JP3081123B2 - 金属の直火還元加熱方法 - Google Patents

金属の直火還元加熱方法

Info

Publication number
JP3081123B2
JP3081123B2 JP06305878A JP30587894A JP3081123B2 JP 3081123 B2 JP3081123 B2 JP 3081123B2 JP 06305878 A JP06305878 A JP 06305878A JP 30587894 A JP30587894 A JP 30587894A JP 3081123 B2 JP3081123 B2 JP 3081123B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air ratio
metal material
heating
reduction
flame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06305878A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07310117A (ja
Inventor
俊一 柘植
正幸 白濱
純 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP06305878A priority Critical patent/JP3081123B2/ja
Publication of JPH07310117A publication Critical patent/JPH07310117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3081123B2 publication Critical patent/JP3081123B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料を直火還元加
熱する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属材料、例えば鋼帯表面を還元加熱す
る方法として、ラジアントチューブからの輻射熱を利用
した間接加熱方法や、図4に示すようなバーナにより空
気比1.0未満の燃焼火炎(あるいは燃焼ガス)中の中
間イオンやラジカルが存在する非平衡領域8(還元領域
ともいう)を直接鋼帯Sに衝突させる直火還元加熱方法
が知られている。このうち、後者の直火還元加熱方法
は、鋼帯を直火加熱するため、間接加熱方法に比べて
20〜30%程加熱能力が優れている。鋼帯を還元加
熱するため、加熱処理後の還元帯や酸洗設備等の後工程
が簡略できる。等の利点から、近年ではこの方法が利用
されている。
【0003】これらの直火還元加熱方法として、特開昭
60−77929号公報では未燃酸素を含まずかつ反応
途中の中間イオンが存在する非平衡状態にある燃焼ガス
を鋼帯にあてるように、空気比1.0以下の燃焼条件で
加熱する方法が提案されている。あるいは、特開平4−
99122号公報では、空気比1.0未満での燃焼で生
じた燃焼ガス中に水素ラジカルを100ppm 以上吹き込
み、この高温のガスを接触させて鋼材を加熱する無酸化
加熱方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭60−7792
9号公報、特開平4−99122号公報等で開示されて
いる直火還元加熱方法では、空気比を1.0よりも小さ
い燃焼火炎(あるいは燃焼ガス)を直接金属材料に衝突
させるので、金属表面を還元することが可能であるが、
空気比が1より小さいため排ガス中に未燃分が存在し、
安全上の観点からその未燃分を燃焼させる必要があり、
また加熱効率が低下するという問題があった。さらに、
特開平4−99122号公報で開示されている無酸化加
熱方法では、燃焼ガス中に水素ラジカルを吹き込むため
に、水素ラジカルを生成するプラズマジェット発生装置
などの付帯設備を設置し、設備コストがかかるなどの問
題があった。本発明は付帯設備を要せず、安全に(燃焼
排ガスは未燃分を含まない)、且つ燃焼効率最大点(空
気比=1.0)の近傍でも安定的に金属表面を還元加熱
することができる金属の直火還元加熱方法を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は燃料と空気と
を混合して燃焼させた火炎を、金属材料表面に衝突させ
て加熱・還元する方法において、金属材料表面を特定の
温度範囲とした場合、空気比が1以上で燃焼させた火炎
を吹き付けることによって金属材料表面を還元できると
の知見に基づいてなされたものである。
【0006】即ち本発明はメタンまたは水素のいずれ
か一方または双方を少なくとも含む燃料と空気を混合し
て燃焼させた火炎を、金属材料表面に吹き付けて加熱・
還元する方法において、金属材料表面温度と燃焼火炎の
空気比を、金属材料表面温度(℃)と燃焼火炎の空気比
との関係を図のA(1000,1.00)、B(250 ,1.0
0)、C(250 ,1.20)、D(600 ,1.20)、E(800
,1.15)、F(1000,1.10)で囲まれた範囲に調整
ることにより、空気比ARが1より大きい領域(1<A
R<1.2)において現象の非平衡性のため、火炎中の
