JP3075466B2 - 燃焼速度調節器 - Google Patents

燃焼速度調節器

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JP3075466B2
JP3075466B2 JP09067787A JP6778797A JP3075466B2 JP 3075466 B2 JP3075466 B2 JP 3075466B2 JP 09067787 A JP09067787 A JP 09067787A JP 6778797 A JP6778797 A JP 6778797A JP 3075466 B2 JP3075466 B2 JP 3075466B2
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    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一般に、膨張性拘束装置に関
し、そしてより詳細には、このような装置において使用
される膨張性乗物乗員拘束器のような膨張性装置を膨張
するための装置および方法に関する。
【0002】乗物が突然の減速、例えば、衝突に遭遇し
たときに、ガスによって膨張し、または拡張するクッシ
ョンまたはバッグ、例えば、エアバッグを使用して乗物
乗員を保護することは周知である。このような装置にお
いて、エアバッグは、通常、膨張しておらず、畳まれた
状態で収納されており、空間の必要性を最小限にしてい
る。装置の作動時に、ガス発生器または「インフレー
タ」と一般に呼ばれている装置によって生じそして供給
されるガスで、約数ミリ秒間以内にエアバッグは膨張す
る。
【0003】1995年11月28日に付与された同一出願人の
米国特許第5,470,104 号、Smith ら、および1996年2 月
27日に付与された米国特許第5,494,312 号、Rinkは、
「流体燃料インフレータ」と呼ばれる新しいタイプのイ
ンフレータを開示しており、それらの開示を参照により
本明細書に完全に取り入れる。このようなインフレータ
装置は、エアバッグ用の膨張ガス生成において、流体の
形態、例えば、気体、液体、微細分割された固体または
その1 種以上の組み合わせの形態で燃料材料を使用す
る。このようなインフレータ装置の1 つにおいて、流体
燃料材料は燃焼してガスを生じ、そのガスが一定量の貯
蔵加圧ガスと接触して、膨張性装置を膨張するときに使
用する膨張ガスを生じる。
【0004】米国特許第5,060,973 号は、液体噴射剤、
例えば、硝酸ヒドロキシアンモニウムをベースとする液
体単一噴射剤を使用する乗員拘束装置を開示している。
【0005】米国特許第5,330,730 号は、点火してエア
バッグを膨張するためのガスを発生する、ガス生成性液
化ガス、例えば、1 種以上の短鎖炭化水素および一酸化
二窒素(N2O) の混合物を使用する、エアバッグガス発生
装置を開示している。
【0006】様々な流体燃料および酸化剤を組み合わせ
たものの燃焼速度は予測しまたは制御することが困難で
ある。特に、ガスが流体の表面積に略比例して生じる、
液体および微細分割された固体の形態の流体の燃焼によ
るガス生成は、特に予測しそして制御することが困難な
ことがある。というのは、このような流体燃料は、様々
な表面積を有する形状が考えられるからである。例え
ば、乱流では、このような液体燃料および酸化剤の組み
合わせ物の表面は不規則になり、その為、組み合わせ物
の表面積を変化させ、高く、無制御な反応速度となり、
所望されない高い、または、無制御なガス発生速度およ
び圧力をもたらしうる。
【0007】一般に、液体噴射剤燃料および酸化剤の組
み合わせ物のエアバッグインフレータの燃焼は、3 種の
主要な動作モードによるものであった。
【0008】このような動作モードの第一は、「バルク
充填点火」と呼ばれる。このような動作モードでは、液
体噴射剤はバルクで貯蔵されそして燃焼されて、膨張ガ
スを生じる。このような動作モードにより動作する膨張
装置は比較的に単純な構造であることができるが、この
ような動作は、比較的に高いガス圧力を生じることがで
き、その為、装置が特に頑丈であり、または、より重い
重量の構造である必要がある。更に、このようなバルク
