JP3073634U - 携帯用飲料容器ホルダー半製品 - Google Patents
携帯用飲料容器ホルダー半製品Info
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- JP3073634U JP3073634U JP2000003624U JP2000003624U JP3073634U JP 3073634 U JP3073634 U JP 3073634U JP 2000003624 U JP2000003624 U JP 2000003624U JP 2000003624 U JP2000003624 U JP 2000003624U JP 3073634 U JP3073634 U JP 3073634U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで生産性が高く、且つ嵩張ることが
なく取り扱い性の優れた携帯用飲料容器ホルダー半製品
を提供する。 【解決手段】 発泡ポリウレタンシートから構成される
平板11は、筒状に形成されてペットボトル9を収納す
る筒状部をなす部分12と、筒状部をなす部分12を筒
状に固定して筒状部2とする固定手段と、を備えてい
る。長方形である筒状部をなす部分12の2つの長辺の
うち一方の中央には、長い帯状の第一突出部13が該長
辺に対して垂直に突設され、また、前記2つの長辺のう
ち他方の中央には、短い帯状の第二突出部14が該長辺
に対して垂直に突設されている。第一突出部13及び第
二突出部14の先端には、ペットボトル9の口頸部9a
を挿通する挿通穴15,15が設けられていて、このよ
うな第一突出部13と第二突出部14とから、前記固定
手段が構成されている。
なく取り扱い性の優れた携帯用飲料容器ホルダー半製品
を提供する。 【解決手段】 発泡ポリウレタンシートから構成される
平板11は、筒状に形成されてペットボトル9を収納す
る筒状部をなす部分12と、筒状部をなす部分12を筒
状に固定して筒状部2とする固定手段と、を備えてい
る。長方形である筒状部をなす部分12の2つの長辺の
うち一方の中央には、長い帯状の第一突出部13が該長
辺に対して垂直に突設され、また、前記2つの長辺のう
ち他方の中央には、短い帯状の第二突出部14が該長辺
に対して垂直に突設されている。第一突出部13及び第
二突出部14の先端には、ペットボトル9の口頸部9a
を挿通する挿通穴15,15が設けられていて、このよ
うな第一突出部13と第二突出部14とから、前記固定
手段が構成されている。
Description
【0001】
本考案は、筒状に形成することにより携帯用飲料容器ホルダーとなる平板状の 携帯用飲料容器ホルダー半製品に関する。
【0002】
最近、ペットボトルに充填された飲料は、飲料容器の小型化に伴い、屋外に携 帯され、屋外で、あるいは歩きながら飲まれることが増えてきている。その際に は、ペットボトルは、持ち歩くのに適した携帯用の飲料容器ホルダーに収納され て携帯されることが多い。
【0003】 従来の携帯用飲料容器ホルダーは、飲料容器を収納する筒状部を備えた構造を 有していて、縫いつけ,接着,あるいは一体成形等の方法により一体的に形成さ れていた。すなわち、従来の携帯用飲料容器ホルダーは、分解したり再度組み立 てたりできるような構造は有していなかった。
【0004】
このような従来の携帯用飲料容器ホルダーの製造においては、該携帯用飲料容 器ホルダーを構成する材料を縫いつけ等の方法により携帯用飲料容器ホルダーに 形成する工程が必要であることから、高コストとなり、また、生産性も高いとは 言えなかった。
【0005】 また、上記のように立体的な形状であるので、製品の保管時,搬送時,販売時 等に嵩張り、取り扱い性が劣っている。また、使用者が未使用時に保管,携帯す る場合においても同様である。さらに、宣伝用品として街頭等で頒布するのに適 しているとは言えなかった。 本考案は上記のような問題点を解決し、低コストで生産性が高く、且つ嵩張る ことがなく取り扱い性の優れた携帯用飲料容器ホルダー半製品を提供することを 課題とする。
【0006】
前記課題を解決するため、本考案は次のような構成からなる。すなわち本考案 の請求項1に記載の携帯用飲料容器ホルダー半製品は、断熱性を有する可撓性の 平板からなる携帯用飲料容器ホルダー半製品であって、前記平板は、筒状に形成 されて飲料容器を収納する筒状部をなす部分と、前記筒状部をなす部分を筒状に 固定して前記筒状部とする固定手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】 このような構成の携帯用飲料容器ホルダー半製品であれば、製品形状が平板状 であり、使用者が前記平板を筒状に形成して携帯用飲料容器ホルダーとするよう になっているので、製造において低コストで生産性が高い。 また、従来の携帯用飲料容器ホルダーは立体的に形成したものが完成品である ことから、素材,形状の違いは勿論のこと、表面に施した印刷等の装飾における 色彩や柄のみが違う場合のおいても、それぞれ完成品を製造しなければならない 。そのため、製品の種類が多数となりがちである。
