JP3082462B2 - 経路設定型ルータ装置 - Google Patents

経路設定型ルータ装置

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JP3082462B2
JP3082462B2 JP25575092A JP25575092A JP3082462B2 JP 3082462 B2 JP3082462 B2 JP 3082462B2 JP 25575092 A JP25575092 A JP 25575092A JP 25575092 A JP25575092 A JP 25575092A JP 3082462 B2 JP3082462 B2 JP 3082462B2
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修一 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローカルエリアネットワ
ーク(LAN)装置を接続するルータ装置に関し、特に
複数のLAN装置から構成されるネットワークに於いて
情報処理装置間に複数の通信経路を設定することが可能
な経路設定型ルータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バス型LAN装置,バックボーン型LA
N装置等のLAN装置を接続する従来のルータ装置は、
接続している2つのLAN装置の内の一方のLAN装置
からフレームが送られてくると、送られてきたフレーム
に含まれている送信先アドレスとルータ装置に設定され
ているアドレスとを比較し、両者が一致する場合はフレ
ームを他方のLAN装置に透過し、不一致の場合はフレ
ームを阻止するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今、例えば、図13に
示すように情報処理装置131,132、ルータ装置1
33〜138、終端LAN装置139,144、中継L
AN装置140〜143から構成されるネットワークに
於いて、情報処理装置131から情報処理装置132に
フレームを送る場合を考えてみる。
【0004】情報処理装置131から情報処理装置13
2への通信経路は、ルータ装置133,134,13
6,138を経由するものと、ルータ装置133,13
5,137,138を経由するものとの2つが存在す
る。
【0005】しかし、2つの通信経路を介して情報処理
装置131からフレームを情報処理装置132に送るよ
うにすると、同一のフレームが2個情報処理装置132
に送られてしまうため、2つの通信経路の内の一方の通
信経路のみを使用してフレームを情報処理装置132に
送る必要がある。
【0006】このようにするためには、従来のルータ装
置では、例えば、ルータ装置133,134,136,
138に情報処理装置132のアドレスを設定し、ルー
タ装置135,137には情報処理装置132のアドレ
スを設定しないようにしておくことが必要になる。
【0007】従って、従来のルータ装置ではフレームの
転送を行なう情報処理装置間に複数の通信経路が存在す
る場合であっても、1つの通信経路のみが固定的に使用
されるため、その通信経路に障害が発生した場合は全く
フレームの転送を行なうことができなくなってしまうと
いう問題があると共に、その通信経路に含まれる中継L
AN装置のトラヒックが高くなりやすいという問題があ
った。
【0008】本発明の目的は、情報処理装置間に通信経
路が複数存在する場合、適切な通信経路を選択して使用
することにより、通信経路に障害が発生した場合、他の
通信経路を用いてフレームを転送でき、且つ中継LAN
装置,通信経路のトラヒックを分散化することができる
経路設定型ルータ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、第1の情報処理装置(図6の11)が接続さ
れている第1の終端LAN装置(図6の19)及び中継
LAN装置(図6の20)に接続された経路設定型ルー
タ装置(図6の13,図1の1)であって、 第2の情報
処理装置(図6の12)が接続されている第2の終端L
AN装置(図6の24)に接続された他経路設定型ルー
タ装置(図6の18)に割り当てられている、前記経路
設定型ルータ装置(図6の13)との間に存在する各通
信経路それぞれに対応するアドレスと、前記第2の情報
処理装置(図6の12)に割り当てられているアドレス
とが対応付けて登録されると共に、自経路設定型ルータ
装置(図6の13)に割り当てられている前記他経路設
定型ルータ装置(図6の18)との間に存在する各通信
経路それぞれに対応するアドレスが登録されたアドレス
テーブル(図1の7)と、前記第1の情報処理装置(図
6の11)から前記第2の情報処理装置(図6の12)
への、送信先アドレスとして前記第2の情報処理装置
(図6の12)のアドレスを含む送受信フレームを受信
すると共に送信要求のあった送受信フレームを前記第1
の終端LAN装置(図6の19)へ出力する第1の送受
信制御手段(図1の5)と、該第1の送受信制御手段
