JP3076713U - 三 脚 - Google Patents

三 脚

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JP3076713U JP2000007084U JP2000007084U JP3076713U JP 3076713 U JP3076713 U JP 3076713U JP 2000007084 U JP2000007084 U JP 2000007084U JP 2000007084 U JP2000007084 U JP 2000007084U JP 3076713 U JP3076713 U JP 3076713U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高低所での作業を1台で可能にし、軽量、コン
パクトであって移動時の負担を軽減し、且つ作業時ある
いは保管時共に場所をとらない三脚の提供。 【解決手段】梯子部20、天板部30、支持脚部40と
から成り、梯子部は、踏み桟2で平行に連結された左右
一対の固定脚1と、固定脚に摺動自在に連結され、踏み
桟で平行に連結された左右一対のスライド脚4と、左右
一対の固定脚から梯子部の横外側へ突出する開脚12と
を有し、天板部はスライド脚の上方部に上下方向回動可
能に連結されており、支持脚部は伸縮可能な棒体で成
り、その一端が天板部に前後方向回動可能に連結されて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、一般に園芸用として用いられている三脚に関するものである。詳し くは、梯子部、天板部及び支持脚部とから構成されており、このうち梯子部と支 持脚部を任意の高さに伸縮させることができる三脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高所での作業用具には脚立の他に梯子も広く使用されている。しかしながら、 例えば梯子自体を立てかけるための支持部材に適するものが少なく、傾斜させる 場所がない農場や果樹園での作業、その他工事現場等で用いる場合には、場所を とらず、しかも軽量で持ち運びが簡単である脚立が多用されている。
【0003】 又、園芸作業場、農場又は果樹園等では、例えば樹木の高低差が激しい等、一 定の高さの脚立1台では作業が困難である。従って高所から低所用まで3台程の 脚立を準備し、樹木の高さに対応したものにその都度取り替えるという厄介な作 業が必要であった。
【0004】 さらに、一般的に園芸専門家は、3〜4台程の脚立を常備しておく必要がある ため、余分な費用がかかり、脚立の輸送、保管、格納にも余分な費用と場所が必 要であった。
【0005】 一般的に、これらの問題点を解決する手段としては、種々な高さ調節式梯子や 脚立が出回っている。
【0006】 例えば、実開平5−52199号公開公報には「伸縮自在な脚立」として、上 下に伸縮可能な脚立が開示されている。この脚立は建築工事の室内仕上げ作業用 等に用いられ、安全確保のために四脚に形成され、かつ、四脚を伸縮させて高低 高さ調整を行うように構成されている。しかし、四脚を有するスライド2重構造 であるから頑丈ではあるがかなりの重量であり、且つ嵩張る。一方脚立に限らず 、このような上下伸縮する梯子にあっては、伸縮する長さ分だけ材料が多く使用 されるため通常の梯子より重くなる。更に園芸農場は地面が平らでない場合が多 く、単に平行脚のスライド構造の脚立では左右方向への安定性に欠ける。したが って、園芸作業のように梯子等を頻繁に移動する必要がある作業では作業者への 負担が重く、作業がはかどらないという問題が生じている。
【0007】 さらに先に述べた通り、伸縮する梯子や脚立はその分材料が多く必要となり、 製造コストも余分にかかる。
【0008】 更に、上記公報記載の「伸縮自在な脚立」はその天板部が全脚上端で水平に固 定される構造であるため、開脚させて固定したままの状態で梯子を伸縮すること ができず使用不便であるという問題があった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は使用時、保管時の利便性の向上と作業者の肉体的負担の低減並びに安 価な三脚の提供を課題としている。
