JP3081403U - 情趣補助用品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 情趣補助用品の提供。 【解決手段】 接触本体１０を具え、該接触本体の両端
それぞれに嵌め輪２０が設けられてそれぞれ一つの係止
帯３０に連結され、該係止帯の両端に係止部品３１が設
けられて、係止帯を女性の臀部と腰部にまきつけた後に
相互に対応連結され、これにより接触本体が女性生殖器
の外陰部に着用接触され、接触本体の一面に少なくとも
一つの套設袋４０が設けられて振動器５０がそのなかに
取り外し可能に固定され、該套設袋の表面が直接女性生
殖器の外陰部中の陰唇及び陰核など性感帯に定点接触
し、振動器の振動により直接陰唇及び陰核など性感帯を
刺激して女性生殖器の陰唇及び陰核が持続的及び緊密に
接触する刺激按摩を受けられるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の情趣補助用品に係り、特に、女性性生活の情趣を刺激補助し、 身体に接触させて着用することにより効果が得られる情趣補助用品に関する。

【０００２】

【従来の技術】

性生活は両性の生活情感を増進する直接のパイプラインであり、例えば夫妻或 いは恋人の間の性行為がある。しかし、両性の性行為中、必ず良好及び完全な性 生活情趣を協調補助しなければ、単調で機械的な生殖器の結合方式となり、有効 に性生活の品質と両性間の情感を高めることができない。且つこのため習慣的行 事となり、さらに女性は現実の環境中の生活圧力、産後の憂鬱症のため、或いは 伝統的な道徳観念から、不良な性生活の因子を受けるため、女性の不感症の問題 が益々多くなり、軽症者では両性生活の情趣に影響が生じ、重症者では家庭生活 に直接影響が生じ、疎かにできない問題となっている。

【０００３】 しかし、周知の性生活の情趣を高める情趣用品の種類は多く、それらのうち、 女性性生活情趣を補助するものはいずれも単独装置の形態が多い、例えば、補助 マッサージャー或いは擬態の男性生殖器などの用品で、使用上、女性の陰道部分 に対する刺激を行う。しかし外陰中の重要な性感帯例えば大小陰唇及び陰核に対 しては定点の有効で持続性の刺激或いはマッサージを行えず、その使用効果は明 らかでなく、鑑賞効果が遙に使用効果より勝っていた。

【０００４】 このような女性用の情趣用品は使用者或いは伴侶が握持して使用せねばならず 、直接女性外陰中の柔軟で敏感な陰唇或いは陰核の性感帯に接触させる。即ち、 施力或いは操作が不当であると、外陰部の挫傷或いは擦傷を形成しやすく、特に 、陰唇或いは陰核が刺激を受け充血する状況下で、陰唇或いは陰核が腫痛不適を 発生し、並びにこれらの女性の陰唇或いは陰核に対する刺激或いはマッサージ動 作は定点進行不能であるため、陰唇或いは陰核に対する刺激或いはマッサージ効 果があまり良好でなく、有効に女性の生活情趣を高めることができなかった。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、一種の情趣補助用品を提供することにあり、それは、直接女 性生殖器の陰唇及び陰核など重要な性感帯に定点接合されて連続刺激を提供し、 有効の女性の性生活情趣を高められるものとする。

【０００６】 本考案のもう一つの目的は、一種の情趣補助用品を提供することにあり、それ は、直接女性の腰部及び臀部間に着用されて、使用上、身体に付着して便利であ るものとする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、接触本体を具え、該接触本体の両端それぞれに嵌め輪が設 けられて二つの嵌め輪間に一つの係止帯が通され、該係止帯が女性の臀部と腰部 に巻き付けられ、且つ係止帯の両端に係止部品が設けられて相互に係合し、これ により接触本体が女性生殖器の外陰部に着用接触させられ、接触本体の一面に少 なくとも一つの套設袋が設けられて振動器が套設袋中に取り外し可能に固定され 、該套設袋の表面が直接女性生殖器の外陰部中の陰唇及び陰核など性感帯に定点 接触し、振動器の発生する振動波を套設袋を透過して伝導し女性の陰唇及び陰核 など性感帯を連続刺激及び按摩することを特徴とする、情趣補助用品としている 。 請求項２の考案は、前記接触本体がハート形状とされたことを特徴とする、請 求項１に記載の情趣補助用品としている。 請求項３の考案は、前記接触本体の両側の嵌め輪が接触本体に通された若干の 輪で接触本体に固定されたことを特徴とする、請求項１に記載の情趣補助用品と している。 請求項４の考案は、前記接触本体の両側にそれぞれ一つの孔が設けられて、結 束帯がその間に通されたことを特徴とする、請求項１に記載の情趣補助用品とし ている。 請求項５の考案は、前記係止帯の両端の係止部品が粘着帯とされたことを特徴 とする、請求項１に記載の情趣補助用品としている。 請求項６の考案は、前記套設袋の形状が扁平状とされ、振動器の形状が扁平状 とされたことを特徴とする、請求項１に記載の情趣補助用品としている。 請求項７の考案は、前記接触本体の一面の套設袋内部に系列のネジ山が設けら れたことを特徴とする、請求項１又は請求項６に記載の情趣補助用品としている 。 請求項８の考案は、前記接触本体の一面の套設袋外部に系列の凸粒が設けられ たことを特徴とする、請求項１又は請求項６に記載の情趣補助用品としている。 請求項９の考案は、前記振動器が一つのコントローラにより電源提供され及び その振動周波数が制御されることを特徴とする、請求項１に記載の情趣補助用品 としている。 請求項１０の考案は、前記接触本体の両側にそれぞれ接合部が設けられて下着 の底部に結合されたことを特徴とする、請求項１に記載の情趣補助用品としてい る。 請求項１１の考案は、前記接触本体の接合部が粘着帯形態とされ、下着に粘着 帯とされた接合部が設けられて対応接合されることを特徴とする、請求項１０に 記載の情趣補助用品としている。 請求項１２の考案は、前記接触本体の接合部が両面接着ゲル形態とされ、直接 下着の底部に接合されることを特徴とする、請求項１０に記載の情趣補助用品と している。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案は情趣補助用品は、接触本体を具え、該接触本体の両端それぞれに嵌め 輪が設けられてそれぞれ一つの係止帯に連結され、該係止帯の両端に係止部品が 設けられて、係止帯を女性の臀部と腰部にまきつけた後に相互に対応連結され、 これにより接触本体が女性生殖器の外陰部に着用接触され、接触本体の一面に少 なくとも一つの套設袋が設けられて振動器がそのなかに取り外し可能に固定され 、該套設袋の表面が直接女性生殖器の外陰部中の陰唇及び陰核など性感帯に定点 接触し、振動器の振動により直接陰唇及び陰核など性感帯を刺激して女性生殖器 の陰唇及び陰核が持続的及び緊密に接触する刺激按摩を受けられるようにしてい る。

【０００９】

【実施例】

図１及び図２に示されるように、本考案の情趣補助用品は、以下の各図中でい ずれも符号１００を以て表示する。該情趣補助用品１００は、接触本体１０を具 え、その形状及び材質は不問であるが、ここに提示する実施例では、女性生殖部 位の外陰に合わせたハート形形状とされ、密着と柔軟な接触のために、その材質 は柔軟で人体皮膚に接近するシリコンゴム或いはゲルで構成される。且つ接触本 体１０の両側にそれぞれ嵌め輪２０が設けられて、その接触本体１０との接合方 式は不問であるが、本考案中では若干の輪２１が接触本体１０に通されて嵌め輪 ２０の一側に固定され、嵌め輪２０のもう一側辺が外向きに引き出されて使用さ れる（図３）。これにより二つの嵌め輪２０間に係止帯３０が通され、且つ係止 帯３０の両端それぞれに係止部品３１が設けられる。その形態は不問であるが、 本考案では粘着帯の形態を以て実施されている。係止帯３０が女性の臀部及び腰 部に装着された後、係止固定され（図２参照）、並びに接触本体１０の一面が完 全に女性の外陰部に完全に接触する。

【００１０】 上述の接触本体１０の両側の嵌め輪に通される係止帯３０の、女性の腰部及び 臀部に巻き付けられる方式は、図１に示されるものに限定されるわけではなく、 使用者の必要に応じて自分で巻付け固定し、同じ効果及び同類の巻付け固定の方 式は、いずれも本考案の範疇に属する。

