JP3079636U - 匂い抜き便座 - Google Patents

匂い抜き便座

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JP3079636U
JP3079636U JP2001000699U JP2001000699U JP3079636U JP 3079636 U JP3079636 U JP 3079636U JP 2001000699 U JP2001000699 U JP 2001000699U JP 2001000699 U JP2001000699 U JP 2001000699U JP 3079636 U JP3079636 U JP 3079636U
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羅進良
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蘇松齡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、吸収した臭気を、オゾン脱臭と活
性炭の吸着作用によって、排出する気体を徹底的に脱臭
させるので、直接外部に発散させても、環境を汚染する
恐れがない。 【解決手段】 便座と、底部板と、ファンと、オゾン発
生装置及び活性炭によって構成された匂い抜き便座で、
特にオゾン発生装置が便座の後端部に設けられ、該便座
はオゾン発生装置に枢接され、且つ底部板と緊密に結合
し、該便座と底部板の間に中空の空気通路を形成し、該
中空の空気通路内部には必要に応じて導気管を設け、底
部板の底部又は導気管には、一個又は二個以上の吸気孔
を設け、またファンの外側のオゾン発生装置には活性炭
及び排気口が設けられ、ファンが回転する時、便座内の
臭気が吸気孔・中空の空気通路からオゾン発生装置の中
に入り、オゾンによる脱臭処理をしたあと、更に活性炭
で残りの臭気を濾過し、排出された臭気が徹底的に脱臭
され、環境の清潔を保つことができるように構成されて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は匂い抜き便座で、特に便器に取り付けることが便利な、便器で発生し た臭気を確実に吸収し、臭気の消去処理を行った後、空気中に排除し、環境衛生 を維持する便器の改善構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人類の日常生活において、トイレはその中でも最も日常的に接触する場所であ ることは間違いない、なぜなら、古今東西・男女老若を問わず、どんな人でも必 ず毎日何回かトイレに出入りしなければならず、何人も避ける事はできない。し かるに、トイレは人類の日常生活の一大重点であるにも拘わらず、千古以来これ を重視する人は少なく、しかもプライベートに関することなので、人々は付き合 う時もなんとなくこの話題に触れることを避け、そのためトイレの進歩は文明の 歩みについて行けず、残念なことに、生活の中の低次元文化とまでなっている。 トイレの進化史について言えば、便器はその中でも最大の進歩と言ってよい。な ぜなら、便器は人体の排泄物を集中し、且つ室外の浄化槽に排出して処理する事 ができ、住む人の清潔を保ち、人類の生活品質を重視する進化指標に合致するか らである。しかし、便器が発明されて以来、どの便器もあまり進歩がなく、変わ るのは外形・色などであり、機能上の進歩は少ない。そして、今日便器の欠点は 、臭気を除くことができないことであり、トイレは元々密閉した空間なので、し かもプライベートを守り、スペースが狭いため、空気の循環が不十分で、臭気問 題の解決が難しかった。 臭気の汚染問題を減少するため、一般のトイレでは、部屋の上部に換気扇を設 け、トイレの臭気を屋外に発散させる事が多いが、この方法では、除臭効果がす くなく、しかも臭気を屋外に発散させると、隣近所の環境に干渉することになり 、決して完璧な方法ではない。近年最も普及している消臭法では、芳香剤又は除 臭剤で匂いを押さえているが、人類の排泄物の匂いは、雑多な匂いを含み、その 匂いはただ押さえただけでは不十分で、芳香剤の匂いや濃淡をコントロールがう まくゆかないと、かえって気持ち悪い匂いになる恐れがある。 