JP3082733U - 土壌の中に水を注入する農器具 - Google Patents

土壌の中に水を注入する農器具

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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 野菜の栽培は畝にビニールシートを覆って
ビニールシートと土の間に穴あきホースを敷設し穴から
水を噴出させて根元に補給している。従ってポンプから
ホース、ビニールパイプ、各穴あきホースの費用、敷設
労力、時間がかかる。また埋設したホース、配管等の撤
収、保管にも場所、労力、時間かかる。 【解決手段】 逆Ｌ型注水パイプの水平部にコックを連
結し先端をにポンプに連なるホースに連結する。注水パ
イプ垂直部の中位に肥料、消毒の溶液を注入する栓付き
注入孔を設け、注入孔の下方に下部変向ジョイントを設
け、注水パイプの下端を尖らす。人体に保持するバンド
付き溶液タンクの下端にコック付きチューブを取り付け
間をおいてバルブを取り付けチューブ端末を該栓付き注
入孔に挿入する。畝に覆ったビニールシートを貫通して
土につき刺し水を根元に注入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する利用分野】
野菜類の栽培に灌水、施肥、消毒に用いる農機具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
野菜類を植えた畝の除草と野菜類の汚れを防ぐ為に土壌の表面にビニールシー ト或いは厚紙等で覆っており、直接野菜類の根元に灌水、肥料液、消毒液を補給 する事が出来ないのでビニールシートと土の間に穴あきホースを敷設しホースを 通して穴から灌水、肥料液、消毒液を噴出させて根元に補給している。
【０００３】
【考案が解決しょうとする課題】
特に西瓜、瓜、茄子、トマト、等の栽培は広い耕地になるので加圧水源である ポンプからホース、各穴あきホースまでのビニールパイプ、各穴あきホースの費 用が必要になり、敷設に労力、時間がかかる。また埋設したホース、配管等の撤 収、保管にも場所、労力、時間かかる。又ポンプから送られた水が敷設した穴あ きホースに至り穴から噴出する水の量が遠近によって平均しないので過度に給水 しても実害ないとすれば過度に給水した量が無駄になることになる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
逆Ｌ型注水パイプの水平部にコックを連結し先端を加圧水源に連なるホースに 連結する。注水パイプ垂直部の中位に肥料、消毒の溶液を注入する栓付き注入孔 を設ける。栓付き注入孔の下方に注水パイプの下位に注水パイプの注水パイプの 下部を手動で変向させるジョイントを取り付け注水パイプの下端を斜めに削成し て尖らし又は円錐にして尖らし円錐に接した注水パイプの周囲に複数の噴水孔を 設ける。人体に保持するバンド付き溶液タンクの下端にコック付きチューブを取 り付け間をおいて溶液の流量を制御するバルブを取り付けチューブ端末に細管を 接続し該栓付き注入孔の栓に貫通し注水パイプ内に挿入する。
【０００５】
【作用】
この考案は注水パイプの先端が尖っているので作物を覆ったビニールシートの 上から突き通して土壌の中に差し込み必要な所に必要な水、肥料液、消毒液を補 給する事ができるので溶液の無駄がなく労力を省くものである。
【０００６】
【実施例】
本考案の１例を図１に示して説明すると、逆Ｌ型１注水パイプのの水平部に２ コックを連結介在させて１注水パイプの先端をポンプ又は上水道に連なる３ホー スに連結する。１注水パイプの垂直部中位に肥料、消毒溶液の４栓付き注入孔を 設ける。４栓付き注入孔の下方に垂直部下部を手動で変向する５ジョイントを連 結介在させる。１注水パイプの垂直部下端を斜めに削成して尖らし６噴水孔にす る。肥料液、消毒液の７タンクに人体に保持する８バンドを取り付け７タンクの 下端に、９チューブ、溶液流量制御の１０バルブ、１１点滴目視器及び１２中空 針からなる医療点滴装置のチューブをセットし１２中空針を１注水パイプの垂直 部中位の４栓付き注入孔の栓に貫通し目視手動で加減しながら溶液を１注水パイ プ内に注入する。土壌の中に注入するする肥料、消毒溶液の濃度が調節出来る。
【０００７】
【効果】
本考案は上述のように栽培する野菜の根元に注水パイプを差し込み直接灌水、 肥料液、消毒液を補給出来るし気候に応じ水、肥料液、消毒液を加減出来る。注 水パイプの垂直部変向ジョイント、水平部、垂直部を連結するＬ型ジョイント、 水平部端とポンプ、上水道ホースは各着脱出来るので格納に場所をとらない。膨 大な資材と設備及び労力が省かれるので野菜販売の収益向上資するものである。
【図面の簡単な説明】
【図 １】 正面図
【符号の説明】
１‥‥‥注水パイプ ２‥‥‥コック ３‥‥‥ホース ４‥‥‥栓付き注入孔 ５‥‥‥ジョイント ６‥‥‥噴水孔 ７‥‥‥タンク ８‥‥‥バンド ９‥‥‥チューブ １０‥‥‥バルブ １１‥‥‥点滴目視器 １２‥‥‥中空針

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】１ 逆Ｌ型注水パイプの水平部にコックを
    取り付け先端を加圧水源に連なるホースに連結する。 ２ 注水パイプ垂直部中位に肥料、消毒の溶液を注入す
    る栓付き孔を設け、栓付き孔の下方に注水パイプ下部を
    手動変向するジョイントを取付ける。 ３ 注水パイプの垂直部下端を斜めに削成して尖らした
    噴水孔にする。 ４ 人体に保持するバンドを取り付けた肥料、消毒溶液
    タンクの下端にチューブを取り付け、チューブにコック
    を取り付け、間をおいて溶液の流量調節バルブを取り付
    ける。 ５ チューブの末端に細管を付け該栓付き孔の栓を貫通
    して注水パイプに挿入する。 上記の構造を特徴とする土壌の中に水を注入する農器
    具。
  2. 【請求項２】注水パイプの垂直部下端を円錐にして尖ら
    し円錐に接する注水パイプの周囲に複数の噴水孔を設け
    てなる請求項１の土壌の中に水を注入する農器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110291968A (zh) * 2018-03-22 2019-10-01 榆林市榆阳区林业工作站 一种用于沙地造林插孔浇水装置

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