【0008】 それに対して本考案の携帯用飲料容器ホルダー半製品であれば、製品形状が平 板状であるため、後から印刷等の装飾を施すことが可能である。したがって、後 から異なる装飾を施して多種の携帯用飲料容器ホルダー半製品とすることが可能 であるので、製品の種類を少なくでき、単納期を実現できる。 さらに、平板状であるため、製品の保管時,搬送時,販売時等において嵩張ら ず取扱い性が良好である。また、一度組み立てて携帯用飲料容器ホルダーとした ものを分解して、元の平板状の携帯用飲料容器ホルダー半製品に戻すことが可能 であるので(組み立て及び分解を何度も繰り返すことが可能である)、使用者は 未使用時には分解して平板状で保管,携帯し、使用時には組み立てて携帯用飲料 容器ホルダーとすることができるので、大変便利である。
【0009】 さらに、平板状で嵩張らず取扱い性が良好であるから、ポケットティッシュの ように宣伝用品として街頭等で頒布することも可能である。表面に宣伝用の表示 等を施して頒布すれば、高い宣伝効果を得ることが期待できる。 さらに、使用者が自らの手で前記平板から携帯用飲料容器ホルダーを組み立て るようになっているので、遊戯性も有している。また、使用者が自由に表面に装 飾を施すことが可能である。このようなことから、前記のように宣伝用品として 街頭等で頒布した場合は、配布された人の興味を大いに引いて、大きな宣伝効果 を持つことが期待できる。
【0010】 また、請求項2に記載の携帯用飲料容器ホルダー半製品は、請求項1の携帯用 飲料容器ホルダー半製品において、前記筒状部をなす部分を略矩形とするととも に、前記固定手段を、前記筒状部をなす部分が有する平行な二辺のうち一方の中 央に、該辺に対して垂直に突設した帯状の第一突出部と、前記二辺のうち他方の 中央に突設した第二突出部と、から構成し、前記第一突出部及び前記第二突出部 の先端に前記飲料容器の上端部を挿通する挿通穴を設けたことを特徴とする。
【0011】 このような構成であれば、容易に短時間で携帯用飲料容器ホルダーに組み立て ることが可能である。また、組み立てられた携帯用飲料容器ホルダーは、飲料容 器のほぼ全体を覆うことができるようになっていることから、保温性,保冷性に 優れている。 さらに、請求項3に記載の携帯用飲料容器ホルダー半製品は、請求項1の携帯 用飲料容器ホルダー半製品において、前記筒状部をなす部分を略矩形とするとと もに、前記固定手段を、前記筒状部をなす部分が有する平行な二辺のうち一方か ら突設された少なくとも1つの係合片と、前記筒状部をなす部分の前記係合片と 対向する位置に、前記二辺のうち他方に沿って設けられた係合穴と、から構成し たことを特徴とする。
【0012】 このような構成であれば、前記平板が単純な形状であることから、低コストで 製造することができる。 さらに、請求項4に記載の携帯用飲料容器ホルダー半製品は、請求項1の携帯 用飲料容器ホルダー半製品において、前記筒状部をなす部分を略矩形とするとと もに、前記固定手段を、前記筒状部をなす部分が有する平行な二辺に沿って前記 筒状部をなす部分に設けられた複数のひも用穴と、該ひも用穴に挿通して前記筒 状部をなす部分を筒状に固定するひも状部材と、から構成したことを特徴とする 。
【0013】 このような構成であれば、使用者が前記ひも状部材を前記ひも用穴に挿通して 携帯用飲料容器ホルダーを組み立てるようになっているので、遊戯性が高く使用 者の興味を大いに引くことが可能である。また、前記ひも状部材を手に持ったり 、肩に掛けたり、あるいは衣服の一部等に引っかけることにより携帯することが 可能であるので、携帯性に優れている。
【0014】
(第一実施形態) 図1は、第一実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品10を示す平面図であ り、図2は、第一実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品10から形成された 携帯用飲料容器ホルダー1の斜視図であり、図3は、携帯用飲料容器ホルダー1 の側面図である。なお、以下の説明における上下左右等の方向を示す用語は、特 に断りがない限り、説明の便宜上、各図におけるそれぞれの方向を意味する。
【0015】 平板11が、断熱性及び可撓性を有する発泡ポリウレタンシートから構成され ている。該平板11は、筒状に形成されてペットボトル9を収納する筒状部をな す部分12と、筒状部をなす部分12を筒状に固定して筒状部2とする固定手段 と、を備えている。 筒状部をなす部分12は長方形であって、その2つの長辺のうち一方の中央に は、長い帯状の第一突出部13が該長辺に対して垂直に突設されている。また、 前記2つの長辺のうち他方の中央には、短い帯状の第二突出部14が該長辺に対 して垂直に突設されている。これらの第一突出部13と第二突出部14とは、各 長辺の対向する位置に設けられている。また、第一突出部13及び第二突出部1 4の先端には、ペットボトル9の上端部9a(口頸部)を挿通する挿通穴15が 設けられていて、このような第一突出部13と第二突出部14とから、前記固定 手段が構成されている。なお、第一突出部13及び第二突出部14の長さは、先 端の挿通穴15をペットボトル9の上端部9aに挿通することができるような長 さである必要があり、第一突出部13は筒状部をなす部分12の短辺より長い必 要がある。
【0016】 このような携帯用飲料容器ホルダー半製品10を組み立ててペットボトル9を 収納する方法を、図1〜図3を参照しながら説明する。 まず、筒状部をなす部分12の2つの短辺を前方に持ち上げて、該両辺を重ね 合わせる。すなわち、筒状部をなす部分12を湾曲させて、収納するペットボト ル9の外径とほぼ同寸の内径の筒状に形成する。これにより筒状部2が形成され る。次に、第一突出部13をその根本(筒状部をなす部分12に近い部分)から 前方に屈曲させ、さらに上方に屈曲させる。そうすると、第一突出部13の根本 付近の部分が筒状部2の下方の開口部2aを覆って、ペットボトル9の底部を押 さえる携帯用飲料容器ホルダー1の底板を形成し、その他の部分が筒状部2のう ち前記2つの短辺を重ね合わせた部分を覆うこととなる。
【0017】 筒状部2の上方の開口部2bからペットボトル9を挿入した後、筒状部2の上 方の開口部2b付近に位置している第一突出部13及び第二突出部14の先端を 、ペットボトル9の上方から被せて、ペットボトル9の上端部9a(口頸部)を 第一突出部13及び第二突出部14の挿通穴15,15に挿通する。このことに より、携帯用飲料容器ホルダー1が筒状に固定された上、ペットボトル9が携帯 用飲料容器ホルダー1内に確実に保持されることとなる。
【0018】 (第二実施形態) 図4は、第二実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品20を示す平面図であ り、図5は、第二実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品20から形成された 携帯用飲料容器ホルダー1の斜視図である。なお、第一実施形態の携帯用飲料容 器ホルダー半製品10と同様の部分の説明は省略し、異なる部分のみ説明する。 また、図4及び図5においては、図1及び図2と同一又は相当する部分には、図 1及び図2と同一の符号を付してある。
【0019】 筒状部をなす部分12は長方形であって、その2つの短辺のうち一方には、逆 三角形状の係合片16の複数が突設されている。なお、この係合片16の形状は 特に限定されるものではなく、四角形,円形等でもよい。また、筒状部をなす部 分12の係合片16と対向する位置には、前記2つの短辺のうち他方に沿って、 係合片16を挿入する係合穴17が設けられている。そして、この係合片16と 係合穴17とから、前記固定手段が構成されている。
【0020】 このような携帯用飲料容器ホルダー半製品20を組み立ててペットボトル9を 収納する方法を、図4及び図5を参照しながら説明する。 まず、筒状部をなす部分12の2つの短辺を前方に持ち上げて、筒状部をなす 部分12を湾曲させ、収納するペットボトル9の外径とほぼ同寸の内径の筒状に 形成する。そして、各係合片16をそれぞれ対向する位置の係合穴17に挿入す る。これにより、筒状部をなす部分12が筒状に固定されて筒状部2を形成し、 携帯用飲料容器ホルダー1となる。このような携帯用飲料容器ホルダー1の筒状 部2にペットボトル9を収納すると、ペットボトル9は携帯用飲料容器ホルダー 1内に確実に保持されることとなる。なお、後述する第三実施形態の場合と同様 に、ペットボトル9の底部を押さえる底板を設けてもよい。
【0021】 (第三実施形態) 図6は、第三実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品30を示す平面図であ り、図7は、第三実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品30から形成された 携帯用飲料容器ホルダー1の斜視図である。なお、第一実施形態の携帯用飲料容 器ホルダー半製品10と同様の部分の説明は省略し、異なる部分のみ説明する。 また、図6及び図7においては、図1及び図2と同一又は相当する部分には、図 1及び図2と同一の符号を付してある。
