JP3081534U - 枕 - Google Patents

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JP3081534U JP2001002693U JP2001002693U JP3081534U JP 3081534 U JP3081534 U JP 3081534U JP 2001002693 U JP2001002693 U JP 2001002693U JP 2001002693 U JP2001002693 U JP 2001002693U JP 3081534 U JP3081534 U JP 3081534U
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春男 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ調節が容易に可能で、さらに振動による
マッサージ効果を有する枕を提供する。 【解決手段】 圧力によって下に押し下げられる調節装
置4が設けられている。調節装置4は、台座1の上の固
定突起41、押さえローラー43、固定突起の上部の弾
片42、そして、固定突起を貫く調節ネジ44からな
る。押さえローラー43が、昇降台3のローラー軸31
1にちょうどあたり、ローラー軸311上でバランスを
とり、昇降台3の斜めバー31の交差角度を固定する。
使用前に調節ネジ44で固定突起41を移動させて昇降
台3を調節可能である。さらに、頭部を直接枕にのせる
ことで、枕部分2と台座1の距離を調節可能である。頭
部を枕からはずすと、バネ32とスプリングパーツ12
の回復作用によって、ゆっくり元にもどるよう構成され
ている。台座1に振動装置を取り付けることで、マッサ
ージの効果も得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は高さが調節可能な枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の枕は、一般にやわらかい材質のものが多く、睡眠時に頭をのせて使用す る。ほかに、高さが調節できる構造の枕もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の一般的な枕は、決まった形をしているので、枕の高さを調節することが できない。したがって、睡眠時に頭部や首が圧迫され、頚椎付近の筋肉や神経が 緊張して睡眠を妨げることが往々にして発生する。
【0004】 また、現在ある高さが調節できる枕の場合は、調節する際に回転バーを回す必 要があり、使用者が使いやすい高さにはなかなか調節ができなかったり、回転の 方向を誤り、思うように調節ができないといった欠点があり、けっして理想的だ とは言えない。 したがって本考案の目的は、高さ調節が容易に可能で、さらに振動によるマッ サージ効果を有する枕を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案の請求項に記載の枕は、圧力によって適度 に下に押し下げられる構造の調節装置が設けられている。この調節装置は、台座 の上の固定突起、固定突起の前部で昇降台のローラー軸上に取りつけられ軸にあ たるよう設置されている押さえローラー、固定突起の上部の弾片、そして、固定 突起を貫く調節ネジからなる。適度な高さになるように、調節装置の前部に取り つけられた押さえローラーが、昇降台のローラー軸にちょうどあたるようになっ ている。ローラー軸上でのバランスをとり、昇降台の斜めバーの交差角度を固定 する。使用する際は、頭部を直接枕にのせればよく、思うように枕部分と台座の 距離を調節することが可能である。したがって、睡眠時に首や頭部を圧迫するこ とがない。また、高さの調節と共に振動させることも可能で、疲労回復の効果が あり、心地よい睡眠を誘う効果もある。
【0006】 本考案の実施例による枕は、使用前に調節ネジで固定突起を移動させて昇降台 を調節して、理想とされる頭部の中心線と脊椎骨が一直線になる状態にすること が可能である。さらに、頭部を直接枕にのせれば、思うように枕部分と台座の距 離を調節可能である。頭部を枕からはずすと、バネとスプリングパーツの回復作 用によって、ゆっくり元にもどるよう構成されている。 さらに、台座に振動装置を取り付けることで、枕の高さを調節すると同時に、 マッサージの効果も得られる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、図2に示すように、本考案の実施例による枕は、台座1、底面が電源ユ ニットMによって振動装置21に接続されている枕部分2、台座と枕部分との間 にある昇降台3、そして、昇降台3を適度に押さえて固定する調節装置4からな る。
【0008】 台座1と枕部分2との、対応する位置にそれぞれ、はめ込み部分14およびロ ーラー座13が設けられ、昇降台の斜めバー31の一端がはまり込むように構成 されている。他端のローラー312はローラー座13上で回る。台座1は昇降台 3の両側に設けられている突起部11によって組み立てられている。突起部11 と昇降台3との間には、スプリングパーツ12が設けられ、枕が下に押された時 、昇降台3が適度に両側のスプリングパーツ12を圧縮する。
