JP3073565B2 - 既知のタービン翼振動情報を含むシミレーション信号発生装置 - Google Patents

既知のタービン翼振動情報を含むシミレーション信号発生装置

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JP3073565B2
JP3073565B2 JP03244671A JP24467191A JP3073565B2 JP 3073565 B2 JP3073565 B2 JP 3073565B2 JP 03244671 A JP03244671 A JP 03244671A JP 24467191 A JP24467191 A JP 24467191A JP 3073565 B2 JP3073565 B2 JP 3073565B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • G01H1/003Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of rotating machines
    • G01H1/006Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of rotating machines of the rotor of turbo machines

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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気タービン発電機の動
作パラメータの分析に関し、さらに詳細には、タービン
発電機の状態を表わすデータのシミレーションに関す
る。
【0002】
【従来技術】タービンやそれと同様な機械には、各列が
回転軸部材に連結した放射状に延びる複数の翼よりなる
1つまたは2以上の翼列が設けられている。翼は複雑な
設計形状を有するのが普通であり、このため複数の振動
モードが発生する。これらの振動モードの1つまたは2
以上で作用する翼の固有共振振動数がその機械の定格回
転速度或いはその調波に一致すると、その翼がその常態
位置の周りで過度に振動する傾向がある。その振動の振
幅があるレベルを超えると、翼に望ましくない応力が生
じる。もしこの状態が検知または是正されない場合、翼
は最終的に破壊されて、非常に高いコストにつく機械の
運転停止が起こるため、この問題に対して補正措置を取
る必要がある。
【0003】既に運転中の機械の翼の振動をモニターす
ることは、圧力や温度の変化によりその翼の振動モード
が変化するため極めて重要なことである。翼の振動が過
大であるか否かをテストするためよく用いられている方
法の1つに、ひずみ計を回転翼に固着する方法がある。
センサーの情報はその機械の外側の分析装置へ、機械の
回転軸の種々の場所に固着した小型送信機により送られ
る。
【0004】この方式によると極めて高い精度が得られ
るが、その機械の内側に収容可能な送信機の数には限り
があるため、任意の時間にある特定の数の翼についての
みテスト可能であるという意味で制約があると言える。
かくして、全ての翼をテストするには、テストする新し
い群の翼ごとに必ずその機械を停止させてセンサーを正
しく固着させる必要がある。これらの送信機はタービン
内部の極めて過酷な環境に耐えるよう特殊な設計になっ
ているため、そのコスト及びバッテリーのコストは極め
て高いものである。これら装置の高いコストだけでなく
テストを行う人員のコストが、多くの発電所にとってこ
のテスト方法を採用する際の阻害要因となる。
【0005】かかる問題を軽減するため、翼先端の運動
を感知する永久取り付け型非接触近接センサーを用いる
別のテスト方法が開発されている。かかる装置の一例が
米国特許第4,573,358号に記載されている。こ
の装置では、翼列の周縁部の周りに複数のセンサーが等
しい間隔で配置されている。各センサーは、それを翼が
通過すると出力信号を発生するタイプのものである。各
センサーには、その出力信号を対応する狭いパルス信号
に変換するための信号調整手段が設けられている。モニ
ターすべき特定の翼がオペレーターにより翼選択回路に
入力される一方、別の回路によりセンサー出力パルスが
全て結合される。この結合された出力信号は翼振動モニ
ター(BVM)へ入力される。この翼振動モニターはセ
ンサー信号を分析して翼の振動を判定する。
【0006】別のタイプの翼振動モニターが、1989
年発行、American Society of M
echanical EngineersのD.M.R
asmussen編集のLatest Advance
s In Steam Turbine Desig
n, Blading, Repairs,Asses