点火動作では、ガスを生じる速度が特定のエアバッグ膨
張要求に合わせて制御しそして誂えることが困難であ
る。
【0009】動作モードの第二は、「直接点火」と呼ば
れる。このような動作は米国特許第5,060,973 号に例示
されており、ここで、液体噴射剤は貯蔵リザーバーから
ポートを通して反応チャンバーへ吐出される。このよう
な貯蔵リザーバーからの液体噴射剤の排出および反応チ
ャンバーへの注入は、貯蔵リザーバー中の液体を加圧す
るプランジャー動作手段により行われることが開示され
ている。
【0010】液体噴射剤の注入のための可動部品を使用
し、そしてそれに頼ることで、このような製造および加
工が複雑になり、また、このような製造および加工がよ
り高価になることができる。
【0011】動作モードの第三は、「再生注入」と呼ば
れる。このような動作は、上記の米国特許第5,330,730
号により例示されており、ここで、液体ガスはハウジン
グ内に形成されている燃焼チャンバーからパーテション
ウォールにより分離されている同ハウジング内の貯蔵チ
ャンバー内に保存されている。点火装置は予備燃焼チャ
ンバー内にあり、そしてそれは点火装薬を有し、点火時
に燃焼ガスを発生する。予備燃焼チャンバー内に、変位
可能な誘導ピストンがあり、このピストンは、点火装薬
の燃焼ガスのために、パーテションウォールの方向に、
燃焼チャンバー内に入るように移動して、パーテション
ウォールを突き破る。パーテションウォールが突き破ら
れたときに、液化ガスチャンネル系により、貯蔵チャン
バーと燃焼チャンバーが連絡されて、液化ガスが燃焼チ
ャンバー内に流れ入ることができる。同時に、ピストン
により形成された点火チャンネルにより、予備燃焼チャ
ンバーと( 主) 燃焼チャンバーとの間の連絡が形成され
る。液化ガスの燃焼は燃焼チャンバー内の圧力の増加を
もたらす。これにより、長手方向に変位可能な誘導パー
テションウォールの変位をもたらし、パーテションウォ
ールはピストンとともに移動し、それにより、液化ガス
を貯蔵チャンバーから燃焼チャンバーへと継続的に押し
出す。そして、燃焼ガスはハウジング内の出口開口部か
ら出てくる。
【0012】このような動作は、燃焼性材料を燃焼チャ
ンバー内に注入するために、比較的に複雑な配列の可動
部品を使用するので、それにより動作する装置の製造お
よび加工は所望されるより複雑であり且つ高価なもので
あることができる。
【0013】この為、上記の欠点を克服するエアバッグ
インフレータの改良が必要であり、そして要求されてい
る。より詳細には、エアバッグインフレータ装置中の流
体燃料および酸化剤組み合わせ物の燃焼速度をより良好
且つ効率的に制御することができる装置および方法を提
供することが必要である。
【0014】本発明の概略の目的は、特にエアバッグイ
ンフレータ装置において、流体燃料および酸化剤組み合
わせ物の燃焼速度のより良好な制御を可能にする装置お
よび方法を提供することである。
【0015】本発明のより特定の目的は、上記の問題の
1 つ以上を克服することである。
【0016】本発明の概略の目的は、流体燃料および酸
化剤組み合わせ物を含むガス発生装置における使用のた
めの燃焼速度調節器により、少なくとも部分的に達成さ
れうる。この調節器は、孔群を含む固体成形体であり、
この孔群中に流体燃料および酸化剤組み合わせ物が収納
されており、そして燃焼される。
【0017】従来技術は、流体燃料および酸化剤組み合
わせ物の反応速度がより容易に且つ効率的に制御されそ
して予測されることができる、比較的に単純な構造で且
つ比較的に単純な動作方法を有する装置を提供していな
い。詳細には、従来技術は、エアバッグインフレータ装
置において、流体燃料および酸化剤組み合わせ物の燃焼
速度のより良好な制御を可能にする、比較的に単純な構
造で且つ比較的に単純な動作方法の装置を提供していな
い。
【0018】本発明は、中空ハウジングおよびイニシエ
ータ装置を含むガス発生装置を更に含む。中空ハウジン
グは、流体燃料および酸化剤組み合わせ物が収納されて
いる、固体成形体中に延びている孔群を含む、前記固体
成形体を有する、燃焼速度調節器を含む。イニシエータ
装置は、燃焼速度調節器内の孔群に収納された流体燃料
および酸化剤組み合わせ物の燃焼を開始し、ガスを生成
