JP3078601B2 - データ圧縮方法 - Google Patents

データ圧縮方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニバーサル型アルゴ
リズムを用いて文字情報等の入力文字列を圧縮符号化す
るデータ圧縮方法に関する。近年、文字コード、ベクト
ル情報、画像など様々な種類のデータがコンピュータで
扱われるようになっており、扱われるデータ量も急速に
増加してきている。大量のデータを扱うときは、データ
の中の冗長な部分を省いてデータ量を圧縮することで、
記憶容量を減らしたり、速く伝送したりできるようにな
る。
【0002】このような様々なデータを1つの方式でデ
ータ圧縮できる方法としてユニバーサル符号化が提案さ
れている。ここで、本発明の分野は、文字コードの圧縮
に限らず、様々なデータに適用できるが、以下では、情
報理論で用いられている呼称を踏襲し、データの1ワー
ド単位を文字と呼び、データが任意ワードつながったも
のを文字列と呼ぶことにする。
【0003】ユニバーサル符号の代表的な方法として、
ジブ−レンペル(Ziv-Lempel)符号がある(詳しくは、
例えば、宗像『Ziv-Lempelのデータ圧縮法』、情報処
理、Vol.26,No.1,1985年を参照のこと)。ジブーレンペ
ル符号では (1)ユニバーサル型と、 (2)増分分解型(Incremental parsing ) の2つのアルゴリズムが提案されている。
【0004】更に、ユニバーサル型アルゴリズムの改良
として、LZSS符号(T.C. Bell,“Better OPM/L Tex
t Compression ”,IEEE Trans. on Commun., Vol.COM-3
4, No.12, Dec. 1986 参照)や、1/4インチ・カート
リッジ磁気テープの標準圧縮方式であるQIC−122
符号がある。また、増分分解型アルゴリズムの改良とし
ては、LZW(Lempel-Ziv-Welch)符号がある(T.A. W
elch, “A Technique for High-Performance Data Comp
ression ”,Computer, June 1984参照)。
【0005】これらの改良符号は補助記憶装置のファイ
ル圧縮や、パソコン通信でのデータ伝送に利用されるよ
うになっている。
【0006】
【従来の技術】まず従来のユニバーサル型アルゴリズム
とその改良の1つであるQIC−122符号について説
明する。 [ユニバーサル型アルゴリズム]ユニバーサル型アルゴ
リズムは、演算量は多いが、高圧縮率が得られるデータ
圧縮方式である。
【0007】即ち、ユニバーサル型アルゴリズムにあっ
ては、符号化しようとする文字列をを、符号化済みの文
字列の任意の位置から最大長一致する系列、所謂部分列
に区切り、入力文字列を過去の最大長一致する部分列の
複製として符号化する。図10にユニバーサル型ジブー
レンペル符号の符号化方式を示す。図10において、辞
書としての機能をもつPバッファ12には入力済みの文
字列が格納されており、文字入力部としてのQバッファ
10にはこれから符号化しようとする文字列が入力され
ている。パターンマッチング部14はQバッファ10の
文字列をPバッファ12の系列と照合し、Pバッファ1
2の中で一致する最大長の文字部分列を検索する。そし
て、Pバッファ12中で検索した最大長一致する部分列
を指定するため図11の情報の組 Pバッファ中の最大長一致系列の開始位置(開始アドレ
ス) 一致長(レングス) として符号化する。なお、一致系列がなければ不一致の
シンボルと共に生データを出力する。
【0008】次にQバッファ10内の符号化した文字列
をPバッファ12に移して新たな符号化済み文字列を登
録する。以下、同様の操作を繰り返し、入力文字列を部
分列に分解して符号化する。このようにジブーレンペル
符号では現在の文字列を、符号化済みの過去の文字列か
らの複製として符号化するものである。ジブーレンペル
符号を用いた場合、文字コードの文書情報は1/2程度
に圧縮できる。
【0009】[QIC−122符号]3Mを中心とする
メーカの団体であるQIC(Quauter Inch Cartrrige S
tandard Inc.)が1/4インチ・カートリッジ磁気テー
プの標準圧縮方式として採用した符号である。QIC−
122符号のアルゴリズムでは、Pバッファとして20
48バイトの履歴をもち、Qバッファの符号化する文字
列をPバッファ中の文字列の複製として表すモードと、
生データを1バイトづつ符号化するモードの2つのモー
ドをもつ。そして、Pバッファ中の最大長一致文字列が
2文字以上の場合、複製モードで符号化し、それ以外の
ときは生データ・モードで符号化する。
【0010】図12はBNFメタ言語で表わされたQI
C−122符号の符号語フォーマットを示す。またBN
Fメタ言語に用いるメタ記号は図13に示す意味をも
つ。図12のQIC−122符号の符号語フォーマット
を詳細に説明すると次のようになる。 (1)圧縮系列(Compressed Stream )は、圧縮ストリ
ング(Compressed String)とエンドマーカで構成され
る。
【0011】(2)圧縮ストリングは、生データについ
ては識別ビット0に続くASCII生バイトで表現さ
れ、また圧縮データについては識別ビット1に続いて圧
縮バイトで表現される。 (3)ASCII生バイトは、8ビットを1バイトして
表現される。 (4)圧縮バイトは、オフセット(開始位置)とレング
ス(一致長)の組でなる。 (5)オフセット(開始位置)は、識別ビット1の場合
は7ビットで表現される。また識別ビット0のは場合は
11ビットで表現される。 (6)エンドマーカは、110000000であり、オ
フセットは0となる。 (7)ビットbは0又は1である。 (8)レングス(一致長)は、図12のように可変長符
号で表現される。
【0012】図14にQIC−122符号の符号化の具
体例を示す。図14は文字列「ABAAAAAACAB
A」が入力した場合を例にとっている。まず最初の3文
字「ABA」に関してはPバッファ中の一致する文字数
が1文字以下であることからASCII生バイトのビッ
ト系列を出力する。4文字目から8文字目までの5つの
「A」については、Pバッファの直前文字「A」と一致
することから、 圧縮バイト識別ビット 7ビットオフセット識別ビット オフセット=1 レングス=5バイト でなるビット系列「1 1 0000001 110
0」として出力する。
【0013】ここで最大長一致の部分列の開始位置を示
すオフセットの値は、Pバッファの最新登録位置(アド
レス)から前に遡って何番目かを示している。9番目の
文字「C」はPバッファにないことからASCII生バ
イトを出力する。10〜12番目の文字「ABA」はP
バッファの先頭からの3文字として既に登録済みである
ので、 圧縮バイト識別ビット 7ビットオフセット識別ビット オフセット=9 レングス=3バイト でなるビット系列「1 1 0001001 01」を
出力する。
【0014】以上で全ての入力文字の符号化が済んだの
でエンドデータとして「1 1 0000000」を出
力して処理を終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジブー
レンペル符号やQIC−122符号等を用いた従来のユ
ニバーサル符号を用いたデータ圧縮方式にあっては、複
製すべき最大長一致する文字列を「一致開始位置」と
「一致長」の組で表わして符号化していたため、Pバッ
ファに保持する符号化済み文字列が増加してくると、一
致開始位置はPバッファを構成するメモリのアドレスで
表現されているために、長いビット数で表わさなければ
ならなくなり、符号化した文字列間に冗長性が残り、高
い圧縮率を得ることができなくなる問題があった。
【0016】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、文字間の相関を取り込むことにより符
号化済み文字列間の冗長性を削減した符号化により高い
圧縮率を得ることのできるユニバーサル符号を用いたデ
ータ圧縮方式を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、符号化済み文字列を辞書(P
バッファ)12に保持しておき、辞書12の符号化済み
文字列の中の文字入力部(Qバッファ)10の入力文字
列に最大長一致する部分列を検索し、最大長一致部分列
の開始位置と一致長の組で符号化するユニバーサル符号
を用いたデータ圧縮方式を対象とする。
【0018】このようなユニバーサル符号を用いたデー
タ圧縮方式として本発明にあっては、文字入力部10の
入力文字列に対する直前文字18と同じ先頭文字から始
まる辞書12に保持された符号化済み文字列の一致部分
列S1,S2,S3,S4を検索すると共に最大長一致
する部分列S4を検索し、最大長一致する部分列S4を
符号化する際の開始位置として最大長一致部分列S4の
直前文字が現れる出現順番(4番)を用いて一致長との
組で符号化する符号化部14を設けたことを特徴とす
る。
【0019】また符号化部14は、辞書12中から検索
した最大長一致する符号化済み文字列の部分列が先頭文
字18の連続文字列S2であった場合には、連続文字列
S2の先頭位置または終端位置に出現順番を割当てて一
致長との組で符号化することを特徴とする。この場合、
連続文字列S2の先頭位置と終端位置の2つの出現順番
を割当て、連続文字列の先頭位置と終端位置の両者の出
現順番を一致長との組で符号化するようにしても良い。
【0020】符号化部14は、符号化する辞書12の符
号化済み文字列の最大一致長の部分列の文字数が所定文
字未満、例えば3文字未満の時は、入力文字列を符号化
せずにそのまま出力し、文字数が所定値、例えば3文字
以上の時には出現順番と一致長との組で符号化する。更
に符号化部14は、符号化する辞書12の符号化済み文
字列の最大一致長の部分列の文字数が少ない時には、部
分列の開始位置(従来方式)と一致長との組で符号化
し、文字数が多い時に出現順番(本発明の方式)と一致
長との組で符号化してもよい。
【0021】更にまた符号化部14は、例えば入力文字
列を1/4インチ・カートリッジ磁気テープの標準圧縮
方式であるQIC−122符号の符号語を用いて符号化
する。
【0022】
【作用】以上説明したように本発明によれば、Qバッフ
ァの符号化しようとする文字列に対する既に符号化済み
の直前文字(Pバッファの最新登録の一文字)を先頭文
字とする符号化済み文字決の中の一致部分列を全て検索
して出現順番を知り、一致部分列の中の最大長一致する
部分列の複製として符号化する際に、従来は最大一致長
部分列の開始位置と一致長の組で符号化していたもの
を、本発明は、最大一致長の部分列のPバッファでの出
現順番と一致長との組で表わして符号化するようにな
る。
【0023】このため従来の開始位置(開始アドレス)
に比べ、部分列の出現順番の数の方が遙かに少なく、出
現順番を少ないビット数で表現できることによって圧縮
率を大幅に向上することができる。例えば本発明はQI
C−122符号の符号化に適用され、Qバッファの直前
の一文字としての直前文字から続けたPバッファの最大
長一致文字列を探索し、最大長一致文字列の開始位置を
Pバッファ内で直前文字が何番目に出現した順番で表す
ようにする。
【0024】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示した実施例構成
図である。図2において、16はバッファメモリであ
り、符号化を行おうとする文字列を格納する文字列入力
部としてのQバッファ10と、符号化済み文字列を登録
した辞書として機能するPバッファ12に割当られる。
【0025】14はCPUを用いた符号化部としてのパ
ターンマッチング部であり、ユニバーサル符号化アルゴ
リズムに従ってQバッファ10の文字列に最大長一致す
る部分列をPバッファ12から検索し、最大長一致する
部分列の複製としてその開始位置と一致長の組でなる符
号語を出力する。図3は図2のパタークマッチング部1
4による本発明の符号化処理を示した説明図である。
【0026】図3において、まずQバッファ10にこれ
から符号化しようとする文字列「acba・・・」が格
納されていたとすると、既に符号化済みの直前の一文字
である直前文字「b」を含み、この直前文字「b」に続
いてQバッファ10の文字列に一致する文字列がPバッ
ファ12にあるか否かが探索される。この条件を満足す
る文字列として例えば文字列S1,S2,S3,S4が
検索できたとする。
【0027】文字列S1〜S4の出現番号は、Pバッフ
ァ12に右から登録を行っているため 文字列S1:1番目 文字列S2:2番目 文字列S3:3番目 文字列S4:4番目 の出現順番となり、順に出現番号1,2,3,4が割り
付けられる。
【0028】次に文字列S1〜S4の中から入力文字列
に最大長一致する文字列S4を検索し、この文字列S4
の開始位置を出現番号4で表わし、一致長と組にした符
号語として出力する。一方、文字列S2のように直前文
字「b」が連続する文字列については、連続文字列S2
の開始点または終点のいずれか一方に出現番号を割り付
けて符号化する。また連続文字列Sの開始点と終点に2
つの出現番号を割り付け、2つの出現番号と一致長との
組の符号語として符号化してもよい。
【0029】図4はQICー122符号を例にとって本
発明によるユニバーサル符号化アルゴリズムの一実施例
を示したフローチャートである。図4において、まずス
テップS1でPバッファの内容を空にし、またQバッフ
ァに符号化しようとする入力データを詰める。次にステ
ップS2でQバッファの直前文字の位置からの文字列に
一致するPバッファの最長文字列Sを検索する。続いて
ステップS3で検索できた最長文字列Sが3文字以上か
否か判別する。
【0030】最長文字列Sが1文字或いは2文字の場合
はステップS4に進んで生データ・モードとなり、生デ
ータ・モードであることを示すフラクビット0とASC
IIコードでなる生データ1バイトを出力する。一方、
最長文字列Sが3文字以上であった場合には、ステップ
S5に進んで複製モードとし、圧縮データであることを
示すフラグビット1に続いて最長文字列の出現順番と一
致長の組を符号化する。
【0031】ステップS6では符号化済みのQバッファ
の文字列又は文字をPバッファに移すと共に、同じ数の
新たな文字をQバッファに入力する。更にQIC−12
2符号のアルゴリズムではPバッファは2048バイト
と固定であるため、Pバッファに移した文字数分の最も
古い文字をPバッファから捨てる。以下同様な処理を繰
り返す。
【0032】図5は図4の複製モードで符号化されるQ
IC−122符号語を利用したフォーマット説明図であ
り、図12と比較してオフセットが出現番号を示す3ビ
ット表現となっている。従って、文字列開始位置を7箇
所まで符号化できる。ここで、出現番号0はENDマー
クに用いている。また、一致長には、直前文字を含め、
3文字以上の文字列を表わすので、 一致長=|S|−2 を用いるものとする。
【0033】このように従来の開始位置を示していたオ
フセットが7ビット或いは11ビットであったものを本
発明では出現番号のオフセットを3ビットと少ないビッ
ト数で表現でき、これによって圧縮率を向上できる。図
6は図4の生データ・モードで出力されるデータ形式
と、複製モードで出力された符号語のデータ形式を示
す。
【0034】図7は本発明の他の実施例を示したQIC
−122符号を用いた符号化アルゴリズムを示したフロ
ーチャートであり、この実施例にあっては、図4の生デ
ータ・モードと、出現順番を用いた符号語を出力する複
製モードに加えて、従来の開始位置(開始アドレス)を
用いた符号語を出力する複製モードを組合せたことを特
徴とする。
【0035】図7においては、ステップS1で初期処理
を行った後、ステップS2で図4のステップS2と同様
に直前文字列に続く最大一致長の最長文字列S1を検索
し、同時に出現順番及び一致長を求める。続いてステッ
プS3で直前文字とは無関係にPバッファの中の最長文
字列S2を検索し、開始位置および一致長を求める。
【0036】次にステップS2で検索した最長文字列S
2が3文字以上か否かチェックし、3文字以上であれ
ば、ステップS8に進んで図9(c)の複製モード
(2)の符号語を出力する。3文字未満の場合はステッ
プS5に進みステップS3で検索した最長文字列S2が
2文字以上か否かチェックし、2文字以上であればステ
ップS7に進み、図9(b)の複製モード(1)の符号
語、即ち、開始位置と一致長の組を符号化する。
【0037】更に最長文字列S2が1文字の場合はステ
ップS6に進み、図9(a)の生データ・モードの符号
語を出力する。これらステップS6,ステップS7又は
ステップS8のいずれかによる符号化が済むとステップ
S9に進んで次の符号化済みのQバッファの文字列又は
文字をPバッファに移すと共に、同じ数の新たな文字を
Qバッファに入力し、さらにPバッファの容量に制限が
あるので、Pバッファに移した文字数分の最も古い文字
をPバッファから捨て、以下同様な処理を繰り返す。
【0038】図8には図7の実施例における複製モード
(1)(2)で符号化されるQIC−122符号語を利
用したフォーマット構成を示す。尚、上記の実施例で
は、出現番号の大きさを例えば3ビットと制限している
が、制限を付けずに可変長符号で表しても良い。また、
出現順番をPバッファ中で登録の古い右から登録の新し
い左に数えたが、これは逆に左から右に数えてもよい。
【0039】更に上記の実施例はQIC−122符号を
例にとるものであったが、ジブーレンペル符号等の適宜
のユニバーサル符号につきそのまま適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、符
号化文字列を符号化済み文字列の複製として「一致開始
位置」と「一致長」の組で表すとき、従来は一致開始位
置をアドレスで表現するのに対して、直前文字が一致す
る文字列の内何番目のものか番号による相対的な順序と
して表現するため、従来より短いビット数で表すことが
でき、高い圧縮率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の実施例構成図
【図3】本発明の符号化処理の説明図
【図4】本発明を用いたQIC−122符号化アルゴリ
ズムを示したフローチャート
【図5】図4の複製モードの符号語フォーマット説明図
【図6】図4の符号語のデータ形式説明図
【図7】本発明を用いたQIC−122符号化アルゴリ
ズムの他の実施例を示したフローチャート
【図8】図7の複製モードの符号語フォーマット説明図
【図9】図7の符号語のデータ形式説明図
【図10】ユニバーサル型ジブーレンペル符号の符号化
方式説明図
【図11】ユニバーサル符号語のデータ形式説明図
【図12】QIC122符号のフォーマット説明図
【図13】図12に使用したBNFメタ言語の説明図
【図14】QIC−122符号による符号化の具体例を
示した説明図
【符号の説明】
10:文字入力部(Qバッファ) 12:辞書(Pバッファ) 14:符号化部(パターンマッチング部) 16:バッファメモリ 18:直前文字
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 広隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−70214(JP,A) 特開 平3−78322(JP,A) 特開 平3−209922(JP,A) 特開 平4−256192(JP,A) 特開 平5−224878(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 5/00 H03M 7/30 - 7/42

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化済文字列を出現順に辞書に保持し、 前記辞書に保持された符号化済文字列のうち、文字入力
    部からの入力文字列の直前文字と同じ文字から始まり、
    且つ前記入力文字列と最大長一致する最大長一致部分列
    を検索し、 前記最大長一致部分列の直前文字が前記辞書に現れる出
    番号と、前記最大長一致部分列と前記入力文字列との
    一致長との組を符号化することを特徴とするデータ圧縮
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ圧縮方法に於いて、 前記符号化は、前記辞書中から検索した最大長一致する
    符号化済み文字列の部分列が前記直前文字の連続文字列
    であった場合には、連続文字列の先頭位置または終端位
    置の出現番号を割当てて、該出現番号と一致長との組で
    符号化することを特徴とするデータ圧縮方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のデータ圧縮方法に於いて、 前記符号化は、前記辞書中から検索した最大長一致する
    符号化済み文字列の部分列が前記直前文字の連続文字列
    であった場合には、該連続文字列の先頭位置と終端位置
    の2つの出現番号を割当て、連続文字列の先頭位置と終
    端位置の両者の出現番号を一致長との組で符号化するこ
    とを特徴とするデータ圧縮方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のデータ圧縮方法に於いて、 前記符号化は、符号化する辞書の符号化済み文字列の最
    大一致長の部分列の文字数が所定値未満の時は、入力文
    字列を符号化せずにそのまま出力し、文字数が所定値以
    上の時には出現番号と一致長との組で符号化することを
    特徴とするデータ圧縮方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載のデータ圧縮方法に於いて、 前記符号化は、符号化する辞書の符号化済み文字列の最
    大一致長の部分列の文字数が少ないときには、該部分列
    の開始位置と一致長との組で符号化し、文字数が多い時
    は、前記辞書に現れる出現番号と一致長との組で符号
    化することを特徴とするデータ圧縮方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    データ圧縮方法に於いて、 前記符号化は、入力文字列を1/4インチ・カートリッ
    ジ磁気テープの標準圧縮方式であるQIC−122符号
    に符号化することを特徴とするデータ圧縮方法。
  7. 【請求項7】符号化済文字列を出現順に辞書に保持し、 前記辞書に保持された符号化済文字列のうち、文字入力
    部からの入力文字列の直前文字と同じ文字から始まり、
    前記入力文字列の少なくとも部分に一致する一致文字列
    を検索し、 前記一致文字列の中から、前記入力文字列に最大長一致
    する最大長一致文字列を検索し、 前記最大長一致文字列の直前文字列が前記辞書に現れる
    出現番号と、前記最大長一致文字列と前記入力文字列と
    の一致長の組を符号化することを特徴とするデータ圧縮
    方法。
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