JP3073962B2 - 経路選択装置 - Google Patents

経路選択装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信網を構成する複
数の通信ノードを介して行われる通信に利用する。本発
明は通信網内における最短経路の選択に利用する。特
に、使用不能経路を迂回する最短経路の選択技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信網を介して通信を行うためには、送
信端と受信端の間の経路を選択する必要がある。情報転
送方法として、回線交換とパケット交換(データグラ
ム)がある。回線交換の場合の経路の選択は、回線設定
時に、回線設定用信号にて通知される宛先アドレスを用
いて行われる。また、パケット交換の場合はパケットの
ヘッダにある宛先アドレスを用いて経路の選択が行われ
る。なお、パケット交換の場合でもデータグラムを用い
ずに仮想回線(バーチャルサーキット)を設定する場合
は経路の選択は回線設定時に行われる。
【0003】回線交換およびパケット交換のいずれにつ
いても、経路を選択するタイミングに応じて二つの方法
に大別される。一つはホップバイホップに経路選択する
方法で、もう一つは通信網の送信端エッジノードで宛先
アドレスまでの経路を指定する方法である。ここで、ホ
ップバイホップとは、通信ノードにコネクション接続用
のセットアップメッセージを送り、この通信ノードはセ
ットアップメッセージに記載された帯域に余裕のある次
経路を順次選択する方法である。また、エッジノードと
は、送信端または受信端の通信ノードを指す。
【0004】後者の方法をソースルーティングと呼び、
これを行うためには通信網のトポロジを送信端エッジノ
ードが知っていることが前提となる。ここで、ソースル
ーティングによる中継方法とは、ソースアドレスに続く
ルーティング情報により示されたブリッジおよびLAN
等を経由して中継する方法である。送信端のエッジノー
ドは通信網のトポロジ情報を元に宛先までの最短経路を
選択し、その経路を設定する。
【0005】ソースルーティングの代表例として、AT
Mフォーラムで仕様が策定されたPNNI(Private Net
work-Network Interface) がある。また、次世代のイン
ターネットプロトコルの標準であるIPv6でもソース
ルーティングが可能となるようにヘッダフォーマットが
決められている(文献名はRFC1883)。また、本
願出願人らの発明によるバースト回線交換網でも送信端
のエッジノードでソースルーティングを行う(特願平9
−334444号、本願出願時に未公開)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ソースルーティングを
行う場合には、送信端のエッジノードは通信網のトポロ
ジを知る必要ある。ここで、通信網のトポロジとは、通
信網の形態のことである。通信網は一般に、バス型、リ
ング型、スター型、メッシュ型の各トポロジ構成を持
つ。リンクの故障が発生した場合には、その情報が送信
端のエッジノードに伝搬されるまでの間に、送信端のエ
ッジノードが古いトポロジ情報でルーティングを行うと
通信ができない場合がある。また、経路上のリンクが他
のユーザによって使用されていた場合には、そのリンク
が使用可能となるまで待たなければならない。
【0007】これらの場合に、通信を継続するために、
経路上の途中の通信ノードで迂回経路を選択することが
考えられる。図5は従来の迂回路選択方法を示す図であ
る。図5において、通信ノードAからCへの最短経路上
に通信ノードBがある。図5では通信ノードA、B、C
のみを表記しているが、それら以外の通信ノードを表記
していない。ここで、通信ノードBから通信ノードCへ
の最短経路は通信ノードAからCへの最短経路の一部を
なす。ここで、通信ノードBから通信ノードCに向けた
リンクが使用できない場合には、通信ノードBは通信ノ
ードBと通信ノードCの間の第二最短経路を検索し、そ
の経路を選択することが考えられる。
【0008】しかしながら、この方法では以下に示すよ
うに閉じた経路ができてしまい所望の宛先アドレスまで
到達できない場合がある。図6は通信網の例を示す図で
ある。図6は通信ノードAからLとリンク1から16と