するように作用する。ガス発生装置は、流体燃料および
酸化剤組み合わせ物の燃焼時に生成するガスの少なくと
も一部分がハウジングから開放される、少なくとも1 個
の出口オリフィスを更に含む。
【0019】本発明は、ガス発生装置内において流体燃
料および酸化剤組み合わせ物の燃焼を調節するための方
法を更に含む。この方法は、ガス発生装置の中空ハウジ
ング内に含まれている燃焼速度調節器の固体成形体中に
延びた孔群内に含まれた状態で、流体燃料および酸化剤
組み合わせ物を燃焼する工程を含む。
【0020】他の目的および利点は、添付の請求項およ
び図面との組み合わせで次の詳細な説明により当業者に
明らかであろう。
【0021】最初に図1〜3を参照すると、本発明の一
態様による、一般に参照番号10で指定されているガス発
生装置が例示されている。詳細に示されたガス発生装置
10はエアバッグのような膨張性装置(示されていない)
を膨張するために使用されるようなエアバッグインフレ
ータである。下記に詳細に説明される通り、ガス発生装
置10は、選ばれた流体燃料および酸化剤組み合わせ物の
燃焼によりガスを発生する。以下に説明される本発明
は、バン、ピックアップトラックおよび特に乗用車を含
めた自動車のための運転手側、助手席側、および側面衝
撃エアバッグアセンブリーを含む様々な種類のエアバッ
グアセンブリーに一般的に応用できることは理解される
べきである。
【0022】ガス発生装置10は、燃料材料および酸化
剤、特に、流体燃料および酸化剤組み合わせ物(例え
ば、流体の形態の燃料および酸化剤の組み合わせ物また
は混合物)を含むチャンバー14を形成している圧力容器
12を含み、燃料および酸化剤組み合わせ物は、連結され
た膨張性エアバッグ装置(示していない)を膨張するた
めに使用される、少なくとも1種の気体の燃焼生成物を
含む燃焼生成物を生じるように燃焼する。この為、チャ
ンバー14は、時々、明細書中で「燃焼チャンバー」と呼
ばれる。
【0023】燃焼チャンバー14は、長く延びた筒型スリ
ーブ16により画定されており、それは第一末端20および
第二末端22を有する。第二末端22はベース部分24により
閉止されている。示すように、ベース部分24は、望まし
くはスリーブ16と一体化されている(即ち、1つのつな
がった形で形成されている)ことができる。
【0024】第一末端20は、密閉関係で、例えば、溶
接、クリンピングまたは他の適切な気密シールにより取
り付けられた第一末端クロージャー30で閉止されてい
る。
【0025】燃焼チャンバー14は、長く延びた略筒型の
燃焼速度調節器32を収納している中空ハウジングを形成
しており、それは、図3に示すように、略円形の断面で
ある。燃焼速度調節器32は、流体燃料および酸化剤組み
合わせ物を収納している平行で長手方向に延びた孔また
はボア40の群(孔群)36(図3参照)を含む固体成形体
34を有する。
【0026】燃焼速度調節器32は、流体燃料および酸化
剤組み合わせ物の燃焼速度を調節し、その為、その燃焼
により得られるガスの生成の速度を調節する。より詳細
に、そして特に液体および微細分割された固体の形態の
流体燃料および酸化剤組み合わせ物では、調節器32は燃
焼される流体の表面積を制御するように作用する。この
ような燃料材料の燃焼によりガスが生じる速度は燃焼さ
れる燃料の表面積に略比例するので、調節器32はこのよ
うな流体燃料および酸化剤組み合わせ物の燃焼速度を調
節し、そしてその燃焼により得られるガスの生成の速度
を調節するように作用する。
【0027】好ましい態様において、燃焼される流体の
組み合わせ物の表面積の制御および予測をより良好に行
うために、流体燃料および酸化剤組み合わせ物は調節器
の孔を実質的に完全に充填している。
【0028】示すように、孔40は全て同一の概略の予め
決められた長さである。しかし、例えば、特定のエアバ
ッグ膨張要求基準に合わせてガス発生速度をより詳細に
誂えるために、本発明による、異なる、予め決められた
長さを有する燃焼速度調節器を、所望ならば使用しても
よいことは理解されるべきである。
【0029】上記で指摘したように、本発明は、流体燃
料および酸化剤組み合わせ物での使用に特に適切であ
る。本発明の実施に使用できる流体材料は、気体、液