【0022】 筒状部をなす部分12は長方形であって、その2つの短辺には、該短辺に沿っ て複数がひも用穴18が設けられている。そして、このひも用穴18と後述する ひも19とから、前記固定手段が構成されている。 また、筒状部をなす部分12が有する2つの長辺のうち一方には、ペットボト ル9の底部を押さえる携帯用飲料容器ホルダー1の底板を形成する円形板31が 連設されている。そして、円形板31の先端(筒状部をなす部分12に連続して いる部位と反対側)には、長方形の突出片32が設けられている。なお、同様の 円形板を前記2つの長辺のうち他方にも設けて、携帯用飲料容器ホルダー1の天 板(ふた)を形成してもよい。
【0023】 このような携帯用飲料容器ホルダー半製品30を組み立ててペットボトル9を 収納する方法を、図6及び図7を参照しながら説明する。 まず、筒状部をなす部分12の2つの短辺を前方に持ち上げて、筒状部をなす 部分12を湾曲させ、収納するペットボトル9の外径とほぼ同寸の内径の筒状に 形成する。そして、ひも19を複数のひも用穴18に挿通して、筒状部をなす部 分12を筒状に固定する。ひも19の形状,材質や、ひも19をどのような形態 でひも用穴18に挿通するかは、筒状部2を確実に筒状に固定できれば、特に限 定されない。
【0024】 次に、円形板31を筒状をなす部分12との連結部分において屈曲させて、円 形板31で筒状部2の下方の開口部2aを覆う。そして、突出片32を開口部2 aに向けて屈曲させ、筒状部2に収納したペットボトル9と筒状部2との間に挿 入して固定し、ペットボトル9の底部を押さえる携帯用飲料容器ホルダー1の底 板を形成する。
【0025】 このことにより、携帯用飲料容器ホルダー1が筒状に固定された上、ペットボ トル9が携帯用飲料容器ホルダー1内に確実に保持されることとなる。 このような第一〜第三実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品10,20, 30は、製品形状が平板状であり、使用者が平板11を筒状に形成して携帯用飲 料容器ホルダー1とするようになっているので、低コストで製造でき、また生産 性が高い。
【0026】 また、平板状であるため、後から印刷等の装飾を施すことが可能である。した がって、後から異なる装飾を施して多種の携帯用飲料容器ホルダー半製品とする ことが可能であるので、製品の種類を少なくでき、単納期を実現できる。 さらに、平板状であるため、製品の保管時,搬送時,販売時等において嵩張ら ず取扱い性が良好である。また、一度組み立てて携帯用飲料容器ホルダー1とし たものを分解して、元の平板状の携帯用飲料容器ホルダー半製品10,20,3 0に戻すことが可能であるので(組み立て及び分解を何度も繰り返すことが可能 である)、使用者は未使用時には分解し平板状で保管,携帯し、使用時には組み 立てて携帯用飲料容器ホルダー10,20,30とすることができるので、大変 便利である。
【0027】 さらに、平板状で嵩張らず取扱い性が良好であるから、ポケットティッシュの ように宣伝用品として街頭等で頒布することも可能である。表面に宣伝用の表示 等を施して頒布すれば、宣伝効果を得ることが期待できる。その上、配布された 人が自らの手で携帯用飲料容器ホルダー1への組み立てを行う形態となっていて 、さらに、ポケットティッシュ等と比較して宣伝用品としては目新しく新鮮であ るので、高い宣伝効果が期待できる。
【0028】 前記宣伝用の表示は特に限定されるものではなく、文字の他、絵,模様,マー ク,写真等を、単独または2種以上組み合わせて使用することができる。また、 このような表示は、単色で行ってもよいし、複数の色を組み合わせて行ってもよ い。さらに、表示の方法としては、印刷の他,手書き,刻印,宣伝用表示を備え た紙,フィルム等の貼付などの方法を、単独または2種以上組み合わせて使用す ることができる。
【0029】 さらに、使用者が自らの手で平板11から携帯用飲料容器ホルダー1を組み立 てるようになっているので、遊戯性も有している。また、使用者が自由に表面に 装飾を施すことが可能である。このようなことから、前記のように宣伝用品とし て街頭等で頒布した場合は、配布された人の興味を大いに引いて、大きな宣伝効 果を持つことが期待できる。
【0030】 さらに、柔軟な発泡ポリウレタンシートから構成されているので、使用者は容 易に筒状に形成して携帯用飲料容器ホルダー1とすることができる。また、ペッ トボトル9は確実に保持されやすい。 また、発泡ポリウレタンシートは断熱性を有しているので、保温性,保冷性が 優れている。
【0031】 ペットボトルが冷やされている場合には、結露による水滴がペットボトルの表 面に付着して、ペットボトルを手で持つ際に不快であったり、ペットボトルを載 置しているテーブルが濡れてしまったりするが、携帯用飲料容器ホルダー1に収 納されていれば、ペットボトル9の表面が携帯用飲料容器ホルダー1に覆われて いるから、付着する水滴は少量となり、また、付着した水滴は携帯用飲料容器ホ ルダー1に吸収されて、上記のような問題が生じることは防止される。
【0032】 さらに、ペットボトル9の口頸部9aが携帯用飲料容器ホルダー1の外部に露 出しているので、ペットボトル9を携帯用飲料容器ホルダー1に収納した状態で 、ペットボトル9から飲料を注ぎ出したり、ペットボトル9から直接飲んだりす ることができる。 特に、第一実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品10は、携帯用飲料容器 ホルダー1への組み立てが容易で、短時間で組み立てることができる。また、組 み立てたれた携帯用飲料容器ホルダー1は、ペットボトル9のほぼ全体を覆うこ とができるようになっていることから、保温性,保冷性に優れている。さらに、 デザイン的に優れていて、表面に宣伝用の表示等を施して宣伝用品として頒布す れば、高い宣伝効果を得ることが可能である。
【0033】 また、特に第二実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品20は、平板11が 単純な形状であることから、低コストで製造することができる。また、係合片1 6の形状によっては、係合片16をキャラクターとして活用することもできるの で、使用者の興味を引いたり、宣伝用品としたときに宣伝効果を高めることがで きる。
【0034】 さらに、特に第三実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品30は、使用者が ひも19をひも用穴18に挿通して携帯用飲料容器ホルダー1を組み立てるよう になっているので、遊戯性が高く使用者の興味を大いに引くことが可能である。 また、ひも19を手に持ったり、肩に掛けたり、あるいは衣服の一部等に引っか けることにより携帯することが可能であるので、携帯性に優れている。
【0035】 なお、これらの実施形態は本考案の一例を示したものであり、本考案は本実施 形態に限定されるものではない。 例えば、筒状をなす部分12の形状は、本実施形態においては長方形であった が、携帯用飲料容器ホルダーに形成可能であればその形状は特に限定されるもの ではない。
【0036】 また、本考案の携帯用飲料容器ホルダー半製品10,20,30を構成する材 料は、冷たいあるいは暖かい飲料を保冷あるいは保温できるような断熱性と、使 用者が平板11を容易に筒状に形成することができるような可撓性を有していれ ば、その材質は特に限定されるものではないが、発泡ポリウレタンのような気体 を内包した樹脂等が好適に使用される。
【0037】 さらに、ペットボトル9は、内容量が500mlのものでも1500mlのも のでもよく、その大きさに応じた携帯用飲料容器ホルダー半製品を製造すること ができる。また、本考案が適用可能な飲料容器はペットボトルに限定されるもの ではなく、その他の樹脂からなる容器,缶,瓶,紙パック等の紙製容器等にも適 用可能である。
【0038】
以上のように、本考案の携帯用飲料容器ホルダー半製品は、低コストで生産性 が高く、且つ嵩張ることがなく、取り扱い性が優れている。
【図1】第一実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】第一実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの斜視図
である。
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの斜視図
である。
【図3】第一実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの側面図
である。
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの側面図
である。
【図4】第二実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図5】第二実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの斜視図
である。
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの斜視図
である。
【図6】第三実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図7】第三実施形態の携帯用飲料容器ホルダー半製品
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの斜視図
である。
を組み立てて形成した携帯用飲料容器ホルダーの斜視図
である。
1 携帯用飲料容器ホルダー 2 筒状部 9 ペットボトル 9a 上端部 10,20,30 携帯用飲料容器ホルダー半製品 11 平板 12 筒状部をなす部分 13 第一突出部 14 第二突出部 15 挿通穴 16 係合片 17 係合穴 18 ひも用穴 19 ひも
Claims (4)
- 【請求項1】 断熱性を有する可撓性の平板からなる携
帯用飲料容器ホルダー半製品であって、前記平板は、筒
状に形成されて飲料容器を収納する筒状部をなす部分
と、前記筒状部をなす部分を筒状に固定して前記筒状部
とする固定手段と、を備えることを特徴とする携帯用飲
料容器ホルダー半製品。 - 【請求項2】前記筒状部をなす部分を略矩形とするとと
もに、前記固定手段を、前記筒状部をなす部分が有する
平行な二辺のうち一方の中央に、該辺に対して垂直に突
設した帯状の第一突出部と、前記二辺のうち他方の中央
に突設した第二突出部と、から構成し、前記第一突出部
及び前記第二突出部の先端に前記飲料容器の上端部を挿
通する挿通穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載
の携帯用飲料容器ホルダー半製品。 - 【請求項3】前記筒状部をなす部分を略矩形とするとと
もに、前記固定手段を、前記筒状部をなす部分が有する
平行な二辺のうち一方から突設された少なくとも1つの
係合片と、前記筒状部をなす部分の前記係合片と対向す
る位置に、前記二辺のうち他方に沿って設けられた係合
穴と、から構成したことを特徴とする請求項1に記載の
携帯用飲料容器ホルダー半製品。 - 【請求項4】前記筒状部をなす部分を略矩形とするとと
もに、前記固定手段を、前記筒状部をなす部分が有する
平行な二辺に沿って前記筒状部をなす部分に設けられた
複数のひも用穴と、該ひも用穴に挿通して前記筒状部を
なす部分を筒状に固定するひも状部材と、から構成した
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯用飲料容器ホル
ダー半製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003624U JP3073634U (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 携帯用飲料容器ホルダー半製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003624U JP3073634U (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 携帯用飲料容器ホルダー半製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3073634U true JP3073634U (ja) | 2000-11-30 |
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ID=43206849
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3073634U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022012995A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-18 | 真司 澤田 | 飲料容器用カバー |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000003624U patent/JP3073634U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2022012995A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-18 | 真司 澤田 | 飲料容器用カバー |
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