JP3081939U - マイナスイオン生成装置 - Google Patents

マイナスイオン生成装置

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JP3081939U JP2001003131U JP2001003131U JP3081939U JP 3081939 U JP3081939 U JP 3081939U JP 2001003131 U JP2001003131 U JP 2001003131U JP 2001003131 U JP2001003131 U JP 2001003131U JP 3081939 U JP3081939 U JP 3081939U
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宏一 藤原
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広撚株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マイナスイオンを効率よく生成できるマイナ
スイオン生成装置を得る。 【解決手段】 マイナスイオン生成装置1は、芯糸材に
銅を被覆してなる複数本の銅線を経緯に配置することで
経緯の銅線が交差状に接触する織物布などの布帛3と、
この布帛3に接続されて布帛3に負電圧を供給する電源
コード5などを備えている。そして、布帛3の銅線に電
源コード5を介して負電圧が供給されることで、マイナ
スイオン生成装置1が布帛3の全体を使ってマイナスイ
オンを生成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、敷布団やソファや自動車のシートの上などに敷かれた状態でマイナ スイオンを生成して、このマイナスイオンによって利用者の体質改善などを図る マイナスイオン生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマイナスイオン生成装置は、例えば実用新案登録第3072103号公 報に示すごとく、多数の銅線を分散配置した不織布をカバー内に収納して、この 不織布に電源コードの出力端子を接続する。そして、電源コードを介して前記不 織布に、例えば−60Vの負電圧が印加されることで、マイナスイオンを生成し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記不織布では、銅線が分散配置されているため、各銅線どうしが確実に接触 できるとは限らない。従って、不織布全体に負電圧が印加されず、不織布全体を 有効に使ってマイナスイオンを効率よく生成できないところに問題がある。また 、不織布では、十分な強度を有しながら薄くすることが困難なところに問題があ る。さらに、マイナスイオン生成装置の製造コストの削減を図る必要がある。
【0004】 本考案の目的は、マイナスイオンを効率よく生成できるマイナスイオン生成装 置を得ることにある。本考案の他の目的は、マイナスイオン生成装置の製造コス トの削減を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本考案に係るマイナスイオン生成装置は、複数本の銅線2を経 緯に配置することで経緯の銅線2が交差状に接触する布帛3と、この布帛3の銅 線2に接続されて負電圧を供給する負電圧供給手段5とを備えている。ここでの 布帛3は、編地布や織物布や不織布などが該当する。銅線2は、芯糸材に銅を被 覆したものや、全体を銅のみで形成したものなどが該当する。布帛3への銅線2 の配置としては、布帛3に銅線2を縫い込んだものや、交差状に編んだ銅線2を 不織布や編地布や織物布などに付設したものなども含まれる。布帛3は、例えば 銅線2を縦横に編み込んだ編地布なども該当する。
【0006】 請求項2記載の本考案に係るマイナスイオン生成装置は、経糸および緯糸とし ての銅線2と繊維性糸6とが交互に織り込まれて、経緯の銅線2が交差状に接触 する布帛3と、この布帛3を覆う柔軟体カバー4と、布帛3の銅線2に接続され て負電圧を供給する負電圧供給手段5とを備えている。ここでの銅線2は、芯糸 材に銅を被覆したものや、全体を銅のみで形成したものなどが該当する。