からなる通信網である。各リンクの長さは同じであると
して、通信ノードAから通信ノードEまでの経路選択を
考えると、最短経路はA−B−C−D−Eである。
【0009】送信端のエッジノードである通信ノードA
はこの最短経路を選択して通信を開始する。図7は障害
が発生した通信網の例を示す図である。ここで、図7に
示すように、通信ノードBと通信ノードCを結ぶリンク
3が輻輳もしくは故障で使用できなかった場合には、通
信ノードBは通信ノードEまでの最短経路であるリンク
3が使用できないので、通信ノードBから通信ノードE
までの第二最短経路であるB−F−G−D−Eを選択し
直す。
【0010】次に通信ノードFに来たときに、通信ノー
ドFと通信ノードGを結ぶリンク8が使用できない場合
には、通信ノードFは通信ノードFから通信ノードEま
での第二最短経路であるF−H−B−C−D−Eを選択
し直す。ところが、通信ノードBと通信ノードCを結ぶ
リンク3は使用できないので、通信ノードBまで戻った
ときに、再度、通信ノードFへの経路を選択してしま
い、閉じた経路ができてしまう。
【0011】図8は他の通信網の例を示す図である。図
9は障害が発生した他の通信網の例を示す図である。図
8に示す通信網は、図6の通信網から通信ノードGとリ
ンク8とリンク9を取り除いたものである。この例で
は、図9に示すように、通信ノードBでリンク3が使用
できないことが判った時点で、通信ノードFへの経路を
選択するが、通信ノードFではリンク3が使用できない
ことを知らないと、第二最短経路であるF−H−Bを選
択してしまい図7の例と同じく閉じた経路ができてしま
う。
【0012】このように閉じた経路ができてしまうの
は、経路選択を行う通信ノードがその通信ノードに直接
接続されているリンク以外の状態を知らないために起こ
るのである。
【0013】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、途中のリンクが輻輳や障害などで使用不能と
なっている場合でも、正しい宛先への経路を選択できる
経路選択装置を提供することを目的とする。本発明は、
通信網のスループットを向上させることができる経路選
択装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、リンクの使用
可否状態を通信ノード間で相互に通知し合うことによ
り、リンクが輻輳や故障で使用不能になった場合に、そ
のことを各通信ノードが持つ通信網のトポロジ情報に反
映させる。送信端のエッジノードは経路情報を作成する
際に、通信網のトポロジ情報からそのリンクを取り除い
た仮想的な通信網を構成し、最短経路を選択する。
【0015】また、リンクが使用不能となった情報がエ
ッジノードに伝わるまでの間は、一時的に不通の経路を
選択してしまう場合があるので、その場合に備えて、経
路上の途中の通信ノードでも同様に仮想的な通信網を構
成し、宛先までの最短経路を再度選択する。その経路上
のリンクが使用不能であることを知ると、その通信ノー
ドは通信網のトポロジ情報から使用不能のリンクを取り
除いた仮想的な通信網を構成し、その仮想的な通信網か
ら、送信端と受信端の間の経路情報のうち、送信端から
そのリンクまでの間に挟まれた全ての通信ノードとそれ
ら通信ノードに直接接続されたリンクを取り除く。その
ようにしてできた仮想的な通信網において、その使用不
能となったリンクの直前の通信ノードから宛先までの最
短経路を選択する。その経路情報で送信端と受信端の間
の経路情報のうち、その使用不能となったリンクの直前
の通信ノードから宛先までの経路情報を新しく選択した
経路情報で置き換えて経路選択を継続して行う。
【0016】すなわち、本発明は、複数の通信ノード
と、この複数の通信ノード間を相互に接続する複数のリ
ンクとを備え、送信端の通信ノードは、当該送信端から
受信端に至る経路を選択する手段を備えた経路選択装置
である。本発明の特徴とするところは、前記通信ノード
は、自己に接続されたリンクの使用可否状態を通信の有
無にかかわらず判定する手段と、この判定する手段の判
定結果を前記複数の通信ノード間で相互に通知し合う手
段と、この通知し合う手段により通知された使用可否状
態にしたがって通信網のトポロジを仮想的に再現する手
段とを備え、送信端の通信ノードは、前記再現する手段