sment And Condenser Inter
actionに発表された論文“Developmen
t And ApplicationOfA Blab
e Vibration Monitorに記載されて
いる。この論文は、各列たった2つのセンサーから得ら
れる情報から翼振動モニターを構成できることを示して
いる。
【0007】翼振動モニターの構成及びその入力信号を
発生するセンサーの数とは無関係に、全ての翼振動モニ
ターは複雑で精巧であるという特徴がある。そのため、
工場から出荷される前に翼振動モニターが正しい動作を
するか否かを評価する装置及び方法が必要である。さら
に、設置後翼振動モニターをテストし校正する簡単な方
法が必要となる。
【0008】本発明は、機械のタービン翼振動情報を含
む信号を発生する装置に関する。この装置は、翼振動モ
ニターの工場出荷前にそれが正しい動作をするか否かを
検証し且つ現場取付け後においてその翼振動モニターを
テストし且つ校正するために使用可能である。
【0009】本発明は、既知のタービン翼振動情報を含
むシミレーション信号を発生する装置であって、各時系
列が正弦波信号を近似するN個の時系列の不連続値を与
える第1の手段であって、プロセッサ手段、複数個の変
数を含む方程式を解くプログラムを蓄積した第1の部分
を有するメモリー手段、及びN個のバッファ手段よりな
り、前記プロセッサ手段が前記メモリー手段の前記第1
の部分に応答して前記プログラムを実行することにより
前記N個の時系列の不連続値を発生し、各時系列の不連
続値が前記N個のバッファ手段に蓄積される第1の手段
と、各々が前記N個の時系列のうち1つの時系列の不連
続値を受けてそれらの値から既知のタービン翼振動情報
を含むゼロ交差を有するアナログ信号を発生するN個の
コンバータ手段と、各々が前記N個のコンバータ手段の
うち1つのコンバータ手段に応答して前記アナログ信号
をフィルタするN個のフィルタ手段と、1回転ごとに1
つのパルスをシミレーションする出力パルスを発生する
第2の手段と、前記N個のコンバータ手段と出力パルス
を発生する前記第2の手段とに入力されて前記N個のコ
ンバータ手段の動作を出力パルスを発生する前記第2の
手段の動作に同期させるクロックパルスを発生するクロ
ック手段とよりなるシミレーション信号発生装置を提供
する。
【0010】
【0011】本発明の装置は、翼振動モニターが必要と
する全ての入力信号をシミレーションするために使用可
能である。翼振動モニターへの信号入力に既知のタービ
ン翼振動情報を取り込むことにより、その翼振動モニタ
ーが正しく動作しているか否か判定することができる。
既知のタービン翼振動情報を取り込んだ情報のシミレー
ションもまた、翼振動モニターを校正する目的で使用す
ることができる。本発明の装置はまた、翼振動モニター
のマーケティングツールとして用いることもできる。本
発明の上述のまたはその他の利点及び長所は、以下の本
発明の実施例についての説明から明らかになるであろ
う。
【0012】
【実施例】図1は、代表的な数の翼を図示したタービン
翼列の単純化した軸方向図である。図示のタービン翼列
では、タービン翼列の典型的には120の翼のうち7個
の翼B1−B5、B119、B120を図示してある。
この翼列の全ての翼は公知の態様でディスク12により
回転軸10に連結してある。図示の翼列は120個の翼
よりなるが、かかる数は典型的な例についてのものであ
るにすぎない。
【0013】複数個(N個)のセンサーが翼列の周縁部
の周りに配置され、各センサーは各翼がそのセンサーを
通過すると公知の態様で出力信号を与えるように作動す
る。図1の例では、NはセンサーS1−S12を表わす
12に等しく、各センサーがそれぞれセンサー信号V1
−V12を発生する。これらのセンサーは翼列の周囲に
亘り等しく離隔してある。センサーS1−S12は保持
手段14によりそれぞれの位置に剛性的に保持されてお
り、この保持手段14は特定の機械につき特注したもの
か或いはタービンケーシングのようにその機械の一部で
ある。
【0014】図1はさらに基準センサーR1を示すが、
このセンサーR1は回転軸10上の標識16と協働して
回転軸10の1回転につき1個のパルス15、即ちOP
Rパルス15を有する出力信号を発生するよう作動す
る。図示しないが、60個の歯を有する歯付きウィール
と共に作動する別のセンサーを設けて軸の1回転につき
60個のパルスよりなる出力信号を発生させるようにす
るのも公知である。出力信号Vout及び1回転につき
60個のパルスを有する出力信号は、多くのタービン装
置に普通用いられているものであり、それは制御の目的
に利用される。
【0015】
【動作原理】翼に振動がない場合、各センサーS1−S
12からの予想センサー信号V1−V12は時間の関数
として以下の式で表わされる。
【0016】
【数1】 上式において、Bは翼数、tは継続時間(秒)、Top
rは1回転にかかる時間または周期(秒)、φはOP
Rパルス15発生時におけるモニター中の翼の位置に関
するセンサーの位置である。
【0017】振動が存在する場合、センサー信号V
(t)の実際の零交差時間は予想される零交差時間から
小さな量Δtだけ変わる。かくして、式(1)は振動が
存在するとき下式のようになる。
【0018】
【数2】 Δtのフーリエ級数は以下のようになる。
【0019】
【数3】 上式において、 α=Topr/R、 R=タービンの軸10の中心から翼先端までの測定半
径、 k=調波の指標、 M=考慮する調波の数、 d2k、d k−1=それぞれk番目及びk−1番目の
調波の二次翼先端変位量(ミル)、 h=k番目の調波、 d2M+1=静的先端変位量(ミル)である。
【0020】毎秒の回転数(RPS)はサンプル間の時
間を下記の式が成立するように変動することにより制御
できる。
【0021】
【数4】 上式においてLは1回転ごとのサンプル数、Tsはサン
プル期間である。
【0022】式(2)を不連続時間につき実行するため
に、連続時間の指標tは下記の式を用いて変換される。
【0023】
【数5】 上式においてjはサンプルの指標である。
【0024】式(4)からTopr=LTsであり、式
(5)からt=jTsであることを知ると、式(2)の
t/Toprはj/Lに等しいことが示される。式
(2)及び式(3)において代入を行い、Δtの不連続
時間バージョンとしてΔt(j)を導入すると、センサ
ー信号V(t)の不連続時間バージョンV(j)は以下
のようになる。
【0025】
【数6】 上式において、
【0026】
【数7】 式(7)と(3)は本質的に同一であるが、式(3)中
の項t/Toprは式(8)のj/Lで置き換えられて
いる。
【0027】式(7)から、考慮する各調波(M)につ
いてのΔt(j)の計算は、変位量の項d2k−1、d
2k、d2M+1に値を与え、1回転ごとのサンプル数
(L)を与えることによって実行できることが分かる。
Δt(j)の値を計算すると、V(j)の値は式(6)
より翼数(B)及びOPRパルス15発生時の翼位置に
関するセンサー位置を知ることによって計算可能であ
る。
【0028】
【実施方法】本発明により構成した診断装置18は、上
述した動作原理を実行するためのもので図2に示す。こ
の装置18は、マイクロプロセッサまたはパーソナルコ
ンピュータ20により制御される。マイクロプロセッサ
20は、式(6)及び(7)を解くプログラムの蓄積に
適当なタイプのメモリー22を有する。かかるプログラ
ムの作成には公知のプログラミング技術以上のものは必
要とされないので、さらに詳しい説明は省く。またこの
マイクロプロセッサ20にはキーボード及びCRTのよ
うな標準型入出力装置60が結合されている。N個のバ
ッファ24、26、28が設けられており、これらはマ
イクロプロセッサ20に応答する。Nは診断装置18が
信号をシミレーションするセンサーの数に等しい。N個
のバッファ24、26、28はそれぞれ関連のデジタル
/アナログコンバータ34、36、38を有し、それら
は16ビットのデジタル/アナログコンバータである。
各デジタル/アナログコンバータ34、36、38は、
それに応答するローパスフィルタ44、46、48を有
する。各ローパスフィルタ44、46、48は(BxR
PS)Hzで始まるカットオフ周波数を有し、1/(2
Ts)Hzにおいて16ビットのデジタル/アナログコ
ンバータに対しストップバンド減衰が96dBである。
【0029】マイクロプロセッサ20のピン50は低い
状態と高い状態の間でトグルすることができる。ピン5
0が高い状態をとる時間を制御することにより、ピン5
0で得られる出力信号がOPRパルス15をシミレーシ
ョンする出力パルス52を含む。マイクロプロセッサ2
0は、サンプル指標をモニターするプログラムによりピ
ン50で得られる出力信号を制御できる。例えば、サン
プル数(L)が1200の場合、ピン50の出力はサン
プル指標が1200になると高いレベルにセットされ、
サンプル指標が1にリセットされると低い値にセットさ
れる。しかしながら、如何にして出力パルス52が発生
するかは本発明の重要な特徴ではない。従って、ピン5
0をトグルする任意の公知の方法を用いることができ
る。出力パルス52は、フリップフロップ(双安定マル
チバイブレータ)54へ入力される。マイクロプロセッ
サ20により制御されるクロック56は、周波数が1回
転ごとのサンプル数(L)と毎秒の回転数(RPS)と
を掛け合わせた値であるクロックパルス58を発生す
る。このクロックパルス58は、各デジタル/アナログ
コンバータ34、36、38とフリップフロップ54へ
入力される。クロックパルス58の目的は、デジタル/
アナログコンバータ34、36、38の動作をフリップ
