JP3080961U - 刺繍枠用の自在架台 - Google Patents

刺繍枠用の自在架台

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JP3080961U JP2001002032U JP2001002032U JP3080961U JP 3080961 U JP3080961 U JP 3080961U JP 2001002032 U JP2001002032 U JP 2001002032U JP 2001002032 U JP2001002032 U JP 2001002032U JP 3080961 U JP3080961 U JP 3080961U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】刺繍枠の着脱操作が簡便で、サイズの異なる刺
繍枠に簡単に取り替えられ、然も、刺繍枠の位置及び向
きを極めて簡単・迅速に、且つ、無段階で行え、殊に、
肢体不自由者でも容易に使いこなせる刺繍枠用の自在架
台を提供する。 【解決手段】刺繍枠取付用の支柱を備えたスタンドと、
支柱の頂端から放射状の配置で斜上向きに突設した、所
定長さの棒状可撓継手の複数本と、各棒状可撓継手の先
端に取着されて、刺繍枠を挟み込ませる為の支持溝を設
けた枠支持部材とを備えることを特徴とする。そして、
支持溝の両溝側壁の高さを相異させるとよい。又、支柱
は、伸縮式の構造にするとよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、刺繍枠を取付けた状態で、その取付角度を三次元的に、簡単・自在 に変えられる様にした刺繍枠用の自在架台に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、「実開昭55−83793」として公開された、従来技術の1例とし ての、刺繍枠用架台の分解斜視図である。 この刺繍枠用架台50は、台座51を備えた継足式の支柱52A、52Bの上 端に、半円環状の支持体53を、蝶ナット付きのボルト54を用いて、左右に回 転自在に上向きに取付けている。 そして、刺繍枠の内枠55を、支持体53の両端個所で、蝶ナット付きのボル ト56を用いて、上下に傾動自在に軸支している。 57は、刺繍枠の外枠で、径を拡・縮させる為の螺止式継手58を設けている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の刺繍枠用架台50は、刺繍枠を、最も扱い勝手の良い向きに自在に変え られる点で、極めて好ましい。 然しながら、使い勝手を更に良くする為の改善の余地が、尚、多分に残されて いる。即ち、 (イ)内枠55を、支持体53に取付けるのに、一々ボルト連結しなければな らず面倒である。 (ロ)異なったサイズの刺繍枠に、取り替えることが出来ない。 (ハ) 刺繍枠を、上下に傾斜させ、又は、左右に回動させる都度、複数個所 の蝶ナットを一々螺脱・締結する手間が掛かる。 (ニ)支柱の長さは、段階的にしか変えられず、然も、伸縮作業が甚だ面倒で ある。
【0004】 そこで、本考案の目的は、架台への刺繍枠の着脱操作を簡便に行え、異なった サイズの刺繍枠に簡単に取り替えられ、然も、刺繍枠の上下方向の傾動、左右方 向の回動、及び高さの調節を、極めて簡単・迅速に、且つ、無段階的に行えて、 殊に、肢体不自由者でも容易に使いこなせる様にした刺繍枠用の自在架台を提供 するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本考案による刺繍枠用の自在架台は、 刺繍枠取付用の支柱を備えたスタンドと、 支柱の頂端に、放射状の配置で斜上向きに突設した、所定長さの棒状可撓継手 の複数本と、 各棒状可撓継手の先端に取着されて、刺繍枠を挟持する支持溝を設けた枠支持 部材とを備えることを特徴とする。 そして、枠支持部材の支持溝は、その両溝側壁の高さを同じにしてもよいが、 相異させると、更に便利になる。 又、支柱は、外筒に、内筒を摺動自在に遊嵌させた構成にするとよい。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案による、第1実施例の自在架台A1に就いて、図1〜図5を参 照しながら説明する。 この自在架台A1は、図1に示した外観を備えている。図中のBは刺繍枠で、 内枠11に、外枠12を外嵌させた構成を備えている。
【0007】 自在架台A1のスタンド部分は、図1に示した様に、円盤状の台座1に、所定 の長さのパイプ製の支柱2を立設した構成を備えている。
【0008】 支柱2の頂端には、所定長さの棒状可撓継手3の複数本、この実施例では3本 を、放射状の配置で斜上向きに突設している。 この実施例の棒状可撓継手3は、水道蛇口に接続して用いる“フレキシブルチ ューブ”の様に、任意の曲率及び方向に屈曲自在で、然も、この任意の屈曲状態 をそのまま保つことが出来る。
【0009】 各棒状可撓継手3の夫々の先端には、刺繍枠Bを挟み込ませる為の枠支持部材 4を取付けている。 この実施例の枠支持部材4は、短円柱体から成り、刺繍枠Bを落とし込ませる 為の所定深さの支持溝5を、その頂面から切込状に設けている。
【0010】 そして、この実施例では、図2,図3に示した様に、支持溝5を構成する外側 の溝側壁5aと、内側の溝側壁5bとは、夫々の高さを相異させている。 この様に、内側の溝側壁5bの高さを、外側の溝側壁,5aより低くすること によって、図3に示した様に、高さの低い刺繍枠Bでも、刺繍生地Cを張設した 状態で、その底面が支持溝5の底迄届いて、枠支持部材4にしっかり保持させる ことが出来る。
【0011】 次に、自在架台A1の使い方に就いて、その一例を、図4,図5も参照しなが ら説明する。 刺繍枠Bを自在架台A1に取付けるには、先ず、刺繍枠Bの1個所を、いずれ か1つの枠支持部材4の支持溝5内に落とし込む(乃至は嵌め込む)。
【0012】 然る後、互いにほぼ等間隔を距てた、別の2個所の夫々を、残る2つの枠支持 部材4の支持溝5に夫々落とし込む。 3つの枠支持部材4の夫々は、棒状可撓継手3を握って適宜に屈曲させるだけ で、自在に所望の位置に変位させることが出来る。
【0013】 かくして、自在架台A1への刺繍枠Bの取付は、図4に示した様に、刺繍枠B の3個所を、3つの枠支持部材4の夫々の支持溝に嵌め込ませるだけで、殆ど瞬 時に終えることが出来る。 尚、この取付時に、各棒状可撓継手3を、外側方向に押しやり気味にすると、 取付状態はより安定する。
【0014】 そして、刺繍をしている間に、刺繍枠Bの位置及び方向を、より扱い易くなる 様に変えたい時には、刺繍枠Bを、上から抑え気味にしながら、図5に示した様 に、三次元方向に押・引すれば、刺繍枠Bは、この押・引力に素直に追従するの で、殆どワンタッチ操作で、所望の位置と向きに変えることが出来る。
【0015】 次に、図6は、本考案による第2実施例の自在架台A2の、要部を示した部分 斜視図である。 第1実施例の自在架台A1との相異点は、支柱2を伸縮自在にして、刺繍枠B の取付高さ位置を、連続的に大きく変えられる様にしたところにある。
【0016】 即ち、この実施例の支柱2は、外筒2Aに、内筒2Bを摺動自在に内嵌させた 構成を備えている。 そして、3本の棒状可撓継手3は、内筒2Bの上端に取付けている。6は、内 筒2Bの自由落下防止用のストッパーである。
【0017】 外筒2Aの頂部壁には、内筒2Bを任意の摺動位置で固定させる為の、止螺7 を螺じ込んでいる。
【0018】 自在架台A2の使い方は、止螺7を回動操作して、支柱2の内筒2Bの頂端高 さ位置を調節する機能が付加された点を除いて、自在架台A1同じである。 この高さ位置の調節機構は、上記の他に、空気や油等の流体圧や、スプリング 力等を利用した、周知の様々な支柱伸縮機構を流用出来る。
【0019】 尚、上記各実施例に於いて、棒状可撓継手3の構造や本数は図示に限られず、 又、枠支持部材4、支柱2、台座1の形態も、勿論、必要に応じて適宜に設計変 更しても、本考案の目的は達成される。 例えば、支持溝5の内壁面に、板ばねやパッキン材を取付けることによって、 刺繍枠Bを、弾力的にしっかり把持出来る様にしてもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案による刺繍枠用の自在架台は、従来 のものに比べて、以下に列挙した如き、より優れた様々な機能を発揮する。 (a)自在架台への刺繍枠の着脱は、単に、刺繍枠を複数の枠支持部材の支持 溝に係・脱させるだけで、殆ど瞬時に行える。 (b)棒状可撓継手の働きによって、刺繍枠の取付後も、刺繍枠の位置及び向 きを、三次元方向に簡単・自在に、然も、無段階に変えられる。 (c)径が相異する様々な刺繍枠を取付けられて、汎用性に富んでいる。 (d)支柱が伸縮自在なので、刺繍枠の高さ位置を大きく変えられる。 (e)枠支持部材の支持溝は、両溝側壁の高さを相異させたので、背丈が異な る刺繍枠でも、夫々確実に安定に支持出来る。 (f)総じて言えば、様々なサイズの刺繍枠を、簡単・迅速に着・脱出来、取 付後も、刺繍枠の位置と向きを極めて容易に、且つ、無段階で変えられる。 (g)その為、殊に、肢体不自由者にとっては、使い勝手がすこぶるよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すもので、自在架台及
び刺繍枠の斜視図である。
【図2】同上、背丈の高い刺繍枠を、枠支持部材に支持
させ状態を示す、要部の部分縦断側面図である。
【図3】同上、背丈の低い刺繍枠の場合の、図2相当図
である。
【図4】同上、自在架台に刺繍枠を取付けた状態を示す
斜視図である。
【図5】同上、刺繍枠を、三次元方向に簡単・自在に傾
動させ得ることを説明した斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例を示すもので、支柱の伸縮
構造を説明した、要部の斜視図である。
【図7】従来例を示すもので、刺繍枠用架台の分解斜視
図である。
【符号の説明】
A1,A2 自在架台 B 刺繍枠 C 刺繍生地 1 台座 2 支柱 2A 外筒 2B 内筒 3 棒状可撓継手 4 枠支持部材 5 支持溝 5a,5b 溝側壁 6 ストッパー 7 止螺 11 内枠 12 外枠 50 刺繍枠用架台 51 台座 52A,52B 支柱 53 支持体 54,56 ボルト 55 内枠 57 外枠

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍枠取付用の支柱を備えたスタンド
    と、 支柱の頂端に、放射状の配置で斜上向きに突設した、所
    定長さの棒状可撓継手の複数本と、 各棒状可撓継手の先端に取着されて、刺繍枠を挟持する
    支持溝を設けた枠支持部材とを備えることを特徴とする
    刺繍枠用の自在架台。
  2. 【請求項2】 前記枠支持部材の支持溝は、その両溝側
    壁の高さを相異させたことを特徴とする請求項1記載の
    刺繍枠用の自在架台。
  3. 【請求項3】 前記支柱は、外筒に、内筒を摺動自在に
    遊嵌させた構成を備えることを特徴とする請求項1記載
    の刺繍枠用の自在架台。
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