【0009】 昇降台3は、二組の、中段部分で交差している斜めバー31からなる。斜めバ ー31の間にはナットP1によって固定棒33が取り付けられ、斜めバー31の 間隔を固定している。昇降台3の交差部分にはバネ32がはめ込まれている。バ ネ32の両端はそれぞれナットP1によって固定されていて、頭部が枕から離れ ると、枕はこのバネ32の回復力によって、ゆっくり元に戻る。昇降台の一方の 末端は、くさびPとC型ワッシャーSによって枕部分2と台座1のはめ込み部分 14に固定されている。他端は、スプリングパーツ12によって、台座1の上に 固定されている。斜めバーの端にはローラー軸311があり、ローラー軸311 の両側にはそれぞれローラー座13の内で回るローラー312が設けられ、ロー ラー軸311を固定している。
【0010】 調節装置4は、底板の上の固定突起41、固定突起の上部の弾片42、弾片の 上の押さえローラー43、そして、固定突起の末端の調節ネジ44からなる。 固定突起41は、一端が突出している止まり411になっていて、枕部分2が 元に戻る時、この止まり411がストッパーとなり、昇降台3の位置を固定する 。
【0011】 また、固定突起41の上部の押さえローラー43は、昇降台のローラー軸31 1にちょうどあたるようになっている。押さえローラー43の表面は凸紋431 が設けられ、昇降台が押された時、押さえローラーは昇降台のローラー軸311 の上にあたる。押さえローラーの表面の凸紋431は滑り止め効果を有し、昇降 台3が元に戻ろうとするのを確実に防ぐことができる。したがって、昇降台の、 2つの斜めバー31の開き角度を適度に保ち、枕部分2と台座1の間隔を固定す ることが可能である。
【0012】 固定突起41の末端の調節ネジ44は、もう一方が台座1の外側に突出し、そ の端がナット45によって固定されている。 図3、図4に示すように、ナット45と調節ネジ44を回すことで、固定突起 41が昇降台3を調節し、枕部分の高さを調節して、使用者の側臥状況や高さに 合わせることが可能となる。枕部分2は適度に下に押し下げられ、それにつれて 、昇降台3も下に下がり、昇降台3の、斜めバー31の交差角度を変更して、枕 部分2と台座1との間隔を狭くする。使用時は頭部を枕に置くだけでよく、思い のままに枕部分と台座の間隔を変えることが可能である。そして、心地よい高さ で固定することもできる(首と頭部が平坦で圧迫されることがない)。
【0013】 また、昇降台3の角度が変わる度に、ローラー軸311は押さえローラー43 にあたり、固定突起の弾片42の上に固定された押さえローラー43が弾片42 の弾力によって適度に持ち上げられて、ローラー軸311の上にあたっている状 態が保たれ、ローラー軸の上方でバランスを取る。押さえローラーの表面の凸紋 431は滑り止めの効果を有し、昇降台3が元の位置に戻ろうとするのを確実に 防ぐ。したがって、適度な位置で昇降台の斜めバー31の開き角度を保ち、枕に 頭部を置くだけで、枕部分2と台座1の間隔を保つことが可能となる。
【0014】 頭部が枕から離れると、枕部分はバネ32とスプリングパーツの回復力によっ て元に戻る。この時、昇降台3の元に戻ろうとする力は、押さえローラー43が ローラー軸311を押さえる力より大きいため、昇降台のローラー軸は押さえロ ーラーの圧力から離れて、枕はゆっくり上昇する。したがって、睡眠時の首と頭 部を保護し、心地よく、決して圧迫することがない。
【0015】 このため、本考案の調節枕は、昇降させる際、従来の枕のように、調節する度 に回転バーを回す必要があり、使用者が使いやすい高さにはなかなか調節しにく いといった欠点がない。 さらに、本考案の実施例による枕は、枕部分2に振動装置21を取り付けるこ とで、枕2の高さを調節すると同時に、マッサージの効果も得られる。
【0016】 図5に示すように本考案の実施例による枕は、両側に枕の昇降に従って伸縮す る、伸縮パーツ5を取り付けることが可能である。この伸縮パーツ5は蛇腹状の 管で、誤って手が枕の内部に入って、指をはさむのを防ぐ効果を有する。
【0017】
【考案の効果】 本考案の枕は、頭部を直接乗せることで、思うように枕部分と台座の距離を調 節可能であり、心地よい高さで使用することが可能である。したがって、睡眠時 に首や頭部を圧迫することがない。また、高さの調節と共に振動させることも可 能で、疲労回復の効果があり、心地よい睡眠を誘う効果もある。 台座に振動装置を取り付ければ、枕の高さを調節すると同時に、マッサージの 効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による枕を示す立体分解図で
ある。
【図2】本考案の一実施例による枕を示す立体組み立て
図である。
【図3】本考案の一実施例による枕が下に押された状態
を示す図である。