【0010】 すなわち、高所低所での作業を1台で可能にし、又軽量、コンパクトであって 移動時の負担を軽減し、且つ作業時あるいは保管時共に場所をとらないあらゆる 用途に使用可能な三脚の提供を目的とする。
【0011】 さらに、梯子の部分を伸長させても常に安定し、製造コストも安価であるあら ゆる用途に使用可能な三脚を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の三脚は、梯子部、天板部、支持脚部とからなる三脚であって、前記 梯子部は、踏み桟で平行に連結された左右一対の固定脚と、前記固定脚に摺動自 在に連結され、踏み桟で平行に連結された左右一対のスライド脚と、前記左右一 対の固定脚から梯子部の横外側へ突出する開脚とを有し、前記天板部は前記スラ イド脚の上方部に上下方向回動可能に連結されており、前記支持脚部は伸縮可能 な棒体で成り、その一端が前記天板部に前後方向回動可能に連結されていること を特徴としている。
【0013】 梯子部及び支持脚部が上下方向に伸縮可能であり、高所低所での作業を1台の 三脚で行うことができる。したがって、その都度、樹木の高さに対応させて三脚 を取り替えるという厄介な作業が省かれる。また、天板部とスライド脚、天板部 と支持脚部とが互いに回動可能に連結されており、三脚を折り畳んでコンパクト に収納できる。しかも三脚であるから、四脚脚立よりも軽く、且つ開脚により三 方三竦み状態で設置することができ、梯子部を伸長させた場合であっても安定性 が確保される。
【0014】 また、請求項2の三脚は 固定脚と開脚とが連続して一体形成されていること を特徴としている。 固定脚と開脚とが連続して一体形成されているため、梯子に荷重がかかっても固 定脚と開脚の継目途中等で折れることはなく、破損が防止でき、常に安定した状 態で作業することができ、且つ製造工程が減少され安価に製造できる。
【0015】 請求項3の三脚は、固定脚が別体形成された開脚上に連結載置されていること を特徴としている。 別体形成された開脚上に固定脚が連結載置されており、開脚の形状のみを変形さ せて多種類製造することにより個別の地面状況に容易に対応させることができる 。
【0016】 請求項4の三脚は、全体長さの上方部約3分の2が固定脚であり、その残り約 3分の1が開脚であることを特徴としている。
【0017】 請求項5の三脚は、開脚が伸縮可能に形成されていることを特徴としている。 開脚の幅をさらに横外側に広げる等、開脚幅を任意に調整することが可能となる 。
【0018】 請求項6の三脚は、開脚の基部が固定脚に連結された筒体に摺動可能に挿入さ れていることを特徴としている。 筒体内に挿入された開脚の基部をスライドさせることにより、開脚幅を横外側に 広げる、或いはその逆に狭める等任意に調整することが可能となる。
【0019】 請求項7の三脚は、固定脚の長手方向の全部又は一部に連続形成された中空部 に、スライド脚の長手方向の全部又は一部に並設固定された前記中空部に挿通さ れるスライド補助脚が、スライド可能に嵌合して成ることを特徴としている。
【0020】 固定脚に形成された中空部と、この中空部に挿通されるスライド補助脚とがス ライド可能に嵌合するため、梯子部は上下に伸縮することができる。よって、1 台の三脚で高低様々な高さの作業に対応でき、多種類の三脚を準備する必要がな い。
【0021】 請求項8の三脚は、左右一対の固定脚の外側面にフック部材が固着され、この フック部材間に挟まれたスライド脚がスライド昇降することを特徴している。
【0022】 左右一対の固定脚に固着されたフック部材間に挟まれたスライド脚がスライド 昇降するので、梯子部を上下に伸縮させることができる。
【0023】 さらに、フック部材は小さく形成できるので、その分三脚の重量をさらに軽減 させることができる。したがって、園芸作業時の三脚の持ち運びをより楽にする とともに製造コストも安価で経済的であり、三脚の組立も簡単である。
