JP3078705U - 機能性を有する人工植物 - Google Patents
機能性を有する人工植物Info
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- JP3078705U JP3078705U JP2000004477U JP2000004477U JP3078705U JP 3078705 U JP3078705 U JP 3078705U JP 2000004477 U JP2000004477 U JP 2000004477U JP 2000004477 U JP2000004477 U JP 2000004477U JP 3078705 U JP3078705 U JP 3078705U
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Abstract
(57)【要約】
[課題] 人工植物の花・葉材にペットボトルの再生繊
維を用いて光触媒作用でクリーンな光エネルギーを利用
し消臭や空気浄化、抗菌、防汚などの機能を付加する。
更にカテキンの機能とのダブル効果で優れた持続性と安
全で無害な機能性を有する人工植物を提供する。 [解決手段]ペットボトルの再生繊維を用いて作製した
人工植物とカテキンを含有する繊維を用いて作製した人
工植物との花部と葉部の表面と裏面に光触媒作用を有す
る酸化チタン粒子と無機質又は無機質に変換したバイン
ダーとの組成物の薄層を設けて、立体的に組み立て人工
植物を作製するものである。
維を用いて光触媒作用でクリーンな光エネルギーを利用
し消臭や空気浄化、抗菌、防汚などの機能を付加する。
更にカテキンの機能とのダブル効果で優れた持続性と安
全で無害な機能性を有する人工植物を提供する。 [解決手段]ペットボトルの再生繊維を用いて作製した
人工植物とカテキンを含有する繊維を用いて作製した人
工植物との花部と葉部の表面と裏面に光触媒作用を有す
る酸化チタン粒子と無機質又は無機質に変換したバイン
ダーとの組成物の薄層を設けて、立体的に組み立て人工
植物を作製するものである。
Description
【0001】 [考案が解決しようとする課題] この考案は、リサイクル原料を用いて省エネで長期間環境浄化のできる高機能 の人工植物を提供する。容器包装リサイクル法の施行で再商品化を義務づけられ ているペットボトルも再利用の方法が限られている。今後、小型ボトルの需要な どで増産され収集量が増え続ける傾向にあり、新規用途の開発が必要である。ま たシックハウス症候群の一因とされるホルムアルデヒドなどの化学物質も問題に なっているため建材などの使用規制の法制化も検討されている。従来の消臭人工 植物製品は化学物質などを分解する効力は乏しく消臭効力にも限界があり、更に 効力が低下していく問題を有している。
【0002】 [課題を解決するための手段] ペットボトルで再生繊維にする技術は慣用として確立され実用化も定着してい る。ペットボトルを砕いてペレット化して熱を加えてポリマー化し細い穴を通し て紡糸、紡織して生地にする。当該生地を用いて人工植物の花・葉部を作製して 表面と裏面に光触媒作用を有する酸化チタン粒子と無機質又は無機質に変換した バインダーとの組成物の薄層を設ける。また慣用の溶融紡糸法でポリエステル繊 維に緑茶から抽出したカテキンの粉体が凝集しないようにポリエステルのマスタ ーバッチに1.0〜30%重量比に含有させて予め調製し、母材のポリエステル のマスターバッチと溶融して、カテキン成分が0.1〜10%重量比になるよう に紡糸して生地にする。当該生地を用いて作製する人工植物の花・葉部の表・裏 面には前記載の組成物の薄層は設けても設けなくても良い。カテキン含有の繊維 は芯鞘型構造の鞘部にカテキン成分を含有させる複合繊維や中実糸、中空糸、異 形断面糸などに含有させても良い。より好ましくは芯鞘型構造の芯部に前記載の 方法、重量比でカテキン成分を、鞘部には慣用の溶融紡糸法で光触媒酸化チタン 粒子が凝集しないようにポリエステルのマスターバッチに1.0〜20%重量比 に含有させて予め調製し、母材のポリエステルのマスターバッチと溶融して、0 .5〜5%重量比になるように含有させて繊維にすると良い。
【0003】 [考案の効果] ペットボトルの再利用製品は増えている。しかしユニフォーム,Tシャツ、軍 手、カーペット、買い物袋、縫いぐるみなど商品サイクルの短い、需要対象の狭 い製品が多い。人工植物は世界各国で同一規格であり需要も大きく、考案品は、 太陽光や蛍光灯などのクリーンな光エネルギーを利用して消臭、抗菌、空気浄化 、セルフクリーンなどの機能を発現する光触媒を用いて、生花と同じ清浄作用や 枯れることのない手間の要らない環境浄化機能と美観を付加する。当該花・葉部 の表・裏面に設ける当該組成物の薄層の酸化チタン粒子は紫外線が当たると酸化 分解作用でホルムアルデヒドを始めタバコやアンモニア等の悪臭、汚れや雑菌、 窒素酸化物(NOx)などの大気汚染物質も分解除去する。更に帯電防止機能と 汚れのバインダーになる油分を分解するため何時までも汚れ難い製品となる。ダ ブル効果としてカテキン含有の花・葉部が暗時でも抗菌、消臭、抗ウイルス機能 があるため使用場所が拡がる。また空気環境や部屋の化学物質の流れなどの研究 もされ始めているが、考案の人工植物は、移動が簡単でもあり吸着し易い形状で 比表面積が大きく効果も優れています。更に問題になるグリーン色のペットボト ルも使用できる利点がある。 請求項1の構造を有する機能性の人工植物の葉部での試験データを表1,2に示 します。
【表1】
【表2】
【図1】機能性を有する人工植物の葉部の部分の一例を
示す説明図
示す説明図
【図2】機能性を有する人工植物の他の一例を示す説明
図
図
1 ペットボトルの再生繊維を用いた人工植物の花部 2 ペットボトルの再生繊維を用いた人工植物の葉部 3 カテキンを含有する繊維を用いた人工植物の花部 4 カテキンを含有する繊維を用いた人工植物の葉部 A 光触媒作用を有する酸化チタン粒子 B 無機質又は無機質に変換したバインダー AB 前記載AとBとの組成物の薄層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月13日(2000.9.1
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項2】前記請求項1記載の(イ)と(ロ)の作製
する花部(1,3)と葉部(2,4)は、表面と裏面に
光触媒作用を有する酸化チタン粒子(A)と無機質又は
無機質に変換したバインダー(B)との組成物の薄層
(AB)を設けて、立体的に人工植物を組み立てる。以
上の構成からなる機能性を有する人工植物。 ─────────────────────────────────────────────────────
する花部(1,3)と葉部(2,4)は、表面と裏面に
光触媒作用を有する酸化チタン粒子(A)と無機質又は
無機質に変換したバインダー(B)との組成物の薄層
(AB)を設けて、立体的に人工植物を組み立てる。以
上の構成からなる機能性を有する人工植物。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月18日(2001.1.1
8)
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】ペットボトルの再生繊維を用いて人工植物
の花部(1)と葉部(2)を作製する。また緑茶より抽
出したカテキンを含有する繊維を用いて人工植物の花部
(3)と葉部(4)を作製する。両、当該花・葉部の表
面と裏面に光触媒作用を有する酸化チタン粒子(A)と
無機質又は無機質に変換したバインダー(B)との組成
物の薄層(AB)を設けて立体的に組立てる構造の機能
性を有する人工植物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004477U JP3078705U (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | 機能性を有する人工植物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004477U JP3078705U (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | 機能性を有する人工植物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078705U true JP3078705U (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=32984137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000004477U Expired - Fee Related JP3078705U (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | 機能性を有する人工植物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078705U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05229502A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-07 | Mita Ind Co Ltd | 粉体充填装置 |
JPH05229501A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-07 | Mita Ind Co Ltd | 粉体充填装置およびそれに使用される粉体充填器 |
-
2000
- 2000-05-23 JP JP2000004477U patent/JP3078705U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05229502A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-07 | Mita Ind Co Ltd | 粉体充填装置 |
JPH05229501A (ja) * | 1992-02-20 | 1993-09-07 | Mita Ind Co Ltd | 粉体充填装置およびそれに使用される粉体充填器 |
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