還元性中間生成物(H,CH 2 O,CO)を、酸化性中
間生成物(O,OH)より優勢にし、金属材料表面を還
元することを特徴とする金属の直火還元加熱方法であ
り、また上記燃焼火炎を吹き付ける際、火炎中の金属
材料の移動速度を調整して、金属材料表面を上記図1
温度範囲に調整することを特徴とする金属の直火還元加
熱方法である。但し、図1のA〜Fにおける ( )の数値
は、(金属材料表面温度(℃),燃焼火炎の空気比)を
示す。
【0007】
【作用】本発明者らは、上記課題を解決するためメタン
または水素の一方または双方を少なくとも含む各種燃料
ガス、空気比、金属材料温度を変えて鋭意研究を行っ
た。図2は直火還元実験装置の一例であり、バーナ1に
より所定の空気比で各種燃料ガス(メタン、水素、コー
クス炉ガス等)と空気を予め混合させた混合ガスを燃焼
させた燃焼火炎2中に、表面を予め酸化した銅ブロック
3(表面温度は銅ブロック内に熱電対(図示せず)を挿
入することにより測定可能)を挿入し、表面温度を変え
て銅ブロック表面の金属光沢の還元面4の有無の関係を
調べたものである。なお、比較のため銅ブロック3を燃
焼火炎2の外に置いて、銅ブロック3表面の金属光沢の
還元面4の有無を調べた。
【0008】図1はメタンまたは水素のいずれか一方及
び双方を含む燃料ガスの空気比と金属材料の表面温度と
の関係を表すもので、横軸には空気比、縦軸には金属材
料表面温度を示す。即ち、金属材料の表面温度と燃焼火
炎の空気比が特定の条件範囲にある時は、燃焼火炎の空
気比が1より大きいかなりの範囲にわたって金属光沢の
還元面が認められ、燃焼火炎中で還元加熱が可能である
範囲が存在することがわかり、従来の還元加熱方法(空
気比1以下)に比べ、還元加熱可能な操業空気比が広範
囲になることが判明した。この関係は還元燃焼は空気比
を1以下(或いは1より小)でなければならないという
従来の知見と大いに異なる。なお、上記実験において燃
焼火炎外に置いた銅ブロックはいずれも金属光沢は認め
られず、金属光沢を得るには燃焼火炎中で加熱すること
が必要であることも判った。
【0009】図1の結果が得られた理由は以下の通りで
ある。金属材料の酸化皮膜を直接攻撃して還元するのは
2 のような安定分子ではなく、反応性の高い燃焼火炎
中の活性中間生成物(ラジカル)である。これらには
H、CH2 O、COなど還元性のもの、O、OHなど酸
化性のものがある。前者が優勢ならば表面の酸化皮膜中
のOは除去され、後者が優勢ならば逆に表面はより酸化
される。ラジカルによる酸化/還元の観点に於いては、
酸化/還元の転移点は空気比(AR)=1とは厳密には
一致せず、燃焼効率の点からは好ましい方向にずれる。
すなわち空気比が1以上であってもラジカルが存在する
非平衡領域があり、酸素が過剰(AR>1)であっても
還元が可能となることを意味している。
【0010】このラジカル生成の制御は金属材料の表面
温度によって達成できる。即ちラジカルを生成させるた
めには金属材料の表面温度と燃焼火炎の空気比とを、メ
タンまたは水素のいずれか一方または双方を少なくとも
含む燃料を燃焼させる場合において、図1に示す金属材
料表面温度と、燃焼火炎の空気比との関係図においてA
(1000,1.00)、B(250 ,1.00)、C(250 ,1.2
0)、D(600 ,1.20)、E(800 ,1.15)、F(100
0,1.10)で囲まれた範囲とするものである。下限温度
より低いと反応が起こらず、上限温度より高いと燃焼ガ
スが完全平衡ガスに近い性格となるため、いずれも還元
は起こらない。
【0011】燃料ガスとしては、メタンまたは水素のい
ずれか一方または双方を少なくとも含有するものであれ
ばよく、メタンと水素が混合されたもの、メタンまたは
水素と、CO、窒素等の他のガスと混合されたもの、メ
タンと水素を混合したものとCO、窒素等の他のガスと
の混合したものでも良い。
【0012】混合ガスを使用した場合の空気比は次のよ
うにして求められる。例えば、水素(H2 )とメタン
(CH4 )の混合ガスを主成分とし、微量の炭化水素
(Cn 2n+2(n≧2))を含む燃料ガスを使用する場
合、各成分のモル分率(Xα)をH2 :X0 、CH4
1 、C2 6 :X2 、C3 8 :X3 ……とすると、 X0 +X1 +X2 +X3 +……=1 (但しX2 ,X3 ……<<1)……(1) H2 ,CH4 の混合ガスの空気比ARは次のように求め
ることができる。 H2 +1/2O2 =H2 O ……………… (2) CH4 +2O2 =2H2 O+CO2 …… (3) 混合ガスを仮に化学記号W=X0 2 +X1 CH4 ……
…(4) で表すとすると、第(2) 式にX0 を、第(3) 式に
1 をかけて加えると、(4) 式は W+(X0 /2+2X1 )O2 =(X0 +2X1 )H2 O+X1 CO2 ……(5) となる。
【0013】空気では、酸素のモル分率XO2は21/1
00であるからガスWをXモル、空気を1−Xモルを混
合した時の空気比ARは、 AR=((1−X)/X)(X0 /2+2X1 -121/100……(6) となる。このようにして空気比と鋼板表面温度が、図1
の還元領域の範囲になるようにして、加熱すれば良い。
【0014】メタン、水素は燃料ガスとして混合して燃
焼させても干渉しないため、このような定式化が可能で
ある。なお、微量の炭化水素(Cn 2n+2(n≧2))
