JP3081138U - 注入式水分補給器 - Google Patents
注入式水分補給器Info
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- JP3081138U JP3081138U JP2001003297U JP2001003297U JP3081138U JP 3081138 U JP3081138 U JP 3081138U JP 2001003297 U JP2001003297 U JP 2001003297U JP 2001003297 U JP2001003297 U JP 2001003297U JP 3081138 U JP3081138 U JP 3081138U
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- mouth
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- nozzle
- injectable
- drinking
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】自力でストローやコップなどより吸飲すること
が困難な乳児(生後2,3ヶ月より)の口内に注入する
ための、また、介護を要する老人及び病人の口内に確実
に水分を注入するための注入式水分補給器を提供する。 【解決手段】曲線状に突出したノズル22,23,24
を有する吐出ポンプ21を、容器本体の口に接続するキ
ャップ部20に嵌合せしめ、キャップ部25に支持板2
6を設置し、前記吐出ポンプのピストン部25に取外し
自在のストッパーAを装着し、容器本体には目盛りを付
けた事を特徴とする注入式水分補給器により、少量かつ
一定量を1押し毎に注入することによって、誤飲や急な
喉への流入を防ぐ事である。
が困難な乳児(生後2,3ヶ月より)の口内に注入する
ための、また、介護を要する老人及び病人の口内に確実
に水分を注入するための注入式水分補給器を提供する。 【解決手段】曲線状に突出したノズル22,23,24
を有する吐出ポンプ21を、容器本体の口に接続するキ
ャップ部20に嵌合せしめ、キャップ部25に支持板2
6を設置し、前記吐出ポンプのピストン部25に取外し
自在のストッパーAを装着し、容器本体には目盛りを付
けた事を特徴とする注入式水分補給器により、少量かつ
一定量を1押し毎に注入することによって、誤飲や急な
喉への流入を防ぐ事である。
Description
【0001】
本考案は注入式水分補給器に関するものである。
【0002】
従来、乳児は哺乳瓶や月年齢をおうごとにストローを使った飲料器具から、介 護を要する老人及び病人は吸い口から水分補給を行っていた。
【0003】
しかしながら、従来の水分補給器及び方法については、次の欠点がある。 (1) 乳児に於いては、現在母乳による育児が奨励され、生後1ヶ月から3 ヶ月ほどの間では出来うる限り、母親は母乳を与えているのが現状である。 白湯、お茶等の母乳以外の水分補給を行う場合、哺乳瓶を使用することになるが 、生後3ヶ月ほどになると、哺乳瓶の乳首と母親の乳首を口に含んだ感触の識別 が出来始め、哺乳瓶を受け付けなくなる不便がおこる。 (2) 介護を要する老人及び病人においては、現在、寝たきり、また経口にて 固形物を受け入れることが困難な状態である要介護者等に対し行う、吸い口から の水分補給は出水量の調整が難しく介護をする家族等に、誤飲の不安と不便さを 感じさせるものである。
【0004】 本考案は以下の事を目的とする。 (1)哺乳瓶を受け付けずかつ、ストロー等での自力による吸飲および、コップ からの経口摂取が月年齢的に不可能な乳児に対し、確実かつ、一定量の水分補給 を行う事が出来る注入式水分補給器を提供する事である。 (2)介護を要する老人及び病人に対し、少量づつ確実に、対象人物が体を横に し寝たままの姿勢であっても一定量を補給し介護、看護の専門知識を持ち得ない 者が水分補給行為を行った場合であっても、誤飲または過量の補給を防ぐ事が出 来る注入式水分補給器を提供する事である。
【0005】 本考案のもう1つの目的は片手で乳児、または要介護者を抱えた場合でも片手 で保持しながら確実に補給できる注入式水分補給器を提供する事である。 本考案の別のもう1つの目的は、ピストン部に揚水量及び,吐出量を調整する ためのストッパーを装着させることにより、1押し毎の吐出量を月年齢、及び病 状に合わせて選択できる注入式水分補給器を提供する事である。 さらに、もう1つの目的は本体部分に目盛りを付け注入補給量を量ることが出 来る注入式水分補給器を提供する事である。 さらに、別のもう1つの別の目的は、舌の上に少量づつでも水分が広がる事に より注入された液体の味を感じる事が出来る注入式水分補給器を提供する事であ る。 また、もう1つの目的は,使用時以外の放置,携帯時に於いて,誤吐出また は,吐出口の衛生の為、ノズルにカバーを、ピストン部に完全にロックを掛ける 事ができ外出時等に備えた注入式水分補給器を提供する事である。
【0006】
本考案の注入式水分補給器は、上記目的を達成するために本体に、曲線状に突 出するノズルを有する吐出ポンプを容器本体の口に接続するキャップに嵌合せし め前記キャップ部に支持板を設置し前記吐出ポンプのピストン部に取外し自在の ストッパーを装着せしめて構成したものである。 ポンプにより、1押し毎に、吸い上げられた液体が口内へ挿入されたノズルより 舌上に吐出され、対象者の吸い込もうとする力と舌をつたって注入された水分が 喉へ流し込まれる。いきなり、喉へ流入してしまう恐れが無い。 また、滑り止めを目的とする支持板を設置する事により,持ちやすさ,安定感 が得られる。この点からして、容器本体上部の形状は曲線状が望ましい。 また、本体部分に目盛りを付ける事により,注入補給量を量る事ができる。
【0007】
以下本考案をその実施の形態を示す図面と共に更に説明する。
【0008】 図1の図面の説明であるが、その実施例に於いて、10は飲料水充填用容器本 体で、その口にキャップ部20が取外し自在に接続せられているものである。 また、吐出ポンプ部21の側壁には、斜め上方に突出したノズル22が設けられ ている。さらに、ノズル22より下方に向かい23,24,と ノズルが伸び、 24においては、先端部程、細くなっている。 また、ピストン部25においてはAのストッパーを装着せしめる事により、揚水 量,及び吐出量を調節する目的がある。注入する際には、第2指にて吐出ポンプ 部21の頭部を押し、キャップ部20及び容器本体上部を第1指、第3指以後に て、包み持つことになる。支持板26は、キャップ部20と一体に形成するか、 キャップとは別体に形成し、キャップ部20と本体10の接続部分で挟み止める 事も可能である。いずれの支持板26の装着方法であっても、支持板26の目的 である片手で保持した際の安定感、また滑り止めの効果をもたらす事が期待出来 る。
