JP3075602U - 帽子の汗取りシート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帽子の内側縁部に装着することにより、汗を
吸収したり、化粧品により汚れない帽子の汗取りシート
を開発することにある。 【解決手段】 吸水性素材を用いて適宜な幅と厚みを有
する帯シート（１）を設け、該帯シート（１）の片面に
は剥離シート（２）を設け、該帯シートを帽子（Ｘ）の
内面周囲に設けた縁部（Ｙ）に装着することを特徴とす
る帽子の汗取りシート。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、帽子の汗取りシートに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、帽子は夏期等に日差しから頭部、目を保護し、日射病等から身体を保護 するものであるが、帽子の内部は高温となり頭皮にかいた汗が、帽子を伝って顔 面に流れ落ち、不快であると共に、不衛生でもあった。

【０００３】 また、女性などは、汗をかくと、せっかく額に塗ったファンデーションが流れ 、化粧が剥がれたり、その剥がれたファンデーションが帽子に付着してしまう等 の不便を有するものであった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案は、上記の欠点を解決するために考案されたものであり、帽子 の内側縁部に装着することにより、汗を吸収したり、化粧品により汚れない帽子 の汗取りシートを開発することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、頭部からの発汗により、帽子に流れる汗を吸収し、また、ファンデ ーション等の化粧で帽子が汚れることを帽子する帯シートを、帽子の内面の縁部 に装着するものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案による好適な実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する と、綿等の汗をよく吸収する，吸水性素材を用い、幅２５〜３０ミリメートルで 厚さは１〜１．５ミリメートルの厚みを有する帯シート（１）を設け、該帯シー ト（１）の片面には接着剤（３）を介して剥離シート（２）を設け、該シートを 帽子（Ｘ）の内面の縁部（Ｙ）周囲に装着することを特徴とする帽子の汗取りシ ートからなるものである。

【０００７】 尚、帯シート（１）は、大・中・小の三種類の長さのものを用い、大人用、中 人用そして子供用として設け、これらの帯シート（１）には、デオドランド効果 を有する素材（Ｙ）を混ぜたものであってもよいものである。

【０００８】

【考案の効果】

本考案によると、帽子（Ｘ）の内面の縁部（Ｙ）に剥離シート（２）を剥がし た帯シート（１）を装着して、頭部に被冠して使用するため、頭部の汗は、帯シ ート（１）で吸収し、また、帯シート（１）を介して帽子（Ｘ）を被るため、女 性の額に塗布したファンデーションは、帽子には付着せず、また、シートが汚れ た場合には、使い捨てをすることにより、清潔で吸汗効果があり、また、帯シー ト（１）にデオドランド効果のある素材（Ａ）を混ぜることにより、常に、清潔 で、衛生的でもある等、極めて有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す一部欠截斜視図であ
る。

【図２】本考案の使用状態を示す断面図である。

【符号の説明】

１ シート ２ 剥離シート ３ 接着剤 Ａ デオドランド効果を有する素材 Ｘ 帽子 Ｙ 帽子の内面の縁部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 吸水性素材を用いて適宜な幅と厚みを有
   する帯シート（１）を設け、該帯シート（１）の片面に
   は剥離シート（２）を設け、該帯シートを帽子（Ｘ）の
   内面周囲に設けた縁部（Ｙ）に装着することを特徴とす
   る帽子の汗取りシート。
2. 【請求項２】 帯シート（１）に、デオドランド脱臭効
   果を有する素材（Ａ）を混ぜたことを特徴とする実用新
   案登録請求の範囲第１項記載の帽子の汗取りシート。