JP3073391U - 巻き取り式バリケード - Google Patents

巻き取り式バリケード

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JP3073391U
JP3073391U JP2000003361U JP2000003361U JP3073391U JP 3073391 U JP3073391 U JP 3073391U JP 2000003361 U JP2000003361 U JP 2000003361U JP 2000003361 U JP2000003361 U JP 2000003361U JP 3073391 U JP3073391 U JP 3073391U
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泰弘 富永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の位置に短時間で設置でき、コンパクト
に小さく収納することのできる、簡易なバリケードを提
供する。 【解決手段】 立ち入り禁止区画を設置するための2本
の支柱2a,2b,間にガード3を張設するバリケード
1において、ガード3が合成繊維または合成樹脂製のネ
ットからなり、ガード3は一方の支柱2a内に巻き取っ
て収納しうるようにした巻き取り式バリケード1を構成
するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電力工事等に伴う立ち入り禁止区画を設置するにあたり、2本の支 柱を敷設して、その間にガードを張設する巻き取り式バリケードに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力工事等に伴う立ち入り禁止区画の防護柵を設置するにあたっては、 図5に示すように、2本の円錐パイルP,Pからなる支柱を敷設して、その 間に、赤色と白色の斑(まだら)模様の通行止め棒Hからなるガードの両端の 輪R,Rを円錐パイルP,Pの頂部に嵌挿・架設してバリケードとしてい た。
【0003】 また、図6のように、同じく2本のパイルP,Pからなる支柱を敷設し て、その間に黒色と黄色の斑模様のトラ縄ロ−プLからなるガードを、パイ ルP,Pの頂部に緊締・張設してバリケードとしていた。
【0004】 あるいはまた、図7のように、2個の穴空きブロックB,Bを予め埋設し、こ れにポ−ルO,Oからなる支柱を挿着して立設し、両ポ−ルO,O間に上半分が 赤色で下半分が白色の樹脂製ネットNからなるガードを繋着・張設してバリケー ドとしていた。
【0005】 しかし、これらの現状方式は、何れも支柱とガードが別個のものからなってお り、しかも小さく収納することができないために嵩高く、現場への輸送と設置は 労力と時間がかかる作業となっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記の事情に鑑み、本考案は、任意の位置に短時間で設置でき、コンパクトに 小さく収納することのできる簡易な巻き取り式バリケードの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を達成するために、立ち入り禁止区画を設置するための2 本の支柱間にガードを張設するバリケードにおいて、ガードが合成繊維または合 成樹脂製のネットからなり、該ガードは一方の支柱内に巻き取って収納しうるよ うにした巻き取り式バリケードを構成するものである。
【0008】
【考案の実施の態様】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。図1は、本考案の巻き取 り式バリケードを張設した状態の一実施例を示す斜視図である。図2は、図1の 巻き取り式バリケードを巻き取って収納した状態を示す斜視図である。
【0009】 図1において、本考案の巻き取り式バリケード1は、電力工事等の現場で、危 険な工事現場に関係者以外を立ち入り禁止にするために、禁止区画の防護柵を仮 設するものである。バリケード1は、2本の円柱状支柱2a,2bと、この間に 張設するネット状のガード3とからなっている。
【0010】 図1では、左側の一方の支柱2aが巻き取り側であって、上部の直径D1は本 実施例の場合、75mmの太い円柱をなし、その円柱状支柱2aの円周側面には 幅40mmのガード3の引出口となる、縦に凹状欠切4を有している。図1の右 側にある他方の支柱2bが引き伸ばし側であって、上部の直径Dは本実施例 の場合25mmの細い円柱をなし、ガード3を支柱2a側に巻き取って収納した 時には、図2に示すように、支柱2aの欠切部4内に収納され、バンド5で締結 される。
【0011】 図2のように収納されている支柱2bは、バンド5を外し右手の矢印Aの 方向に引っ張ればガード3を延展させることができ、ガード3は本実施例の場 合、図1の幅Wは960mm、長さLは2500mmの合成繊維製のネッ トである。本考案のネット3は合成繊維製のため柔軟で、金網のような硬質で はないので、簡単に巻き取ることができる。ただ、合成繊維製のネットが腰の ない場合には、図示してないが、形状を保持するための合成樹脂製の心棒を入 れて、縦方向や外郭形状を保つようにしてもよい。
【0012】 同じく図示してないが、巻き取り側の支柱2a内には、巻き取る心棒とスプリ ングと、ネット3の引き出しを定位置で止めるためのプレッサーローラと、プレ ッサーローラを弛緩させるためのプッシュボタンとを付設して、巻き取りが自動 化されるようにしてもよい。
