JP3075212U - 肩凝り解消用具 - Google Patents

肩凝り解消用具

Info

Publication number
JP3075212U
JP3075212U JP2000006278U JP2000006278U JP3075212U JP 3075212 U JP3075212 U JP 3075212U JP 2000006278 U JP2000006278 U JP 2000006278U JP 2000006278 U JP2000006278 U JP 2000006278U JP 3075212 U JP3075212 U JP 3075212U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoulder
arms
pair
stiffness
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000006278U
Other languages
English (en)
Inventor
一吉 土居
Original Assignee
一吉 土居
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 一吉 土居 filed Critical 一吉 土居
Priority to JP2000006278U priority Critical patent/JP3075212U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3075212U publication Critical patent/JP3075212U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Treatment Devices (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 人体の自然治癒力によって肩凝りを解消する
ことができる肩凝り解消用具の提供。 【解決手段】 所定幅の布製帯材1の両端部に両腕部を
別々に挿通し得る大きさの左右一対の輪2を有し、この
輪に両腕を通してほぼ垂直に挙げた状態を保持できる機
能を有することを特徴とする。 【効果】 肩部の血管が開放され、血流が増加するのみ
ならず、神経組織の圧迫も軽減され、筋肉中の血流も増
加し、神経組織の代謝機能が極めて良好となることによ
り、肩凝りが解消する。首と肩の筋肉全体が上部へ引張
られることにより腰椎が牽引されるので、腰痛の治療に
も効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、肩凝りを解消するための手段に係り、両手を挙げた状態を適当な時 間保持することによって、肩部の血管が開放され筋肉中の血流が増大して肩凝り を解消する肩凝り解消用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、肩凝り治療用具としては、例えばマグネット貼付剤などが知られている が、これらは小粒の磁石を粘着布に付着させて直接患部の肌に押着貼付するため 、使用中に肌の痒みや、かぶれなどの副作用があり、すべての人に適用できるも のではなかった。又、マグネット貼付剤などを含めた従来の肩凝り治療用具は、 人によって効果の表れ方が異なったり、一時的で効果も少なく、家庭では使用で きないものもあるなど、実用性、有効性に欠いたものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記した実状に鑑みなされたもので、肩凝り解消に優れた効果を発揮 するばかりでなく、使用中に肌の痒みや、かぶれなどの副作用もなく、すべての 人に適用できる肩凝り解消用具を提供することを目的とするものである
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る肩凝り解消用具は、人体の構造、特に頭部を支える肩部の筋肉の 構造に着目し、肩凝りの起こる原因を見い出し、人体の自然治癒力によって肩凝 りを解消することができるもので、その要旨は、所定幅の布製帯材の両端部に両 腕部を別々に挿通し得る大きさの左右一対の輪を有し、この輪に両腕を通してほ ぼ垂直に挙げた状態を保持できる機能を有することを特徴とするものである。ま た、前記布製帯材のほぼ中央部の、頚部の下部と肩部に当たる部分に磁石、また は遠赤外線を発するセラミックスを埋設したり、前記左右一対の輪は布製帯材の 端部を丸め、その端部を当該帯材に着脱可能な手段にて形成したり、あるいは布 製帯材自体に一体的に形成したり、前記左右一対の輪の間に、枕を一体的にまた は着脱可能に設けたりするものである。
【0005】 即ち、人の重い頭部は周知の通り、頚骨と首から肩にかけて幾層にも重なって いる多くの筋肉によって支えられている。一方、腕を下げた日常的な姿勢のまま では、首から肩にある多くの血管と神経を常に圧迫している。つまり、肩凝りは この腕を下げた姿勢による首から肩部の血管と神経の圧迫が主たる原因であると 考えられる。したがって、肩凝りを解消するには、首から肩部の血管と神経を開 放することが有効である。すなわち、肩部の血管が開放されると、血流が増加す るのみならず、神経組織の圧迫も軽減され、筋肉中の血流も増加し、神経組織の 代謝機能が極めて良好となり、その結果肩凝りが解消される。 本考案はその首から肩部の血管と神経を開放する手段として、両腕をほぼ垂直 に挙げた状態を保持することが有効であることを知見し、その両腕をほぼ垂直に 挙げた状態を保持、固定するための用具として、両端部に腕部を挿通し得る大き さの左右一対の輪を有する布製肩凝り解消用具を提案したものである。
【0006】 本考案において、頚部の下部と肩部に当たる部分に磁石、または遠赤外線を発 するセラミックスを埋設するのは、磁気または遠赤外線は、頚部の神経根および 腕神経叢の神経幹に刺激を与えて血流の増加と共に神経の新陳代謝を高める作用 を有するからである。
【0007】 また本考案の本体素材としては、特に限定するものではないが、タオル生地の ように家庭で簡単に洗濯可能で、かつ肌に優しい布が最も好適である。さらに両 腕を通す輪の形成手段としては、例えばマジックテープ(商品名)や両面テープ 、あるいはボタンやホックなどを用いた着脱方式、あるいは縫製により本体自体 に一体に設ける方式のいずれでもよい。さらに、左右一対の輪の間に設ける枕は 、布製帯材に枕用の袋を縫い付けるか、または枕自体をマジックテープ(商品名 )や両面テープ、あるいはボタンやホックなどにより着脱する方式により取付け ることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1〜図3は本考案に係る肩凝り解消用具を3種類例示したもので、図1(a )はマジックテープ(商品名)により左右一対の輪を形成する方式を用いた肩凝 り解消用具を示す平面図、同(b)は左右一対の輪を形成した状態を示す正面図 、同(c)はこの肩凝り解消用具の使用状態を示す平面図、図2(a)は同じく マジックテープ(商品名)により左右一対の輪を形成する方式であって、布製帯 材のほぼ中央部の、頚部の下部と肩部に当たる部分に磁石、または遠赤外線を発 するセラミックスを埋設した肩凝り解消用具を示す平面図、同(b)は左右一対 の輪を形成した状態を示す正面図、同(c)はこの肩凝り解消用具の使用状態を 示す平面図、図3は同じくマジックテープ(商品名)により左右一対の輪を形成 する方式であって、左右一対の輪の中央部に枕を設けた肩凝り解消用具を示す平 面図、同(b)は左右一対の輪を形成した状態を示す正面図、同(c)はこの肩 凝り解消用具の使用状態を示す平面図であり、1は布製帯材、2は輪、3はマジ ックテープ、4は磁石、5はカバー布、6は枕、7は人体、8は腕、9は頭部で ある。