フロップ54の動作と同期させることにある。従って、
出力パルス52がフリップフロップ54の入力端子に現
れるのであるが、それはフリップフロップ54がクロッ
クパルス58を受信するまではそれから出力されない。
このようにして、同期が行われる。その後、出力パルス
52はフリップフロップ54をリセットするために用い
られる。
【0030】診断装置18の動作の一例を説明する。診
断装置18が2つのセンサーが発生する信号を受信する
よう設計した翼振動モニターと共に用いられるものと仮
定する。さらに、これらのセンサーは図1に示したS2
とS6であり、検査する翼はB1であると仮定する。
【0031】マイクロプロセッサ20のメモリー22に
蓄積した式(6)及び(7)を解くプログラムにより、
ユーザーは入出力装置60を介して以下の情報をマイク
ロプロセッサ20へ入力する。
【0032】B=120 L=1200 φs1=30°(センサーS2に対応する) φs2=150°(センサーS6に対応する) M=1 h=3(考慮する調波は第3調波であると仮定する) RPS=60 ユーザーが入出力装置60を介して既知の翼振動情報を
与える。例えば、 d=300ミル d=0ミル(第3調波) d=400ミル(先端の静的撓曲) 式(6)及び(7)を評価するに必要な情報が与えられ
ると、マイクロプロセッサ20は第1のセンサーS2に
関して式(7)を評価してΔt(j)の値を得、この値
を用いて式(6)を評価することによりV(j)の値を
得る。jはサンプルの指標である。このプロセスは、
(j)の各値に対して各々がセンサー信号V2を表わす
第1のシリーズの不連続な値をマイクロプロセッサ20
が出力するように繰り返される。このシリーズの不連続
値はバッファ24に蓄積される。そして、このプロセス
は第2のセンサーS6に付き繰り返され、jの種々の値
につき信号V6を表わす第2のシリーズの不連続値が発
生されてバッファ26に蓄積される。
【0033】クロックパルス56により同期されるデジ
タル/アナログコンバータ34及びデジタル/アナログ
コンバータ36は、不連続なデジタル値をそれぞれ対応
のアナログ値に変換する。この各アナログ値は連続信号
V2またはV6の一部をそれぞれ表わす。各デジタル/
アナログコンバータ34,36の出力はその関連のロー
パスフィルタ44,46へ入力され、このフィルタがア
ナログ値をそれぞれ連続正弦波信号V2,V6を与える
よう平滑する。信号V2及びV6は零交差を有し、これ
らの零交差に既知の翼振動情報が取り込まれている。こ
れらの信号は翼振動モニターへ入力される。
【0034】信号V2及びV6の発生と同時に、マイク
ロプロセッサ20はOPRパルス52を有する出力信号
を発生し、このOPRパルスが上述したようにフリップ
フロップ54により同期された後、翼振動モニターへ入
力される。このOPRパルス52は、センサーR1によ
り発生されるOPRパルス15をシミレーションする。
この翼振動モニタは、もし正しく機能しているなら、そ
れへの入力信号を評価して信号V2及びV6に取り込ま
れている既知の振動情報に相当する振動をその翼が経験
していることを示す。
【0035】2つのセンサーに関する上述の例は、N個
のセンサーからの入力信号を必要とする翼振動モニタに
当てはまるように拡張可能なことが明らかである。
【0036】図3は診断装置18の別の実施例を示す。
この図3において、図2において説明したものと同じ機
能を有する構成要素には同一の参照番号を付してある。
図2の実施例と図3の実施例との主要な相違は、OPR
パルス52の発生についてである。図3の実施例では、
マイクロプロセッサ20が、サンプルの指標をモニター
してその指標が1200に達した時、蓄積のためOPR
バッファ62へ“1”を出力するプログラムを有してい
る。OPRバッファ62に蓄積されるこの情報はデジタ
ル/アナログコンバータ64へ入力されるが、このコン
バータにはそれに応答するローパスフィルタ66が接続
されている。OPRバッファ62、デジタル/アナログ
コンバータ64及びローパスフィルタ66は、前述した
のと同じ態様で機能する。しかしながら、データが処理
される結果、シミレーションされるセンサー信号でなく
てOPRパルスが発生する。本発明のテストは図3に示
した診断装置18を構成し作動させることによる済んで
いるが、図2の実施例の図3の実施例に対する利点は、
OPR信号52が高価なデジタル/アナログコンバータ
64でなくてコストの低いフリップフロップ54により
発生されるという点にある。
【0037】
【0038】以上、本発明を好ましい実施例につき説明
したが、当業者には別の変形例や設計変更が容易に想倒
されるであろうことが明らかである。かかる変形例及び
設計変更は本明細書及び頭書した特許請求の範囲に包含
されるよう意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は代表的な数の翼を示すタービン翼列の単
純化した軸方向図である。
【図2】図2は本発明により構成した診断装置のブロッ
ク図である。
【図3】図3は本発明により構成した診断装置の別の実
施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 回転軸 12 ディスク 14 保持手段 15 OPRパルス 16 標識 B1−B120 タービン翼 S1−S12 センサー V−V12 センサー信号 18 診断装置 20 マイクロプロセッサまたはパーソナルコンピュー
タ 22 メモリー 24,26,28 バッファ 34,36,38 デジタル/アナログコンバータ 44,46,48 ローパスフィルタ 50 ピン 54 フリップフロップ 56 クロック 58 クロックパルス 60 入力/出力装置 62 OPRバッファ 64 デジタル/アナログコンバータ 66 ローパスフィルタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既知のタービン翼振動情報を含むシミレ
    ーション信号を発生する装置であって、 各時系列が正弦波信号を近似するN個の時系列の不連続
    値を与える第1の手段であって、プロセッサ手段、複数
    個の変数を含む方程式を解くプログラムを蓄積した第1
    の部分を有するメモリー手段、及びN個のバッファ手段
    よりなり、前記プロセッサ手段が前記メモリー手段の前
    記第1の部分に応答して前記プログラムを実行すること
    により前記N個の時系列の不連続値を発生し、各時系列
    の不連続値が前記N個のバッファ手段に蓄積される第1
    の手段と、各々が前記N個の時系列のうち1つの時系列の不連続値
    を受けてそれらの値から既知のタービン翼振動情報を含
    ゼロ交差を有するアナログ信号を発生するN個のコン
    バータ手段と、各々 が前記N個のコンバータ手段のうち1つのコンバー
    タ手段に応答して前記アナログ信号をフィルタするN個
    のフィルタ手段と、 1回転ごとに1つのパルスをシミレーションする出力パ
    ルスを発生する第2の手段と、前記N個のコンバータ手段と出力パルスを発生する前記
    第2の手段とに入力されて前記N個のコンバータ手段の
    動作を出力パルスを発生する前記第2の手段の動作に同
    期させる クロックパルスを発生するクロック手段とより
    なるシミレーション信号発生装置。
  2. 【請求項2】 出力パルスを発生する前記第2の手段が
    マルチバイブレータ手段を含み、前記メモリー手段が前
    記出力パルスを発生させるプログラムを蓄積する第2の
    部分を有し、前記プロセッサ手段が前記メモリー手段の
    第2の部分に応答して前記プログラムを実行することに
    より前記出力パルスを発生させ、前記マルチバイブレー
    タ手段が前記出力パルスとクロックパルスとを受信する
    ことを特徴とする請求項に記載のシミレーション信号
    発生装置。
  3. 【請求項3】 出力パルスを発生する前記第2の手段が
    前記出力パルスを発生するプログラムを蓄積する前記メ
    モリー手段の第2の部分を含み、前記プロセッサ手段が
    前記メモリー手段の前記第2の部分に応答して前記プロ
    グラムを実行することにより前記出力パルスを発生さ
    せ、出力パルスを発生する前記第2の手段がさらに、前
    記出力パルスを受信するOPRバッファー手段と、前記
    OPRバッファー手段と前記クロックパルスとに応答し
    て前記出力パルスを同期させるOPRコンバータ手段
    と、前記OPRコンバータ手段に応答して前記出力パル
    スをフィルターするOPRフィルター手段とを含むこと
    を特徴とする請求項に記載のシミレーション信号発生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の手段が前記方程式のパラメー
    タの新しい値を前記メモリー手段に入力する入力手段を
    含むことを特徴とする請求項に記載のシミレーション
    信号発生装置。
  5. 【請求項5】 前記クロックパルスの周波数が1回転ご
    とのサンプル数に毎秒の回転数を掛けた値に等しいこと
    を特徴とする請求項1に記載のシミレーション信号発生
    装置。
JP03244671A 1990-08-30 1991-08-29 既知のタービン翼振動情報を含むシミレーション信号発生装置 Expired - Lifetime JP3073565B2 (ja)

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