【0013】 支柱2aと支柱2bの下部の脚6,6は、折り畳んだ状態で高さHが30 0mmで、図2に示す状態でも安定して立設している。従って、立脚させる場 合には、カップリング7,7を下方にスライドさせて、図1に示すように三脚 を開脚すれば、屋外でも安定して立設させることができる。本考案のバリケー ド1は、以上のように延展・収納を簡単に行なうことができる。
【0014】 図3は、本考案の巻き取り式バリケードを張設した状態の他の実施例を示す 斜視図である。図4は、図3の巻き取り式バリケードを巻き取って収納した状態 を示す分解斜視図である。
【0015】 図3と図4に示す巻き取り式バリケード11は、2本の円柱状支柱12a,1 2bと、この間に張設するネット状のガード13と、支柱12a,12bを支持 するパイル18,18とからなっている。
【0016】 図3では、左側の一方の支柱12aが巻き取り側であって、上部の直径D は本実施例の場合75mmの太い円柱状をなし、図3の右側にある他方の支柱 12bが引き伸ばし側であって、上部の直径Dは本実施例の場合25mmの 細い円柱状をなし、ガード13を巻き取って収納した時には、図4のように収 納されてバンド15で締結される。
【0017】 両パイル18は、鋳物製で少々の風圧にも耐えることができ、上端には穴19 が穿設され、支柱下端の先端部20を着脱自在に嵌挿しうるようになっている。 図4に示すように、収納されている支柱12bは、バンド15を外して右手の矢 印A2の方向に引っ張ればガード13を延展させることができるが、ガード13 は本実施例の場合、図3の幅Wは850mm、長さLは2500mmの合成 樹脂製のネットである。本考案のネット13は、合成樹脂製のため腰があるので 形状が維持され、しかも巻き取ることができる。
【0018】 同じく図示してないが、巻き取り側の支柱12a内には、巻き取る心棒とスプ リングと、ネット13の引き出しを定位置で止めるためのプレッサーローラと、 プレッサーローラを弛緩させるためのプッシュボタンとを付設して、巻き取りが 自動化されるようにしてもよい。
【0019】 支柱12aと支柱12bの先端部20,20は、パイル18,18に嵌挿した 状態で、脚の高さHは150mmあるので、ネット最上部までの高さは10 50mmになり、屋外の任意の位置に安定して立設させることができる。本考案 のバリケード11は、以上のように、延展・収納を簡単に行なうことができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案のバリケードは巻き取ることによって、小さくコンパクトに収納するこ とができ、また簡単に短時間で延展させることができる。
【0021】 本考案のバリケードは、任意の位置に簡易な設置が可能であり、現場への輸送 労力も楽な作業とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の巻き取り式バリケードを張設した状態
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の巻き取り式バリケードを巻き取って収納
した状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の巻き取り式バリケードを張設した状態
のまた別の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3の巻き取り式バリケードを、巻き取って収
納した状態を示す分解斜視図である。
【図5】従来の通行止め棒からなるバリケードの一例を
示す斜視図である。
【図6】従来のトラ縄ロープからなるバリケードの別な
例を示す斜視図である。
【図7】従来の樹脂製ネットからなるバリケードの更に
別な例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,11 : バリケード 2a,2b : 支柱 12a,12b : 支柱 3,13 : ネット状のガード 4 : 支柱の欠損部 5,15 : 締結バンド 6 : 支柱の脚 7 : 脚のカップリング 18 : パイル 19 : パイルの穴 20 : 支柱下端の先端部 A,A : ネットを延展させる矢印方向 D,D : 支柱の直径 D,D : 支柱の直径 H,H : 脚の高さ L,L : ネツトの長さ W,W : ネツトの幅

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立ち入り禁止区画を設置するための2本
    の支柱間にガードを張設するバリケードにおいて、前記
    ガードが合成繊維または合成樹脂製のネットからなり、
    前記ガードは一方の支柱内に巻き取って収納しうるよう
    にしたことを特徴とする巻き取り式バリケード。
  2. 【請求項2】 巻き取る側の支柱内に、巻き取り芯とス
    プリングを付設した請求項1記載の巻き取り式バリケー
    ド。
JP2000003361U 2000-05-19 2000-05-19 巻き取り式バリケード Expired - Fee Related JP3073391U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064284A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 作業場区画ネット
JP2017155460A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 ロール式安全柵

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