続されない。
【0009】次に、従来のプログラマブル論理チップに
おける入出力回路の構成について説明する。従来のプロ
グラマブル論理チップにおいては、内部処理の遅延の影
響を吸収するため、入出力回路にラッチ機能を持たせる
ことができるような構成を採用している。従来のプログ
ラマブル論理チップにおける入出力回路の構成例を図1
4に示す。図14において、107は入出力回路、10
1は論理・配線ブロック、21は入出力端子、22は入
力バッファ、23は出力バッファ、26はD型フリップ
フロップ、27はデータセレクタ、28および29はス
リーステートバッファ、31は制御メモリである。
【0010】図14に示された入出力回路107の動作
を説明する。先ず、この回路を入力回路として使用する
場合について説明する。入出力端子21から入力された
データは入力バッファ22を通ってD型フリップフロッ
プ26およびデータセレクタ27に入力される。ここ
で、予め、データセレクタ27の動作を制御するための
制御メモリ31の内容を、データを遅延させない場合に
は入力バッファ22からのデータを選択するように、ま
たデータを遅延させる場合にはD型フリップフロップ2
6からの信号を選択するようにプログラミングしてお
く。データセレクタ27によって選択されたデータはス
リーステートバッファ29を通って論理・配線ブロック
101に入力される。
【0011】次に、この回路を出力回路として使用する
場合について説明する。論理・配線ブロック101から
の出力信号はスリーステートバッファ28を通ってD型
フリップフロップ26およびデータセレクタ27に入力
される。ここで、予め、データセレクタ27の動作を制
御するための制御メモリ31の内容を、データを遅延さ
せない場合にはスリーステートバッファ28からのデー
タを選択するように、またデータを遅延させる場合には
D型フリップフロップ26からの信号を選択するように
プログラミングしておく。データセレクタ27によって
選択されたデータは出力バッファ23を通って入出力端
子21からチップ外へ出力される。
【0012】このような構成になっているので、遅延さ
せない場合にも入出力回路107内での遅延量は、入力
回路として使用する場合には入力バッファ22の遅延量
とデータセレクタ27の遅延量とスリーステートバッフ
ァ29の遅延量の総和になり、出力回路として使用する
場合にはスリーステートバッファ28とデータセレクタ
27の遅延量と出力バッファ23の遅延量の総和にな
る。
【0013】このように、マルチチップシステムを構成
するためには、プログラマブル論理チップを、本来の処
理のための論理回路構成として使用する以外にプログラ
マブル論理チップ間の配線要素として使用する必要があ
る。従来のプログラマブル論理チップにおいては、チッ
プ内部の論理・配線ブロック内の配線要素はもともと論
理・配線ブロック内のプログラマブル論理ブロック相互
間の接続のために用意されているので、長距離の信号の
伝播のためには、内部接続ラインとライン接続スイッチ
を多段に組み合わせて実現したり、長距離の信号の伝播
のために別個に用意されたロングラインを用いる。しか
し、ロングラインはマルチファンアウトに対応するため
のバッファを含んでいたり、多数のスイッチを負荷とし
ているため遅延が大きくなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のプ
ログラマブル論理チップはマルチチップシステムを構成
した場合に、通過するライン接続スイッチが多くなった
り、遅延が大きい配線を使用したりして遅延量が増加す
るという問題があった。またチップ間配線のために論理
・配線ブロック内の配線要素が使われてしまい内部の論
理を構成するために使える配線要素が減少してしまうこ
とや、さらにチップ間配線を考慮しながら論理・配線ブ
ロック内の配置・配線を行わなければならないので設計
の際にCAD(コンピュータ支援による設計)の負担が
大きくなるという問題があった。
【0015】さらに、従来のプログラマブル論理チップ
においては、入出力回路内にデータ保持機構(D型フリ
ップフロップ)とそれを選択するためのセレクタが含ま
れているため、マルチチップシステムを構成する場合、
チップ間の配線もこの入出力回路内部のセレクタを通過
することになり、遅延量が大きくなるという問題があっ
た。
【0016】本発明においては、従来のプログラマブル
論理チップの問題点であるマルチチップシステムを構成
する場合の遅延量の増加や、チップ間配線のために使わ
れる配線要素の増加を抑えたプログラマブル論理チップ
を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、内部の配線をプログラミングすることに
よって所望の機能を持たせるプログラマブル論理チップ
において、外部に対して信号を入出力する複数の入出力
回路と、信号の論理演算機能やデータの保持機能を有し
ていて、これらの複数の機能の相互間の接続を行う論理
・配線ブロックと、入出力回路と論理・配線ブロック
間、または入出力回路相互間を1対1または1対nに接
続するプログラマブル配線領域とを有したものである。
また、複数のデータ保持回路を、従来のように入出力回
路には持たせず、プログラマブル配線領域と論理・配線
ブロックとの間に設けている。さらに、上記複数のデー
タ保持回路間を相互に接続する接続回路を設けている。
【0018】
【作用】本発明は、内部の配線をプログラミングするこ
とによって所望の機能を持たせるプログラマブル論理チ
ップにおいて、外部に対して信号を入出力する複数の入
出力回路と、信号の論理演算機能やデータの保持機能を
有していて、これらの複数の機能の相互間の接続を行う
論理・配線ブロックと、入出力回路と論理・配線ブロッ
ク間、または入出力回路相互間を1対1または1対nに
接続するプログラマブル配線領域とを有することによ
り、マルチチップシステムを構成した場合の遅延量の増
加や、チップ間配線のために使われる配線要素の増加を
抑えることが可能となる。さらに、入出力回路内のデー
タ保持機構を入出力回路から分離して構成することによ
り、チップ間配線が通過する入出力回路の遅延を低く抑
えることができ、マルチチップシステムを構成した場合
のチップ間配線の遅延量を小さく抑えることが可能とな
る。
【0019】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1に示す。図1に
おいて、1はプログラマブル論理ブロック、2はプログ
ラマブル配線領域、3は入出力回路、4はチップ間接続
ライン、5および6はライン接続スイッチ、101は論
理・配線ブロック、102はチップ間プログラマブル配
線領域である。
【0020】次に、図1の構成を説明する。従来のプロ
グラマブル論理チップと同様にプログラマブル論理ブロ
ック1に所定の論理をプログラミングし、プログラマブ
ル配線領域2を用いて、論理・配線ブロック101内の
プログラマブル論理ブロック間を配線することによって
チップ内部で必要とする機能を実現する。さらに、入出
力回路3と内部の配線とをプログラマブル配線領域2で
適当に接続するようにプログラミングすることによって
チップ外部の信号の入出力が可能である。一方、チップ
間のプログラマブル配線領域102を用いて入出力回路
間を接続する。
【0021】次に、本実施例でマルチチップシステムを
構成する場合について説明する。今、図15に示すマル
チチップシステム上で、図11(a)のブロック図に示
すような回路を構成するとする。この回路の各ブロック
をそれぞれマルチチップシステム上のプログラマブル論
理チップに対応させ、図11(b)のようにマルチチッ
プシステム上にマッピングする。このとき、チップAか
らチップCへは信号を直接渡すことができないのでチッ
プBの内部を通して信号を渡すことになる。図2に本実
施例のチップB内のプログラミング例を示す。図2にお
いて、1−1、1−2はプログラマブル論理ブロック、
3−1ないし3−4は入出力回路、4−1、4−2はチ
ップ間接続ライン、6−1ないし6−4、および、8−
1ないし8−10はライン接続スイッチ、7−1ないし
7−4は入出力ライン、9−1ないし9−5は内部接続
ラインである。ここで入出力回路3−1および3−3は
チップAへ、入出力回路3−2および3−4はチップC
へ接続されているとする。
【0022】先ず、チップAからチップCへの直接の接
続信号について説明する。入出力回路3−1から入力さ
れた信号は入出力ライン7−1を通ってライン接続スイ
ッチ6−1へ到達する。ここで、予めライン接続スイッ
チ6−1および6−2を接続状態にプログラミングして
おくと、入出力ライン7−1とチップ間接続ライン4−
1、およびチップ間接続ライン4−1と入出力ライン7
−2とが接続され、入力信号はライン接続スイッチ6−
1、チップ間接続ライン4−1、ライン接続スイッチ6
−2、入出力ライン7−2を通って入出力回路3−2か
ら出力される。この場合、入力信号は入出力回路とライ
ン接続スイッチを2段だけ通過すればよく、遅延量を小
さく抑えられる。
【0023】次に、チップB内で処理される信号につい
て説明する。入出力回路3−3から入力した信号は入出
力ライン7−3を通ってライン接続スイッチ6−3に到
達する。。このとき、ライン接続スイッチ6−3は非接
続状態にしておき、入力信号がチップ間接続ライン4−
2にいくことを阻止する。ライン接続スイッチ8−3、
8−4を接続状態にプログラミングしておくと、入力信
号はライン接続スイッチ8−3、内部接続ライン9−
1、ライン接続スイッチ8−4を通ってプログラマブル
論理ブロック1−1に到達する。プログラマブル論理ブ
ロック1−1に到達した入力信号はそこで予めプログラ
ミングされている処理が行われる。
【0024】ここで、ライン接続スイッチ8−5、8−
6、8−7、8−8を接続状態にプログラミングしてお
くと、プログラマブル論理ブロック1−1で処理された
入力信号はライン接続スイッチ8−5、内部接続ライン
9−2、ライン接続スイッチ8−6、内部接続ライン9
−3、ライン接続スイッチ8−7、内部接続ライン9−
4、ライン接続スイッチ8ー8を通ってプログラマブル
論理ブロック1−2に到達し、そこで予めプログラミン
グされている処理が行われる。同様に、ライン接続スイ
ッチ8−9および8−10が接続状態、ライン接続スイ
ッチ6−4が非接続状態にプログラミングされている
と、プログラマブル論理ブロック1−2で処理された信
号はライン接続スイッチ8−9、内部接続ライン9−
5、ライン接続スイッチ8−10、入出力ライン7−4
を通って入出力回路3−4から出力される。この場合、
内部での処理に関しては遅延量は従来例と同等に実現可
能である。
【0025】次に、信号の分配について考える。図3
(a)のブロック図に示すような回路を図3(b)のよ
うにマルチチップシステム上に構成する。このときチッ
プAからチップBおよびチップCへの信号の分配はチッ
プB内で実現することになる。図4に、このときのチッ
プB内のプログラミング例を示す。図4において、1−
3および1−4はプログラマブル論理ブロック、3−1
〜3−4は入出力回路、4−1〜4−3はチップ間接続
ライン、6−1〜6−4および8−1〜8−10はライ
ン接続スイッチ、7−1〜7−4は入出力ライン、9−
1〜9−5は内部接続ラインである。
【0026】先ず、チップAからチップCへ分配される
信号について説明する。入出力回路3−1はチップA
に、入出力回路3−4はチップCに接続されているとす
る。入出力回路3−1から入力された信号は入出力ライ
ン7−1を通ってライン接続スイッチ6−1に到達す
る。ライン接続スイッチ6−1を接続状態にプログラミ
ングしておくと、入力信号はチップ間接続ライン4−1
を通ってライン接続スイッチ10−1に到達する。ライ
ン接続スイッチ10−1を接続状態にプログラミングし
ておくと、入力信号はチップ間接続ライン4−3、ライ
ン接続スイッチ6−4、入出力ライン7−4を通って入
出力回路3−4から出力される。この場合、入力信号は
入出力回路とライン接続スイッチを3段だけ通過すれば
よく、遅延量を小さく抑えることができる。
【0027】次に、チップB内で処理される信号につい
て説明する。入出力回路3−1から入力された信号は入
出力ライン7−1を通ってライン接続スイッチ8−1に
到達する。ライン接続スイッチ8−1〜8−8を予め接
続状態にプログラミングしておくと、入力信号は内部接
続ライン9−1、ライン接続スイッチ8−2を通ってプ
ログラマブル論理ブロック1−3に到達する。プログラ
マブル論理ブロック1−3において予めプログラミング
されている処理をされた入力信号はライン接続スイッチ
8−3、チップ内接続ライン9−2、ライン接続スイッ
チ8−4、チップ内接続ライン9−3、ライン接続スイ
ッチ8−5、チップ内接続ライン9−4、ライン接続ス
イッチ8−6を通って、プログラマブル論理ブロック1
−4に到達する。プログラマブル論理ブロック1−4に
おいて予めプログラミングされている処理をされた入力
信号はライン接続スイッチ8−7、チップ内接続ライン
9−5、ライン接続スイッチ8−8、入出力ライン7−
2に到達する。このとき。ライン接続スイッチ6−2を
非接続状態に予めプログラミングしておくと、入出力ラ
イン7ー2に到達した信号は入出力回路3−2から出力
される。
【0028】このような構成となっているため、マルチ
チップシステムを構成した場合に、チップ間の配線とな
る入出力端子から他の入出力端子への接続は、入出力回
路およびライン接続スイッチを必要最小限の段数だけ通
過すればよく、チップ間配線の遅延量を小さく抑えるこ
とができる。また、チップ間配線接続ラインはチップ間
の接続専用ラインであり、論理・配線ブロック内のロン
グラインのようにマルチファンアウトに対応するための
バッファを含んだり、多数のスイッチが負荷となること
がないので遅延量を小さく抑えることが可能である。ま
た、論理・配線ブロック内の配線要素を使わずにチップ
間配線を実現することが可能であるので、論理・配線ブ
ロック内の配線要素を有効に利用することができる。さ
らに、チップ間の配線を考慮せずに論理・配線ブロック
内の配置配線ができるので設計の際のCADの負担を少
なくすることができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施例を図5を用い
て説明する。図5において、1はプログラマブル論理ブ
ロック、2はプログラマブル配線領域、4はチップ間接
続ライン、5および6はライン接続スイッチ、14は入
出力回路、15はデータ保持回路、101は論理・配線
ブロック、102はチップ間プログラマブル配線領域、
103はデータ保持ブロックである。次に、本回路の構
成を説明する。先ず、本実施例の特徴である入出力回路
14とデータ保持回路15についての構成と動作を図6
で詳細に説明する。図6において、21は入出力端子、
22は入力バッファ、23は出力バッファ、24、2
5、28および29はスリーステートバッファ、26は
D型フリップフロップ、27はデータセレクタ、30お
よび31は制御メモリ、32はチップ間接続ライン、3
3はライン接続スイッチ、101は論理・配線ブロッ
ク、102はチップ間プログラマブル配線領域、104
は入出力回路、105はデータ保持回路である。
【0030】本実施例において、入出力端子21を論理
・配線ブロック101に接続する場合について説明す
る。先ず、入力として使用する場合を説明する。入出力
端子21から入力された信号は入力バッファ22を通っ
てライン接続スイッチ33に到達する。ここで、ライン
接続スイッチ33を非接続状態に予めプログラミングし
ておくと、入力信号はスリーステートバッファ25に到
達する。スリーステートバッファ25の出力信号はデー
タセレクタ27とD型フリップフロップ26へ入力され
る。データの保持を行わない場合には、データセレクタ
27の出力としてスリーステートバッファ25の出力信
号を選択するように予め制御メモリ31をプログラミン
グしておく。また、データの保持が必要な場合には、デ
ータセレクタ27の出力としてD型フリップフロップ2
6の出力信号を選択するように予め制御メモリ31をプ
ログラミングしておく。データセレクタ27の出力はス
リーステートバッファ29を通って、論理・配線ブロッ
ク101に入力される。
【0031】次に、出力として使用する場合について説
明する。論理・配線ブロック101からの信号は、スリ
ーステートバッファ28を通ってデータセレクタ27お
よびD型フリップフロップ26に入力される。ここで、
データの保持を行わない場合には、データセレクタ27
の出力としてスリーステートバッファ28の出力信号を
選択するように予め制御メモリ31をプログラミングし
ておく。また、データの保持が必要な場合には、データ
セレクタ27の出力としてD型フリップフロップ26の
出力信号を選択するように予め制御メモリ31をプログ
ラミングしておく。データセレクタ27の出力はスリー
ステートバッファ24を通ってライン接続スイッチ33
に到達する。ここで、ライン接続スイッチ33を非接続
状態にプログラミングしておくと、この出力信号は出力
バッファ23に到達する。出力バッファ23を通った信
号は入出力端子21からチップ外部へ出力される。この
ように、入出力端子を論理・配線ブロックに接続する場
合には従来のプログラマブル論理チップの入出力回路と
同じ機能を実現できる。
【0032】次に、入出力端子をチップ間接続ライン3