【0024】 請求項9の三脚は、固定脚とスライド脚のこれら両脚が相対する面に、それぞ れ上下方向のスリット又は突出部のいずれか一方が対向して設けられており、こ れらスリットと突出部とが抜脱不能に嵌合され、このスリットを突出部がスライ ドすることを特徴としている。
【0025】 固定脚とスライド脚のこれら両脚が相対する面に設けられたスリットと突出部 とが抜脱不能に嵌合されてスリットを突出部がスライドするので、梯子部を上下 に伸縮させることができる。よって、1台の三脚で高低様々な高さの作業に対応 でき、多種類の三脚を準備する必要がない。
【0026】 さらに、固定脚及びスライド脚それ自体にスリットあるいは突出部のいずれか が設けられているため、梯子部を上下伸縮させるために余分な部品を要せず、三 脚の重量を軽減させることができる。したがって、園芸作業時の三脚の持ち運び をより楽なものにする。また、製造コストも安価で経済的であり、三脚の組立も 簡単である。
【0027】 またこの構造では、スライド昇降時の固定脚とスライド脚相互の嵌合状態がさ らに安定するとともに梯子部の荷重強度が増し、安全な高所作業を可能にする。
【0028】 請求項10の三脚は、固定脚とスライド脚とを一定位置に固定するためのスト ッパーを設けたことを特徴としている。これにより固定脚とスライド脚とを任意 の高度までスライドさせ、この高度をストッパーで固定させておくことができる 。
【0029】
【考案の実施の形態】
図面を参考にして実施例によって本考案をさらに詳細に説明する。
【0030】 図1は、本考案の三脚の第1実施例を示している。本実施例の三脚は、梯子部 20、天板部30及び支持脚部40からなっており、梯子部20は踏み桟2で平 行に連結された左右一対の固定脚1と、固定脚1に摺動自在に連結され、踏み桟 2で平行に連結された左右一対のスライド脚4と、左右一対の固定脚1から梯子 部20の横外側へ突出する開脚12とを有しており、天板部30はスライド脚4 の上方部に上下方向回動可能に連結されており、支持脚部40は伸縮可能な棒体 で成り、その一端が天板部30に前後方向回動可能に連結されている。
【0031】 さらに本実施例では、固定脚1の長手方向の一部に中空部が設けられており、 この中空部内に、スライド脚4に連結板5によって固着されたスライド補助脚3 が挿通されている。スライド脚4を上方向に上昇させると同時に固定脚1の中空 部内をスライド補助脚3が上方向にスライド上昇し、さらに、スライド脚4を下 方に下降させると中空部内をスライド補助脚3が下方向にスライド下降する。
【0032】 中空部内をスライド補助脚3が上下昇降するときに、スライド脚4と固定脚1 とが離れないように、固定脚1とスライド脚4とを互いに束ねるための昇降ガイ ド6が取り付けられている。
【0033】 さらに、固定脚1とスライド脚4とをスライドさせて設定高度を保持するため に、左右それぞれのスライド脚4の下方にストッパー8が設けられている。梯子 部を所望の高度に設定した後、この左右のストッパー8を固定脚1の踏み桟2に 係合させて高度を保持する。
【0034】 本実施例では固定脚1の下方をハの字型に開脚延長させ、固定脚1と開脚12 が一体形成されるようにした。勿論請求項1に係る発明にあっては、固定脚1の 長さに制限はなく、開脚を備えつつ固定脚が地面上に接するものであってもよい 。
【0035】 天板部30はスライド脚4の上方部に上下方向回動可能に連結されており、さ らに支持脚部40の一端は天板部30に前後方向回動可能に連結されているため 、収納時には三脚を折り畳んで収納スペースを少なくすることができる。
【0036】 支持脚部40は、支持脚9と、支持脚9内に収納できる径の補助支持脚10と 、支持脚9の下方並びに補助支持脚10に等間隔に設けられたピン穴14とこの ピン穴14に差し込まれるピン11と、さらに補助支持脚10の下端に取り付け られる支持脚台13とから構成されている。支持脚9と補助支持脚10とをスラ イドさせて支持脚部40を所望の高さに設定することができる。ピン11をピン 穴14に差し込んで支持脚部40の所望の高度を保持する。
【0037】 梯子部20、天板部30、支持脚部40、踏み桟2、ストッパー8、ピン11 、昇降ガイド6及び支持脚台13の素材としては、木材、アルミ、鉄など、本考 案の三脚としての機能を果たすことができる材料が使用可能である。
【0038】 図2は、本考案の第2実施例にかかる三脚を示している。
【0039】 第2実施例では、左右一対の固定脚1に固着されたフック部材50がスライド 脚4の昇降を妨げることのないような状態に配設され、梯子部20を上下伸縮さ せるようになっている。
【0040】 図3にて示されるように、フック部材50はスライド脚4を挟み込むことによ って固定脚1とスライド脚4とを連結するように2連山状の曲板で形成され、こ のフック部材50の一方の山部が固定脚1の横外側面にボルト等で固着され、こ のフック部材50間に挟まれたスライド脚4が上下方向にスライド昇降して梯子 部20が伸縮する。
【0041】 フック部材50の形状は別段限定されるものではなく、梯子の形状に合わせて 、L形等様々な形状にできる。素材としては、木材、アルミ、鉄等のフック機能 を果たすことができるあらゆる素材が使用可能である。また、固定脚1へのフッ ク部材50の取り付け手段は本実施例のボルトに限られず、固定脚1へ直接溶接 して取り付ける等の適当な手段が利用可能である。勿論、フック部材50を固定 脚1ではなくスライド脚4側に固定してもよい。
【0042】 本実施例では、スライドさせた梯子部20が安定するようにフック部材50が 適当間隔で複数個固着されている。
【0043】 図4は、本考案の第3実施例にかかる三脚の固定脚1、スライド脚4並びに踏 み桟2の断面図を示している。
【0044】 第3実施例では、固定脚1とスライド脚4の相対面に、それぞれ固定脚には上 下方向のスリット60が、スライド脚4には突出部70が対向して設けられてお り、これらスリット60と突出部70とが抜脱不能に嵌合され、このスリット6 0を突出部70がスライドして梯子部が上下伸縮することが特徴である。
【0045】 突出部70は、嵌合突出部70’と突出部頸部91とで構成されている。スリ ット60は突出部本体70’がスリット60内を安定してスライド昇降できる程 度の大きさに形成されている。スリットの開口部80は、突出部頸部91が収ま る程度の幅に開口されているので突出部70がスリット60から抜け落ちること はない。
【0046】 スリット60の奥行きを大きめに作成し、これに合わせて嵌合突出部70’の 厚みを増せば、スリット60と突出部70がより安定した状態で嵌合するととも により強固な嵌合状態となる。
【0047】 図5は、本考案の第4実施例にかかる三脚を示している。
【0048】 第4実施例においては、固定脚1が別体形成された開脚90上に連結載置され ていることを特徴としている。
【0049】 尚、別体形成された開脚90を固定脚1自体に取り付けるのみでなく、固定脚 1と開脚12とを有する本考案にかかる三脚へ着脱自在としておけば、補助的に 用いることができる等、更に利便性を向上させることができる。つまり、取り付 けたときに開脚12と一体化し、開脚12をさらに横外側へ突出させる。これに より、梯子部20が伸長して高度が増し不安定になった三脚へ補助的に取り付け られて、三脚の設置状態を安定させることができる。
【0050】 本実施例においては、開脚90の角度が90度から150度の範囲で設定され るのが支持強度及び安定性確保の観点から好ましいが、この角度に限られること なく三脚が安定する角度であれば如何様にも設定することができる。
【0051】 図6は、本考案にかかる第5実施例にかかる三脚を示している。
【0052】 本実施例では、別体形成された開脚90がさらに横外側へ摺動可能に形成され ていることを特徴としている。