【0007】 請求項3記載の本考案に係るマイナスイオン生成装置は、複数本の銅線2を経 緯に配置することで経緯の銅線2が交差状に接触する布帛3と、この布帛3を覆 う柔軟体カバー4と、布帛3の銅線2に接続されて負電圧を供給する負電圧供給 手段5とを備えている。銅線2は、繊維性の芯糸材2aを銅2bによって被覆し てある。ここでの布帛3への銅線2の配置としては、布帛3に銅線2を縫い込ん だものや、交差状に編んだ銅線2を不織布や編地布や織物布などに付設したもの なども含まれる。布帛3は、例えば銅線2を縦横に編み込んだ編地布なども該当 する。
【0008】 請求項4記載の本考案に係るマイナスイオン生成装置は、経糸および緯糸とし ての銅線2と繊維性糸6とが交互に織り込まれて、経緯の銅線2が交差状に接触 する布帛3と、この布帛3を覆う柔軟体カバー4と、布帛3の銅線2に接続され て負電圧を供給する負電圧供給手段5とを備えている。銅線2は、繊維性の芯糸 材2aを銅2bによって被覆している。布帛3全体は酸化防止剤で覆われている 。
【0009】
【考案の作用効果】 本考案に係るマイナスイオン生成装置によれば、布帛3は、銅線2が経緯に交 差状に配置されることで、銅線2どうしの交差状の接触部を介して布帛3の経緯 の全銅線2が電気的に導通し、負電圧供給手段5からの負電圧が布帛3全体に確 実に供給されて、布帛3の全体を有効に使ってマイナスイオンを効率よく生成で きる。この結果、豊富なマイナスイオンによって利用者の体質改善などを確実に 図れる。
【0010】 銅線2と繊維性糸6とを経糸および緯糸として交互に織り込むと、布帛3を銅 線2のみで織り上げた場合よりも布帛3の製造コストの削減が図れるうえ、布帛 3に柔軟性を持たせることができる。しかも、布帛3を不織布などで形成した場 合よりも布帛3を薄く、且つ、丈夫にできる。
【0011】 銅線2が繊維性の芯糸材2aを銅2bによって被覆したものであると、銅線2 全体を銅のみで形成した場合よりも銅線2の引張強さなどが増して、布帛3を織 る際に銅線2が切断することなどが防止され、これによって布帛3の歩留まりな どが向上する。
【0012】 布帛3全体を酸化防止剤で覆うと、銅線2の銅2bが錆びることが防止され、 銅線2と負電圧供給手段5および経緯の銅線2どうしを確実に電気的に導通させ ることができて、布帛3の全体を確実に使ってマイナスイオンを生成できる。
【0013】
【考案の実施の形態】
図1ないし図5は本考案に係るマイナスイオン生成装置を示している。図2に 示すごとくマイナスイオン生成装置1は、銅線2(図1参照)を織り込んだ織物 としての布帛3と、この布帛3を覆う柔軟体カバー4と、布帛3に負電圧を供給 するための電源コード(負電圧供給手段)5とを有している。マイナスイオン生 成装置1は、敷布団やソファや自動車のシートの上などに敷いて使用可能なよう に柔軟性のある扁平形状になっている。そして、布帛3に負電圧が供給されるこ とで、布帛3がマイナスイオンを生成する。
【0014】 電源コード5は、図2に示すごとく1本の電線の一端側に、商用電源のコンセ ント(図示せず)に差し込み可能な差込プラグ5aが設けられるとともに、前記 電線の他端側に、布帛3の一方の面に接着される箔状の電極5bが設けられる。 電源コード5の中間部にはヒューズ5cが設けられる。電源コード5の電線は、 前記コンセントの電圧極と接地側極とのうち、正電圧と負電圧とが交番に印加さ れる電圧極に差込プラグ5aを介して接続される。つまり、布帛3は、電源コー ド5を介して正負の電圧が交番に印加され、少なくとも負電圧が印加される期間 でマイナスイオンを生成する。
【0015】 銅線2は、図3に示すごとく、ポリエチレンテレフタレートやポリエステルや 木綿などからなる繊維性の芯糸材2aに、厚さ0.03mm程度の帯状の銅箔2bを 巻回させて芯糸材2a全体を被覆することで、外径が0.25mm程度になるように 形成してある。布帛3は、図1に示すごとく経糸および緯糸として、1本ないし 複数本の前記銅線2と、1本ないし複数本の繊維性糸6とを交互に織り込んで形 成している。繊維性糸6は、ポリエステルなどの合成繊維や木綿などからなる。
【0016】 つまり、布帛3は、前記銅線2が格子縞状に織り込まれており、経緯の銅線2 が交差状に接触することで互いに電気的に導通するようになっている。これによ り、電源コード5の電極5bに接触する銅線2から、銅線2どうしの交差状の接 触部を介して布帛3の経緯の全銅線2に負電圧が供給される。布帛3は、銅線2 と繊維性糸6とで織り上げることで、銅線2のみで織り上げた場合よりも布帛3 の製造コストの削減が図れるうえ、布帛3に柔軟性を持たせることができるが、 前記銅線2のみで織り上げてもよい。