【0009】 図1に示す肩凝り解消用具は、所望長さおよび適当幅を有する1枚の布製帯材 1の両端部に、左右一対の輪2を形成するためのマジックテープ3を貼着した構 成となしたもので、布製帯材1の長さは両腕をほぼ垂直に挙げた状態を左右の輪 2で保持できる長さを有し、かつ幅は図(c)に示すごとく頭部9の背面の下側 約半分に当たる程度のサイズでよい。左右一対の輪2を形成する場合は、布製帯 材1の両端部をそれぞれ内側に丸めその端部を相手側のマジックテープ3に重ね て形成する。
【0010】 この肩凝り解消用具を使用する場合は、図(c)に示すごとく布製帯材1の中 間部が人体7の頭部9の背面に位置するように該用具の左右一対の輪2に腕8を 通し、両方の腕8をほぼ垂直に挙げた状態で体を仰向けに横たえる。なお、体は 必ずしも仰向けに横たえる必要はなく、立ったままでもよいが、仰向けに横たえ た方がリラックスできて楽であり、また実際には睡眠中に行うのが効果的である ため仰向けに横たえるのが好ましい。 図(c)に示すごとく両方の腕8をほぼ垂直に挙げた状態で体を仰向けに横た えた状態をとることにより、前記したごとく肩部の血管が開放され、血流が増加 するのみならず、神経組織の圧迫も軽減され、筋肉中の血流も増加し、神経組織 の代謝機能が極めて良好となり、人体の自然治癒力によって肩凝りが解消される 。
【0011】 図2に示す肩凝り解消用具は、図1に示すものと同様、マジックテープ3によ り左右一対の輪2を形成する方式であって、布製帯材1のほぼ中央部の、頚部の 下部と肩部に当たる部分に複数個の磁石4(または遠赤外線を発するセラミック ス)を埋設したもので、この肩凝り解消用具の場合は頚部の下部と肩部に当たる 部分に磁石4を埋設するため、当該部分は図示のごとく広幅とし、複数個(図面 では10個)の磁石4はカバー布5にて被覆する。このカバー布5は直接布製帯 材1に縫い付けるか、あるいはマジックテープなどを使って布製帯材1に貼着し てもよい。
【0012】 この図2に示す肩凝り解消用具を使用する場合は、前記と同様、図(c)に示 すごとく該用具の左右一対の輪2に腕8を通し、布製帯材1のほぼ中央部に埋設 した複数個の磁石4が頚部の下部と肩部に当たるように位置決めする。このよう にして両方の腕8をほぼ垂直に挙げた状態で体を仰向けに横たえる。 この磁石付き肩凝り解消用具の場合は、両方の腕8をほぼ垂直に挙げる効果、 すなわち肩部の血管の開放による血流増加効果と、神経組織の圧迫軽減効果が磁 気の作用により倍増され、より大きな肩凝り解消効果が得られる。
【0013】 図3に示す枕付きの肩凝り解消用具は、図1に示すものと同様、マジックテー プ3により左右一対の輪2を形成する方式であって、布製帯材1の中央部に枕6 を一体的に設けたもので、既製の枕を使用する場合は枕6自体をマジックテープ (商品名)や両面テープ、あるいはボタンやホックなどにより着脱可能に取付け 、布製帯材1に一体に設ける場合は枕用の袋を縫い付けて枕をつくる。
【0014】 この図3に示す肩凝り解消用具の場合も、図(c)に示すごとく両方の腕8を ほぼ垂直に挙げた状態で体を仰向けに横たえた状態をとることにより、肩部の血 管の開放による血流増加効果と、神経組織の圧迫軽減効果により肩凝りが解消さ れる効果に加え、枕6付きであるため便利である。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したごとく、本考案によれば、両腕をほぼ垂直に挙げた状態を保持、 固定するだけで、肩部の血管が開放され、血流が増加するのみならず、神経組織 の圧迫も軽減され、筋肉中の血流も増加し、神経組織の代謝機能が極めて良好と なることにより、人体の自然治癒力によって肩凝りを解消することができる。ま た、磁石、または遠赤外線を発するセラミックスを埋設した肩凝り解消用具の場 合は、磁気または遠赤外線の効果により頚部の神経根および腕神経叢の神経幹に 刺激を与えて血流のさらなる増加と共に神経の新陳代謝をより高められるので、 より大きな肩凝り解消効果が得られる。さらに、両腕をほぼ垂直に挙げた状態を 保持、固定すると、首と肩の筋肉全体が上部へ引張られることにより腰椎が牽引 されるので、腰痛の治療にも効果がある。また、本考案はすべての人に適用でき かつ家庭で簡単に使用できるので、極めて実用性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る肩凝り解消用具の一実施例を示
し、(a)は左右一対の輪を形成する前の状態を示す平
面図、(b)は左右一対の輪を形成した状態を示す正面
図、(c)は使用状態を示す平面図である。
【図2】本考案に係る肩凝り解消用具の他の実施例を示
し、(a)は左右一対の輪を形成する前の状態を示す平
面図、(b)は左右一対の輪を形成した状態を示す正面
図、(c)は使用状態を示す平面図である。
【図3】本考案に係る肩凝り解消用具の別の実施例を示
し、(a)は左右一対の輪を形成する前の状態を示す平
面図、(b)は左右一対の輪を形成した状態を示す正面
図、(c)は使用状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 布製帯材 2 輪 3 マジックテープ 4 磁石 5 カバー布 6 枕 7 人体 8 腕 9 頭部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定幅の布製帯材の両端部に両腕部を別
    々に挿通し得る大きさの左右一対の輪を有し、この輪に
    両腕を通してほぼ垂直に挙げた状態を保持できる機能を
    有することを特徴とする肩凝り解消用具。
  2. 【請求項2】 前記布製帯材のほぼ中央部の、頚部の下
    部と肩部に当たる部分に磁石、または遠赤外線を発する
    セラミックスを埋設したことを特徴とする請求項1記載
    の肩凝り解消用具。
  3. 【請求項3】 前記左右一対の輪は布製帯材の端部を丸
    め、その端部を当該帯材に着脱可能な手段にて形成する
    か、または布製帯材自体に一体的に形成することを特徴
    とする請求項1または2記載の肩凝り解消用具。
  4. 【請求項4】 前記左右一対の輪の間に、枕を一体的に
    または着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1乃至
    3のうちいずれか1項記載の肩凝り解消用具。
JP2000006278U 2000-07-27 2000-07-27 肩凝り解消用具 Expired - Fee Related JP3075212U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006278U JP3075212U (ja) 2000-07-27 2000-07-27 肩凝り解消用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006278U JP3075212U (ja) 2000-07-27 2000-07-27 肩凝り解消用具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3075212U true JP3075212U (ja) 2001-02-16

Family

ID=43208343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000006278U Expired - Fee Related JP3075212U (ja) 2000-07-27 2000-07-27 肩凝り解消用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3075212U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004069112A1 (ja) * 2003-02-10 2004-08-19 Yoshino, Kenichi 上半身良肢位固定具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004069112A1 (ja) * 2003-02-10 2004-08-19 Yoshino, Kenichi 上半身良肢位固定具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5520630A (en) E-Z leg supports
US5527270A (en) Mastectomy bandage
US4232664A (en) Arm elevator and sling
US20150059070A1 (en) Therapeutic Heart Pad
US5154691A (en) Post surgical pillow sling
CN210872980U (zh) 具有睡袋的艾灸椅
JP3075212U (ja) 肩凝り解消用具
CN109200479A (zh) 一种远红外磁疗腰托
CN206443768U (zh) 一种腰椎穿刺治疗过程中患者体位限制器
CN211560574U (zh) 一种人体动态矫正穿戴外衣
CN109718087B (zh) 利用中医定向透药治疗仪治疗颈、肩部疾病时的辅助装置
CN209048393U (zh) 一种前臂吊带
CN200939192Y (zh) 一种腰椎牵引器
JPH056976Y2 (ja)
CN211460763U (zh) 腹部皮瓣修复手指术后固定装置
CN210020291U (zh) 利用中医定向透药治疗仪治疗颈、肩部疾病时的辅助装置
CN219516973U (zh) 一种经颅磁治疗卧位辅助枕头
CN218685170U (zh) 一种穿戴式按摩披肩
JP2014054467A (ja) デバイス植込み術後圧迫バンド
CN211273138U (zh) 一种中医内科护理辅助康复带
JP2582015Y2 (ja) 上半身姿勢の矯正着装具
CN209951490U (zh) 一种用于疼痛科临床的可穿戴式颈椎辅助治疗装置
CN213430878U (zh) 一种病人转移工具
US11944564B2 (en) Traction system
CN211326762U (zh) 一种多功能产科护理带

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees