JP3077401B2 - 水道監視装置 - Google Patents
水道監視装置Info
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- JP3077401B2 JP3077401B2 JP04204742A JP20474292A JP3077401B2 JP 3077401 B2 JP3077401 B2 JP 3077401B2 JP 04204742 A JP04204742 A JP 04204742A JP 20474292 A JP20474292 A JP 20474292A JP 3077401 B2 JP3077401 B2 JP 3077401B2
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- water
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
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- Pipeline Systems (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭における水道の使
用状態を監視する水道監視装置に関するものである。
用状態を監視する水道監視装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、水道水は生活の向上に伴って使用
量が増加する傾向にある。反面、水源の新規確保や水質
の維持など多くの課題があり、水道水の節水が望まれ
る。
量が増加する傾向にある。反面、水源の新規確保や水質
の維持など多くの課題があり、水道水の節水が望まれ
る。
【０００３】従来、水道の使用量は各家庭に設けられた
水道メータによって管理されているがこの種の水道メー
タ等の流量計は、羽根車等の回転体の回転数を機械的に
積算して使用量を計量するものや、回転体の回転数を磁
電変換素子で電気信号に変換し、この電気信号を計数積
算して、水道の使用量を計量表示する電子式のものが実
用化されている（例えば、特開昭５６−２１０１７号公
報）。上記構成において、水道メータは家庭で使用され
る水道水の使用量を表示し、検針するようになってい
た。
水道メータによって管理されているがこの種の水道メー
タ等の流量計は、羽根車等の回転体の回転数を機械的に
積算して使用量を計量するものや、回転体の回転数を磁
電変換素子で電気信号に変換し、この電気信号を計数積
算して、水道の使用量を計量表示する電子式のものが実
用化されている（例えば、特開昭５６−２１０１７号公
報）。上記構成において、水道メータは家庭で使用され
る水道水の使用量を表示し、検針するようになってい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、例えば人為的な浴槽注水時の水栓の締め
忘れや、機器異常で起こるトイレの水洗故障による不要
連続出水、また洗濯機など蛇口から接続したゴムホース
の外れなど、漏水トラブルが多々ある。
うな構成では、例えば人為的な浴槽注水時の水栓の締め
忘れや、機器異常で起こるトイレの水洗故障による不要
連続出水、また洗濯機など蛇口から接続したゴムホース
の外れなど、漏水トラブルが多々ある。
【０００５】これは、建物や付属設備を損傷するのみな
らず、水の無駄使いということにもなる。本発明は、か
かる従来の課題を解決するもので、省エネルギーと異常
使用状態をチェックする水道監視装置を提供することを
目的としている。
らず、水の無駄使いということにもなる。本発明は、か
かる従来の課題を解決するもので、省エネルギーと異常
使用状態をチェックする水道監視装置を提供することを
目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、水道管路を流れる水量を計測する流量計測手段と、
前記流量計測手段からの流量信号に応じて使用流量の状
態を判定し警報を発する流量警報手段とを備え、前記流
量警報手段は、流量の最小値を設定する最小流量設定手
段と、前記最小流量設定手段で設定される流量値と流量
計測手段の計測下限流量値との域値で流量が所定の時間
を経過すると警報信号を出力する継続時間判定手段と、
前記継続時間判定手段の信号を受けて警報を発する報知
部とを備えたものである。
に、水道管路を流れる水量を計測する流量計測手段と、
前記流量計測手段からの流量信号に応じて使用流量の状
態を判定し警報を発する流量警報手段とを備え、前記流
量警報手段は、流量の最小値を設定する最小流量設定手
段と、前記最小流量設定手段で設定される流量値と流量
計測手段の計測下限流量値との域値で流量が所定の時間
を経過すると警報信号を出力する継続時間判定手段と、
前記継続時間判定手段の信号を受けて警報を発する報知
部とを備えたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記の構成によって、水道管路を流れ
る流量値と時間から生活者の水道使用状態を判定し、異
常出水状態を検出し、警報することによって省エネルギ
ー化を促すことができる。
る流量値と時間から生活者の水道使用状態を判定し、異
常出水状態を検出し、警報することによって省エネルギ
ー化を促すことができる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。図１において、１は１次側水道配管、２は２
次側水道配管、３は前記配管を流れる水量を計測する流
量計測手段で、流量に応じて回転する羽根車等の回転体
を磁電変換素子で電気的パルス信号に変換する。４と５
はそれぞれ家庭に配管された蛇口、６は流量計測手段３
からの流量パルスから使用流量を判定して警報を発する
流量警報手段である。流量警報手段６は、流量計測手段
３からの流量パルスを瞬時流量値として計測する瞬時流
量計測手段７と計測流量の最小流量値を設定する最小流
量設定手段８と最小流量設定手段８で設定される最小流
量値と流量計測手段３の計測下限流量以上の流量域を検
出して流量が所定の時間を経過すると警報信号を出力す
る継続時間判定手段９と継続時間判定手段９の警報信号
を報知する報知部１０とから構成される。瞬時流量計測
手段７は流量計測手段３からの流量パルスを単位時間当
りの数から瞬時流量値として求める。継続時間判定手段
９は、最小流量設定手段８によって設定される流量値と
瞬時流量計測手段７で計測される流量値とを比較判断す
る判定部１１と継続時間計測のタイマー部１２とで構成
される。判定部１１は瞬時流量計測手段７で計測される
流量値が最小流量設定手段８で設定される流量値以下に
到達した時点からタイマー部１２を起動し、流量状態の
時間計測を開始する。そして、タイマー部１２に設定さ
れた時間になると報知部１０に警報信号を送出する。報
知部１０は警報音または警報マークを表示する。最小流
量設定手段８は生活者が水栓を開放して使用する実用的
な流量値を設定するもので、例えば調理物の冷却水とし
て使用する量を０.5リットル／分とすれば、その値以下
の流量値は生活者が意図的に使用している状態ではな
い。従って、上記流量域の流量値が継続していると水栓
の不完全閉止か水栓の老朽化による故障漏水と判定して
警報を発する。
説明する。図１において、１は１次側水道配管、２は２
次側水道配管、３は前記配管を流れる水量を計測する流
量計測手段で、流量に応じて回転する羽根車等の回転体
を磁電変換素子で電気的パルス信号に変換する。４と５
はそれぞれ家庭に配管された蛇口、６は流量計測手段３
からの流量パルスから使用流量を判定して警報を発する
流量警報手段である。流量警報手段６は、流量計測手段
３からの流量パルスを瞬時流量値として計測する瞬時流
量計測手段７と計測流量の最小流量値を設定する最小流
量設定手段８と最小流量設定手段８で設定される最小流
量値と流量計測手段３の計測下限流量以上の流量域を検
出して流量が所定の時間を経過すると警報信号を出力す
る継続時間判定手段９と継続時間判定手段９の警報信号
を報知する報知部１０とから構成される。瞬時流量計測
手段７は流量計測手段３からの流量パルスを単位時間当
りの数から瞬時流量値として求める。継続時間判定手段
９は、最小流量設定手段８によって設定される流量値と
瞬時流量計測手段７で計測される流量値とを比較判断す
る判定部１１と継続時間計測のタイマー部１２とで構成
される。判定部１１は瞬時流量計測手段７で計測される
流量値が最小流量設定手段８で設定される流量値以下に
到達した時点からタイマー部１２を起動し、流量状態の
時間計測を開始する。そして、タイマー部１２に設定さ
れた時間になると報知部１０に警報信号を送出する。報
知部１０は警報音または警報マークを表示する。最小流
量設定手段８は生活者が水栓を開放して使用する実用的
な流量値を設定するもので、例えば調理物の冷却水とし
て使用する量を０.5リットル／分とすれば、その値以下
の流量値は生活者が意図的に使用している状態ではな
い。従って、上記流量域の流量値が継続していると水栓
の不完全閉止か水栓の老朽化による故障漏水と判定して
警報を発する。
【０００９】上記構成において、図２および（表１）を
参照しながら動作を説明する。図２で横軸に時間、縦軸
に瞬時流量計測手段７で計測される流量値を示す。同図
において、時刻ｔ０からｔｓの間の流量値は、使用者の
行為によってある時間間隔で増加減少する。時刻ｔｓか
らは最小流量設定値以下で、かつ流量計測手段３の計測
下限流量値以上の領域流量が継続している。継続時間判
定手段９は上記流量を判定部１１で検出するとタイマー
部１２を起動するが警報を出す時間まで至らない。時刻
ｔｓからｔｎまで上記流量状態が継続すると継続時間判
定手段９は、報知部１０に警報信号を送出して警告す
る。タイマー部１２の警報出力判定時間は、（表１）に
示すように、最小流量設定値区分に応じて定めている。
参照しながら動作を説明する。図２で横軸に時間、縦軸
に瞬時流量計測手段７で計測される流量値を示す。同図
において、時刻ｔ０からｔｓの間の流量値は、使用者の
行為によってある時間間隔で増加減少する。時刻ｔｓか
らは最小流量設定値以下で、かつ流量計測手段３の計測
下限流量値以上の領域流量が継続している。継続時間判
定手段９は上記流量を判定部１１で検出するとタイマー
部１２を起動するが警報を出す時間まで至らない。時刻
ｔｓからｔｎまで上記流量状態が継続すると継続時間判
定手段９は、報知部１０に警報信号を送出して警告す
る。タイマー部１２の警報出力判定時間は、（表１）に
示すように、最小流量設定値区分に応じて定めている。
【００１０】
【表１】
【００１１】（表１）に示す警報出力判定時間は、水道
契約口径によって流量計測手段３の計測下限流量が異な
るため一般家庭向けとした一例である。浴槽などへの注
湯は毎分１５リットル以上、台所での食器洗浄では毎分
６リットル程度が実用流量域である。警報は、水栓操作
によって流量値が最小流量設定値と計測下限値の域値を
逸脱すると解除する。
契約口径によって流量計測手段３の計測下限流量が異な
るため一般家庭向けとした一例である。浴槽などへの注
湯は毎分１５リットル以上、台所での食器洗浄では毎分
６リットル程度が実用流量域である。警報は、水栓操作
によって流量値が最小流量設定値と計測下限値の域値を
逸脱すると解除する。
【００１２】なお、流量計測手段３と流量警報手段６と
は分離して、流量警報手段６を屋内に設置すると共に有
線もしくは無線で接続する構成もできる。また、最小流
量設定手段８で設定する流量値を生活者の使用パターン
を学習させて自動的に設定更新させ実用レベルに合わせ
た監視装置を構成することもできる。
は分離して、流量警報手段６を屋内に設置すると共に有
線もしくは無線で接続する構成もできる。また、最小流
量設定手段８で設定する流量値を生活者の使用パターン
を学習させて自動的に設定更新させ実用レベルに合わせ
た監視装置を構成することもできる。
【００１３】このように本発明の実施例の水道監視装置
によれば、家庭に供給される総合流量を監視する水道メ
ータ内の一つの流量計測手段３で全ての水栓の使用状態
が把握できる。
によれば、家庭に供給される総合流量を監視する水道メ
ータ内の一つの流量計測手段３で全ての水栓の使用状態
が把握できる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明の水道監視装置によ
れば、次の効果が得られる。
れば、次の効果が得られる。
【００１５】生活者が使用する水栓の上下限流量域を区
分毎に使用時間を定め、流量変化の無い状態が所定時間
継続した場合に警報を発するため、人為的な水栓の締め
忘れや、水栓の老朽化による不要連続出水による水トラ
ブルの解消と節水の省エネルギー化を促すことができ
る。
分毎に使用時間を定め、流量変化の無い状態が所定時間
継続した場合に警報を発するため、人為的な水栓の締め
忘れや、水栓の老朽化による不要連続出水による水トラ
ブルの解消と節水の省エネルギー化を促すことができ
る。
【図１】本発明の一実施例における水道監視装置の構成
ブロック図
ブロック図
【図２】同装置の流量警報チャート図
３ 流量計測手段 ６ 流量警報手段 ８ 継続時間判定手段 １２ 報知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01F 15/06 G01F 1/00 E03B 7/00 F17D 5/02 G01M 3/28
Claims (1)
- 【請求項１】 水道管路を流れる水量を計測する流量計
測手段と、前記流量計測手段からの流量信号に応じて使
用流量の状態を判定し警報を発する流量警報手段とを備
え、前記流量警報手段は、上限流量値と下限流量値で設
定される区域の流量値を定めた継続時間判定手段を有
し、計測流量が前記継続時間判定手段で定められた時間
を経過すると警報信号を出力して警報を発する報知部と
からなる水道監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04204742A JP3077401B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 水道監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04204742A JP3077401B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 水道監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650786A JPH0650786A (ja) | 1994-02-25 |
| JP3077401B2 true JP3077401B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=16495576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04204742A Expired - Fee Related JP3077401B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 水道監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3077401B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1144962A3 (fr) * | 1998-07-13 | 2001-12-05 | Patrick Jourdas | Procede et dispositif de visualisation de differents parametres concernant la consommation en eau dans une canalisation |
| JP2002055019A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-20 | Fuji Tecom Inc | 漏水検出方法及びその処理プログラムを記録した記憶媒体 |
| JP2003075212A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
| JP4320556B2 (ja) | 2003-04-02 | 2009-08-26 | 株式会社安川電機 | 産業用ロボットの制御装置 |
| JP5042869B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2012-10-03 | 東光東芝メーターシステムズ株式会社 | 水道メータ |
| CN106197973A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-12-07 | 中国铁道科学研究院电子计算技术研究所 | 自感知的车站用水设备故障自监测方法及系统 |
| CN114135794B (zh) * | 2021-11-22 | 2023-11-24 | 杭州数梦工场科技有限公司 | 一种水网漏损的检测方法及装置 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP04204742A patent/JP3077401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0650786A (ja) | 1994-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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