【0053】 筒体101内に開脚90の基部102が収納され、且つ左右に摺動するように なっているため、基部102を筒体101から横外側に引き出して、開脚幅をさ らに広くすることができる。摺動させた後の開脚幅が一定に保たれるよう、筒体 101にネジ部100が取り付けられており、このネジ部100を締め付けて設 定した開脚幅を保持する。
【0054】 本実施例においても、開脚90の角度は90度から150度の範囲で設定され るのが好ましいが、これに限定されるものではない。
【0055】 尚、開脚90は別体で形成されたものと、固定脚1と一体形成されたものとを 問わず、いずれの場合であっても自在に開脚幅を調整することが可能となる。
【0056】
【考案の効果】
以上に説明したように、請求項1の三脚は梯子部及び支持脚部が上下方向に伸 縮可能であるので、高所低所での作業を1台の三脚で行うことができる。したが って、その都度、樹木の高さに対応させて三脚を取り替えるという厄介な作業が 省かれる。また、天板部とスライド脚、天板部と支持脚部とが互いに回動可能に 連結されており、三脚を折り畳んでコンパクトに収納できる。しかも三脚であり 且つそのうちの後方一脚(支持脚)は、直接体重を支えるもの(梯子部)でなく 、細棒とすることもできるから、四脚脚立よりも極めて軽く且つコンパクトなも のとなり、さらに開脚が加わって三方三竦みの安定性が確保される。
【0057】 また、請求項2の三脚は固定脚と開脚とが連続して一体形成されているため、 上記効果に加えて固定脚と開脚の継目途中等の破損が防止でき、且つ製造工程が 減少され安価に製造できる。
【0058】 請求項3の三脚は別体形成された開脚上に固定脚が連結載置されているので、 開脚形状のみを自在に変形させて個別の地面状況に容易に対応させることができ る。
【0059】 請求項4の三脚は、全体長さの上方部約3分の2が固定脚で、その残り約3分 の1が開脚である。この割合では適度なバランスを保つことができ且つ使いよい 。
【0060】 請求項5の三脚では開脚の幅をさらに横外側に広げる等、開脚幅を任意に調整 することが可能となる。
【0061】 請求項6の三脚では開脚の基部が固定脚に連結された筒体に摺動可能に挿入さ れているため、筒体内に挿入された開脚の基部を横外側に広げて、開脚幅を任意 に調整することが可能となる。
【0062】 請求項7の三脚は固定脚の長手方向の全部又は一部に連続形成された中空部と 、スライド脚の長手方向の全部又は一部に並設固定された中空部に挿通されるス ライド補助脚とがスライド可能に嵌合するため、梯子部の伸縮により1台の三脚 で高低様々な高さの作業に対応でき、多種類の三脚を準備する必要がない。
【0063】 請求項8の三脚は左右一対の固定脚の外側面にフック部材が固着され、このフ ック部材間に挟まれたスライド脚がスライド昇降するので、上記効果に加え、フ ック部材は小さく形成できるので、三脚の重量をさらに軽減させることができる 。したがって、園芸作業時の三脚の持ち運びをより楽にするとともに製造コスト も安価で経済的であり、三脚の組立も簡単である。
【0064】 請求項9の三脚は固定脚とスライド脚のこれら両脚が相対する面に、それぞれ 上下方向のスリット又は突出部のいずれか一方が対向して設けられており、これ らスリットと突出部とが抜脱不能に嵌合され、このスリットを突出部がスライド するので、上記同様に1台の三脚で高低様々な高さの作業に対応でき、多種類の 三脚を準備する必要がない上、さらに、固定脚及びスライド脚それ自体にスリッ トあるいは突出部のいずれかが設けられているため、梯子部を上下伸縮させるた めに余分な部品を要せず、三脚の重量を軽減させることができる。したがって、 園芸作業時の三脚の持ち運びをより楽なものにする。また、製造コストも安価で 経済的であり、三脚の組立も簡単である。
【0065】 またこの構造では、スライド昇降時の固定脚とスライド脚相互の嵌合状態がさ らに安定するとともに梯子部の荷重強度が増し、安全な高所作業を可能にする。
【0066】 請求項10の三脚は固定脚とスライド脚とを一定位置に固定するためのストッ パーが設けられているので、固定脚とスライド脚とを任意の高度までスライドさ せ、この高度をストッパーで固定させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る三脚の第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る三脚の第2実施例を示す図であ
る。
【図3】本考案に係る三脚の第2実施例のフック部材を
示す図である。
【図4】本考案に係る三脚の第3実施例の固定脚、スラ
イド脚並びに踏み桟の断面図を示す図である。
【図5】本考案に係る三脚の第4実施例を示す図であ
る。
【図6】本考案に係る三脚の第5実施例を示す図であ
る。
【図7】本考案に係る三脚の第1実施例であって、固定
脚とスライド脚をスライド伸縮させた状態を示ず図であ
る。
【符号の説明】
1 固定脚 2 踏み桟 3 スライド補助脚 4 スライド脚 5 連結板 6 昇降ガイド 7 フック部 8 ストッパー 9 支持脚 10 補助支持脚 11 ピン 12 開脚 13 支持脚台 20 梯子部 30 天板部 40 支持脚部 60 スリット 70 突出部 70’嵌合突出部 80 開口部 90 別体形成された開脚 91 頸部 100 ネジ 101 筒体 102 基部

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】梯子部、天板部、支持脚部とからなる三脚
    であって、 前記梯子部は、踏み桟で平行に連結された左右一対の固
    定脚と、前記固定脚に摺動自在に連結され、踏み桟で平
    行に連結された左右一対のスライド脚と、前記左右一対
    の固定脚からその横外側へ突出する開脚とを有し、 前記天板部は前記スライド脚の上方部に上下方向回動可
    能に連結されており、 前記支持脚部は伸縮可能な棒体で成り、その一端が前記
    天板部に前後方向回動可能に連結されていることを特徴
    とする三脚。
  2. 【請求項2】固定脚と開脚とが連続して一体形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の三脚。
  3. 【請求項3】固定脚が別体形成された開脚上に連結載置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の三脚。
  4. 【請求項4】全体長さの上方部約3分の2が固定脚であ
    り、その残り約3分の1が開脚であることを特徴とする
    請求項1から3に記載の三脚。
  5. 【請求項5】開脚が伸縮可能に形成されていることを特
    徴とする請求項1から4のいずれかに記載の三脚。
  6. 【請求項6】開脚の基部が固定脚に連結された筒体に摺
    動可能に挿入されていることを特徴とする請求項1から
    5のいずれかに記載の三脚。
  7. 【請求項7】固定脚の長手方向の全部又は一部に連続形
    成された中空部に、スライド脚の長手方向の全部又は一
    部に並設固定された前記中空部に挿通されるスライド補
    助脚が、スライド可能に嵌合して成ることを特徴とする
    請求項1から6のいずれかに記載の三脚。
  8. 【請求項8】左右一対の固定脚の外側面にフック部材が
    固着され、このフック部材間に挟まれたスライド脚がス
    ライド昇降することを特徴とする請求項1から6のいず
    れかに記載の三脚。
  9. 【請求項9】固定脚とスライド脚のこれら両脚が相対す
    る面に、それぞれ上下方向のスリット又は突出部のいず
    れか一方が対向して設けられており、これらスリットと
    突出部とが抜脱不能に嵌合され、このスリットを前記突
    出部がスライドすることを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載の三脚。
  10. 【請求項10】固定脚とスライド脚とを一定位置に固定
    するためのストッパーを設けたことを特徴とする請求項
    1から9に記載の三脚。
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