そのため、台湾第87218003号(特許出願番号)「便器の除臭装置」の ような特許出願があり、該特許は元の便座の下方にその形状に合わせた底板を張 り付け、該底板の便器に対応する位置及び便座の内側面の縁に一個又は二個以上 の吸気孔を開け、且つ該底板と便器の蓋の枢接部には吸気パイプが設けられ、該 吸気パイプのもう一方の端にはファンが設けられ、該ファンは便器の蓋の上又は 便器のその他の位置に固定し、該ファンはまた外に伸びた排気管に接続され、使 用時には、ファンの 吸収力によって、使用者の排便に伴う匂いを吸気孔から便 座と蓋で形成された通路に導入して匂いが外に漏れないようにし、さらに吸気パ イプからファンへ送り、ファンに接続された排気管を経由して送り出し、便器の 中の臭気を完全に排除する事ができる。 しかし、該特許請求の範囲の臭気はファンを経由して、外部又はその他の通路 (例えば排水口)に通じる排気管を設けなければならず、そうするとバスルーム のスペースを占めるのみならず、臭気を直接外部へ向けて排出すると、その匂い を屋外に発散させ、衛生に悪いばかりでなく、隣近所の不満を招き易い。さらに 、この方法では便器の元の設計を変更する必要があり、一般に家を建てるとき既 に完成している便器の構造に対しては、この方法は不経済であるばかりでなく、 便器の交換工事も簡単ではなく、また元の床の構造を破壊し、漏水などの問題も 起こり易い。 このように、前記の従来の物は、まだかなり欠点があり、よい設計とは言えな いので、改良が待たれていた。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の目的は、匂い抜きの便座を提供しようとするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の匂い抜き便座は、便座に中空の空気通路を設け、便器の匂いを確実に 脱臭装置に吸着し、脱臭処理をしたあと排気することによって、直接外部に発散 させても、二次汚染の恐れがないようにした。
【0005】 本考案は、便座にオゾン発生装置を設け、便座において吸収した臭気をオゾン によって脱臭処理を行い、且つ該装置の排気口に活性炭を設け、残りの臭気も吸 着し、排気の清潔さを確保した。
【0006】 本考案による便座は、簡単に現存の各種便座に取り付けられ、便器全体 を 交換する必要がなく、そのためコストが安く、設置が簡単で、人類生活の品質向 上に役立つ。
【0007】
【考案の実施の形態】
前記の構成により、本考案の便座を使用する時、吸気ファンによって便器内の 臭気を便座又は底板の吸気孔から吸入し、中空の空気通路を通って枢接部からオ ゾン発生装置に導入し、オゾンの脱臭処理を経て、処理済みの臭気を排気口から ファンと活性炭を通じて外部に排除する。 図1から図3に示すように、本考案の匂い抜き便座は、便座(1)の上に設置さ れた、排泄物の臭気を消す装置であり、主としてファン(6)をオゾン発生装置(2) の吸気口(21)の位置に設けて吸気の機能をもたせ、便座(3)又は底板(4)の吸気孔 (32)・(41)によって、便座(1)の中の臭気をオゾン発生装置(2)の中に吸収し、オ ゾンで脱臭処理をした後、活性炭(7)でもう一度残りの臭気を濾過して、環境の 衛生を確保するもので、また、ファン(6)にはマイクロスイッチをつけてその運 転を制御する。
【0008】 次に、オゾン発生装置(2)は、ファン(6)の後端に設けてオゾンを発生させ、こ のオゾン発生装置(2)には吸気口(21)があり、便座(1)の中の臭気を吸収する、ま たオゾン発生装置(2)の後端には排気口(22)があり、オゾンで脱臭処理した後の 気体を排出する。
【0009】 次に、活性炭(7)を、オゾン発生装置(2)と接触する面に設け、ファン(6)によ り排除された臭気をさらに濾過して、排気のクリーンな品質を確保する、また、 この活性炭(7)は長期有効性のものを採用、一定の使用期間を維持できるように する。
【0010】 次に、便座(3)の尾端には枢接部(31)を設け、この枢接部(31)はオゾン発生装 置(2)の両側の吸気口(21)に接続され、便座(3)によって吸収された 臭気を導 入し、また便座(3)の底部の内周縁には一個又は二個以上の吸気孔(32)を設け、 この吸気孔(32)によって便座(1)の中の臭気を吸収する。
【0011】 また、底板(4)は、便座(3)の底部に密接して設けられ、この底板(4)と便座(3) の間には中空の空気通路(5)を設け、且つこの中空の空気通路(5)は便座(3)の枢 接部(31)を経由してオゾン発生装置(2)の吸気口(21)に導入される、また、底板( 4)の内側面縁には吸気孔(41)を設け、臭気の排除機能を強化する。
【0012】 前記各装置の組み合わせによって、本考案の実施の形態においては、 便座 下方に設置されたマイクロスイッチによって、まずファン(6)の装 置を起動さ せ、吸気の機能を働かせる、この時、吸気の力で便座(1)の中で発生した臭気を 吸収し始め、便座(3)又は底板(4)の吸気孔(32)・(41)を経由して中空の空気通路( 5)に導入し、その中空の空気通路(5)から吸気口(21)を通ってオゾン発生装置(2) に入り、臭気をオゾンで脱臭処理して匂いの成分を排除し、さらにその臭気を活 性炭(7)の位置を通らせ、この活性炭(7)によって残りの匂いを吸着させ、処理後 の気体を直接空気中に発散させる。便座の重みがなくなると、マイクロスイッチ が自動的に切れる、なお、本考案には遅延リレーを設け、吸気機能を数秒間続け て残りの臭気を完全に取り去るようにする。
【0013】 前記便座の匂い抜きの順序は、便座(1)の使用時に行われ、いつも環境の清潔 と使用者の愉快な気持ちを保つ事ができる。また、便座(1)を使用しない状況で も、随時除臭を行う事ができる。この場合、便座(1)の元の便器の蓋(8)をおろし て、便座(1)の中の臭気が外に漏れないようにするとよい。また、オゾン発生装 置(2)は、その生産技術を熟知する者により、本考案の実施例に合わせて設計・ 製作し、その形状・大きさは必要に応じて適当に変化させる事ができる。
【0014】 また、便座の中空の空気通路の中に導気管を設け、該導気管の開口部は便座(3 )又は底板(4)の吸気孔(32)・(41)に対応し、便座内で吸収した臭気を密閉した空 間に確実におさめ、気体が外部にもれるのを防ぐこともできる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、吸収した臭気を、オゾン脱臭と活性炭の吸着作用によって、排出す る気体を徹底的に脱臭させるので、直接外部に発散させても、環境を汚染する恐 れがない。
【0016】 本考案の匂い抜き便座は簡単に現存の各種便器に設置する事ができ、 便器 全体を交換する必要がなく、施工が便利で、コストが安く、且つメンテナンス又 は活性炭の交換も便利で、高度の産業的発展性がある。
【0017】 本考案の設置は簡単でコストが安いので、大衆の間に普及し易く、且つ除臭効 果が良好で、衛生の向上に役立ち、現代人の渇望する高度の生活品質を満足する ことができる。
【0018】 本考案はまた、ファンの運転によって空気を流通させることができ るので 、湿気防止の機能があり、内部の保護回路が電流の異常を探知した場合、自動的 に電源を切るので、漏電の危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の匂い抜き便座の立体分解斜視図であ
る。
【図2】 本考案の匂い抜き便座の立体組み立て斜視図
である。
【図3】 本考案の匂い抜き便座の構造細部説明図であ
る。
【符号の説明】
1: 便器 2: オゾン発生装置 21: 吸気口 22: 排気口 3: 便座 31: 枢接部 32: 吸気孔 4: 底板 41: 吸気孔 5: 中空の空気通路 6: ファン 7: 活性炭 8: 便器の蓋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 便座の後端部にオゾン発生装置を設
    け、該オゾン発生装置に取り付けられた吸気口とその後
    ろ側の排気口。 (ロ) 便座の後端部に設けられた枢接部と、その枢接部
    の上に吸気ファンの吸入口を設け、また、便座の内側の
    縁に一個又は二個以上の吸気孔を設ける。 (ハ) 便器の形状に合わせて便座の底部に密着した便座
    の底板を設け、該底板と便座の間に中空の空気通路を形
    成し、該中空の空気通路は便座の枢接部を通ってオゾン
    発生装置の吸入口に導入され、そして底板の内側縁にも
    一個又は二個以上の吸気孔を設ける。 (ニ) 吸気ファンを便座後端部の枢接部の吸気口に設け
    る。 (ホ) 活性炭をオゾン発生装置と接触する端面に設ける。 以上の如く構成された、匂い抜き便座。
  2. 【請求項2】 便座の下方にマイクロスイッチを設け、
    吸気ファンを起動し、吸気機能を発生させることを特徴
    とする請求項1に記載の匂い抜き便座。
  3. 【請求項3】 便座の中空の空気通路内に導気管を設
    け、該導気管の開口部と便座又は底板の吸気孔が対応
    し、吸収した便器内の臭気を確実に密閉したスペースに
    維持することを特徴とする請求項1に記載の匂い抜き便
    座。
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