(図1の5)が前記第1の情報処理装置(図6の11)
からの送受信フレームを受信したとき、前記アドレステ
ーブル(図1の7)を検索し、前記送受信フレーム中の
送信先アドレスと対応して登録されている前記他経路設
定型ルータ装置(図6の18)に割り当てられているア
ドレスを取得し、第2の送受信制御手段(図1の6)が
経路設定型送受信フレームを受信したとき、該経路設定
型送受信フレームに含まれている設定送信先アドレスが
自経路設定型ルータ装置(図6の11,図1の1)に割
り当てられているアドレスであるか否かを判定する経路
設定手段(図1の2)と、該経路設定手段(図1の2)
アドレスを取得したとき、該取得したアドレスの内の
1つを選択し、選択したアドレスを設定送信先アドレス
として含むと共に前記第1の送受信制御手段(図1の
5)が受信した送受信フレームを含む経路設定型送受信
フレームを作成し、前記経路設定手段(図1の2)が前
記経路設定型送受信フレームに含まれている設定送信先
アドレスが自経路設定型ルータ装置(図6の11,図1
の1)に割り当てられているアドレスであると判定した
とき、前記経路設定型送受信フレームに含まれている送
受信フレームの送信を前記第1の送受信制御手段(図1
の5)に対して要求する経路選択手段(図1の3)と、
該経路選択手段(図1の3)が作成した経路設定型送受
信フレームを前記中継LAN装置(図6の20)に出力
すると共に、前記中継LAN装置(図6の20)上に現
れた経路設定型送受信フレームを受信する第2の送受信
制御手段(図1の6)とを含むことを特徴とする経路設
定型ルータ装置。
【0010】
【作用】第1の情報処理装置(図6の11)から第2の
情報処理装置(図6の12)への、送信先アドレスとし
て第2の情報処理装置(図6の12)のアドレスを含む
送受信フレームは第1の送受信制御手段(図1の5)
受信される。
【0011】第1の情報処理装置(図6の11)から第
2の情報処理装置(図6の12)への送受信フレームが
第1の送受信制御手段(図1の5)で受信されると、経
路設定手段(図1の2)はアドレステーブル(図1の
7)を検索し、上記送受信フレーム中の送信先アドレス
と対応して登録されている他経路設定型ルータ装置(図
6の18)に割り当てられているアドレスを取得する。
【0012】経路選択手段(図1の3)は経路設定手段
(図1の2)が取得したアドレスの内、例えば対応する
通信経路が正常であって、且つ最もトラヒックが低いも
のを選択し、選択したアドレスを設定送信先アドレスと
して含むと共に第1の送受信制御手段(図1の5)が受
信した送受信フレームを含む経路設定型送受信フレーム
を作成する。
【0013】この経路設定型送受信フレームは第2の送
受信制御手段(図1の6)によって、中継LAN装置
(図6の20)に出力される。また、第2の送受信制御
手段(図1の6)は、中継LAN装置(図6の20)上
に現れた経路設定型送受信フレームを受信する。第2の
送受信制御手段(図1の6)が経路設定型送受信フレー
ムを受信すると、経路設定手段(図1の2)が、上記経
路設定型送受信フレームに含まれている設定送信先アド
レスが自経路設定型ルータ装置(図6の13)に割り当
てられているアドレスであるか否かを判定する。経路設
定手段(図1の2)が、自経路設定型ルータ装置(図6
の13)に割り当てられているアドレスであると判定す
ると、経路選択手段(図1の3)が、第1の送受信制御
手段(図1の5)に対して、上記経路設定型送受信フレ
ームに含まれている送受信フレームの送信を要求する。
これにより、第1の送受信制御手段(図1の5)は、上
記送受信フレームを第1の終端LAN装置(図6の1
9)へ出力する。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1は本発明にかかる経路設定型ルータ装
置1の実施例を示したブロック図であり、経路設定機構
2と、経路選択機構3と、アドレス制御機構4と、接続
するLAN装置の内の一方のLAN装置と接続される送
受信制御機構5と、他方のLAN装置と接続される送受
信制御機構6と、アドレステーブル7とから構成されて
いる。
【0016】図2は送受信制御機構5,6の処理例を、
図3はアドレス制御機構4の処理例を、図4は経路設定
機構2の処理例を、図5は経路選択機構3の処理例を示
すフローチャートである。
【0017】図6は経路設定型ルータ装置を使用して構
成したネットワークの構成例を示す図であり、情報処理
装置11,12と、経路設定型ルータ装置13,18
と、ルータ装置14〜17と、終端LAN装置19,2
4と、中継LAN装置20〜23とから構成されてい
る。
【0018】情報処理装置11にはアドレスmac1
が、経路設定型ルータ装置13にはアドレスmac2,
mac3が、経路設定型ルータ装置18にはアドレスm
ac2,mac3に対応するアドレスとしてアドレスm
ac4,mac5が、情報処理装置12にはアドレスm
ac6が与えられている。
【0019】経路設定型ルータ装置13,18は図1に
示す構成を有する。
【0020】ルータ装置14〜17は従来の技術で説明
したルータ装置と同様の機能を有するものであり、ルー
タ装置14,16は送信先アドレスがmac2,mac
4になっているフレームを透過し、mac3,mac5
になっているフレームを阻止する。また、ルータ装置1
5,17は送信先アドレスがmac3,mac5になっ
ているフレームを透過し、mac2,mac4になって
いるフレームを阻止する。
【0021】図7は図6に示したネットワークの論理的
な接続構成を示したものであり、この図から判るよう
に、図6に示したネットワークに於いては情報処理装置
11,12間には経路設定型ルータ装置13、ルータ1
4,16、経路設定型ルータ装置18を経由する通信経
路と、経路設定型ルータ装置13、ルータ装置15,1
7、経路設定型ルータ装置18を経由する通信経路との
2つの経路が存在する。
【0022】次に情報処理装置11が情報処理装置12
にテキストを転送する場合を例にとって本実施例の動作
を説明する。
【0023】情報処理装置11はテキストを情報処理装
置12に転送する場合、送信先アドレス83に情報処理
装置12のアドレスmac6を設定し、送信元アドレス
84に情報処理装置11のアドレスmac1を設定した
図8に示す形式の送受信フレーム81を図9に示すよう
に終端LAN装置19に出力する。
【0024】この送受信フレーム81は同期用のトレー
ラ82と、送信先アドレス83と、送信元アドレス84
と、フレームデータの属性を定義するコントロールフィ
ールド(C)85と、テキストデータ86と、テキスト
データをチェックするためのフィールドチェックシーケ
ンス(FCS)87と、トレーラ88とから構成されて
いる。
【0025】図1に示す構成を有する経路設定型ルータ
装置13内の送受信制御機構5(本実施例では送受信制
御機構5が終端LAN装置19に接続され、送受信制御
機構6が中継LAN装置20に接続されているとする)
は、情報処理装置11から終端LAN装置19に出力さ
れた送受信フレーム81のトレーラ82を検出すると
(図2のステップS1,S2)、トレーラ82によって
受信同期をとりながら、図9に示すように、送信先アド
レス83,送信元アドレス84,コントロールフィール
ド85,テキストデータ86,フィールドチェックシー
ケンス87を内部に取り込む (ステップS3,S4)。
【0026】その後、送受信制御機構5は送受信フレー
ム81をフィールドチェックシーケンス87によってチ
ェックすると共に、最終トレーラ88の確認を行なう
(ステップS5)。
【0027】そして、送受信フレーム81が正常である
と判断した場合は、内部に取り込んである送信先アドレ
ス83,送信元アドレス84,コントロールフィールド
85,テキストデータ86,フィールドチェックシーケ
ンス87をアドレス制御機構4に渡し (ステップS6,
S7)、正常でないと判断した場合は内部に取り込んで
ある送信先アドレス83,送信元アドレス84,コント
ロールフィールド85,テキストデータ86,フィール
ドチェックシーケンス87を廃棄する (ステップS6,
S8)。
【0028】アドレス制御機構4は送信先アドレス8
3,送信元アドレス84,コントロールフィールド8
5,テキストデータ86,フィールドチェックシーケン
ス87が送受信制御機構5から渡されると、図3に示す
ように、送信先アドレス83に設定されているアドレス
mac6がアドレステーブル7に設定されているか否か
を判断する (ステップS21,S22)。
【0029】本実施例では、経路設定型ルータ装置13
内のアドレステーブル7には経路設定型ルータ装置13
からフレームを転送することができる全ての送信先のア
ドレス及び経路設定型ルータ装置13のアドレスmac
2,mac3が登録されている。更に、アドレステーブ
ル7には経路設定型ルータ装置13を介してフレームを
転送することができる経路設定型ルータ装置に付与され
ているアドレスと、上記経路設定型ルータ装置から他の
経路設定型ルータ装置を介すことなくフレームを転送す
ることができる情報処理装置のアドレスとが対応して登
録されている。図6の例では経路設定型ルータ装置18
に付与されているアドレスmac4,mac5と、情報
処理装置12に付与されているアドレスmac6とが対
応して登録されることになる。
【0030】上記したようにアドレステーブル7には経
路設定型ルータ装置13からフレームを転送することが
できる全ての送信先のアドレスが登録されているので、
アドレス制御機構4は送受信制御機構5から渡された送
信先アドレス83,送信元アドレス84,コントロール
フィールド85,テキストデータ86,フィールドチェ
ックシーケンス87を経路設定機構2に渡すことになる
が (ステップS23)、もし、登録されていなければ、
送受信制御機構5から渡された送信先アドレス83,送
信元アドレス84,コントロールフィールド85,テキ
ストデータ86,フィールドチェックシーケンス87を
廃棄することになる (ステップS24)。
【0031】経路設定機構2はアドレス制御機構4から
送信先アドレス83,送信元アドレス84,コントロー
ルフィールド85,テキストデータ86,フィールドチ
ェックシーケンス87が渡されると、図4に示すよう
に、アドレステーブル7を検索し、送信先アドレス83
に設定されている情報処理装置12のアドレスmac6
と対応しているアドレスを探す (ステップS31,S3
2)。
【0032】上記したようにアドレステーブル7には情
報処理装置12に付与されているアドレスmac6と経
路設定型ルータ装置18に付与されているアドレスma
c4,mac5とが対応して登録されているので、経路
設定機構2は探し出した経路設定型ルータ装置18のア
ドレスmac4,mac5と、アドレス制御機構4から
渡された送信先アドレス83,送信元アドレス84,コ
ントロールフィールド85,テキストデータ86,フィ
ールドチェックシーケンス87とを経路選択機構3に渡
す (ステップS33)。
【0033】経路選択機構3は経路設定機構2から送信
先アドレス83,送信元アドレス84,コントロールフ
ィールド85,テキストデータ86,フィールドチェッ
クシーケンス87が渡されると、図5に示すように、送
信先アドレス,送信元アドレスが含まれているか否かを
判断する (ステップS41,S42)。
【0034】この場合、情報処理装置12のアドレスm
ac6が設定されている送信先アドレス83,情報処理
装置11のアドレスmac1が設定されている送信元ア
ドレスが含まれているので、経路選択機構3はステップ
S43の処理を行なうことになる。
【0035】ステップS43では経路設定機構2から渡
されたアドレスが複数存在する場合には、そのアドレス
に対応する通信経路の内、正常な通信経路であって、且
つ最もトラヒックの低いものを選択する処理を行なう。
【0036】次のステップS44では経路設定機構2か
ら渡されたアドレスが複数存在する場合には、ステップ
S43で選択した通信経路に対応するアドレスを図10
に示すように設定送信先アドレス103に設定し、自経
路設定型ルータ装置13のアドレスmac2,mac3
の内の設定送信先アドレス103に設定したアドレスに
対応するアドレスを設定送信元アドレス104に設定
し、経路設定機構2から渡された送信先アドレス83,
送信元アドレス84,コントロールフィールド85,テ
キストデータ86,フィールドチェックシーケンス87
を送信データ106に設定し、更にコントロールフィー
ルド(C)105,フィールドチェックシーケンス(F
CS)107を付加した経路設定型送受信フレーム10
1を作成し、アドレス制御機構4に送信を要求する。ま
た、経路設定機構2から渡されたアドレスが1個だけの
場合は、経路設定機構2から渡されたアドレスを設定送
信先アドレス103に設定し、他の部分104〜107
には上記したと同じ内容を設定した経路設定型送受信フ
レーム101を作成し、アドレス制御機構4に送信を要
求する。
【0037】この例では経路設定機構2から2個のアド
レスmac4,5が渡されるので、ステップS43では
アドレスmac4に対応するルータ装置14,16を経
由する通信経路と、アドレスmac5に対応するルータ
装置15,17を経由する通信経路との内、正常な通信
経路であって、且つ最もトラヒックの低いものを選択す
る処理が行なわれる。
【0038】また、ステップS44ではステップS43
で選択された通信経路に対応するアドレス(mac4と
する)を設定送信先アドレス103に、アドレスmac
2を設定送信元アドレス104に設定した図10に示す
経路設定型送受信フレーム101を作成し、アドレス制
御機構4に送信要求を行なうことになる。
【0039】アドレス制御機構4は送信が要求される
と、経路選択機構3が作成した図10に示す経路設定型
送受信フレーム101(但し、トレーラ102,108
は付加されていない)を送受信制御機構6に渡し、送信
を要求する。
【0040】送受信制御機構6はアドレス制御機構4か
ら経路設定型送受信フレーム101の送信要求を受ける
と (図2のステップS9,S10)、中継LAN装置2
0上を流れるデータがないことを中継LAN装置20上
にトレーラがないことに基づいて確認した後 (ステップ
S11,S12)、アドレス制御機構4から渡された経
路設定型送受信フレーム101にトレーラ102,10
8を付加して中継LAN装置20に出力する (ステップ
S13)。
【0041】この例では、経路設定型送受信フレーム1
01の設定送信先アドレス103に経路設定型ルータ装
置18に付与されている2つのアドレスmac4,ma
c5の内のルータ装置14,16を経由する通信経路に
対応するアドレスmac4が設定されているので、経路
設定型ルータ装置13から出力された経路設定型送受信
フレーム101は中継LAN装置20,ルータ装置1
4,中継LAN装置21,ルータ装置16を介して中継
LAN装置23に送られる。
【0042】図1に示す構成を有する経路設定型ルータ
装置18内の送受信制御機構5(本実施例では送受信制
御機構5が中継LAN装置23に接続され、送受信制御
機構6が終端LAN装置24に接続されているとする)
は、経路設定型ルータ装置13から中継LAN装置23
に送られた経路設定型送受信フレーム101のトレーラ
102を検出すると (図2のステップS1,S2)、ト
レーラ102によって受信同期をとりながら、設定送信
先アドレス103,設定送信元アドレス104,コント
ロールフィールド105,伝送データ106,フィール
ドチェックシーケンス107を内部に取り込む (ステッ
プS3,S4)。
【0043】その後、送受信制御機構5は経路設定型送
受信フレーム101をフィールドチェックシーケンス1
07によってチェックすると共に、最終トレーラ108
の確認を行なう (ステップS5)。
【0044】そして、経路設定型送受信フレーム101
が正常であると判断した場合は、内部に取込んだ設定送
信先アドレス103,設定送信元アドレス104,コン
トロールフィールド105,伝送データ106,フィー
ルドチェックシーケンス107をアドレス制御機構4に
渡し (ステップS7)、正常でないと判断した場合は内
部に取込んだ設定送信先アドレス103,設定送信元ア
ドレス104,コントロールフィールド105,伝送デ
ータ106,フィールドチェックシーケンス107を廃
棄する (ステップS8)。
【0045】アドレス制御機構4は設定送信先アドレス
103,設定送信元アドレス104,コントロールフィ
ールド105,伝送データ106,フィールドチェック
シーケンス107が渡されると、図3に示すように、設
定送信先アドレス103に設定されているアドレスma
c4がアドレステーブル7に設定されているか否かを判
断する (ステップS21,S22)。
【0046】本実施例では、経路設定型ルータ装置18
内のアドレステーブル7には経路設定型ルータ装置18
からフレームを転送することができる全ての送信先のア
ドレス及び経路設定型ルータ装置18のアドレスmac
4,mac5が登録されている。更に、アドレステーブ
ル7には経路設定型ルータ装置18を介してフレームを
転送することができる経路設定型ルータ装置に付与され
ているアドレスと、上記経路設定型ルータ装置から他の
経路設定型ルータ装置を介すことなくフレームを転送す
ることができる情報処理装置のアドレスとが対応して登
録されている。図6の例では経路設定型ルータ装置13
に付与されているアドレスmac2,mac3と、情報
処理装置11に付与されているアドレスmac1とが対
応して登録されることになる。
【0047】上記したようにアドレステーブル7には経
路設定型ルータ装置18に付与されているアドレスma
c4,mac5が登録されているので、アドレス制御機
構4は送受信制御機構5から渡された設定送信先アドレ
ス103,設定送信元アドレス104,コントロールフ
ィールド105,伝送データ106,フィールドチェッ
クシーケンス107を経路設定機構2に渡すことになる
(ステップS23)。
【0048】経路設定機構2はアドレス制御機構4から
設定送信先アドレス103,設定送信元アドレス10
4,コントロールフィールド105,伝送データ10
6,フィールドチェックシーケンス107が渡される
と、図4に示すように、アドレステーブル7を検索し、
設定送信先アドレス103に設定されている経路設定型
ルータ装置18のアドレスmac4と対応して登録され
ているアドレスを探す (ステップS31,S32)。
【0049】上記したようにアドレステーブル7には情
報処理装置11に付与されているアドレスmac1と経
路設定型ルータ装置13に付与されているアドレスma
c2,mac3のみが対応して登録されており、設定送
信先アドレス103に設定されている経路設定型ルータ
装置18のアドレスmac4と対応して登録されている
アドレスはないので、経路設定機構2は設定送信先アド
レス103に設定されているアドレスmac4が自経路
設定型ルータ装置18に付与されているアドレスmac
4,mac5かを判断する (ステップS34,S3
5)。
【0050】この例の場合、設定送信先アドレス103
には経路設定型ルータ装置18に付与されているアドレ
スmac4が設定されているので、経路設定機構2はア
ドレス制御機構4から渡された設定送信先アドレス10
3,設定送信元アドレス104,コントロールフィール
ド105,伝送データ106,フィールドチェックシー
ケンス107から設定送信先アドレス103,設定送信
元アドレス104を除いたものを経路選択機構3に渡す
ことになるが (ステップS36)、設定送信先アドレス
103に設定されているアドレスが経路設定型ルータ装
置18に付与されているアドレスでない場合は送受信制
御機構5,アドレス制御機構4を介して渡された設定送
信先アドレス103,設定送信元アドレス104,コン
トロールフィールド105,伝送データ106,フィー
ルドチェックシーケンス107をアドレス制御機構4に
渡し、受信側の送受信制御機構5とは異なる送受信制御
機構6を介して送信することを指示する (ステップS3
7)。
【0051】経路選択機構3は経路設定機構2から設定
送信先アドレス103,設定送信元アドレス104が削
除された受信フィールドが送られてくると、設定送信先
アドレス103,設定送信元アドレス104が含まれて
いるか否かを判断する (図5のステップS41,S4
2)。
【0052】この場合、設定送信先アドレス103,設
定送信元アドレス104は含まれていないので、経路選
択機構3はステップS45の処理を行なうことになる。
【0053】ステップS45に於いて、経路選択機構3
は送信先アドレスを伝送データ106に含まれている送
信元アドレス84に設定されている経路設定型ルータ装
置13のアドレスmac2にし、送信元アドレスを自経
路設定型ルータ装置18に付与されているアドレスma
c4,mac5の内のアドレスmac2に対応するアド
レスmac4とした応答フレームを作成し、それを受信
側の送受信制御機構5を用いて送信することをアドレス
制御機構4に要求すると共に、経路設定機構2から渡さ
れた伝送データ106(送受信フレーム81の送信先ア
ドレス83,送信元アドレス84,コントロールフィー
ルド85,テキストデータ86,フィールドチェックシ
ーケンス87から構成される)を送信側の送受信制御機
構6を用いて送信することをアドレス制御機構4に要求
する。
【0054】応答フレームの送信が要求されると、アド
レス制御機構4は応答フレームを送受信制御機構5に渡
す。
【0055】送受信制御機構5は応答フレームが渡され
ると (図2のステップS9,S10)、中継LAN装置
23上にデータがないことを確認した後 (ステップS1
1,S12)、同期用トレーラを付与した応答フレーム
を中継LAN装置23に送信する (ステップS13)。
【0056】この応答フレームの送信先アドレスは経路
設定型ルータ装置13のアドレスmac2となっている
ので、ルータ装置16,ルータ装置14を経由して経路
設定型ルータ装置13に送られる。経路設定型ルータ装
置13は応答フレームが送られてくることにより、経路
設定型送受信フレーム101が経路設定型ルータ装置1
8で受信されたことを確認する。また、経路設定型ルー
タ装置13は、経路設定型送受信フレーム101を送信
してから応答フレームを受信するまでの時間に基づい
て、ステップS43で通信経路の選択を行なう際に使用
するトラヒックを予測する。また、送信した経路設定型
送受信フレーム101に対応する応答フレームを受信で
きない場合は、経路設定型送受信フレーム101を送信
した通信経路に障害が発生したと判断し、ステップS4
3で通信経路の選択を行なう際にその通信経路を一定期
間選択しないようにする。
【0057】また、送信先アドレス83,送信元アドレ
ス84,コントロールフィールド85,テキストデータ
86,フィールドチェックシーケンス87の送信が要求
されると、アドレス制御機構4はそれらを送受信制御機
構6に渡す。
【0058】送受信制御機構6は送信先アドレス83,
送信元アドレス84,コントロールフィールド85,テ
キストデータ86,フィールドチェックシーケンス87
が渡されると (ステップS9,S10)、終端LAN装
置24上にデータがないことを確認した後 (ステップS
11,S12)、同期用トレーラを付与した送受信フレ
ームを終端LAN装置24に出力する (ステップS1
3)。
【0059】上記送受信フレーム81の送信先アドレス
83には情報処理装置12のアドレスmac6が設定さ
れているので、情報処理装置12は終端LAN装置24
に出力された送受信フレーム81を受信する。
【0060】図11は情報処理装置11と情報処理装置
12との間に通信経路が、経路設定型ルータ装置13、
ルータ装置14,16,経路設定型ルータ装置18を経
由するものだけしか設定されていない場合、即ち経路設
定型ルータ装置13内のアドレステーブル7に情報処理
装置12のアドレスmac6と対応して経路設定型ルー
タ装置18に付与されているアドレスmac4,mac
5の内のmac4しか登録されていない場合の動作説明
図である。
【0061】情報処理装置11から送信先アドレスに情
報処理装置12のアドレスmac6が設定されている送
受信フレームが出力されると、経路設定型ルータ装置1
3は上記送受信フレームを含み、設定送受信アドレスを
経路設定型ルータ装置18のアドレスmac4とした経
路設定型送受信フレームを作成し、それを出力する。
【0062】この経路設定型送受信フレームの設定送信
先アドレスがmac4になっていることから、経路設定
型送受信フレームはルータ装置14,16を介して経路
設定型ルータ装置18に加えられる。
【0063】経路設定型ルータ装置18は経路設定型送
受信フレームが加えられると、それに含まれている設定
送信先アドレスmac4と対応するアドレスmac2を
送信先アドレスにした応答フレームを送信する。この応
答フレームはルータ装置16,14を介して経路設定型
ルータ装置13に送られる。
【0064】また、経路設定型ルータ装置18は自装置
宛の経路設定型送受信フレームが加えられると、それに
含まれている送受信フレームを送信先アドレスmac6
が示す情報処理装置12に送信する。
【0065】図12は情報処理装置11と情報処理装置
12との間に通信経路が、経路設定型ルータ装置13、
ルータ装置14,16、経路設定型ルータ装置18を経
由するものと、経路設定型ルータ装置13、ルータ装置
15,17,経路設定型ルータ装置18を経由するもの
との2つが設定されている場合、即ち経路設定型ルータ
装置13内のアドレステーブル7に情報処理装置12の
アドレスmac6と対応して経路設定型ルータ装置18
に付与されている2つのアドレスmac4,mac5が
設定されている場合の動作説明図である。
【0066】情報処理装置11から送信先アドレスに情
報処理装置12のアドレスmac6が設定されている送
受信フレームが出力されると、経路設定型ルータ装置1
3は情報処理装置12との間に2つ存在する通信経路の
内の一方、即ち正常な通信経路であってトラヒックの低
い方の通信経路を選択する。
【0067】そして、経路設定型ルータ装置13,ルー
タ装置14,16、経路設定型ルータ装置18を経由す
る通信経路を選択した場合は、経路設定型ルータ装置1
3は情報処理装置11からの送受信フレームを含み、設
定送信先アドレスを経路設定型ルータ装置18に与えら
れている2つのアドレスの内の一方のアドレスmac4
とした経路設定型送受信フレームを作成し、また、経路
設定型ルータ装置13、ルータ装置15,17、経路設
定型ルータ装置18を経由する通信経路を選択した場合
は情報処理装置からの送受信フレームを含み、設定送信
先アドレスを経路設定型ルータ装置18に与えられてい
る他方のアドレスmac5とした経路設定型送受信フレ
ームを作成し、作成した経路設定型送受信フレームを送
信する。
【0068】経路設定型ルータ装置13から設定送信先
アドレスにmac4が設定された経路設定型送受信フレ
ームが出力された場合は、その経路設定型送受信フレー
ムはルータ装置14,16を介して経路設定型ルータ装
置18に加えられる。また、経路設定型ルータ装置13
から設定送信先アドレスにmac5が設定された経路設
定型送受信フレームが出力された場合は、その経路設定
型送受信フレームはルータ装置15,17を介して経路
設定型ルータ装置18に加えられる。
【0069】経路設定型ルータ装置18は設定送信先ア
ドレスにmac4が設定されている経路設定型送受信フ
レームが加えられると、アドレスmac4に対応するア
ドレスmac2を送信先アドレスにした応答フレームを
出力する。この応答フレームはルータ装置16,14を
介して経路設定型ルータ装置13に送られる。また、経
路設定型ルータ装置18は自装置宛の上記経路設定型送
受信フレームが加えられると、それに含まれている送受
信フレームを送信先アドレスmac6が示す情報処理装
置12に送信する。
【0070】また、経路設定型ルータ装置18は設定送
信先アドレスにmac5が設定されている経路設定型送
受信フレームが加えられると、アドレスmac5に対応
するアドレスmac3を送信先アドレスにした応答フレ
ームを出力する。この応答フレームはルータ装置17,
15を介して経路設定型ルータ装置13に送られる。ま
た、経路設定型ルータ装置18は自装置宛の上記経路設
定型送受信フレームが加えられると、それに含まれてい
る送受信フレームを送信先アドレスmac6が示す情報
処理装置12に送信する。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の経路設定
型ルータ装置は、第1の情報処理装置から送られてきた
第2の情報処理装置への送受信フレームを受信した場
合、第2の情報処理装置と終端LAN装置を介して接続
されている他経路設定型ルータ装置に割り当てられてい
るアドレス(自経路設定型ルータ装置と他経路設定型ル
ータ装置との間に存在する各通信経路それぞれに対応す
るアドレスが割り当てられている)の内の1つを選択
し、この選択した他経路設定型ルータ装置のアドレスを
設定送信先アドレスとして含むと共に上記受信した送受
信フレームを含む経路設定型送受信フレームを中継型L
AN装置へ出力するようにしたものであり、第1,第2
の情報処理装置間に存在する複数の通信経路の内の適切
な通信経路を選択して送受信フレームの転送を行なうこ
とができるので、第1,第2の情報処理装置間に固定的
な通信経路を1つだけしか設けることができなかった従
来例に比較して、通信経路,LAN装置のトラヒックの
分散化を図ることができる効果があると共に、1つの通
信経路に障害が発生した場合に於いても別の通信経路を
使用して送受信フレームを転送することが可能になる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる経路設定型ルータ装置の実施例
のブロック図である。
【図2】送受信制御機構5,6の処理例を示すフローチ
ャートである。
【図3】アドレス制御機構4の処理例を示すフローチャ
ートである。
【図4】経路設定機構2の処理例を示すフローチャート
である。
【図5】経路選択機構3の処理例を示すフローチャート
である。
【図6】経路設定型ルータ装置を使用したネットワーク
の構成例を示した構成図である。
【図7】図6に示したネットワークに於ける情報処理装
置間の論理的な接続構成を示す図である。
【図8】送受信フレームの構成例を示す図である。
【図9】送受信制御機構5,6の動作説明図である。
【図10】経路設定型送受信フレームの構成例を示す図
である。
【図11】情報処理装置間の通信経路が1つしか設定さ
れていない場合に於ける動作説明図である。
【図12】情報処理装置間の通信経路が複数設定されて
いる場合に於ける動作説明図である。
【図13】従来の技術の問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…経路設定型ルータ装置 2…経路設定機構 3…経路選択機構 4…アドレス制御機構 5,6…送受信制御機構 7…アドレステーブル 11,12、131,132…情報処理装置 13,18…経路設定型ルータ装置 14〜17,133〜138…ルータ装置 19,24,139,144…終端LAN装置 20〜23,140〜143…中継LAN装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−251261(JP,A) 特開 昭62−216561(JP,A) 特開 昭62−256547(JP,A) 特開 平1−221040(JP,A) 特開 平1−106650(JP,A) 特開 平4−200129(JP,A) 特開 平4−316244(JP,A) 特開 平5−227164(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告,Vo l.94 No.66(SSE94−41),渡 辺 他,「LANにおける直列ブリッジ /ルータの検討」pp.13−18 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/46 H04L 12/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の情報処理装置が接続されている第
    1の終端LAN装置及び中継LAN装置に接続された経
    路設定型ルータ装置であって、 第2の情報処理装置が接続されている第2の終端LAN
    装置に接続された他経路設定型ルータ装置に割り当てら
    れている、前記経路設定型ルータ装置との間に存在する
    各通信経路それぞれに対応するアドレスと、前記第2の
    情報処理装置に割り当てられているアドレスとが対応付
    けて登録されると共に、自経路設定型ルータ装置に割り
    当てられている前記他経路設定型ルータ装置との間に存
    在する各通信経路それぞれに対応する アドレスが登録さ
    れたアドレステーブルと、 前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置へ
    、送信先アドレスとして前記第2の情報処理装置のア
    ドレスを含む送受信フレームを受信すると共に送信要求
    のあった送受信フレームを前記第1の終端LAN装置へ
    出力する第1の送受信制御手段と、 該第1の送受信制御手段が前記第1の情報処理装置から
    の送受信フレームを受信したとき、前記アドレステーブ
    ルを検索し、前記送受信フレーム中の送信先アドレスと
    対応して登録されている前記他経路設定型ルータ装置に
    割り当てられているアドレスを取得し、第2の送受信制
    御手段が経路設定型送受信フレームを受信したとき、該
    経路設定型送受信フレームに含まれている設定送信先ア
    ドレスが自経路設定型ルータ装置に割り当てられている
    アドレスであるか否かを判定する経路設定手段と、 該経路設定手段がアドレスを取得したとき、該取得した
    アドレスの内の1つを選択し、選択したアドレスを設定
    送信先アドレスとして含むと共に前記第1の送受信制御
    手段が受信した送受信フレームを含む経路設定型送受信
    フレームを作成し、前記経路設定手段が前記経路設定型
    送受信フレームに含まれている設定送信先アドレスが自
    経路設定型ルータ装置に割り当てられているアドレスで
    あると判定したとき、前記経路設定型送受信フレームに
    含まれている送受信フレームの送信を前記第1の送受信
    制御手段に対して要求する経路選択手段と、 該経路選択手段が作成した経路設定型送受信フレームを
    前記中継LAN装置に出力すると共に、前記中継LAN
    装置上に現れた経路設定型送受信フレームを受 信する
    2の送受信制御手段とを含むことを特徴とする経路設定
    型ルータ装置。
  2. 【請求項2】 前記経路選択手段は前記経路設定手段が
    選択したアドレスの内、対応する通信経路が正常であっ
    て、且つ最もトラヒックの低いものを選択することを特
    徴とする請求項1記載の経路設定型ルータ装置。
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電子情報通信学会技術研究報告,Vol.94 No.66(SSE94−41),渡辺 他,「LANにおける直列ブリッジ/ルータの検討」pp.13−18

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