により仮想的に再現された通信網上で当該送信端から受
信端に至る経路を選択する手段を備えたところにある。
【0017】これにより、途中のリンクが輻輳や障害な
どで使用不能となっている場合でも、正しい宛先への経
路を選択できる。したがって、通信網のスループットを
向上させることができる。
【0018】前記通信網のトポロジを仮想的に再現する
手段は、前記リンクの使用可否状態が変更になった都度
そのトポロジを更新する手段を含む構成とすることが望
ましい。あるいは、前記通信網のトポロジを仮想的に再
現する手段は、前記リンクの使用可否状態の変更にかか
わらずそのトポロジを周期的に更新する手段を含む構成
とすることもできる。
【0019】前記経路を選択する手段は、中継の通信ノ
ード数の少ない経路から順に選択する手段を含むことが
望ましい。
【0020】さらに、受信した指定経路情報にしたがっ
て当該指定経路の使用可否状態を確認する手段と、この
確認する手段により新たに使用不可と認識された経路が
あるときには当該指定経路を当該使用不可と認識された
経路を迂回するように変更する手段とを備える構成とす
ることが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1および図
2を参照して説明する。図1は本発明実施例の通信ノー
ドの要部構成図である。図2は本発明第一実施例を説明
するための通信網の障害例を示す図である。
【0022】本発明は、図2に示すように、複数の通信
ノードA〜Lと、この複数の通信ノードA〜L間を相互
に接続する複数のリンク1〜16とを備え、送信端の通
信ノードは、図1に示すように、当該送信端から受信端
に至る最短経路を選択する手段である経路選択部24を
備えた経路選択装置20である。
【0023】ここで、本発明の特徴とするところは、通
信ノードA〜Lは、自己に接続されたリンクの使用可否
状態を通信の有無にかかわらず判定する手段である使用
可否判定部21と、この使用可否判定部21の判定結果
を複数の通信ノードA〜L間で相互に通知し合う手段で
ある使用可否通知部22と、この使用可否通知部22に
より通知された使用可否状態にしたがって通信網のトポ
ロジを自ノード内に仮想的に再現する手段である仮想通
信網構成部23とを備え、送信端の通信ノードの経路選
択部24は、仮想通信網構成部23により仮想的に再現
された通信網上で当該送信端から受信端に至る最短経路
を選択するところにある。
【0024】本発明実施例では、仮想通信網構成部23
は、リンク1〜16の使用可否状態が変更になった都度
そのトポロジを更新する。他の例としては、リンク1〜
16の使用可否状態の変更にかかわらずそのトポロジを
周期的に更新するようにしてもよい。
【0025】経路選択部24は、中継の通信ノード数の
少ない経路から順に選択する。さらに、経路選択部24
は、受信した指定経路情報にしたがって当該指定経路の
使用可否状態を確認し、この確認により新たに使用不可
と認識された経路があるときには当該指定経路を当該使
用不可と認識された経路を迂回するように変更する。
【0026】また、情報の通信は通信装置30によって
行われる。このとき、リンクの使用可否情報は通信装置
30から使用可否判定部21に入力される。また、転送
すべき情報の宛先情報は通信装置30から経路選択部2
4に入力される。また、使用可否通知部22から他の通
信ノードへの使用可否通知情報は通信装置30を介して
他の通信ノードに転送される。経路選択部24が転送す
べき情報の宛先情報にしたがって経路を選択した後に、
指定経路情報生成部25は選択された経路にしたがって
指定経路情報を生成し、通信装置30に入力する。通信
装置30では、入力された指定経路情報により転送すべ
き情報を転送する。また、この指定経路情報も転送すべ
き情報とともに転送される。
【0027】
【実施例】(第一実施例)本発明第一実施例を図2を参
照して説明する。図2は、図7に示す通信網において、
通信ノードBと通信ノードCの間のリンク3と通信ノー
ドFと通信ノードGの間のリンク8が使用不能となった
場合に通信ノードAから通信ノードEへの経路選択を行
う場合を想定する。
【0028】リンク3とリンク8が使用不能となったこ
とは、図1に示す使用可否通知部22により、通信ノー
ドA〜L間で相互に通知し合うことにより、各通信ノー