体、微細分割された固体およびそれらの様々な組み合わ
せを含むことができる。一般に、液体および微細分割さ
れた固体の形態の流体燃料は、燃焼反応が起こることが
できる、より良好な明らかな「表面」を有するので、燃
料および酸化剤組み合わせ物のこのような流体の形態は
本発明の実施における使用に好ましいであろう。
【0030】本発明の実施は、硝酸ヒドロキシアンモニ
ウムをベースとする液体の単一噴射剤のような「単一噴
射剤」と時々呼ばれている単一の材料の形態で燃料およ
び酸化剤の組み合わせ物を使用することを含む。このよ
うな噴射剤は上記の米国特許第5,060,973 号に開示され
ており、その開示を明細書中に取り入れる。
【0031】燃料材料および酸化剤材料の両方を含む、
特に適切な液体噴射剤組成物は、質量基準で、約60%の
硝酸ヒドロキシルアンモニウムを酸化剤として、20%の
硝酸トリエタノールアンモニウムを燃料として、そして
20%の水を溶剤として含む。
【0032】硝酸ヒドロキシルアンモニウムおよび炭化
水素硝酸塩、例えば、硝酸トリエタノールアンモニウム
の水溶液のような液体単一噴射剤では、発熱して発生す
るガスは、一般に、窒素、二酸化炭素および水蒸気から
なり、その全ては一般に無毒性である。更に、このよう
な噴射剤材料の燃焼は、一般に、有意な粒状副生成物を
生じず、この為、好ましくは燃焼生成物の燃焼後濾過が
不必要なものとなる。
【0033】本発明の実施において有用である流体形態
の燃料および酸化剤組み合わせ物は、水素、アンモニ
ア、並びに、炭化水素および炭化水素誘導体燃料のよう
な炭化水素をベースとする燃料を含む燃料材料と、一酸
化二窒素との混合物をも含む。例えば、このような炭化
水素燃料は、シクロパラフィン系、オレフィン系および
パラフィン系の炭化水素基を含むもの、特に、C1 〜C
4 パラフィン系炭化水素燃料を含む。更に、特に1〜4
個の炭素原子を含むものである様々なアルコール、エー
テルおよびエステルを含むもののような炭化水素誘導体
燃料、特に、エチルアルコールおよびプロピルアルコー
ルのようなアルコールは使用されてよい。
【0034】更に、もし、例えば、このような燃焼から
得られるガスの温度を下げることが望まれるならば、冷
却剤材料は、このような燃料および酸化剤組み合わせ
物、特に、一酸化二窒素含有の流体燃料および酸化剤混
合物に添加されることができる。冷却剤材料は、例え
ば、キセノン、クリプトンまたはアルゴンのような不活
性ガス;CO2 およびH2 Oを含むことができる。
【0035】第一末端クロージャー30内にはディフュー
ザーアセンブリー44が含まれている。チャンバー14は出
口開口部46を含み、それはシール手段、例えば、ラプチ
ャーディスク50によりディフューザーアセンブリーから
閉止されまたはシールされている。ディフューザーアセ
ンブリー44は、インフレータアセンブリーからエアバッ
グアセンブリー(示していない)中に膨張ガスを出すた
めの複数の出口オリフィス54と流体連絡されている出口
開口部46があるガスフローチャンネル52をも含む。
【0036】第一末端クロージャー30は、その中に開口
部56をも含み、それを通して、従来の花火型イニシエー
タのような適切なイニシエータ装置が、例えば、O−リ
ング、クリンピングまたは他の適切な気密シールによ
り、装置アセンブリー10内でシールの関係で取り付けら
れている。しかし、もし、望むならば、例えば、スパー
ク放電、熱エレメント、半導体ブリッジ、プリント回路
板、薄膜蒸着ブリッジ、爆発性ブリッジワイヤおよび爆
発性ホイルイニシエータを含む他の適切なタイプのイニ
シエータ装置は使用されうるものと評価されるべきであ
る。
【0037】衝突を感知したときのような動作時に、電
気信号はイニシエータ装置60に送られる。イニシータ装
置は、末端クロージャー30の一部分として形成された薄
いイニシエータカバー62を突き破るであろう熱燃焼生成
物を生じ、そして調節器32の孔40を実質的に完全に充填
している流体燃料および酸化剤組み合わせ物を点火する
であろう。調節器の孔40内において、流体燃料および酸
化剤組み合わせ物は燃焼して、燃焼チャンバー14内の急
速な圧力上昇をもたらすであろう。燃焼チャンバー14内
のガス圧がラプチャーディスク50の構造能力を上回った