2を用いて他の入出力端子と接続する場合について説明
する。先ず、入力として使用する場合について説明す
る。入出力端子21から入力したデータは、入力バッフ
ァ22を通ってライン接続スイッチ33に到達する。こ
こで、ライン接続スイッチ33を接続状態にしておく
と、入力信号はチップ間接続ライン32を通って他の入
出力回路へ送られる。
【0033】次に、出力として使用する場合について説
明する。ライン接続スイッチ33を接続状態にプログラ
ミングしておくと、チップ間接続ライン32からの信号
は、ライン接続スイッチ33を通って出力バッファ23
に入力される。出力バッファ23を通った信号は、入出
力端子21からチップ外部に出力される。このような構
成になっているので入出力回路内の遅延量は、入力とし
て使用する場合には入力バッファ22の遅延量のみであ
り、出力として使用する場合には出力バッファ23の遅
延量のみである。
【0034】次に、本実施例において、第1の実施例と
同様に図11(a)のブロック図に示すような回路を図
11(b)のようにマルチチップシステム上に構成する
ことを考える。このとき、チップAからチップCへは信
号を直接渡すことができないのでチップBの内部を通し
て信号を渡すことになる。図7に本実施例のチップBに
おける詳細なプログラミング例を示す。図7において、
1−1および1−2はプログラマブル論理ブロック、4
−1および4−2はチップ間接続ライン、6−1〜6−
4および8−1〜8−10はライン接続スイッチ、7−
1〜7−4は入出力ライン、9−1〜9−5は内部接続
ライン、14−1〜14−4は入出力回路、15−1〜
15−4はデータ保持回路である。ここで、入出力回路
14−1および14−3はチップAへ、入出力回路14
−2および14−4はチップCへ接続されているとす
る。
【0035】先ず、チップAからチップCへの直接の接
続信号について説明する。入出力回路14−1から入力
した信号は入出力ライン7−1を通ってライン接続スイ
ッチ6−1へ到達する。ここでライン接続スイッチ6−
1を予め接続状態にプログラミングしておくと、入出力
ライン7−1とチップ間接続ライン4−1が接続され、
入力信号はチップ間接続ライン4−1を通ってライン接
続スイッチ6−2に到達する。ここでライン接続スイッ
チ6−2を接続状態にプログラミングしておくと、チッ
プ間接続ライン4−1と入出力ライン7−2が接続さ
れ、入力信号は入出力ライン7−2を通って入出力回路
14−2に到達し、そこから出力される。この場合、入
力信号は入出力回路とライン接続スイッチを2段だけ通
過すればよく、遅延量を小さく抑えることができる。
【0036】次に、チップB内で信号が処理される場合
について詳細に説明する。入出力回路14−3から入力
された信号は入出力ライン7−3を通ってデータ保持回
路15−3に入力される。このとき、ライン接続スイッ
チ6−3は非接続状態にプログラミングしておき、入力
信号がチップ間接続ライン4−2へ行くのを阻止する。
ここで、入力信号に対して遅延が必要な場合には、デー
タ保持回路15−3内のD型フリップフロップでデータ
を保持する。データ保持回路15−3の出力はライン接
続スイッチ8−3に到達する。ここで、ライン接続スイ
ッチ8−3、8−4を接続状態に予めプログラミングし
ておくと、入力信号はライン接続スイッチ8−3、内部
接続ライン9−1、ライン接続スイッチ8−4を通って
プログラマブル論理ブロック1−1に到達し、そこでプ
ログラミングされている所定の処理が行われる。
【0037】ここで、ライン接続スイッチ8−5、8−
6、8−7、8−8を接続状態に予めプログラミングし
ておくと、プログラマブル論理ブロック1−1で予めプ
ログラミングされている処理を行われた入力信号は、ラ
イン接続スイッチ8−5、内部接続ライン9−2、ライ
ン接続スイッチ8−6、内部接続ライン9−3、ライン
接続スイッチ8−7、内部接続ライン9−4、ライン接
続スイッチ8−8を通ってプログラマブル論理ブロック
1−2に到達する。ライン接続スイッチ8−9、8−1
0を予め接続状態にしておくと、プログラマブル論理ブ
ロック1−2で予めプログラミングされている処理が行
われた信号は、ライン接続スイッチ8−9、内部接続ラ
イン9−5、ライン接続スイッチ8−10を通ってデー
タ保持回路15−4に到達する。ここで、出力信号に対
して遅延が必要な場合には、データ保持回路15−4内
のD型フリップフロップでデータを一旦保持する。デー
タ保持回路の出力は入出力ライン7−4を通って入出力
回路14−4から出力される。
【0038】このような構成になっているため、マルチ
チップシステムを構成した場合に、チップ間の配線とな
る入出力回路から他の入出力回路への接続は、第1の実
施例と同様に入出力回路およびライン接続スイッチを必
要最小限の段数だけ通過すればよく、また、チップ間接
続ラインはチップ間の接続専用ラインであり、論理・配
線ブロック内のロングラインのようにマルチファンアウ
トに対応するためのバッファを含んだり、多数のスイッ
チが負荷となることがないので遅延を小さく抑えること
が可能である。さらに従来入出力回路内あったデー
タ保持機構を入出力回路と分離して設けることにより、
入出力回路内の遅延を従来の入出力回路よりも小さく抑
えられるので、従来の構成や第1の実施例よりもチップ
間配線の遅延量を小さく抑えられる。また、第1の実施
例と同様に論理・配線ブロック内の配線要素を使わずに
チップ間配線を実現することが可能であるので、論理・
配線ブロック内の配線要素を有効に利用することができ
る。さらに、チップ間の配線を考慮せず論理・配線ブロ
ック内の配置配線ができるので設計の際CADの負担を
少なくすることができる。
【0039】本発明の第3の実施例を図8を使って説明
する。図8において、1はプログラマブル論理ブロッ
ク、2はプログラマブル配線領域、4はチップ間接続ラ
イン、5および6はライン接続スイッチ、14は入出力
回路、16はデータ保持回路、101は論理・配線ブロ
ック、102はチップ間プログラマブル配線領域、10
3はデータ保持ブロックである。
【0040】次に、本実施例の特徴である入出力回路1
4とデータ保持回路16の構成を図9を使って詳細に説
明する。図9において、21−1および21−2は入出
力端子、22−1および22−2は入力バッファ、23
−1および23−2は出力バッファ、24−1、24−
2、25−1、25−2、28−1、28−2、29−
1および29−2はスリーステートバッファ、26−
1、26−2はD型フリップフロップ、27−1、27
−2はデータセレクタ、30−1、30−2、31−1
および31−2は制御メモリ、32−1および32−2
はチップ間接続ライン、33−1および33−2はライ
ン接続スイッチ、34−1および34−2はデータセレ
クタ、101は論理・配線ブロック、102はチップ間
プログラマブル配線領域、103はデータ保持ブロッ
ク、104−1および14−2は入出力回路、105−
1および105−2はデータ保持回路である。
【0041】本実施例において、入出力端子から他の入
出力端子への接続は上記第2の実施例と同じ構成である
ので説明を省略する。また、図9において、データセレ
クタ34−1をスリーステートバッファ25−1または
28−1からの信号を選択するようにプログラミングし
た場合には先に説明した第2の実施例と同じ構成にな
る。したがって、この場合には上記第2の実施例と同じ
動作をするので説明を省略する。
【0042】次に、データ保持回路105−2内のデー
タセレクタ34−2が他のデータ保持回路105−1内
のD型フリップフロップからの出力を選択するようにプ
ログラミングした場合について説明する。本実施例にお
いて、入出力端子21−1、21−2を論理・配線ブロ
ック101に接続する場合について説明する。
【0043】先ず、入力として使用する場合を説明す
る。入出力端子21−1から入力された信号は入力バッ
ファ22−1を通り、データ保持回路105−1内のス
リーステートバッファ25−1を介してデータセレクタ
34−1に入力される。データセレクタ34−1がスリ
ーステートバッファ25−1からの信号を選択するよう
に予めプログラミングしておくと、データセレクタ34
−1を通った信号はD型フリップフロップ26−1に入
力される。D型フリップフロップ26−1の出力はデー
タセレクタ27−1およびデータ保持回路105−2内
のデータセレクタ34−2に入力される。
【0044】ここで、データセレクタ34−2を、デー
タ保持回路105−1内のD型フリップフロップ26−
1からの信号を選択するように予めプログラミングして
おくと、データセレクタ34−2を通った信号はD型フ
リップフロップ26−2に入力される。D型フリップフ
ロップ26−2の出力はデータセレクタ27−2に入力
される。ここで、データセレクタ27−2がD型フリッ
プフロップ26−2からの信号を選択するように予めプ
ログラミングしておくと、データセレクタ27−2を通
った信号はスリーステートバッファ29−2を通って論
理・配線ブロック101に入力される。すなわち、D型
フリップフロップを2回通ることになり、外部からのク
ロックに対してデータを2クロック分蓄積することがで
きる。
【0045】次に、出力として使用する場合について説
明する。論理・配線ブロック101からの信号は、スリ
ーステートバッファ28−1を通ってデータセレクタ3
4−1に入力される。ここで、データセレクタ34−1
がスリーステートバッファ28−1からの信号を選択す
るように予めプログラミングしておくと、データセレク
タ34−1を通った信号はD型フリップフロップ26−
1に入力される。D型フリップフロップ26−1の出力
はデータセレクタ27−1およびデータ保持回路105
−2内のデータセレクタ34−2に入力される。ここで
データセレクタ34−2はD型フリップフロップ26−
1からの信号を選択するように予めプログラミングして
おくと、データセレクタ34−2を通った信号はD型フ
リップフロップ26−2に入力される。D型フリップフ
ロップ26−2の出力はデータセレクタ27−2に入力
される。
【0046】ここでデータセレクタ27−2がD型フリ
ップフロップ26−2からの信号を選択するように予め
プログラミングしておくと、データセレクタ27−2を
通った信号はスリーステートバッファ24−2、入出回
路104−2内の出力バッファ23−2、入出力端子2
1−2を通ってチップ外部に出力される。すなわち、D
型フリップフロップを2回通ることになり、外部からの
クロックに対してデータを2クロック分蓄積することが
できる。本実施例の構成においてはD型フリップフロッ
プを任意の数だけ接続することが可能なので、任意のク
ロック数のデータを蓄積することが可能である。したが
って、本実施例においては遅延量を小さく抑えることに
関しては、先に説明した第2の実施例と同一の効果があ
り、さらに、任意のクロック数のデータ蓄積が可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、プログラマブル論
理チップの内部に入出力端子相互間または入出力端子と
内部論理ブロックとを接続することを可能とするプログ
ラマブル配線領域をもつことにより、マルチチップシス
テムを構成する場合の遅延量の増加や、チップ間配線の
ために使われる配線要素の増加を抑えることができる。
さらに、入出力回路内にあったデータ保持機構を入出力
回路から分離させてデータ保持回路として構成すること
により、マルチチップシステムを構成する場合のチップ
間配線の遅延量を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のプログラマブル論理チ
ップを示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例を用いたマルチチップシ
ステムでの回路構成例である。
【図3】本発明の第1の実施例を用いたマルチチップシ
ステムでの接続図である。
【図4】本発明の第1の実施例を用いたマルチチップシ
ステムでの回路構成例である。
【図5】本発明の第2の実施例のプログラマブル論理チ
ップを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例における入出回路とデー
タ保持回路を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施例を用いたマルチチップシ
ステムでの回路構成例である。
【図8】本発明の第3の実施例のプログラマブル論理チ
ップを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例における入出回路とデー
タ保持回路を説明するための図である。
【図10】従来のプログラマブル論理チップを示す図で
ある。
【図11】プログラマブル論理チップを用いたマルチチ
ップシステムの構成図である。
【図12】マルチチップシステムを構成図した場合のプ
ログラマブル論理チップの従来のプログラミング例であ
る。
【図13】ライン接続スイッチの構成図である。
