JP3076932U - 枝切り用鋸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課 題】本考案のものは、切断枝を挟み、鋸を替えた
り、持ち替えることなく樹木本体の樹皮を保護して切断
する。結果として剪定を容易にし能率を上げることが出
来る。 【解決手段】鋸を、上下の向かい合わせ位置になるよう
二股馬蹄形の形状に設けた鋸で、その間に被切断枝を挟
むことにより、円滑な切断作業が行える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は樹木の枝剪定に用いる枝切り鋸に関するものである。以下、実施する 時の柄付として説明。

【０００２】

【従来の技術】

従来、樹木の剪定は片刃の鋸で枝の根元の上から切り落とす場合が殆どである が、切断した時、枝の重さでぶら下がり、落下の際に樹木の樹皮が剥がれ、樹木 本体を傷付けることが多い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前項

【０００２】で説明した欠点を除き、かつ、枝切りをスムーズにすること ができる。

【０００４】 本考案は、先ず下刃で枝の根元下部の切断を適当に行い、そのままの状態で上 刃の鋸で枝を切り落とす。

【０００５】

【問題を解決する為の手段】

本考案に係る枝切り用鋸は、従来の形状の鋸刃（１）に対向方向に鋸刃（１） より短い刃板（２）を加え、その間に切断枝を入れるようにした。

【０００６】

【考案の実施の形態】

樹木の剪定時、枝の下側樹皮を刃（２）で適当に傷付け，切断中、枝の重さで 樹木の樹皮が剥がれることを防止する。

【０００７】

【実施例】

本考案の実施は、切断枝の上側に刃（１）が当たるように鋸を突っ込むと、当 然ながら刃（２）が枝の下側に位置する。刃（２）を引いたり押したりして、枝 の根元の樹皮に適当に傷をつけ、その後刃（１）で切り落とす。

【０００８】

【考案の効果】

以上の説明で明白なように、上下の刃の利用で鋸を持ち替えることなく、樹木 の枝を二股馬蹄形状の間に入れて切断でき、作業の効率をあげるだけでなく、樹 木本体の劣化を防ぐ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の枝切り用鋸全体を示す正面図である。

【図２】本考案の鋸刃（１）の刃板に、鋸刃（３）を取
り付けた枝切り用鋸を表す正面図である。

【符号の説明】 １ 上刃 ２ 下刃 ３ 脱着刃板 ４ 刃板 ５ ねじ ６ 柄付け用孔 ７ 刃板そのままか、鋸刃を付けても良い。

【図１】、

【図２】は鋸刃を付けた状態。

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年１２月４日（２０００．１２．
４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】 本考案の枝切り用鋸全体の正面図を図１に示し、図２に
は下刃（２）を、脱着自由にした場合を示す。

【図１】 本考案の枝切り用鋸正面図

【図２】 図１の下刃（２）の部分を脱着刃板
にした場合

【符号の説明】 （符号は図１、図２共通とする。） １ 上刃 ２ 下刃 ３ 脱着刃板 ４ 刃板 ５ ねじ ６ 柄付け用孔 ７ 鋸刃

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】馬蹄形の刃板の内側に、上刃と下刃を対向
   位置に有する枝切り用鋸。
2. 【請求項２】上刃を有する刃板に、下刃の刃板を自由に
   脱着させることを特徴とする枝切り用鋸。