ときに、ディスクは破壊し、または、さもなければ、ガ
ス出口開口部46、ガスフローチャンネル52および出口オ
リフィス54を通して、エアバッグアセンブリーへの出て
いく熱ガスの通過が可能になる。
【0038】上記で議論したように、燃焼速度調節器32
は、流体燃料および酸化剤組み合わせ物の燃焼速度を調
節し、そしてその為、その燃焼から得られるガスの発生
の速度を調節する。均一なサイズで均一な形状の孔を有
する調節器では、流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
充填されている、調節器の孔の合計数×1個のこのよう
な孔の断面積はインフレータの動作の間のいずれの時に
も流体組み合わせ物の燃焼の合計表面積と等しいであろ
う。この為、他の全てが同一であるとすれば、燃料およ
び酸化剤組み合わせ物で充填されている孔の数または面
積が増加することは、燃料の燃焼により開放される質量
速度が増加し、その為、ガス発生速度が増加することと
なり、燃料および酸化剤組み合わせ物で充填されている
孔の数または面積が減少することは、対応して、燃焼の
燃焼により開放される質量速度が低下し、その為、ガス
発生速度が低下することになる。
【0039】燃料および酸化剤組み合わせ物で充填され
たいずれの孔においても、組み合わせ物が燃焼する時間
は、組み合わせ物の表面燃焼速度×孔の深さまたは長さ
と等しいであろうということが評価されるであろう。こ
の為、燃焼反応の時間は、燃料および酸化剤組み合わせ
物で充填された、調節器の孔の長さの適切な選択により
制御されうる。例えば、他の全てが同一であるとすれ
ば、燃料および酸化剤組み合わせ物で充填された、調節
器の孔の長さが長いほど、燃焼反応が起こる時間は長く
なり、燃料および酸化剤組み合わせ物で充填された、調
節器の孔の長さが短いほど、対応して、燃焼反応が起こ
る時間は短いであろう。
【0040】一般に、調節器の適切な機能を可能にする
ために(即ち、調節器が流体燃料および酸化剤組み合わ
せ物の燃焼速度の調節または制御に有効であるよう
に)、燃料および酸化剤の特定の流体組み合わせ物のた
めに有効な最小調節器孔径は、その特定の組み合わせ物
のためのクエンチング距離と関係があると評価されるで
あろう。ここで、クエンチング距離は流体から周囲構造
への熱伝導による熱損失が燃焼反応をもはや維持できな
くなるために十分に大きくなるための最小距離である。
【0041】逆に、与えられた流体燃料および酸化剤組
み合わせ物の最大孔径(即ち、直径)は、好ましくは、
乱流が、孔の断面積よりも有意に大きい表面積にわたる
流体組み合わせ物の燃焼をもたらさないように選択され
るであろう。即ち、燃焼調節器内に収納された燃料およ
び酸化剤組み合わせ物の燃焼は、選択された孔を通して
本質的に直線的に進行するであろう。
【0042】略円形の断面であり、そして平行な長手方
向に延びている孔群を含む、調節器のこのような固体成
形体は押出成形により成形されることが好適である。特
に、このような調節器の好ましい成形体は、押出された
アルミニウムおよび押出されたセラミックを含む。
【0043】本発明は、選ばれた流体燃料および酸化剤
組み合わせ物で充填された、均一なサイズおよび形状の
孔群を有する燃焼速度調節器に関して上記において説明
されてきたが、本発明がそのように限定されないものと
理解されるべきである。例えば、所望ならば、比較的に
一定の断面積の孔群ではなく、本発明に係る燃焼速度調
節器は、望むように、断面積が大きくなっていくまたは
小さくなっていく孔群を含むことができる。4Aは一定
断面積の孔40a を有する燃焼速度調節器32a を示す。各
々の場合に矢印c により示されている燃焼の直線方向に
関して、4Bは大きくなっていく断面積の孔40b を有す
る燃焼速度調節器32b を示し、そして4Cは小さくなっ
ていく断面積の孔40c を有する燃焼速度調節器32c を示
す。
【0044】更に、本発明は、燃料および酸化剤の流体
組み合わせ物を含む長手方向に延びている孔群を有する
燃焼調節器を有するガス発生器、例えば、エアバッグイ
ンフレータ( 図1 〜3 参照) に関して、上記に説明され
てきたが、本発明はそのように制限されないことが理解
されるべきである。
【0045】例えば、図5 および6 は、図 1〜図3 のガ
ス発生装置10と略同様のエアバッグガス発生装置110 を
例示している。詳細には、装置110 はチャンバー114 を
形成している圧力容器112 を含む。チャンバー114 は上
記のように、流体燃料および酸化剤組み合わせ物を含
み、それは、連結されている膨張性エアバッグ装置( 示
していない) を膨張するために使用される、少なくとも
1 種の気体燃焼生成物を含む燃焼生成物を生成するよう
に燃焼する。
【0046】燃焼チャンバー114 内では、略円形の断面
を有する長く延びた略円筒形の燃焼速度調節器132 が収
納されている。燃焼速度調節器132 は、固体成形体134
を有し、それは、中央通過チャンネル140aおよびそこか
ら放射状に広がっている一連の孔140bを含む孔群または
ボアの群(孔群)136 を含む。
【0047】明細書中で例示的に開示した本発明は、こ
こで詳細に開示していない要素、部品、工程、成分また
は材料なしに適切に実施されうる。
【0048】流体の燃焼速度に対する乱流の効果、本発
明の調節器がどのようにそしてなぜ燃焼を調節するよう
に作用するのかに関するような理論の議論は本発明の理
解を助けるために盛り込まれたものであり、広い用途に
おいて本発明を制限するものでないことが理解されるべ
きである。
【0049】上記の詳細な説明は理解の明確化のために
のみ示されたものであり、そしてそによる不必要な制限
はないことが理解され、本発明の範囲内での変更は当業
者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様に係るガス発生装置の正面端面
図である。
【図2】図1のライン2に実質的に沿ってとった、図1
のガス発生装置の略断面図である。
【図3】図2のライン3に実質的に沿ってとった、図1
および図2のガス発生装置の略断面図である。
【図4】図4の4A、4Bおよび4Cは、本発明の選択
的な態様に係る燃焼速度調節器の拡大部分断面図であ
り、ここで、4Aの燃焼速度調節器は一定の断面積の孔
を有し、4Bの燃焼速度調節器は大きくなっていく断面
積の孔を有し、そして4Cは小さくなっていく断面積の
孔を有する。
【図5】本発明の別態様に係るガス発生装置に係るガス
発生装置の、図2に示したものと同様の略部分断面図で
ある。
【図6】図5のライン6に実質的に沿ってとった、図5
のガス発生装置の略断面図である。
【符号の説明】
10…ガス発生装置 12…圧力容器 14…燃焼チャンバー 16…スリーブ 20…第一末端 22…第二末端 24…ベース部分 30…第一末端クロージャー 32…燃焼調節器 34…固体成形体 36…孔群 40…ボア、孔 44…ディフューザーアセンブリー 46…出口開口部 50…ラプチャーディスク 52…ガスフローチャンネル 54…出口オリフィス 56…開口部 60…イニシエータ装置 62…イニシエータカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−9235(JP,A) 特開 平9−118194(JP,A) 米国特許5060973(US,A) 米国特許5330730(US,A) 米国特許5031932(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32 B01J 7/02

Claims (46)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物を含
    むガス発生装置に使用される燃焼速度調節器であって、
    前記燃焼速度調節器は、孔群を有する固体成形体を含
    み、前記孔群は前記固体成形体中に延びており、前記孔
    群中に流体燃料および酸化剤組み合わせ物が収納されそ
    して燃焼される、調節器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃焼速度調節器を収納し
    ているエアバッグインフレータガス発生装置。
  3. 【請求項3】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が流
    体の単一噴射剤を含む、請求項1記載の燃焼速度調節