【図14】従来のプログラマブル論理チップの入出力回
路の構成図である。
【図15】マルチチップシステムの構成図である。
【符号の説明】
1 プログラマブル論理ブロック 2 プログラマブル配線領域 3、14、104 入出力回路 4、12 チップ間配線要素 4−1〜4−2 チップ間接続ライン 5、6、8−1〜8−10、10−1、33 ライン接
続スイッチ 7−1〜7−4 入出力ライン 9−1〜9−5 内部接続ライン 11 プログラマブル論理チップ 13 システム入出力 12 チップ間配線 15、16、105、106−1、106−2 データ
保持回路 24、25、28、29 スリーステートバッファ 26 D型フリップフロップ 27、34−1、34−2 データセレクタ 30、31 制御メモリ 51 パストランジスタ 101 論理・配線ブロック 102 チップ間プログラマブル配線領域 103 データ保持ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 章博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 太田 直久 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−82814(JP,A) 特開 平1−80127(JP,A) 特開 昭63−150936(JP,A) 特開 平4−159752(JP,A) 実開 昭63−110043(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラマブル論理素子と、外部
    との信号の入出力を行なう複数の入出力回路と、上記プ
    ログラマブル論理素子相互間および上記入出力回路と上
    記プログラマブル論理素子間をプログラム可能なライン
    接続スイッチにより接続するプログラマブル配線領域と
    からなり、上記プログラマブル論理素子に所定の論理を
    プログラミングすると共に、上記ライン接続スイッチを
    プログラミングして上記プログラマブル論理素子相互間
    および上記入出力回路と上記プログラマブル論理素子
    間、上記入出力回路相互間を配線することによって所望
    の機能を持たせるプログラマブル論理チップであって、 上記入出力回路相互間を上記プログラマブル配線領域を
    介さず1対1で接続するチップ間配線と、 プログラミングにより上記入出力回路を上記プログラム
    配線領域か上記チップ間配線のいずれか一方もしくは双
    方に接続する第1のスイッチ手段と、予め決められた2つの上記チップ間配線からなる組を、
    プログラミングにより接続する第2のスイッチ手段とを
    有し、 上記複数の入出力回路は、上記チップ間配線の外周に配
    置され、 外周の1辺にある該入出力回路とこれと対向する1辺に
    ある該入出力回路とを1組の第1のスイッチ手段で接続
    する構成と、 外周の1辺にある該入出力回路とこれと交差する1辺に
    ある該入出力回路とを1組の第1のスイッチ手段と1個
    の第2のスイッチ手段で接続する構成 とを有することを
    特徴とするプログラマブル論理チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプログラマブル論理チ
    ップにおいて、上記第1のスイッチ手段と上記プログラ
    マブル配線領域間に、上記入出力回路で用いるデータの
    記憶保持を行うデータ保持回路を設け、上記入出力回路
    内にデータ保持機能を持たせないことを特徴とするプロ
    グラマブル論理チップ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプログラマブル論理チ
    ップにおいて、隣合う上記データ保持回路間をプログラ
    マブルに接続する接続回路を設けることを特徴とするプ
    ログラマブル論理チップ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のプログラマブル論理チップ複数個のそれぞれの上記入
    出力回路を接続してなることを特徴とするマルチチップ
    システム。
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