【0017】 前記織り上げられた布帛3は、例えばエチレングリコールモニプチルエーテル とアルカニールアミンとを混合してなる酸化防止剤の溶液内に浸漬させており、 これによって布帛3全体が酸化防止剤で被覆される。従って、銅線2が錆びるこ とを防止でき、銅線2と電極5bとの導通状態および経緯の銅線2どうしの導通 状態を高く維持できる。
【0018】 柔軟体カバー4は、図4に示すごとく、柔軟性を有する表地4aと裏地4bと からなり、これらの間に前記布帛3を封入している。表地4aは、ポリエステル 系合成繊維などからなる布地でスポンジ状のポリウレタンや綿などを挟んで加工 したキルティング生地などからなり、裏地4bは、例えばウレタン加工された合 成皮革などからなる。なお柔軟体カバー4は通気性を有している。
【0019】 マイナスイオン生成装置1を自動車内などで使用する場合には、図5に示すご とく、電源コード5の中間部にインバータ8を配置するとともに、電源コード5 の先端部には、自動車の車室内に設けたシガレットソケット10に接続可能なピ ン形のプラグ9を配置する。そして、前記プラグ9をシガレットソケット10に 接続することで、インバータ8が自動車のバッテリー電圧を、例えば−60Vの 負電圧に変換して電源コード5の電極5bを介して布帛3に供給する。なお、自 動車のシート上に敷いて使用する場合には、図示しない所定の取付具でシートに 取り付ける。
【0020】 図2では、マイナスイオン生成装置1がほぼ長方形状になっているが、マイナ スイオン生成装置1の形状は、自動車のシートなどに合わせて適宜変更可能であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマイナスイオン生成装置に係る布帛の
拡大図である。
【図2】マイナスイオン生成装置の全体を示す平面図で
ある。
【図3】布帛に用いる銅線の構造を示す平面図である。
【図4】マイナスイオン生成装置の部分拡大断面図であ
る。
【図5】マイナスイオン生成装置を自動車などで使用す
る場合の電源コードの概略構成図である。
【符号の説明】
1 マイナスイオン生成装置 2 銅線 2a 芯糸材 2b 銅箔 3 布帛 4 柔軟体カバー 5 電源コード(負電圧供給手段) 6 繊維性糸

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の銅線2を経緯に配置することで
    経緯の銅線2が交差状に接触する布帛3と、この布帛3
    の銅線2に接続されて負電圧を供給する負電圧供給手段
    5とを備えたことを特徴とするマイナスイオン生成装
    置。
  2. 【請求項2】 経糸および緯糸としての銅線2と繊維性
    糸6とが交互に織り込まれて、経緯の銅線2が交差状に
    接触する布帛3と、この布帛3を覆う柔軟体カバー4
    と、布帛3の銅線2に接続されて負電圧を供給する負電
    圧供給手段5とを備えたことを特徴とするマイナスイオ
    ン生成装置。
  3. 【請求項3】 複数本の銅線2を経緯に配置することで
    経緯の銅線2が交差状に接触する布帛3と、この布帛3
    を覆う柔軟体カバー4と、布帛3の銅線2に接続されて
    負電圧を供給する負電圧供給手段5とを備えており、 銅線2が、繊維性の芯糸材2aを銅2bによって被覆し
    たものであることを特徴とするマイナスイオン生成装
    置。
  4. 【請求項4】 経糸および緯糸としての銅線2と繊維性
    糸6とが交互に織り込まれて、経緯の銅線2が交差状に
    接触する布帛3と、この布帛3を覆う柔軟体カバー4
    と、布帛3の銅線2に接続されて負電圧を供給する負電
    圧供給手段5とを備えており、 銅線2が、繊維性の芯糸材2aを銅2bによって被覆し
    ており、 布帛3全体が酸化防止剤で覆われていることを特徴とす
    るマイナスイオン生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014010934A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Murata Mfg Co Ltd 放電素子および放電デバイス

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