JP3082904U - ピッキングガード（ドアノブ鍵穴保護器具） - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】急増するピッキング被害の防犯対策として、ワ
ンドアーツーロックやピッキングアラーム取付が挙げら
れるが、時間やコストの面からなかなか普及が追いつか
ない。 【解決手段】ドアノブと鍵穴を筒状のカバー（金属製等
で容易に変形・腐食しない素材による）で保護し、カバ
ー自体をドアノブ付け根の部分で施錠（この施錠は固定
するのではなく、筒状のカバーを回転させてもドアノブ
が回転しない程度のゆとりを持たせ、万が一ドア本体の
施錠を忘れてもドアの開閉ができない仕組みにする。）
する防犯器具の利用。 この器具は仕組み・取扱が簡単
なため、比較的安価で利用者が入手日に即日、自分で装
着でき、ピッキング防犯対策としてスムーズな普及が期
待できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 本考案は、急増するピッキングの防犯対策の一環として、手軽でかつ安価な対応 器具を提供するものである。

【０００２】 丸型のドアノブを金属製等で容易に変形や腐食をしない筒型のカバー筒型のカバ ーで覆いドアノブの鍵穴を保護する器具。

【０００３】 カバー自体をドアノブ付け根の部分で施錠する。 この施錠は固定するのではな く、カバーを回転させてもドアノブが回転しない程度のゆとりを持たせ、万が一 ドア本体の施錠を忘れてもドア開閉が容易にできない仕組みにする。

【０００４】 施錠部分には穴を設けておけば更に市販の鍵を利用して第3・第4の施錠が可能。 （図のB参照）

【０００５】

【従来の技術】

従来のピッキング防止策としてはワンドアーツーロックやピッキングアラーム 装置が揚げられる。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、これらの対策は、工事の手間やコストが比較的高く費用対効果の面から 普及がなかなか進まない現状を有していた。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

この改善策として購入日に即日、購入者自信で装着でき、仕組みや取り扱いの簡 単な器具を考案した。

【０００８】

【考案の効果】

急増するピッキングに多少なりとも歯止めがかかることが期待できる。

【０００９】 しかし、本考案はあくまで基礎部分である。更に施錠部分の精度強化やアラーム を組み込む等、費用対効果を検討しながら発展的な利用方法が考えられる。

【００１０】

【図面の簡単な説明】

【図１】ピッキングガードの形状を示した（Aは施錠器
具Bは市販の錠取付可能箇所。以下同じ。）説明図であ
る。

【図２】ピッキングガードをドアノブに装着した断面図
である。

【図３】ピッキングガードの応用例の説明図である。

【符号の説明】

１ 正面からみた図である。 ２ 一方の側面からみた図である。 ３ 後ろからみた施錠時の図である。 ４ 他方の側面からみた図である。 ５ 後ろからみた開錠時の図である。 ６ 施錠部分の開錠時の見取り図である。 ７ 使用方法を示した断面図である。 ８ 施錠器具を手錠型（犯罪者心理作用を期待。）と
した図である。 ９ 施錠器具をチェーン型（チェーン部分の交換が可
能）とした図である。 １０ 施錠器具をワイヤー型（ワイヤー部分の交換が可
能）とした図である。 １１ 筒型本体そのものを施錠に用いた開錠時の図であ
る。 １２ 筒型本体そのものを施錠に用いた施錠時の図であ
る。

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年１月３０日（２００１．１．３
０）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】図1の 1（正面）状の底のついた図1の 2
（一方の側面）及び図1の 4（他方の側面）の形状の筒
型のカバー（金属製等で容易に変形・腐食しない素材に
よる）に図1の 3（後ろ間口側、施錠時）図1の 5（後
ろ間口側、開錠時）となるように図1の 6形状の施錠器
具の支点（○部分）を間口の一端に取り付けたもの。図
2の 7（断面図）の状態でドアノブの付け根部分で施錠
することによりドアノブから引き抜けなり、ドアノブの
鍵穴をピッキングから守る防犯器具。図1の 6のＢ位置
（装着時図2の 7（断面図）のＢ位置）に穴を設けてお
き更に図2の 7様に市販の鍵を利用して第3・第4の施錠
が可能。

【手続補正書】

【提出日】平成１３年５月１５日（２００１．５．１
５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】1      &
nbsp; 本体の形状は、一方は間口他方は底の付いた筒状の帽子
型で、大きさは一般家庭の丸型鍵穴付きドアノブを包囲
できる幅と深さを持つもの 2        1の本体間口部分に、施錠時にはドアノブの直径より狭
く、ドアノブの首の直径よりやや広い隙間を確保でき、
開錠時にドアノブの直径より広い隙間を確保できる開閉
式の施錠器具を取り付けたもの 3        取り付けは本体間口を含む平面と施錠器具の開閉の軌道
平面が概ね平行、かつ、開閉動作に支障がない形状で固
定 4        施錠器具は2の条件が満たせれば、鍵式・ダイヤル式を
問わず、鋏型・手錠型・チェーン型・ワイヤ型何れも組
み合わせ可能 5        以上の構成を有するピッキングガード ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１３年９月３日（２００１．９．３）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】丸型ドアノブを筒型のカバーで覆い、ドア
   ノブの付け根部分で施錠する防犯器具