JP3078892U - 精密小型クランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測機器のテーブルの上で測定物を確実に固
定し正確に測定可能な精密小型クランプを提供する。 【解決手段】測定物受け台（１）にＶ溝（２）と押上梃
（３）を測定物受け台（１）にポール（４）を設けポー
ル（４）にスライドする測定物押さえ金具（５）とスプ
リング（６）とスプリング止め金具（７）を設けた事を
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は計測機器で測定物を測定する際に保持する小物測定保持具である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の保持具は測定物を測定器のテイブルの上に置き測定物の一端を粘土で固定 したり、クリップで押さえたりした。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次の様な欠点がある。 （イ）粘土は粘度の調整に手間がかかったり、測定台を汚したりする。 （ロ）クリップの場合は動きやすく測定物の測定精度が得られない。 本考案は以上の欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

測定物受け台（１）にＶ溝（２）と押上梃（３）を設け、そして測定物受け台（ １）にポール（４）を設けポール（４）にスライドする測定物押さえ金具（５） とスプリング（６）とスプリング止め金具（７）を設ける。 本考案は以上の構成よりなる精密小型クランプである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を説明する。 （イ）測定物受け台（１）にＶ溝（２）と押上梃（２）を設ける。 （ロ）測定物受け台（１）にポール（４）を設ける。 （ハ）ポール（４）にスライドする測定物押さえ金具（５）とその上にスプリン グ（６）を設ける。 （ニ）スプリング（６）の上にスプリング止め金具（７）を設ける。 （ホ）押上梃（３）を押す事によって測定物押さえ金具（５）は上方に押し上げ られる。 （ヘ）押上梃（３）の押す力を取り除くと測定物押さえ金具（５）はスプリング （６）の力によって測定物（８）を固定する。 本考案は以上の様な構造で使用するとき測定機器の測定台上で測定物を正確に測 定する事ができる。

【０００６】

【考案の効果】

本考案を使用するときは本体が正確に加工されているので本体が正置、横置によ つても測定可能であり、Ｖ溝を保有するので丸型でも測定可能である。 又小型である為測定器機のテイブルが小さい場合にも可能であり、更に測定物の 保持の強弱はバネの操作より容易に調整する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の要部図面である。

【図２】本考案の斜視図である。 １ 測定物受け台 ２ Ｖ溝 ３ 押上梃 ４ ポール ５ 測定物押さえ金具 ６ スプリング ７ スプリング止め金具 ８ 測定物

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】測定物受け台（１）にＶ溝（２）と押上梃
   （３）とポール（４）を設け、ポール（４）にスライド
   する測定物押さえ金具（５）とスプリング（６）とスプ
   リング止め金具（７）を設け，測定物押さえ金具（５）
   を押上梃（３）によって上下させ測定物を固定する事を
   特徴とする精密小型クランプである。