については燃焼する前に次のようにメタンと水素に分解
する。例えばn=2のエタンの場合は、 C2 6 +1/2O2 =CH4 +H2 +CO………(7) 即ち、微量のエタンを考慮すると、それは微量のO2
消費して還元性ガス((7) 式の右辺)を生成するために
厳密にはAR値は低下するが、その値は僅かであり、か
つ図1の範囲の安全側に偏奇するため、問題はない。
【0015】材料の表面温度を制御する手段は金属材料
に冷却体を設けて制御する方法があるが、有利に行うに
は加熱される金属材料の移動速度を調節して、金属材料
の表面温度を制御し、燃焼火炎の空気比との関係が上記
の範囲に入るようにすることが好ましい。なお、燃焼火
炎の噴射ノズル(列)と金属材料との距離を調節して、
還元性ラジカルの濃度が最大の位置に金属材料を位置さ
せることが好ましい。通常は、例えばバーナー径の0.
5から4倍程度の位置が好ましい。また、本発明に使用
するバーナーは、予混合バーナー或いは急速混合式拡散
型バーナー等を用いることができる。
【0016】
【実施例】実施例1 図2に示した装置を用いて、CH4 (メタン)燃料ガス
を空気比1.18で燃焼させた場合の燃焼火炎2中で、
予め表面に酸化膜を形成させたブロックの表面を65
0℃まで加熱した。ブロック表面に金属光沢の還元面
が現れ、従来の空気比1.0以下の還元状態と同様な還
元状態が得られた。
【0017】実施例2 メタン燃料ガスと同様に、図2に示した装置を用いて水
素燃料ガスを空気比1.10で燃焼させた燃焼火炎2中
で、予め表面に酸化膜を形成させたブロックの表面を
900℃まで加熱した。ブロックの表面に金属光沢の
還元面が現れ、従来の空気比1.0以下の還元状態と同
様な還元状態が得られた。
【0018】実施例3 図3に示す鋼帯の還元炉において、COG(コークス炉
ガス、水素(50%)、メタン(25%))を燃料と
し、空気比1.10で予め混合して燃焼をさせ、燃焼火
炎中を表面に酸化皮膜を有する鋼帯を320m/min
で走行させ、鋼帯の表面温度を800℃から900℃に
維持して加熱を行った。鋼帯表面は金属光沢が現れ、従
来の空気比1.0未満で燃料させたと同様の還元状態が
得られた。
【0019】実施例4 図3に示す鋼帯の還元炉において、COG(コークス炉
ガス、水素(50%)、メタン(25%))を燃料と
し、空気比1.05で予め混合して燃焼をさせ、燃焼火
炎中を表面に酸化皮膜を有する鋼帯を150m/min
で走行させ、鋼帯の表面温度を900℃から950℃に
維持して加熱を行った。鋼帯表面は金属光沢が現れ、従
来の空気比1.0未満で燃料させたと同様の還元状態が
得られた。
【0020】
【発明の効果】本発明により、鋼帯等金属材料の直火還
元加熱において、還元能力を低下することなく、空気比
を広範囲にとれ、さらに燃焼加熱効率が高められるの
で、エネルギーコストが削減され、安定した還元加熱操
業が可能となる。また、排気中に燃料が残存しないため
安全であり、排ガスの処理も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】メタンまたは水素のいずれか一方または双方を
少なくとも含む燃料を燃焼させた燃焼火炎中での空気比
と金属材料表面温度による還元状況を表す図表。
【図2】燃焼火炎中での銅ブロック表面の還元実験装置
の説明図。
【図3】鋼帯を連続還元でする還元炉を示す説明図。
【図4】従来のバーナーによる加熱の状態の説明図。
【符号の説明】
1 バーナ− 2 燃焼火炎 3 銅ブロック 4 還元面 5 還元炉の予熱ゾーン 6 還元炉の還元加熱ゾーン 7 シールゾーン 8 非平衡領域(還元領域) S 鋼帯
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−365812(JP,A) 特開 昭59−133317(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 1/74 C21D 1/34 101 C21D 1/52 C21D 1/76 C21D 11/00 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタンまたは水素のいずれか一方または
    双方を少なくとも含む燃料と空気を混合して燃焼させた
    火炎を、金属材料表面に吹き付けて加熱・還元する方法
    において、 金属材料表面温度と燃焼火炎の空気比を、金属材料表面
    温度(℃)と燃焼火炎の空気比との関係を図のA(10
    00,1.00)、B(250 ,1.00)、C(250 ,1.20)、D
    (600 ,1.20)、E(800 ,1.15)、F(1000,1.10)
    で囲まれた範囲に調整することにより、空気比ARが1
    より大きい領域(1<AR<1.2)において現象の非
    平衡性のため、火炎中の還元性中間生成物(H,CH 2
    O,CO)を、酸化性中間生成物(O,OH)より優勢
    にし、金属材料表面を還元することを特徴とする金属の
    直火還元加熱方法。但し、図1のA〜Fにおける ( )の
    数値は、(金属材料表面温度(℃),燃焼火炎の空気
    比)を示す。
  2. 【請求項2】 上記燃焼火炎を吹き付ける際、火炎中の
    金属材料の移動速度を調整して、金属材料表面を上記図