    器。
  4. 【請求項4】 流体の単一噴射剤が少なくとも部分的に
    液体である、請求項3記載の燃焼速度調節器。
  5. 【請求項5】 流体の単一噴射剤が硝酸ヒドロキシルア
    ンモニウム水溶液を含む、請求項3記載の燃焼速度調節
    器。
  6. 【請求項6】 流体の単一噴射剤が硝酸トリエタノール
    アンモニウム水溶液を含む、請求項3記載の燃焼速度調
    節器。
  7. 【請求項7】 流体の単一噴射剤が少なくとも部分的に
    気体である、請求項3記載の燃焼速度調節器。
  8. 【請求項8】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が燃
    料および酸化剤の微細分割された固体の混合物を含む、
    請求項1記載の燃焼速度調節器。
  9. 【請求項9】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が一
    酸化二窒素を含む、請求項1記載の燃焼速度調節器。
  10. 【請求項10】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物と
    ともに、冷却剤が含まれている、請求項1記載の燃焼速
    度調節器。
  11. 【請求項11】 冷却剤が二酸化炭素である、請求項1
    0記載の燃焼速度調節器。
  12. 【請求項12】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
    実質的に完全に孔群を充填している、請求項1記載の燃
    焼速度調節器。
  13. 【請求項13】 燃焼速度調節器が、少なくとも1個の
    長手方向に延びている孔を含む、請求項1記載の燃焼
    速度調節器。
  14. 【請求項14】 前記孔群が複数の平行な長手方向に延
    びている孔を含む、請求項13記載の燃焼速度調節
    器。
  15. 【請求項15】 押出成形により形成されたものであ
    る、請求項1記載の燃焼速度調節器。
  16. 【請求項16】 アルミニウムにより形成されたもので
    ある、請求項15記載の燃焼速度調節器。
  17. 【請求項17】 セラミックから形成されたものであ
    る、請求項15記載の燃焼速度調節器。
  18. 【請求項18】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物を
    収納している、固体成形体中に延びている孔群を含む、
    前記固体成形体を有する燃焼速度調節器を含む中空ハウ
    ジング、 前記燃焼速度調節器の孔群内に収納されている流体燃料
    および酸化剤組み合わせ物の燃焼を開始して、ガスを形
    成するためのイニシエータ装置、および、 前記流体燃料および酸化剤組み合わせ物の燃焼時に生成
    されるガスの少なくとも一部分が前記ハウジングから開
    放される、少なくとも1個の出口オリフィス、を含むガ
    ス発生装置。
  19. 【請求項19】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物の
    燃焼時に生成されるガスの少なくとも一部分がエアバッ
    グを膨張するために前記ハウジングから前記少なくとも
    1個の出口オリフィスを通して開放される、請求項18
    記載のガス発生装置を含む、エアバッグインフレータ。
  20. 【請求項20】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
    流体単一噴射剤を含む、請求項18記載のガス発生装
    置。
  21. 【請求項21】 流体単一噴射剤が少なくとも部分的に
    液体である、請求項20記載のガス発生装置。
  22. 【請求項22】 流体単一噴射剤が硝酸ヒドロキシルア
    ンモニウム水溶液を含む、請求項20記載のガス発生装
    置。
  23. 【請求項23】 流体単一噴射剤が硝酸トリエタノール
    アンモニウム水溶液を含む、請求項20記載のガス発生
    装置。
  24. 【請求項24】 流体単一噴射剤が少なくとも部分的に
    気体である、請求項20記載のガス発生装置。
  25. 【請求項25】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
    燃料および酸化剤の微細分割された固体の混合物を含
    む、請求項18記載のガス発生装置。
  26. 【請求項26】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
    一酸化二窒素を含む、請求項18記載のガス発生装置。
  27. 【請求項27】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物と
    ともに、冷却剤が含まれている、請求項18記載のガス
    発生装置。
  28. 【請求項28】 冷却剤が二酸化炭素である、請求項2
    7記載のガス発生装置。
  29. 【請求項29】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
    実質的に完全に孔群を充填している、請求項18記載の
    ガス発生装置。
  30. 【請求項30】 燃焼速度調節器が、少なくとも1個の
    長手方向に延びている孔群を含む、請求項18記載のガ
    ス発生装置。
  31. 【請求項31】 前記孔群が複数の平行な長手方向に延
    びている孔群を含む、請求項30記載のガス発生装置。
  32. 【請求項32】 押出成形により形成されたものであ
    る、請求項18記載のガス発生装置。
  33. 【請求項33】 アルミニウムから形成されたものであ
    る、請求項32記載のガス発生装置。
  34. 【請求項34】 セラミックから形成されたものであ
    る、請求項32記載のガス発生装置。
  35. 【請求項35】 ガス発生装置における流体燃料および
    酸化剤組み合わせ物の燃焼を調節するための方法であっ
    て、前記方法は、 ガス発生装置の中空ハウジング内に含まれる燃焼速度調
    節器中の固体成形体中に延びている孔群の中に含まれて
    いる状態で、流体燃料および酸化剤組み合わせ物を燃焼
    させることを含む、方法。
  36. 【請求項36】 ガス発生装置がエアバッグインフレー
    タである、請求項35記載の方法。
  37. 【請求項37】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物
    が、流体単一噴射剤を含む、請求項35記載の方法。
  38. 【請求項38】 流体単一噴射剤が少なくとも部分的に
    液体である、請求項37記載の方法。
  39. 【請求項39】 流体単一噴射剤が硝酸ヒドロキシルア
    ンモニウム水溶液を含む、請求項37記載の方法。
  40. 【請求項40】 流体単一噴射剤が硝酸トリエタノール
    アンモニウム水溶液を含む、請求項37記載の方法。
  41. 【請求項41】 流体単一噴射剤が少なくとも部分的に
    気体である、請求項37記載の方法。
  42. 【請求項42】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物
    が、流体燃料および酸化剤の微細分割された固体の混合
    物を含む、請求項35記載の方法。
  43. 【請求項43】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
    一酸化二窒素を含む、請求項35記載の方法。
  44. 【請求項44】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物の
    燃焼生成物を冷却するために、流体燃料および酸化剤組
    み合わせ物とともに冷却剤が含まれている、請求項35
    記載の方法。
  45. 【請求項45】 冷却剤が二酸化炭素である、請求項4
    4記載の方法。
  46. 【請求項46】 流体燃料および酸化剤組み合わせ物が
    実質的に完全に孔群を充填している、請求項35記載の
    方法。
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