JP3081406U - 業務用洗髪椅子の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解しやすく安定し強固な業務用洗髪椅子の
提供。 【解決手段】 筒状を呈し並びに足フレーム装置が配置
されたメインフレームを具え、該メインフレームに座体
と洗髪槽が配置され、該メインフレームの下方に所定数
量の足フレーム装置が配置され、且つ足フレーム装置が
直接メインフレームの下方にネジ止めされ、これによ
り、分解しやすく安定し強固な業務用洗髪椅子とされて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の業務用洗髪椅子の構造に係り、特に、筒状を呈し並びに足フレ ームセットが配置されたメインフレームを具え、該メインフレームに座体と洗髪 槽が配置され、以上の構造により、分解しやすく安定し強固な業務用洗髪椅子の 構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

現在、業務用洗髪椅子の構造には、最も早期の分離式のものと、現在流行の一 体式の態様とがあり、分離式とは、シートと洗髪槽が分離状とされ、該洗髪槽が 固定式の設計とされ、且つシートの体積が相当に膨大で、このため相当場所をと り、また、洗髪槽が固定式とされているために、活発な調整が行えなかった。一 体式の業務用洗髪椅子の構造は、シートと洗髪槽が結合され一体とされ（図１参 照）、図から分かるように、この業務用洗髪椅子Ａは、シートＡ２と、洗髪槽Ａ ３を具えたメインフレームＡ１を具えている。

【０００３】 前述の一体式業務用洗髪椅子の全体体積は分離式業務用洗髪椅子よりも小さく 、且つ便利性と空間への応用がフレキシブルに行え、また一体式業務用洗髪椅子 は、現在の前衛的空間設計にマッチし、並びに店を移転する時に合わせて移送す ることができ、更に顧客の増加により数量を増加することができ、空間設計の変 化により業務用洗髪椅子の配置位置を移動できる。

【０００４】 しかし、この一体式業務用洗髪椅子はメインフレームはセラミック製品であり 、全体の重量が相当に重く、このためその移動と運搬が容易でなく、且つ運搬過 程で衝突して損壊しやすく、加えて、現在の各種の商品の設計はいずれも利便性 と応用性が高い方向に向かっている。このため、本考案では一体式業務用洗髪椅 子の構造を改良し、業務用洗髪椅子を空間の応用と製品の応用性の要求に応じる ように、分解しやすく、全体の組合せの応用性が高い業務用洗髪椅子となす。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、一体式業務用洗髪椅子を、分解しやすく、運搬に便利 で、且つ空間変化に合わせて搬送できるものとすることにある。

【０００６】 本考案のもう一つの目的は、一体式業務用洗髪椅子の製造コストと運搬コスト を下げ、更に、運搬過程中での衝突を防止できるようにすることにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、メインフレーム１０と、該メインフレーム１０に配設され たシート２０及び洗髪槽３０を具えた業務用洗髪椅子の構造において、 該メインフレーム１０の下方に所定の数量の足フレーム装置１１が配置され、 且つ該足フレーム装置１１は直接メインフレーム１０の底面にネジ止めされ、メ インフレーム１０に中空部１０１が設けられ、該メインフレーム１０にシート２ ０と洗髪槽３０をネジ止めするための所定の数量のネジ孔１０３が設けられ、及 びメインフレーム１０に別に洗髪槽３０の排水管を通すための穿孔１０４が設け られ、足フレーム装置１１の接合板１１１の一面にはんだ付け或いはその他の固 定方式で両端に向けて延伸された円弧状の足体１１３が設けられ、こうして分解 しやすく安定性を有することを特徴とする、業務用洗髪椅子の構造としている。 請求項２の考案は、前記メインフレーム１０の中空部１０１内に所定の数量の 接合柱１０２が設けられ、該接合柱１０２が雄ネジ体或いは雌ネジ体とされたこ とを特徴とする、請求項１に記載の業務用洗髪椅子の構造としている。 請求項３の考案は、前記接合板１１１に前述の接合柱１０２と対応状をなす穿 孔１１２が開設され、並びに所定の数量の固定部品２がこの接合板１１１の穿孔 １１２に通されて該接合柱１０２にネジ止めされ、該固定部品２がナット或いは ボルトとされたことを特徴とする、請求項１に記載の業務用洗髪椅子の構造とし ている。

【０００８】

【考案の実施の形態】 図２、３はそれぞれ本考案の斜視図及び底面図である。これらの図に示される ように、該業務用洗髪椅子１は、筒状を呈するメインフレーム１０と、該メイン フレーム１０に配設されたシート２０及び洗髪槽３０を具えている。

【０００９】 そのうち、該メインフレーム１０の下方には所定の数量の足フレーム装置１１ が配置され、且つ該足フレーム装置１１は直接メインフレーム１０の下方にネジ 止めされる。こうして分解しやすく安定性を有する美容洗髪椅子１が形成されて いる。

【００１０】 図４、５はそれぞれ本考案のメインフレーム１０の斜視図及び本考案のメイン フレーム１０の分解斜視図である。これらの図に示されるように、筒状を呈する メインフレーム１０には中空部１０１が設けられ、並びにシート２０と洗髪槽３ ０をネジ止めするための所定の数量のネジ孔１０３が設けられ、及び洗髪槽３０ の排水管（図示せず）を通すための穿孔１０４が設けられ、また中空部１０１内 に所定数量の接合柱１０２が設けられ、該接合柱１０２は雄ネジ体或いは雌ネジ 体とされる。

【００１１】 該足フレーム装置１１は、その接合板１１１の一つの面にはんだ付けされるか 或いはその他の固定方式で、両端に向けて円弧状の足体１１３が延伸され、また 該接合板１１１に前述の接合柱１０２と相互に対応する穿孔１１２が開設され、 並びに所定の数量の固定部品２が該穿孔１１２を貫通して前述の接合柱１０２と ネジ止めされる。そのうち該固定部品２はナット或いはボルトとされる。こうし て、足フレーム装置１１とメインフレーム１０がしっかりと接合され、業務用洗 髪椅子１が形成される。

【００１２】 もし分解が必要な場合は、ただ固定部品２を回して外せば、業務用洗髪椅子１ を大きく分解することができ、業務用洗髪椅子１の運搬に便利である。

【００１３】 本考案は筒状を呈するメインフレーム、及び該メインフレームに組み合わされ たシートと洗髪槽、及び該メインフレームの下方に配置された所定の数量の足フ レーム装置を具え、これにより分解しやすく安定性を有する業務用洗髪椅子とさ れている。

【００１４】

【考案の効果】

本考案の業務用洗髪椅子の構造は、一体式の業務用洗髪椅子を、分解と運搬が しやすいものとなし、且つ空間変化に応じた搬送が行え、並びに一体式業務用洗 髪椅子の製造コストと運搬コストを下げ、運搬過程での衝突を防止する目的を達 成する。本考案は周知の技術の欠点を完全に排除している。なお、以上の説明は 、本考案を説明するために提示した実施例に係るものであり、本考案の請求範囲 を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、い ずれも本考案の請求範囲に属するものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の技術の斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の底面図である。

【図４】本考案のメインフレームの斜視図である。

【図５】本考案のメインフレームの分解斜視図である。

【符号の説明】

Ａ 業務用洗髪椅子 Ａ１ メインフレーム Ａ２ シート Ａ３ 洗髪槽 １ 業務用洗髪椅子 １０ メインフレーム １０１ 中空部 １０２ 接合柱 １０３ ネジ孔 １０４ 穿孔 １１ 足フレーム装置 １１１ 接合板 １１２ 穿孔 １１３ 足体 ２０ シート ３０ 洗髪槽 ２ 固定部品

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 メインフレーム１０と、該メインフレー
   ム１０に配設されたシート２０及び洗髪槽３０を具えた
   業務用洗髪椅子の構造において、 該メインフレーム１０の下方に所定の数量の足フレーム
   装置１１が配置され、且つ該足フレーム装置１１は直接
   メインフレーム１０の底面にネジ止めされ、メインフレ
   ーム１０に中空部１０１が設けられ、該メインフレーム
   １０にシート２０と洗髪槽３０をネジ止めするための所
   定の数量のネジ孔１０３が設けられ、及びメインフレー
   ム１０に別に洗髪槽３０の排水管を通すための穿孔１０
   ４が設けられ、足フレーム装置１１の接合板１１１の一
   面にはんだ付け或いはその他の固定方式で両端に向けて
   延伸された円弧状の足体１１３が設けられ、こうして分
   解しやすく安定性を有することを特徴とする、業務用洗
   髪椅子の構造。
2. 【請求項２】 前記メインフレーム１０の中空部１０１
   内に所定の数量の接合柱１０２が設けられ、該接合柱１
   ０２が雄ネジ体或いは雌ネジ体とされたことを特徴とす
   る、請求項１に記載の業務用洗髪椅子の構造。
3. 【請求項３】 前記接合板１１１に前述の接合柱１０２
   と対応状をなす穿孔１１２が開設され、並びに所定の数
   量の固定部品２がこの接合板１１１の穿孔１１２に通さ
   れて該接合柱１０２にネジ止めされ、該固定部品２がナ
   ット或いはボルトとされたことを特徴とする、請求項１
   に記載の業務用洗髪椅子の構造。