JP3077382U - 安定調節装置付作業台 - Google Patents

安定調節装置付作業台

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JP3077382U JP2000008649U JP2000008649U JP3077382U JP 3077382 U JP3077382 U JP 3077382U JP 2000008649 U JP2000008649 U JP 2000008649U JP 2000008649 U JP2000008649 U JP 2000008649U JP 3077382 U JP3077382 U JP 3077382U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】４本の支柱を有する作業台或いは脚立は、これ
を立てた時、４本の足のうち３本しか床に接触しない状
態が発生すると、不安定になり、作業台上で作業を行う
時に重心が移動すれば作業台が不安定にゆれて、非常に
危険でる。このため常に４本の足が床に接触して、重心
の移動があってもがたつかない構造の作業台が求められ
ていた。 【解決手段】４本の支柱のうち１本に安定調整装置を付
け、その１本の長さを調整することにより、４本の足す
べてが床に接触する状態を作ることができる。本考案は
支柱の１本に安定調整装置を取り付けることにより、凹
凸のある床面であっても安定して設置できる作業台を提
供するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
一般に脚立その他の作業台は４本の支柱又は脚により支持されているが、床面 は厳密には平面ではないため、４本の足が同一面に接地することはまれである。 即ち、足のうち３点は接地するが、後の１点は接地した面外にあって、このため 作業台は不安定となる。このため支柱の１本に高さ調節用の安定調節装置を取り 付ければ、それを調節することにより、作業台を立てた時に生ずるがたつきを解 消し、安定した状態を確保できる。
【０００２】
【従来の技術】
従来、４本の支柱を有する作業台などには一般的には高さ調節装置はついてい ないため、設置した際にがたつきがあり安定性を欠いていた。このため脚の下に 敷き物をして高さを調節するなど、不安定のまま使用する例が多かった。また高 さ調節を付けたものもあるがそれは一般に２本の支柱に取り付けられていた。こ のため高さ調節は２本の高さを調節しようとするためかえってやりにくくなって おり、一般には利用されない状態であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
高さ調節のついていない作業台は安定性がなく危険であるので、安定性を確保 するため、接地面の凹凸に応じて足の伸縮を行う安定調整装置を１本の支柱に取 り付けて調節することにより、一か所の調整のみで安定を確保できる、取扱が容 易な作業台を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
作業台は基本的には折畳式可搬型の構造であるが、必ずしも折畳み構造を必要 とはしないが、移動式であり任意の場所に設置するものとする。作業台は４本の 脚となる支柱（１）によって支持され、上部に作業用の作業床（２）を有する構 造とする。 支柱４本のうち１本の支柱に安定調整装置（３）を取り付ける。安定調整装置 は支柱の形状によりその構造は異なるが、支柱脚部の長さを伸縮する構造で、作 業者が立って操作できる支柱の位置に取り付ける。 作業者は任意の場所に作業台を設置したとき、床面が平坦でないため作業台に がたつきが生じた時は、立ったままの作業姿勢で、一か所の安定調整装置を調整 すれば、４本の支柱がすべて床に接触し、がたつきを無くすことができる。
【０００５】
【実施例】
本考案による作業台を使用する時は支柱を開脚して床に立てるが、まず安定調 整装置を解除し、安定調整装置のついていない支柱３本で床に設置する。３点は 平面を決定するという原則どおり３本であれば安定する。ついで安定調整装置の ついた支柱のスライドシャフト（５）を延ばし、４本目の支柱の支柱端具（４） が床に接するように調整して固定すれば、４本の支柱すべてが床に接触すること になり、作業台はがたつくことなく安定する。
【０００６】
【考案の効果】
４本の支柱を有する作業台或いは脚立は、これを立てて使用する時往々にして がたついて安定しない。これは４本の足すべてが床に接触しないため、３本足で 立っているからである。このため作業台上で作業中に重心が移動すれば、それに つれて作業台の傾きが移動することになり、揺れが生じ、非常に危険である。 本考案を使用すれば、常に４本の足が床に接触しているため、重心の移動があ っても作業台の揺れを生ずることはなく、安定しているため、作業を安全に行う ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の全体の斜視図である。
【図２】本考案の安定調整装置の一例で固定レバーを緩
めて支柱を伸ばした状態。
【図３】本考案の安定調整装置の一例で固定レバーを締
めた状態。
【符号の説明】
１ 支柱 ２ 作業床 ３ 安定調整装置 ４ 支柱端具 ５ スライドシャフト ６ 固定レバー ７ 支柱（固定側） ８ 支柱（移動側） ９ シャフト固定ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ４本の支柱又は脚を有する作業台の４本
    の支柱のうち１本に高さ調節装置を付け、これを伸縮す
    ることにより４本の足をすべて接地させて安定を確保す
    る安定調節装置付作業台
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