JP3072426U - Ｐｃｉとｉｓａの二種システム併存構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＰＣＩとＩＳＡの二種システム併存構造の提
供。 【解決手段】 ＰＣＩバスＣＰＵカード、ＩＳＡ連接カ
ード及びＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板を具え、該ＰＣＩバ
スＣＰＵカードのＰＣＩバス装置が回路接点の位置に保
留され、ＩＳＡ連接カードの背面に複数のピンが配列さ
れてＰＣＩバス装置に対応、挿入され、ＰＣＩバスＣＰ
ＵカードがＩＳＡ連接カードに銅柱とネジで結合固定さ
れ、ＰＣＩバスＣＰＵカードとＩＳＡ連接カードがそれ
ぞれＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板のＰＣＩシステムスロッ
トとＩＳＡシステムスロット内に挿入され、ＩＳＡ信号
がＰＣＩバスＣＰＵカードの板面に転送され、さらにＩ
ＳＡ連接カードを利用してＰＣＩバスＣＰＵカード上の
ＩＳＡ信号がＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板内のＩＳＡシス
テムスロット内に伝送される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のＰＣＩとＩＳＡの二種システム併存構造に係り、特に、工業コ ンピュータのバス構造に係り、それはＰＣＩバスとＩＳＡバスを同一の共用構造 に整合させた構造とされ、この構造において、ＰＣＩバスＣＰＵカードがこの構 造を透過してＩＳＡバスのインタフェースと混合使用可能とされ、また周知の構 造を破壊してその使用の利便性に影響を及ぼすことなく、しかし工業コンピュー タの占有面積を縮小する目的を達成し、及び周知のＰＣＩバスＣＰＵカード面積 が比較的大きいという問題を解決し、その他の周辺設備使用がバス規格に制限さ れる問題を解決しうる、ＰＣＩとＩＳＡの二種システム併存構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

周知の工業レベルＣＰＵカード及び基板はＰＩＣＭＧ協会により工業コンピュ ータ（ＩＰＣ）の標準の構造として推奨されている。この構造はＩＳＡを利用し てＰＣＩ信号を加えてシステムスロットとなし、このためこの構造の推奨するＣ ＰＵカードもいずれもこのような構造に合わせて使用される。このような構造に より発展したＣＰＵカードは一般の商用のその他の周辺インタフェースカードと 比較するとその体積が大きい。工業レベルコンピュータの応用範囲は通常空間の 制限の問題を有しており、もし比較的快速で高効率のＣＰＵカード、例えばＰＣ ＩバスＣＰＵカードを使用する場合は、空間問題の制限を受け、空間の大きさに よっては高効率のＣＰＵカードを使用できなかったり、或いはただＰＣＩバスの インタフェースカードしか使用できず、若干の種類のすでに開発され成熟したＩ ＳＡバスのインタフェースカードと同時に使用することができなかった。このた め、周知の工業コンピュータのバス構造はＰＣＩとＩＳＡの二種類の異なる規格 のバス構造に分けられ、且つこれら二種類のシステムは相容性を有さず、このた め使用上の不便があり、この問題の早急な解決が求められていた。

【０００３】 周知の構造の問題と制限に基づき、周知のＰＩＣＭＧ協会の推奨するＰＣＩ ＩＳＡバス基板、及びそれに組み合わせて使用されるＰＣＩバスＣＰＵカードが 、ＩＳＡバス及びＰＣＩバスの信号を同時に回路接点上にあるよう設計され、即 ち、両者の信号が直接基板のシステムスロットに伝送されるが、このスロットの 占有する面積が一般のＩＳＡバスの面積より大きく、工業コンピュータ応用の範 囲内にあって体積が増す問題を解決できなかった。多くの応用装置の全てのシス テムがすでに構造が完成した状態で、もし全体全体の応用装置の体積を増加しよ うとすると不便であり、もし全ての構造を改変しようとするとそのコストは膨大 となる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種のＩＳＡ連接カードを設計し、ＰＣＩバスＣＰＵカードのＰＣＩ バスを回路接点の位置に保留し、直接新型の混合式のＰＣＩ−ＩＳＡ基板内のＰ ＣＩシステムスロット内に挿入し、ＩＳＡ信号をＣＰＵカードの基板に転送し、 さらにＩＳＡ連接カードを利用し、ＣＰＵカード上のＩＳＡ信号を新型の混合式 のＰＣＩ−ＩＳＡ底板に設けられたＩＳＡシステムスロット内に伝送し、これに よりＩＳＡとＰＣＩの伝送と交替使用の問題を解決すると共に、空間の占有問題 を解決する。上述したように、本考案はＰＣＩバスＣＰＵカード、ＩＳＡ連接カ ード及びＰＣＩ−ＩＳＡ混合式底板を具え、さらに銅柱とネジで結合されてなる ものとする。

【０００５】 まとめると、本考案の主要な課題は、一種のＰＣＩとＩＳＡの二種システム併 存構造を提供することにあり、即ち、もともとあるＰＣＩバスＣＰＵカードにＩ ＳＡ連接カードとＰＣＩ−ＩＳＡ混合式底板を連接することにより、一つのコン ピュータの同一の構造の同一の面積の下で、工業コンピュータのレベルアップを 可能とし、ＩＳＡシステムの周辺設備を使用できるようにすることを課題とする 。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、ＰＣＩバスＣＰＵカード、ＩＳＡ連接カード及びＰＣＩ− ＩＳＡ混合式基板を具え、該ＰＣＩバスＣＰＵカードのＩＳＡバス装置がＰＣＩ バス回路接点に対応する位置に保留され、ＩＳＡ連接カードの正面にＩＳＡバス 装置が設けられ且つその背面に列をなす複数のピンが延設され、該ピンがＰＣＩ バスＣＰＵカードのＩＳＡバス装置に対応し挿入され並びにＰＣＩバスＣＰＵカ ードとＩＳＡ連接カードが銅柱とネジで連結固定され、こうして形成された組合 せ体がＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板に挿入されて、ＰＣＩバス回路接点とＩＳＡバ ス回路接点がそれぞれＰＣＩシステムスロットとＩＳＡシステムスロットに挿入 されたことを特徴とする、ＰＣＩとＩＳＡの二種システム併存構造としている。

【０００７】

【考案の実施の形態】

本考案は一種のＰＣＩとＩＳＡの二種システム併存構造を提供し、それはＰＣ ＩバスＣＰＵカード、ＩＳＡ連接カード及びＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板を具え、 該ＰＣＩバスＣＰＵカードのＰＣＩバス装置が回路接点の位置に保留され、ＩＳ Ａ連接カードの背面に複数のピンが配列されてＰＣＩバス装置に対応、挿入され 、ＰＣＩバスＣＰＵカードがＩＳＡ連接カードに銅柱とネジで結合固定され、Ｐ ＣＩバスＣＰＵカードとＩＳＡ連接カードがそれぞれＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板 のＰＣＩシステムスロットとＩＳＡシステムスロット内に挿入され、ＩＳＡ信号 がＰＣＩバスＣＰＵカードの板面に転送され、さらにＩＳＡ連接カードを利用し てＰＣＩバスＣＰＵカード上のＩＳＡ信号がＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板内のＩＳ Ａシステムスロット内に伝送される。

【０００８】 以上の構造を組み合わせて使用するとき、ＩＳＡ信号がＰＣＩバスＣＰＵカー ドの板面上に伝送され、さらにＩＳＡ連接カードを利用してＣＰＵカード上のＩ ＳＡ信号がＰＣＩ−ＩＳＡ混合式底板に設けられたＩＳＡシステムスロットに挿 入され、これによりＩＳＡとＰＣＩでの伝送と交替使用の問題を解決し、また、 空間占有の問題を解決する。

