JP3077270B2 - バッグインボックス - Google Patents

バッグインボックス

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JP3077270B2 JP03185896A JP18589691A JP3077270B2 JP 3077270 B2 JP3077270 B2 JP 3077270B2 JP 03185896 A JP03185896 A JP 03185896A JP 18589691 A JP18589691 A JP 18589691A JP 3077270 B2 JP3077270 B2 JP 3077270B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種処理液などの薬液
を充填し、輸送、保管が行える容器であって、充填した
薬液の使用時には、薬液の処理装置に接続して内容液を
供給できるバッグインボックス、例えば自動現像装置に
おける写真処理剤を供給するために使用されるバッグイ
ンボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動現像機への薬液供給用の容器
としてはガラス瓶、金属缶、ポリエチレン等の合成樹脂
製ボトルがあり、また合成樹脂製の内袋と段ボールなど
の外装容器からなるバッグインボックス等がある。この
ようにこれらの容器を用いて薬液の輸送を行い、この容
器から処理装置への薬液供給が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した
瓶、缶、ボトルなどの容器に充填された薬液を使用する
場合、処理装置(自動現像機など)のタンク又はこの処
理装置に接続した他の容器などへ薬液を移し替える必要
あるが、この移し替え作業は煩雑なものとなってい
た。すなわち薬液が毒物、劇物などの危険物である場合
が多く、床にこぼしたり手や衣服に付着するなどの事故
を考慮しながらその取り扱いに細心の注意を要してい
る。
【0004】また処理装置のタンクなどから薬液が処理
装置の動作によって注出される場合、とくに薬液が小量
ずつ使用され注出完了まで長時間かかるようなときな
ど、薬液は長時間空気と接触していることになる。液種
によっては酸化劣化などの薬液の劣化を招く可能性があ
り、このため、上述した理由とともに前記タンクの代わ
りに、薬液が充填されているバッグインボックスを処理
装置に直接装填する形式も採用されている。しかし自動
現像装置への供給薬液は液種が多いのに対して装置全体
をコンパクト化するため、容器の収納スペースを小さく
する傾向になってきている。このためこれに適した容器
の大きさ、形状でなければならず、新規な形態のバッグ
インボックスが望まれるようになってきた。さらに、従
来のバッグインボックスでは、キャップ取り出し口(外
箱)が、図6と図7に示すように、切り取りミシン目a
と折り目bとを設け、円盤状に破り取って得られた孔に
内袋のスパウトをセットする形式であるが、上述したよ
うに狭い収納スペースに設置された容器、すなわちバッ
グインボックスから注出口を引き出し、この注出口とコ
ネクタ(装置本体側)との接続操作が可能である必要が
発生している。
【0005】注出口とコネクタとの接続を説明すると、
図8と図9に示すように、バッグインボックスの内袋に
取り付けられる注出口Aに対しては注出栓10が嵌着さ
れている。この注出栓10はダストキャップ11、栓本
体12、プランジャー13、およびダイヤフラムバルブ
14からなり、前記栓本体12は、天板15、該天板1
5の外周上方に立ち上がり壁16、外周下方に下端が内
側に湾曲した係止部17を有する垂下壁18、また外側
下方に係止壁19を具備し、かつ、前記天板15は、中
央にプランジャー取付孔20、該プランジャー取付孔2
0の周囲に注出孔21、さらに該注出孔21の外周下方
に突起部22が設けられている。そして、ダストキャッ
プ11は、栓本体12の立ち上がり壁16の上端に係止
され、プランジャー13は、天板15の厚さより長く、
該天板15のプランジャー取付孔20に移動可能に取り
付けられ、かつ、ダイヤフラムバルブ14は、天板15
の注出孔21より外側に注出孔23を有し、周辺部が垂
下壁18の係止部17により係止され、かつ上面が天板
15の突起部22に密接した状態となっている。
【0006】この注出栓10は、内容液を充填後、注出
口Aの上端に係止壁19により嵌合状態で取り付けられ
る。保存、輸送時は、図示した状態(外箱は図示せず)
で保存されるから、内容液が外部に漏れることがなく、
密封状態で維持される。そして内容液を注出するとき
は、図9に示すようにダストキャップ11を外し、栓本
体12にコネクタBを連結することによって注出口Aと
コネクタBとが接続することになる。このコネクタB
は、チューブCによりポンプ(図示せず)に接続されて
いる。このコネクタBを接続することにより、ブランジ
ャー13が押し下げられ、ダイヤフラムバルブ14の上
面と天板15の突起部22とが離れ、連通状態となる。
この状態でポンプにより吸引すると内容液が内袋→栓本
体→コネクタ→チューブと流れ、ディスペンサーにより
注出される。
【0007】このようにコネクタとの接続に際して、バ
ッグインボックス形式の容器では注出口を引き出すこと
になるが、上述した自動処理装置にセットする場合、注
出口の固定操作よりも、特に前記注出口を容易に、しか
も大きく引き出せるようにする必要がある。
【0008】そこで本発明は、上記した事情に鑑み、自
動現像装置などの処理装置に対応し、かつ接続操作が容
易であるバッグインボックスからなる容器を開発するこ
とを課題とし、薬液の劣化を無くし処理装置への容器の
セット作業を簡単にすることを目的とする。
【0009】
【発明を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を考慮してなされたもので、注出口を備えた内袋を外箱
に収納したバッグインボックスであって、前記外箱は扁
平形状に設けられていて、該外箱内に収納される内袋の
前記注出口が近接する前記外箱の一方の側面板に周囲が
切取り用ミシン目で囲まれた切り取り可能な注出口引き
出し面部が設けられ、この側面板に連なる他方の側面板
に周囲が切取り用ミシン目で囲まれた切り取り可能な注
出口引き出し案内面部が設けられ、前記注出口引き出し
面部と注出口引き出し案内面部とが連なって形成されて
いることを特徴とするバッグインボックスを提供して、
上記課題を解消するものである。そして、本発明にあっ
ては、前記注出口引き出し面部は、方形の形状であり、
前記注出口引き出し案内面部は、三角形状であることが
良好である。
【0010】
【作用】本発明においては、注出口引き出し面部とこれ
に連なる注出口引き出し案内面部を取り除くことによっ
て、内部の注出口が表れ、この注出口を引き出して上記
コネクタとの接続が行えるようになる。
【0011】
【実施例】つぎに、本発明を図1から図5に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、従来例と構成が重複
する部分は同符号を付してその説明を省略する。図中1
バッグインボックスで、該バッグインボックス1は段
ボール製の外箱2、合成樹脂製の内袋3、この内袋3に
取り付けられた注出口A、この注出口Aに取り付けられ
る栓本体12、コネクタBとからなるものである。図1
バッグインボックス1の使用状態を示しており、外箱
2の後述する注出口引き出し面部と注出口引き出し案内
面部が取り除かれて、そこから注出口Aを引き出してコ
ネクタBと接続している状態である。
【0012】上記内袋3の注出口Aの底部(内袋の内面
側)には、合成樹脂製のディップストリップ4が熱溶着
されている。このディップストリップ4は図4に示すよ
うに、波型状の断面をもっていて、内容液の注出時に内
袋の折り目などに残液を生じさせないようにし注出をス
ムーズにする。
【0013】本発明では外箱が次のように構成されてい
る。このバッグインボックス1を自動現像装置などの処
理装置にセットできるようにするために、外箱2は、例
えば直方体を構成する三辺の比率が1:2:5となって
いる薄型直方体であるとともに、底部が自動組み起こし
できるように設けられ、また前記底部に対向する天部
は、内容液を充填した内袋に対する強度を持たせるため
に、係止片cを備えたフラップdにより閉じる形式とな
っている。
【0014】さらに、上記外箱2においては、内袋3が
この外箱2の形状に対応し状態で収納されていて、内
袋3の注出口Aが近接する一方の側面板5に注出口引き
出し面部6が設けられている。この注出口引き出し面部
は切取り用ミシン目eによって囲まれて取り除き可能
となっていて、これをブランクシートの状態で説明する
と、図5に示すように、側面板5の長辺それぞれの一箇
所に亘るようにして、そして一方の長辺に沿って切取り
用ミシン目eを入れ、この側面板5に連設したフラップ
7の基部側にも沿うようにして切取り用ミシン目eを入
れて、長方形の注出口引き出し面部6を設け、さらには
側面板5に連なる側面板8側に三角形状の注出口引き出
し案内面部6aを設けてこの注出口引き出し案内面部6
aを前記注出口引き出し面部6に連ねており、この注出
口引き出し案内面部6aにおいて、例えば側面板8の天
部フラップ側の折り罫線に沿うようにして切取りミシン
目eを入れ、その切取りミシン目eの端部から側面板8
を斜めに渡るようにして前記側面板5に達する切取りミ
シン目eを入れて、注出口引き出し面部6と注出口引き
出し案内面部6aとが取り除きできるようにしていて、
側面部5の注出口引き出し面部6と側面部8の注出口引
き出し案内面部6aとを取り除くことで、連続する二側
面部5、8に亘って注出口を引き出すためのより広い開
口が得られる ようになる。なお、fは指掛かりとなる切
欠きである
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバッグイ
ンボックスは、注出口を備えた内袋を外箱に収納した
であり、前記外箱は扁平形状に設けられていて、該外
箱内に収納される内袋の前記注出口が近接する前記外箱
の一方の側面板に周囲が切取り用ミシン目で囲まれた切
り取り可能な注出口引き出し面部が設けられ、この側面
板に連なる他方の側面板に周囲が切取り用ミシン目で囲
まれた切り取り可能な注出口引き出し案内面部が設けら
れ、前記注出口引き出し面部と注出口引き出し案内面部
とが連なって形成されているので、薬液をバッグインボ
ックスの形態のまま自動現像装置などの処理装置にセッ
トすることができるようになり、従来行われていた薬液
の移し替え作業を無くすことができるようになる。そし
て注出口引き出し面部と注出口引き出し案内面部とを取
り除くことによって外箱の二側面板に亘る充分に大きな
開口が外箱に得られ、よって注出口を容易に引き出すこ
とができるようになり、コネクタとの接続作業が頗る容
易に、かつ安全におこなえるようになる。さらには、側
面板に注出口引き出し面部が設定されるため、容器の全
体形状を薄型にして、狭いスペースに多種の薬液容器を
セットするなどのコンパクト化に充分対応することがで
き、一つの収納箇所に全ての薬液を並べて残量管理の簡
素化が図れるなど、実用性に優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッグインボックスの一実施例に
おける使用状態を示す説明図ある。
【図2】一実施例における内袋を示す説明図である。
【図3】同じく内袋を示す説明図である。
【図4】一実施例におけるディップストリップを示す説
明図である。
【図5】一実施例における外箱をブランクシートの状態
で示す説明図である。
【図6】従来例における外箱の注出口引き出し部分を示
す説明図である。
【図7】同じく従来例における外箱の注出口引き出し部
分を示す説明図である
【図8】内袋に設けられた注出口を示す説明図である
【図9】注出口とコネクタとを示す説明図である
【符号の説明】
1…バッグインボックス 2…外箱 3…内袋 5、8…側面板 6…注出口引き出し面部6a…注出口引き出し案内面部 A…注出口 B…コネクタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注出口を備えた内袋を外箱に収納したバ
    ッグインボックスであって、 前記外箱は扁平形状に設けられていて、該外箱内に収納
    される内袋の前記注出口が近接する前記外箱の一方の側
    面板に周囲が切取り用ミシン目で囲まれた切り取り可能
    注出口引き出し面部が設けられ、この側面板に連なる
    他方の側面板に周囲が切取り用ミシン目で囲まれた切り
    取り可能な注出口引き出し案内面部が設けられ、前記注
    出口引き出し面部と注出口引き出し案内面部とが連なっ
    て形成されていることを特徴とするバッグインボック
  2. 【請求項2】 前記注出口引き出し面部は、方形の形状
    であり、前記注出口引き出し案内面部は、三角形状であ
    る請求項1に記載のバッグインボックス
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