【００１１】 図１に示される接触本体１０中、女性外陰に接触する一面に少なくとも一つの 套設袋４０が設けられて、接触本体１０と同じ柔軟なシリコンゴム或いはゲル材 質で形成され、接触本体１０着用後に、陰唇及び陰核など重要な性感帯に直接定 点接触し、且つその接触本体１０との結合方式は不問であり、図１に示される実 施例は接触本体１０との間が粘着方式で組み合わされているが、その他の両者を 一体成形する形態もまた本考案の範疇に属する。上述の套設袋４０は一つの振動 器５０を収容することができ、該振動器５０の形態及び形状は不問であるが、図 １中では小型電源分離敷のマッサージ棒が説明のために提示されている。その他 の電源一体型の小型振動マッサージ棒もまた本考案の請求の範疇に属する。振動 器５０は導線５１でプラグ５２に連結されて、一つのコントローラ６０に連結さ れ、コントローラ６０の電源供給と振動制御を受け、異なる周波数或いはリズム の振動を出力し、套設袋４０を透過して伝導し、女性生殖器の陰唇及び陰核など 性感帯を刺激する。

【００１２】 さらに図３に示されるのは、図１及び図２に示される本考案の情趣補助用品１ ００の第２実施例構造である。そのうち、接触本体１０の両側の嵌め輪２０はそ れぞれ係止帯３０と連結され、該接触本体１０の着用が更にしっかりとなされ、 且つ係止帯３０の長さが応用上さらに弾性を有するものとされ、異なる体型の女 性が着用するのに便利である。該套設袋４０の形状は女性生殖器の陰唇及び陰核 に定点接触するのに有利な扁平状とされ、該套設袋４０が女性の性感帯に密着す るようにしてあり、且つ振動器５０もまた扁平状の円形形状とされ、緊密に套設 袋４０内に収容され、これにより振動波が内より外の円形面積を以て拡散し、女 性生殖器の陰唇及び陰核など性感帯が近くから遠くの大範囲の刺激及びマッサー ジ効果を受けられる。

【００１３】 図４及び図５は本考案の情趣補助用品１００の第３実施例構造を示す。接触本 体１０の両側にそれぞれ孔１１が設けられて結束帯３０’がその間に通され、結 束帯３０’が女性の臀部及び腰部に回された後、さらに両端が結ばれて固定され る（図５参照）、これにより接触本体１０が着用上、異なる選択と情趣を有する ものとされ、並びに套設袋４０の内部に系列のネジ山４１が設けられ、振動器５ ０がその内側に収容される時にさらにしっかりと収容されて脱落させない。また 、該套設袋４０の外部に若干系列の凸粒４２が設けられ、振動器５０の振動効果 に組み合わされ、直接女性生殖器の陰唇及び陰核など性感帯に対して多点突出す る全面刺激とマッサージの作用を提供し、性感帯の刺激とマッサージ効果を一段 と向上している。

【００１４】 さらに図６及び図７に示されるのは、本考案の情趣補助用品１００の第４構造 実施例であり、女性の下着２００に結合された形態とされ、即ち接触本体１０の 両側にそれぞれ接合部２０’が設けられ、その形態は不問であり、図６及び図７ では粘着帯形態とされ、並びに下着２００の底部に接合部２１０が設けられ、そ れは粘着帯形態とされることができ、これにより両者が対応連結後に、接触本体 １０の一面の套設袋４０表面が緊密に女性生殖器の陰唇及び陰核部位に接触し、 振動器５０の振動により性感帯を刺激或いはマッサージする。上述の図６及び図 ７中の実施例態様中、接合部２０’は厚さが比較的薄い両面接着帯で組成して直 接下着２００の底部に接合可能であり、この場合、下着２００に接合部２１０を 設ける必要がなく、女性の着用に便利で緊密に性感帯に接触する使用効果を達成 し、本考案の実用機能及び範囲を増進する。

【００１５】

【考案の効果】

以上の本考案の情趣補助用品１００の詳細な構造、機能及び各実施例の詳細な 説明に基づき、その長所、機能及び産業上の利用価値は以下のようになる。 １．女性外陰性感帯を連続的及び有効に刺激按摩する。即ち、接触本体１０及 び套設袋４０が直接女性生殖器の外陰の陰唇及び陰核の性感帯に接触し、並びに 振動器５０の振動が組み合わされることにより、性感帯が同一部分の連続の刺激 及びマッサージ効果を受けられる。 ２．使用して快適で着用に便利である。接触本体１０と係止帯３０の組合せに より、異なる体型の女性でも着用使用でき、並びに套設袋４０の柔軟な定点接触 により女性生殖器の陰唇及び陰核など性感帯が充血時に不適感や表皮の挫傷、擦 傷を受ける危険がない。 ３．多様化された変換使用方式を有し、即ち接触本体１０と係止帯３０或いは 結束帯３０’或いは下着２００の選択運用により、女性が多種の異なる使用形態 より選択でき、性感帯の刺激及びマッサージの情趣増進作用のほか、これらの異 なる使用状態下でさらに一歩性生活の情趣を増進する効果を有する。

【００１６】 本考案は、簡単便利で有効な構造を以て、女性性感帯に対する連続及び点、面 の定点の有効な刺激及びマッサージ効果を達成すると共に、簡単に着用できる設 計により、使用上、異なる情趣効果と雰囲気を添加し、大幅に女性の生活情趣補 助の効果を達成し、産業上の利用価値を有している。

【００１７】 上述の図１から図７に召される本考案の情趣補助用品は、本考案の説明するた めに提示されたものであり、本考案の請求範囲を限定するものではなく、本考案 に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属する ものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の使用例図であり、接触本体が着用され
女性外陰に接触する状態を示す。

【図３】本考案の第２構造実施例図である。

【図４】本考案の第３構造実施例図である。

【図５】図４の使用例図であり、接触本体が着用され女
性外陰に接触する状態を示す。

【図６】本考案の第４構造実施例図であり、接触本体が
下着に結合された状態を示す。

【図７】図６中のＡ部分の局部拡大図である。

【符号の説明】

１００ 情趣補助用品 １０ 接触本体 １１ 孔 ２０ 嵌め輪 ２０’ 嵌め輪 ２１ 輪 ３０ 係止帯 ３０’ 結束帯 ３１ 係止部品 ４０ 套設袋 ４１ ネジ山 ４２ 凸粒 ５０ 振動器 ５１ 導線 ５２ プラグ ６０ コントローラ ２００ 下着 ２１０ 接合部

Claims (12)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 接触本体を具え、該接触本体の両端それ
   ぞれに嵌め輪が設けられて二つの嵌め輪間に一つの係止
   帯が通され、該係止帯が女性の臀部と腰部に巻き付けら
   れ、且つ係止帯の両端に係止部品が設けられて相互に係
   合し、これにより接触本体が女性生殖器の外陰部に着用
   接触させられ、接触本体の一面に少なくとも一つの套設
   袋が設けられて振動器が套設袋中に取り外し可能に固定
   され、該套設袋の表面が直接女性生殖器の外陰部中の陰
   唇及び陰核など性感帯に定点接触し、振動器の発生する
   振動波を套設袋を透過して伝導し女性の陰唇及び陰核な
   ど性感帯を連続刺激及び按摩することを特徴とする、情
   趣補助用品。
2. 【請求項２】 前記接触本体がハート形状とされたこと
   を特徴とする、請求項１に記載の情趣補助用品。
3. 【請求項３】 前記接触本体の両側の嵌め輪が接触本体
   に通された若干の輪で接触本体に固定されたことを特徴
   とする、請求項１に記載の情趣補助用品。
4. 【請求項４】 前記接触本体の両側にそれぞれ一つの孔
   が設けられて、結束帯がその間に通されたことを特徴と
   する、請求項１に記載の情趣補助用品。
5. 【請求項５】 前記係止帯の両端の係止部品が粘着帯と
   されたことを特徴とする、請求項１に記載の情趣補助用
   品。
6. 【請求項６】 前記套設袋の形状が扁平状とされ、振動
   器の形状が扁平状とされたことを特徴とする、請求項１
   に記載の情趣補助用品。
7. 【請求項７】 前記接触本体の一面の套設袋内部に系列
   のネジ山が設けられたことを特徴とする、請求項１又は
   請求項６に記載の情趣補助用品。
8. 【請求項８】 前記接触本体の一面の套設袋外部に系列
   の凸粒が設けられたことを特徴とする、請求項１又は請
   求項６に記載の情趣補助用品。
9. 【請求項９】 前記振動器が一つのコントローラにより
   電源提供され及びその振動周波数が制御されることを特
   徴とする、請求項１に記載の情趣補助用品。
10. 【請求項１０】 前記接触本体の両側にそれぞれ接合部
    が設けられて下着の底部に結合されたことを特徴とす
    る、請求項１に記載の情趣補助用品。
11. 【請求項１１】 前記接触本体の接合部が粘着帯形態と
    され、下着に粘着帯とされた接合部が設けられて対応接
    合されることを特徴とする、請求項１０に記載の情趣補
    助用品。
12. 【請求項１２】 前記接触本体の接合部が両面接着ゲル
    形態とされ、直接下着の底部に接合されることを特徴と
    する、請求項１０に記載の情趣補助用品。