【０００９】

【実施例】

図１及び図２に示されるように、本考案のＰＣＩとＩＳＡの二種システム併存 構造は、工業コンピュータ専門に運用される構造であり、それは、ＰＣＩバスＣ ＰＵカード１、ＩＳＡ連接カード２及びＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板３を具え、Ｐ ＣＩバスＣＰＵカード１に設けられたＩＳＡバス装置１１がＰＣＩバス回路接点 １２の上方に設けられ、ＩＳＡ連接カード２の正面にも一つのＩＳＡバス装置２ １が設けられ、並びにその背面に後方に向けて延伸された複数のピン２２があり 、それぞれ該ＩＳＡバス装置２１の対応する接点と導通し、且つ上述のピン２２ がＰＣＩバスＣＰＵカード１のＩＳＡバス装置１１に挿入され、並びに銅柱４と ネジ５でＩＳＡ連接カード２とＰＣＩバスＣＰＵカード１が結合固定され、さら にこの組合せ体がＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板３に挿入されて、そのＰＣＩバス回 路接点１２とＩＳＡバス回路接点２３がそれぞれＰＣＩシステムスロット３１と ＩＳＡシステムスロット３２に挿入されて構成される。

【００１０】 上述の構造を組合せて使用する時、ＩＳＡ信号はＩＳＡ連接カード２のＩＳＡ バス装置２１からＰＣＩバスＣＰＵカード１の板面に伝送され、さらにＩＳＡ連 接カード２の利用によりＰＣＩバスＣＰＵカード１上のＩＳＡ信号がＰＣＩ−Ｉ ＳＡ混合式基板３のＩＳＡシステムスロット３２に送られ、こうしてＩＳＡとＰ ＣＩの伝送及び交替使用の問題を解決し、ＰＣＩシステムのＣＰＵカードをレベ ルアップさせてＩＳＡシステムの周辺設備を使用できるようにし、また空間占有 の問題を解決する。

【００１１】

【考案の効果】

総合すると、本考案のＰＣＩとＩＳＡの二種システム併存構造は各自圧に構造 面積を増加することなくＰＣＩシステムのＣＰＵカードをＩＳＡシステムに適用 できるようにする効果を達成し、ゆえに本考案は実用性と進歩性を有している。 また本考案の構造及びその形状の特徴は本考案の出願前に刊行されたいかなる刊 行物にも記載されておらずまた公開使用もなされていないため、本考案は新規性 を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【符号の説明】

１ ＰＣＩバスＣＰＵカード ２ ＩＳＡ連接カード ３ ＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板 ４ 銅柱 ５ ネジ １１ ＩＳＡバス装置 １２ ＰＣＩバス回
路接点 ２１ ＩＳＡバス装置 ２２ ピン ２３ ＩＳＡバス回路接点 ３１ ＰＣＩシステ
ムスロット ３２ ＩＳＡシステムスロット

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＰＣＩバスＣＰＵカード、ＩＳＡ連接カ
   ード及びＰＣＩ−ＩＳＡ混合式基板を具え、該ＰＣＩバ
   スＣＰＵカードのＩＳＡバス装置がＰＣＩバス回路接点
   に対応する位置に保留され、ＩＳＡ連接カードの正面に
   ＩＳＡバス装置が設けられ且つその背面に列をなす複数
   のピンが延設され、該ピンがＰＣＩバスＣＰＵカードの
   ＩＳＡバス装置に対応し挿入され並びにＰＣＩバスＣＰ
   ＵカードとＩＳＡ連接カードが銅柱とネジで連結固定さ
   れ、こうして形成された組合せ体がＰＣＩ−ＩＳＡ混合
   式基板に挿入されて、ＰＣＩバス回路接点とＩＳＡバス
   回路接点がそれぞれＰＣＩシステムスロットとＩＳＡシ
   ステムスロットに挿入されたことを特徴とする、ＰＣＩ
   とＩＳＡの二種システム併存構造。