ドA〜Lの仮想通信網構成部23に再現された仮想的な
通信網のトポロジ情報に反映させる。リンクの使用不能
となった情報を通信網内の全ての通信ノードA〜Lに伝
達させるには、D.Bertsekas とR.Gallagarらによる文献
Data Networks(2nd ed.,Prentice Hall,1992) の5.3 節
(p.p.418-433) の方法などを用いることにより可能であ
る。
【0029】この方法をごく簡単に説明すると、ある通
信ノードの隣接するリンクに障害が発生した場合に、そ
の通信ノードはそのリンク番号をメッセージに入れ、障
害が発生したリンク以外のリンクに向けて同報する。そ
のメッセージを受信した前記通信ノードに隣接する通信
ノードは、そのメッセージを受信したリンク以外のリン
クに向けてそのメッセージを同報する。このとき、同一
情報を通知するメッセージが重複しないようにするた
め、メッセージにはメッセージ番号を付与し、メッセー
ジを識別し、既に受信したメッセージであれば、他の通
信ノードに同報しない。このように、障害リンクの情報
を通信網内に伝搬させる。
【0030】このようにして得たリンクの使用不能であ
ることの情報にしたがって、通信ノードAの経路選択部
24は、リンク3とリンク8を取り除いた仮想的な通信
網のトポロジ情報に基づき、通信ノードAから通信ノー
ドEまでの最短経路を選択する。通信ノードAの指定経
路情報生成部25では指定経路情報としてA−B−H−
I−J−K−L−D−Eを作成する。これにより使用不
能となったリンクを使用することなく、最短の経路を選
択することができる。
【0031】(第二実施例)本発明第二実施例を図3を
参照して説明する。図3は本発明第二実施例を説明する
ための通信網の障害例を示す図である。本発明第一実施
例では、リンク3とリンク8が使用不能となった後に、
この情報が通信ノードAに伝搬する迄の間に、通信ノー
ドAは通信ノードEまでの最短経路としてA−B−C−
D−Eを選択してしまう。本発明第二実施例は、この点
を解決するものである。
【0032】通信ノードAはリンク3とリンク8が使用
不能となったことの通知を受け取る以前の仮想通信網構
成部23の仮想的な通信網のトポロジ情報を用いて、通
信ノードAから通信ノードEまでの最短経路としてA−
B−C−D−Eを選択する。次に通信ノードBまで来た
ときに、通信ノードBは、リンク3が使用不能であるこ
とを知っているので、通信ノードAとリンク2およびリ
ンク3を取り除いた仮想的な通信網を仮想通信網構成部
23に構成しており、通信ノードBの経路選択部24
は、通信ノードBから通信ノードEまでの最短経路を選
択する。この場合に、B−F−G−D−Eが仮想的な通
信網上での最短経路であるので、通信ノードBの指定経
路情報生成部25は、オリジナルの指定経路情報A−B
−C−D−Eのうち、B−C−D−Eの部分をB−F−
G−D−Eで置き換えたもの、すなわちA−B−F−G
−D−Eを新しい指定経路情報とする。
【0033】しかし、通信ノードFまで来たときに、通
信ノードFは、リンク8が使用不能であることを知って
いるので、通信ノードA、Bとリンク1、2、3、7、
10およびリンク8を取り除いた仮想的な通信網を仮想
通信網構成部23に構成しており、通信ノードFの経路
選択部24は、通信ノードFから通信ノードEまでの最
短経路を選択する。F−H−I−J−K−L−D−Eが
仮想的な通信網上での最短経路であるので、通信ノード
Fの指定経路情報生成部25は、通信ノードFに到着し
た時点での指定経路情報A−B−F−G−D−Eのう
ち、F−G−D−Eの部分をF−H−I−J−K−L−
D−Eで置き換えたもの、すなわちA−B−F−H−I
−J−K−L−D−Eを新しい指定経路情報とする。
【0034】このようにして、リンク3とリンク8が使
用不能であり、かつその情報をそれぞれ、通信ノードA
と通信ノードBが知らなくても、通信ノードAから通信
ノードEまでの最短経路を選択することができる。
【0035】(第三実施例)本発明第三実施例を図4を
参照して説明する。図4は本発明第三実施例を説明する
ための通信網の障害例を示す図である。図4は、図9に
示す通信網において、通信ノードBと通信ノードCの間
のリンク3が使用不能となった場合に通信ノードAから
通信ノードEへの経路選択を行う場合を想定する。
