JP3082110B2 - 水検知回路 - Google Patents

水検知回路

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JP3082110B2
JP3082110B2 JP12523392A JP12523392A JP3082110B2 JP 3082110 B2 JP3082110 B2 JP 3082110B2 JP 12523392 A JP12523392 A JP 12523392A JP 12523392 A JP12523392 A JP 12523392A JP 3082110 B2 JP3082110 B2 JP 3082110B2
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雅篤 井上
敏弘 堀内
一郎 奈須
伸二 宮内
融士 山本
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶体内とか床面のこぼ
れ水などの残水検知回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水検知回路は、缶体内部の残水を
検出する場合や、床面のこぼれた水を検出する場合に用
いられてきた。
【0003】従来の例として図3に示すものは缶体内の
残水を検知する水検知回路の回路図で、1a、1bは電
極で、残水を検知する缶体Aに取り付けられている。2
は直流電源、3、4はトランジスタを示し、5はマイク
ロコンピュータ(以下マイコンという)で機器の制御を
行うとともにトランジスタ4の信号を入力して残水の有
無の判定を行うものである。6、7、8、9、10は夫
々抵抗である。
【0004】そして缶体A内に残水の無い場合は、1
a、1b間がオープンとなり、ベース電流が流れないた
めトランジスタ3はオフ状態であり、その結果トランジ
スタ4もオフとなり、マイコン5の入力はHiとなり、
マイコン5は残水なしと判断し、残水なしの判断のもと
機器の制御を行うものとなっている。
【0005】缶体A内に、電極の両方が浸水する程度の
残水がある場合は、抵抗7、電極1a、水、1bの経路
でべース電流が流れ、トランジスタ3がオン、トランジ
スタ4がオンし、マイコン5の入力はLowとなり、マ
イコン5は残水ありと判断し残水ありの判断のもと機器
の制御を行うものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式に
おいては、水の有無の検出には問題ないものの、缶体内
とかこぼれ水などの水に直流電圧を印加するために、水
の電気分解を誘発し水素の発生する恐れがあるといった
問題や、電気分解にともない電食が発生し電極に垢が取
り付くために、一定期間後に交換する必要があるといっ
た問題があった。
【0007】そして、この電気分解を防ぐために、電極
に交流を印加する方式が考えられるが普通にはトランス
を使用することが考えられるため、コスト高になる欠点
があった。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の有してい
る問題を解決し、より精度の高く安価な水検知回路を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、機器の制御を行うマイコンと、相互に距離を
保って配設した2つの電極と、前記電極の一方から抵抗
を介してトランジスタのべースに接続し、電極の他の一
端を前記マイコンの第1の出力ポートに接続し、アノー
ドを前記トランジスタのエミッタに接続したダイオード
をベース・エミッタ抵抗に並列に接続し、定電圧電源か
ら抵抗を介して接続したコレクタから前記マイコンの入
力ポートに接続し、前記トランジスタのエミッタを前記
マイコンの第2の出力ポートに接続し、前記マイコンの
第1の出力ポートの出力と、第2の出力ポートの出力の
論理を交互に反転させて、前記電極間に交流を印加する
回路としたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、2つのマイコン
の出力を交互に反転させて電極間に交流を流すため、水
検知用の交流電源を別に設けることなく、電気分解の発
生を押さえて、水の有無を検出できるものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の水検知回路の一実施例につい
て図1を参照しながら説明する。図1は本発明一実施例
の水検知回路で、説明を簡単にするために、缶体内の残
水を検出回路に応用した場合について説明を行う。な
お、従来例と同一部品には、同一番号を付して説明を省
略する。11はトランジスタ、5はマイコンで機器の制
御を行うとともにトランジスタ11の信号を入力して残
水の有無の判定を行う、12はダイオードで第1の出力
Hi時にトランジスタ11のベース・エミッタ間が逆バ
イアスされるのをVF分だけにおさえるものであり、1
3、14、15は抵抗である。
【0012】次に、動作について説明する。マイコン5
は第1の出力と、第2の出力の論理を時分割で交互に反
転させ続ける、このため電極1a、1bに印加される電
圧は図2のように交流が印加されるものとなる。缶体内
に水の無い場合は、電極間がオープンになるためトラン
ジスタ11がオフとなり、マイコン入力はHiとなり缶
体A内に水は無いと判断する。
【0013】次に缶体A内に残水が発生した場合の動作
について説明する。図2において第1フェーズ(奇数フ
ェーズ)においては、第1の出力がHi、第2の出力は
Lowとなる。この場合はダイオード12、抵抗13、
電極1a、水、1bを介して、Lowを出力している第
2の出力の経路で電流が流れる。この場合、トランジス
タ11はオンできないため、マイコン側で入力の結果を
無視するか、このフェーズでの入力処理は行わない。出
力を時分割で切り換えるために処理がフェーズ2(偶数
フェーズ)に移った場合に入力の処理を行うものとな
る。第2フェーズ(偶数フェーズ)では、電極1b、
水、1a、抵抗13、トランジスタ11、Lowを出力
している第1の出力の経路で電流が流れるためトランジ
スタ11がオンしマイコン入力はLowとなり、マイコ
ン5は、残水ありの判断に基づき制御を行うものとな
る。本方式においては、時分割でHi、Lowを切り換
えるためタイミング(奇数フェーズ)では検出できない
が、出力タイミングにあわせて、検出タイミングを切り
換えることは、マイコンを使用すれば容易に実現が可能
である。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、本発明
によれば、水の存在を検知するための電極に交流を印加
するために、水の電気分解の発生等がなく、またマイコ
ンの2つの出力を交互に反転させ切り換えるため、トラ
ンスを別に設けて交流電圧を供給する必要もないため、
検出性能を落すことなく、安価に回路を構成することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例の水検知回路図
【図2】同実施例の出力ポートと電極間電圧タイミング
【図3】従来の水検知回路図
【符号の説明】
1a、1b 電極 5 マイコン 11 トランジスタ 12 ダイオード 13、14、15 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 伸二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山本 融士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−201590(JP,A) 特開 昭61−97586(JP,A) 特開 昭57−182620(JP,A) 実開 昭64−30470(JP,U) 実開 昭60−139260(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 3/06 G01N 27/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器の制御を行うマイクロコンピュータ
    と、相互に距離を保って配設した2つの電極と、電極の
    一方から抵抗を介してトランジスタのベースに接続し、
    電極の他の一端を前記マイクロコンピュータの第1の出
    力ポートに接続し、アノードを前記トランジスタのエミ
    ッタに接続したダイオードをベース・エミッタ抵抗に並
    列に接続し、定電圧電源から抵抗を介して接続したコレ
    クタから前記マイクロコンピュータの入力ポートに接続
    し、前記トランジスタのエミッタを前記マイクロコンピ
    ュータの第2の出力ポートに接続し、前記マイクロコン
    ピュータの第1の出力ポートの出力と、第2の出力ポー
    トの出力の論理を交互に反転させて、前記電極間に交流
    を印加する水検知回路。
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