【図4】本考案の一実施例による枕が上昇した状態を示
す図である。
【図5】本考案の一実施例による枕に伸縮パーツを取り
つけた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 台座 2 枕部分 3 昇降台 4 調節装置 5 伸縮パーツ 11 突起部 12 スプリングパーツ 13 ローラー座 14 はめ込み部分 21 振動装置 31 斜めバー 32 バネ 33 固定棒 41 固定突起 42 弾片 43 押さえローラー 44 調節ネジ 45 ナット 311 ローラー軸 312 ローラー 411 止まり 431 凸紋 M 電源ユニット P くさび P1 ナット S C型ワッシャー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座、枕部分、前記台座と前記枕部分と
    の間にある昇降台、および所定位置で前記昇降台を調節
    する調節装置からなり、 前記台座には両側に前記昇降台と組み合わせるための突
    起部が設けられ、前記突起部と前記昇降台との間にはス
    プリングパーツが設けられ、 前記昇降台の上部は前記枕部分の下方と接続され、下端
    は前記スプリングパーツにより前記台座の上部に固定さ
    れ、前記昇降台は二組の中段で交差する斜めバーにより
    構成され、前記昇降台の接続部分にはバネが取り付けら
    れ、二組の前記斜めバーの一端にはそれぞれローラーが
    設けられ、 前記調節装置は、前記台座上の固定突起および前記固定
    突起上に固定されている弾片、前記弾片の上に固定され
    前記昇降台の軸に接するように設置されている押さえロ
    ーラー、ならびに前記固定突起の末端に固定される調節
    ネジからなり、 前記固定突起の一端には、前記枕部分が元に戻るために
    上昇する際のストッパーの役目をする止まりが形成さ
    れ、 前記調節ネジは前記台座の外に突き出し、突き出した端
    には、ナットが締められ、高さの調節と同時に振動する
    ことを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】 前記台座上には電源ユニットが設けら
    れ、前記枕部分が前記台座の前記電源ユニットにつなが
    れているマッサージ効果を有する振動装置と組み合わさ
    れていることを特徴とする請求項1記載の枕。
  3. 【請求項3】 前記調節装置の前記押さえローラーには
    凸紋が形成され、前記昇降台の前記ローラー軸により前
    記押さえローラーが押された時、前記押さえローラーの
    前記凸紋が前記昇降台の前記ローラー軸に当接するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の枕。
  4. 【請求項4】 前記枕部分の外周には、昇降するときに
    ガードするための伸縮パーツが設けられ、前記伸縮パー
    ツは蛇腹状の構造であることを特徴とする請求項1記載
    の枕。
  5. 【請求項5】 前記台座と前記枕部分との対応する位置
    に、それぞれはめ込み部分とローラー座とが設けられ、
    前記昇降台の前記ローラー軸の両側にはそれぞれ前記ロ
    ーラーが設けられ、前記昇降台の一端はC型ワッシャー
    により前記枕部分と前記台座とのはめ込み部分に固定さ
    れ、他端の前記ローラーは前記ローラー座で回転するこ
    とを特徴とする請求項1記載の枕。
  6. 【請求項6】 前記昇降台の二組の前記斜めバーの間に
    は、ナットによって固定されている固定棒が設けられ、
    前記斜めバーの幅が固定され、前記昇降台に取り付けら
    れている前記バネは、その両端がそれぞれナットによっ
    て固定されていることを特徴とする請求項1記載の枕。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015005666A1 (ko) * 2013-07-10 2015-01-15 Lee Gye Uk 승강조절식 건강베개
KR101520390B1 (ko) 2014-03-25 2015-05-21 김재걸 베개높이 자동조절장치
JP2020010807A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 永田 雅一 睡眠時無呼吸(低呼吸)症候群患者の睡眠時の気道確保の為のうつぶせ・あおむけ電子検知・自動昇降枕、及び周辺機構
JP2020089725A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 ▲黄▼賢達Huang, Hsien−Ta 昇降平衡装置の高位置微調整機構
CN114568901A (zh) * 2022-03-05 2022-06-03 郭丹虹 一种具有按摩功能的升降垫枕

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