【0036】リンク3が使用不能となったことは、図1
に示す使用可否通知部22により、通信ノードA〜L間
で相互に通知し合うことにより、各通信ノードA〜Lが
持つ仮想通信網構成部23の仮想的な通信網のトポロジ
情報に反映させる。
【0037】このようにして得たリンクの使用不能であ
ることの情報にしたがって、通信ノードBの経路選択部
24は、リンク3を取り除いた仮想的な通信網のトポロ
ジ情報に基づき、通信ノードAから通信ノードEまでの
最短経路を選択する。通信ノードBの指定経路情報生成
部25では指定経路情報としてA−B−F−H−I−J
−K−L−D−Eを作成する。これにより使用不能とな
ったリンクを使用することなく、最短の経路を選択する
ことができる。
【0038】(実施例まとめ)このように、従来の経路
選択装置では、途中のリンクが輻輳や障害で使用不能な
場合に閉じた経路ができる場合があった。これは経路選
択を行う通信ノードがその通信ノードに直接接続されて
いるリンク以外の状態を知らないために起きる。本発明
では、途中のリンクが輻輳や障害などで使用不能となっ
ている場合でも、それまでに通過した通信ノードとそれ
に関するリンクと使用不能となっていることが判ってい
るリンクを取り除いた仮想的な通信網で最短経路を選択
し直すことにより、途中のリンクが輻輳や障害などで使
用不能となっている場合でも、閉じた経路を選択するこ
となく、正しく目的の宛先への経路を選択できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
途中のリンクが輻輳や障害などで使用不能となっている
場合でも、正しい宛先への経路を選択することができ
る。これにより、通信網のスループットを向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の通信ノードの要部構成図。
【図2】本発明第一実施例を説明するための通信網の障
害例を示す図。
【図3】本発明第二実施例を説明するための通信網の障
害例を示す図。
【図4】本発明第三実施例を説明するための通信網の障
害例を示す図。
【図5】従来の迂回路選択方法を示す図。
【図6】通信網の例を示す図。
【図7】障害が発生した通信網の例を示す図。
【図8】他の通信網の例を示す図。
【図9】障害が発生した他の通信網の例を示す図。
【符号の説明】
1〜16 リンク 20 経路選択装置 21 使用可否判定部 22 使用可否通知部 23 仮想通信網構成部 24 経路選択部 25 指定経路情報生成部 30 通信装置 A〜L 通信ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信ノードと、この複数の通信ノ
    ード間を相互に接続する複数のリンクとを備え、送信端
    の通信ノードは、当該送信端から受信端に至る経路を選
    択する手段を備えた経路選択装置において、 前記通信ノードは、自己に接続されたリンクの使用可否
    状態を通信の有無にかかわらず判定する手段と、この判
    定する手段の判定結果を前記複数の通信ノード間で相互
    に通知し合う手段と、この通知し合う手段により通知さ
    れたリンクの使用可否状態にしたがって通信網のトポロ
    ジを仮想的に再現する手段とを備え、 送信端の通信ノードは、前記再現する手段により仮想的
    に再現された通信網上で当該送信端から受信端に至る経
    路を選択する手段を備え、 前記通信ノードは、前記通知し合う手段により新たに使
    用不可となったことの通知を受け取ると前記仮想的な通
    信網のトポロジを変更する手段と、送信端の通信ノード
    の選択した指定経路が前記通知された使用不可経路を含
    む場合に前記更新された通信網のトポロジに基づいて
    れまでに通過した通信ノードおよび当該ノードに直接接
    続されたリンクおよび使用不可となったリンクを除いた
    最短経路を新たな指定経路情報として置き換える手段を
    備えたことを特徴とする経路選択装置。
  2. 【請求項2】 前記経路を選択する手段は、中継の通信
    ノード数の少ない経路から順に選択する手段を含む請求
    項1記載の経路選択装置。
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