【0009】 図2の図面の説明であるが、その実施例に於いて、ピストン部25にロックB を掛ける事により、ピストン部25が不動になり使用時以外の放置、携帯時の誤 吐出を防ぐ事ができる。また、ノズル23,24にノズルカバーCを装着する事 により,口内挿入部分のノズルの衛生を保つ事ができる。
【0010】 図3の図面の説明であるが、その実施例に於いて、支持板26の形状に関して は片手で保持した際、滑って落下させないために、保持する指を上方より押し支 える力で落下防止の効果を求めるのであれば,少なくとも指の上方接触部分に支 持板があれば滑り止め効果が期待できると考えられる。この事から、支持板26 の左右の曲線状の突出部分が最適であると考える。また、支持板26の素材に関 しては、保持する者個々の指の太さ、吐出ポンプ部21を押す時の手の動きに応 じて動作するやや柔軟性を持ちえた物が相応しい。
【0011】 図4の図面の説明であるが、その実施例に於いて、注入対象人物が,寝た姿勢 であっても,口中へ安全かつ確実に、注入者が正面または側面からの水分補給行 為であっても,目視可能な状態で行う事が出来うる考えられる参考例としては、 吐出ポンプ部21側壁から突出したノズル22の突出仰角aは、これを18〜2 0度、ノズル22,23の角度bは、120〜125度で、ノズル22の突出長 を2cm、ノズル23を3.5cm、ノズル24を3.2cmとするのが望まし い。 この点から考え、ノズル23,24に於いての素材に関しては、ある程度 ,対象者がより良い角度を求める事とするならば、対象者自身の歯や唇で動作で きうるような、やや柔軟性を持ちえた素材である事も望ましい。 また、容器本体10に目盛りを付けることにより注入した補給量を量る事がで きるが、そのため容器本体の素材は内容物,内容量を目視できる物が適している と考える。
【0012】
本考案の注入式飲料水補給器は、ノズルが曲線状に下方に向き、舌上に一定量 吐出されるものであるので、故意に連続してポンプを押し続けて注入させない限 り、過度の誤飲等は防げるものである。また、携帯可能であれば、外出時等,屋 外での水分補給も可能となる。 昨今、子供のミルク嫌いを悩み、育児ノイローゼに陥り、虐待等の痛ましい事 件、事故が報告される中、哺乳瓶嫌いであって決してミルク嫌いではないという 事に気づき、1人でも多くの母親や子供が、幸せな生活を送る事が出来るよう、 また水分のみの経口摂取を許されている要介護者の家族は、経口にて少量でも味 覚を感じさせてやりたいと願うものではあるが、吸い口の水分調整は難しく、誤 飲に不安を持ち、結果、薬液のみの体内水分補給を余儀なくされているのが現状 である。一定かつ少量の確実な水分補給方法は介護する側、される側両者にとっ ても、経口という人間的な行為を体感することにより、心の負担を少しでも取り 除き希望の光を見出す事につながるよう、本考案を提供される事が望まれている 。
【図1】本考案注入式飲料水補給器のストッパーを装着
した正面を示した平面図である。
した正面を示した平面図である。
【図2】本考案注入式飲料水補給器にロック及びノズル
ポンプを装着した正面を示した平面図である。
ポンプを装着した正面を示した平面図である。
【図3】本考案注入式飲料水補給器の上方からの平面図
である。
である。
【図4】上記図1の断面図である。
10:容器本体 20:キャップ部 21;吐出ポンプ部 22:23:24:ノズル 25:ピストン部 26:支持板 A:ストッパー B:ロック C:ノズルカバー a:b:突出仰角
Claims (1)
- 【請求項1】 曲線状に突出するノズルを有する吐出ポ
ンプを、容器本体の口に接続するキャップ部に嵌合せし
め、前記キャップ部に支持板を設置し、前記吐出ポンプ
のピストン部に取外し自在のストッパーを装着し、前記
容器本体には目盛りを付けた事を特徴とする注入式水分
補給器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003297U JP3081138U (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 注入式水分補給器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003297U JP3081138U (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 注入式水分補給器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3081138U true JP3081138U (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=43213922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001003297U Expired - Fee Related JP3081138U (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 注入式水分補給器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081138U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071770A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出器 |
JP2020007004A (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 裕美 木村 | ポンプ式容器用ピンチ |
-
2001
- 2001-04-17 JP JP2001003297U patent/JP3081138U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071770A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出器 |
JP2020007004A (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 裕美 木村 | ポンプ式容器用ピンチ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |