JP3072709U - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
- Publication number
- JP3072709U JP3072709U JP2000002642U JP2000002642U JP3072709U JP 3072709 U JP3072709 U JP 3072709U JP 2000002642 U JP2000002642 U JP 2000002642U JP 2000002642 U JP2000002642 U JP 2000002642U JP 3072709 U JP3072709 U JP 3072709U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic cylinder
- fork
- injection molding
- molding machine
- joints
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧シリンダを受け盤と可動型台との間に設
置可能で、作動能力を減少させずに臂が油圧シリンダに
ぶつからないようにした射出成形機を提供する。 【解決手段】 第1臂11と第2臂12と第3臂13と
で構成される臂1を設け、油圧シリンダ4を受け盤2と
可動型台3との間に設置する。油圧シリンダ4のピスト
ンロッド41の外端は受け盤2と固設し、その中段部は
第1臂11と固結するので、油圧シリンダ4はピストン
ロッド41に力を施すと前後に移動し、それに伴い第1
臂11が一緒に移動し、枢軸的に連結されている第2臂
12および第3臂13が移動する。第2臂12および第
3臂13の関節部5間の間隔は油圧シリンダ4の外径よ
りも大きいので、油圧シリンダ4が作動すると臂1も一
緒に作動し、第3臂13と連結している可動型台3を前
後に移動させ、型の開閉をさせる。臂1の移動過程中、
臂1は油圧シリンダ4とぶつからない。
置可能で、作動能力を減少させずに臂が油圧シリンダに
ぶつからないようにした射出成形機を提供する。 【解決手段】 第1臂11と第2臂12と第3臂13と
で構成される臂1を設け、油圧シリンダ4を受け盤2と
可動型台3との間に設置する。油圧シリンダ4のピスト
ンロッド41の外端は受け盤2と固設し、その中段部は
第1臂11と固結するので、油圧シリンダ4はピストン
ロッド41に力を施すと前後に移動し、それに伴い第1
臂11が一緒に移動し、枢軸的に連結されている第2臂
12および第3臂13が移動する。第2臂12および第
3臂13の関節部5間の間隔は油圧シリンダ4の外径よ
りも大きいので、油圧シリンダ4が作動すると臂1も一
緒に作動し、第3臂13と連結している可動型台3を前
後に移動させ、型の開閉をさせる。臂1の移動過程中、
臂1は油圧シリンダ4とぶつからない。
Description
【0001】
本考案は、型の開閉を操作する臂を有する射出成形機に関する。
【0002】
従来より一般に見られる臂構造式射出成形機の臂は、例えば図5に示すように 、可動型台10と受け盤20との間にこの臂30が設置され、第1臂301と第 2臂302と第3臂303とを包括し、これらの臂は相互に枢軸的に連結されて いる。第1臂301は、十字頭304の上部と第2臂302とに枢軸的に連結さ れている。第2臂302の一端は受け盤20と枢軸的に連結され、その別端は第 3臂303の一端と枢軸的に連結され、同時に第3臂の別端は可動型台10と枢 軸的に連結されている。さらに、油圧シリンダ40が受け盤20の上に設置され て外に伸び出ており、ピストンロッド401が十字頭304に固設されている。 これにより、油圧シリンダ40が作動するとき臂30を移動させるので、可動型 台10は移動され、型を閉じたり開けたりする。
【0003】
しかしながら、上述の従来の射出成形機の臂を移動させる油圧シリンダは、機 外に長く伸び出ており、運送するときや包装や保管時に相当な空間を必要とする 。特に工場の中に設置するときは、その配置に相当困難を生ずる。そこで、ある 製造者は油圧シリンダを受け盤と可動型台との間に設置した射出成形機を作った が、この射出成形機は受け盤と可動型台との間の空間が制限されているので、臂 が引き戻されるとき、第2臂の枢軸的連結による関節部が、受け盤から中に伸び ている油圧シリンダの本体にぶつかってしまう。これは、その上型を閉じる力を 考慮しなければならないので、第2臂の関節の作動半径に油圧シリンダが及ぶの を避けるようにサイズが比較的小さい油圧シリンダを使用することができないた めである。
【0004】 したがって、本考案の目的は、油圧シリンダを受け盤と可動型台との間に設置 可能で、またその作動能力を減少させずに臂が油圧シリンダにぶつからないよう にした射出成形機を提供することにある。
【0005】
上述の目的を達成するための本考案の射出成形機は、第1臂と第2臂と第3臂 とで構成される臂を設け、また油圧シリンダを射出成形機の受け盤と可動型台と の間に設置する。油圧シリンダのピストンの外端は受け盤と固設し、その中段部 は十字形の第1臂と固結するので、油圧シリンダはピストンロッドに力を施すと 自身が前後に移動し、それに伴い第1臂が一緒に移動すると、枢軸的に連結され ている第2臂および第3臂が移動する。第2臂および第3臂の両関節部間の間隔 は油圧シリンダの外径よりもやや大きいので、油圧シリンダが作動したら臂も一 緒に作動し、第3臂と連結している可動型台を前後に移動させ、型の開閉をさせ る。臂の移動過程中、臂は油圧シリンダとぶち当たらず、射出成形機のサイズは 縮小される。
【0006】 以上のように、本考案の臂は油圧シリンダと一緒に移動するように設置され、 可動型台を前後に移動させて型の開閉をする。臂の第2臂および第3臂を枢接す る二つの関節部は油圧シリンダの両側に位置し、その動く空間は油圧シリンダの 外径よりもやや大きいので両関節部は油圧シリンダに当たらない。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の一実施例による射出成形機の臂1は、図1から図3に示すように、受 け盤2と可動型台3の間に設置され、油圧シリンダ4の作動により動く。油圧シ リンダ4は臂1の十字形の第1臂1の上に固設され、そのピストンロッド41の 外端は受け盤2の上に固設される。これにより、油圧シリンダ4がピストンロッ ド41に力を施すとき自身が前か後に移動し、そのために臂1は動かされて可動 型台3を前後に移動させ、型を閉じたり開けたりする動作をする。
【0008】 次に受け盤2と可動型台3は、その内側の上方と下方に複数の固定板21、3 1が設けられ、その固定板21、31でもって臂1の第2臂12および第3臂1 3に枢軸的に連結されている。第2臂12と第3臂13は各々複数の枢接板12 1、131で構成され、その枢接板121、131は各々受け盤2と可動型台3 の各固定板21、31の間に設置され、軸22、32がそれらの枢接板121、 131と固定板21、31を貫通し受け盤2と可動型台3に枢軸的に連結してい る。さらに、油圧シリンダ4の上の両側に設置されている第2臂12の二つの枢 接板121’の間の間隔は、油圧シリンダ4の外径よりやや大きく、また第2臂 、第3臂12、13が相互に枢接されている二つの関節部5の間に生ずる空間5 1は、やはり油圧シリンダのサイズよりやや大きい。
【0009】 本実施例の臂1が作動中に内側に彎曲して収縮するときは、図4に示すように 油圧シリンダ4がピストンロッド41に力を施して自身が後に移動し、臂1の十 字形の第1臂11を一緒に引き戻し、第2臂12と第3臂13は可動型台3を後 に引き動かす。上方にある第2臂12と第3臂13とを枢接している二つの関節 部5が最低点に到達した(同時に下方にある第2臂12と第3臂13は最高点に 達する)とき、二つの関節部5の間の空間51は油圧シリンダ4を通過し、連続 して旋回収縮し下死点に達するが、関節部5は油圧シリンダ4にぶつかることは ない。
【0010】
本考案の臂の作動中、その第2臂と第3臂の枢接する二つの関節部が形成する 空間は、ちょうど受け盤と可動型台との間に設置されている油圧シリンダの外径 を通過し、臂の作動において、内側に彎曲し収縮する過程中、ならびに前方外側 に伸出する過程中に臂は少しも油圧シリンダにぶつからない。ゆえに、油圧シリ ンダは受け盤と可動型台との間にうまく設置され、その運送と包装とを問わず、 特に工場に据付ける面積が非常に縮小される効果がある。
【図1】本考案の実施例による射出成形機を示す正面図
である。
である。
【図2】本考案の実施例による射出成形機を示す上面図
である。
である。
【図3】本考案の実施例による射出成形機を示す側面図
である。
である。
【図4】本考案の実施例による射出成形機の臂が元来の
位置に戻った状態を示す正面図である。
位置に戻った状態を示す正面図である。
【図5】従来の射出成形機を示す正面図である。
1 臂 2 受け盤 3 可動型台 4 油圧シリンダ 5 関節部 11 第1臂 12 第2臂 13 第3臂 21、31 固定板 51 空間 121、121’、131 枢接板
Claims (1)
- 【請求項1】 十字形の第1臂、第2臂および第3臂か
らなる臂と、 複数の固定板を有する受け盤と、 複数の固定板を有する可動型台と、 前記第1臂に固設され、前記受け盤および前記可動型台
の間に設置され、前記臂を動かすのに伴って前後に移動
する油圧シリンダとを備え、 前記第2臂および前記第3臂は、それぞれ複数の枢接板
を有し、前記受け盤および前記可動型台の固定板の間に
枢軸的に連結され、 前記第2臂の枢接板のうち前記油圧シリンダの両側に位
置する枢接板の間の間隔、ならびに前記第2臂および前
記第3臂が枢接する関節部の間の空間は、ともに前記油
圧シリンダの外径より大きく、 前記臂が内側に彎曲し収縮したとき、前記関節部が前記
油圧シリンダに当たらないように前記関節部の間の空間
は前記油圧シリンダを通過することを特徴とする射出成
形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002642U JP3072709U (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002642U JP3072709U (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 射出成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3072709U true JP3072709U (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=43205976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000002642U Expired - Lifetime JP3072709U (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3072709U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012236362A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Fanuc Ltd | トグル式型締装置 |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000002642U patent/JP3072709U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012236362A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Fanuc Ltd | トグル式型締装置 |
US8585395B2 (en) | 2011-05-12 | 2013-11-19 | Fanuc Corporation | Toggle type mold clamping device |
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Legal Events
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