    の温度範囲に調整することを特徴とする、請求項1に
    記載の金属の直火還元加熱方法。
JP06305878A 1994-03-23 1994-12-09 金属の直火還元加熱方法 Expired - Fee Related JP3081123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06305878A JP3081123B2 (ja) 1994-03-23 1994-12-09 金属の直火還元加熱方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5231294 1994-03-23
JP6-52312 1994-03-23
JP06305878A JP3081123B2 (ja) 1994-03-23 1994-12-09 金属の直火還元加熱方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07310117A JPH07310117A (ja) 1995-11-28
JP3081123B2 true JP3081123B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=26392925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06305878A Expired - Fee Related JP3081123B2 (ja) 1994-03-23 1994-12-09 金属の直火還元加熱方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3081123B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006005063A1 (de) * 2006-02-03 2007-08-09 Linde Ag Verfahren zur Wärmebehandlung von Stahlbändern

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07310117A (ja) 1995-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5692890A (en) Combination apparatus
JP2704919B2 (ja) 隔離された領域での燃焼
US4622007A (en) Variable heat generating method and apparatus
CA2637847C (en) Process for the heat treatment of steel strips
US4294395A (en) Brazing process
US3290030A (en) Apparatus for the generation of a furnace atmosphere for the heat treatment of metals, especially of steel
AU715437B2 (en) A burner
US4760995A (en) Continuously treating line for steel bands having a heating furnace by directly flaming
JP3081123B2 (ja) 金属の直火還元加熱方法
KR100653029B1 (ko) 다공성 벽 노에서의 연소 방법
CA1255897A (en) Continuously treating line for steel bands having a heating furnace by directly flaming
GB2226122A (en) Reducing nitrogen oxide formation during combustion
JPS6330973B2 (ja)
EP2354655B1 (en) Method for combustion of a low-grade fuel
KR102498261B1 (ko) 스트립 처리로에서 질소산화물을 감소시키는 방법
JPH10259420A (ja) 金属板酸化物の還元方法
JPH0517816A (ja) 高温鋼材表面のスケ−ル層除去方法
SU857282A1 (ru) Способ нагрева проволоки в патентировочной печи
JPH0499122A (ja) 鋼材の無酸化加熱法
KR20040081801A (ko) 스테인리스강의 열처리 방법
WO1995024509A1 (en) Method for heat treatment of steel, and products of steel
JPH0441621A (ja) 鋼帯の連続熱処理方法
JPH0121205B2 (ja)
JPH0553848B2 (ja)
JPH0452232A (ja) 鋼帯の連続熱処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000516

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees