JP3072330U

JP3072330U - 円形ディスクと書籍との整合装置

Info

Publication number: JP3072330U
Application number: JP2000002113U
Authority: JP
Inventors: 少華易
Original assignee: 少華易
Priority date: 2000-04-06
Filing date: 2000-04-06
Publication date: 2000-10-13
Anticipated expiration: 2006-04-06

Abstract

(57)【要約】【課題】円形ディスクと書籍との整合装置を提供す
る。【解決手段】書籍のカバー(上面カバーまたは下面カ
バー)に少なくとも1個のディスク配置べ一ス(書籍の大
きさにしたがって形成される)が形成され、当該ディス
ク配置べ一スに円形ディスクを収納可能な収納槽が形成
され、前記収納槽に円形ディスクの中心孔を位置決めら
れる位置決め部が形成され、且つ前記収納槽の周縁部に
少なくとも1つの凹部が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、円形ディスクと書籍との整合装置に係わるもので、特にCD,VCD,DVD ,CDRまたは他の種類の円形ディスクと書籍とを一体に整合した装置に係わるものである。

【０００２】

【従来の技術】

情報科学技術がどんどん進歩してゆく現在では、CDやVCDやDVDやCDRなどの各種の円形ディスクの製品の発展が日進月歩してゆき、しかしながら、ディスクの包装方式について、いつもメーカと消費者に悩ませる。

【０００３】一般の円形ディスクはディスクケース10a(図1参照)によって包装を行う。例えば、音楽ディスクには大体歌詞本が伴っており、ディスクと一緒に前記ディスクケース10aに収納され、しかしながら、所定の期問を過ぎると、ディスクケース1 0aと歌詞本とが容易に破損されまたは遺失され、使用上の不便さをもたらす。

【０００４】また、マーケットではディスクがついている本が販売され、前記ディスクが簡素の包装パックに収納され、それから書籍に狭持される。しかしながら、そのうちのディスクが適当な固着手段を有しなく、ディスクを摩擦したり落下したり遺失したりすることがしばしばある。

【０００５】また、マーケットではコンピュータソフトの包装ボックスが提供され、ディスクや案内書や書籍などを包装できるが、その包装体積があまり大きく、資源の浪費を招くことがある。

【０００６】前記から分かるように、前記従来のディスクと書籍とが実際の利用において明らかに若干の不便さと欠点を有し、改良される必要がある。

【０００７】そのため、本考案の考案者は前記諸課題に鑑みて研究開発を大幅に進め、やっとデザインが合理的で前記諸課題を効果的に改善できる装置を提供した。

【０００８】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、円形ディスクと書籍とを一体に整合でき、書籍によってケーシングを構成し、ディスクを収納可能で、製造コストを大幅に低減できると共に、資源の浪費を減少できる円形ディスクと書籍との整合装置を提供することをその主要な目的とする。

【０００９】また、本考案は、円形ディスクを安定に収納・固着でき、破損や落下や遺失などのことを生じることがなく、書籍によってディスクの内容を紹介でき、または歌詞本として収納でき、擦り傷や破損や遺失などのことを防止できる円形ディスクと書籍との整合装置を提供することをその次の目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

前記目的を図るために、本考案は、書籍のカバーに少なくとも1個のディスク配置べ一スが形成され、当該ディスク配置べ一スに円形ディスクを収納可能な収納槽が形成され、前記収納槽に円形ディスクの中心孔を位置決められる位置決め部が形成され、且つ前記収納槽の周縁部に少なくとも1つの凹部が形成されてなる円形ディスクと書籍との整合装置を提供する。

【００１１】以下に添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。

【００１２】

【考案の実施の形態】

図2ないし図4に示すように、本考案は、円形ディスクと書籍との整合装置を提供し、当該装置は、円形ディスクが添付される書籍1Oの上面カバーまたは下面カバー11に固着槽12を形成し、固着槽12が場合によって方形または他の形状に形成され、固着槽12がカバー11の内側または外側の適所に形成され、固着槽12には少なくとも1個のディスク配置べ一ス13(図5参照)が形成され、ディスク配置べ一ス 13の設置数量は書籍1Oの大きさによって決められ、ディスク配置べ一ス13はプラスチック材または他の材料によって製造され、方形または他の形状の薄片状に形成され、固着槽12に配置され、また、カバー11にシート14(図7参照)が粘着され、粘着シート14もディスク配置べ一ス13の周縁部(図2と図4参照)に粘着され、これらによってディスク配置べ一スを美化すると共に、固着槽12に強化固着される。また、シート14に開口15が形成され、ディスク配置べ一ス13を露出させることができ、ディスク配置べ一ス13には円形ディスク20(図6参照)を収納可能な円形に形成される収納槽16が形成され、収納槽16の中心部に円形に形成されると共に、突出形成した位置決め部17が形成され、それに円形ディスク20の中心孔21を係止でき、また、収納槽16の周縁部に少なくとも1個の凹部18が形成され、凹部18 が収納槽16内に延伸され、ユーザーの指の差し入れることを許容でき、円形ディスク20の置き入れまたは取り出しに便する。前記の諸構成の合わせることによって円形ディスクと書籍との整合装置を提供する。

【００１３】また、本考案において説明した円形ディスクについて、情報エリアが円形に形成されるディスクのことを指し、外形が円形に制限されるものではなく、ディスクの外形が多辺形または不規則形に形成されるが、情報エリアが円形に形成されれば依然として本考案の主張する円形ディスクの範囲に含まれる。

【００１４】

【考案の効果】

本考案は円形ディスク20と書籍10とを一体に整合でき、書籍10本体をケーシングとならせ、書籍のカバーによってディスクの包装ケースを形成することによって製造コストを大幅に低減でき、且つ資源の浪費を減少でき、また、円形ディスクと案内書とケーシングベースを書籍に整理でき、書類をなくすことがなく、且つ平面の書籍に立体的映像や音声を整合し、販売効果を向上でき、また、前記ディスク配置べ一ス13によって円形ディスク20を収納・固着できるため、音楽ディスクの分野に利用される場合、書籍を歌詞本として利用でき、コンピュータソフトのディスクの分野に利用する場合、書籍10をソフトのしよう案内書とすることができ、またはディスクの説明書としても利用でき、この整合装置はディスクを摩擦したり遺失したりすることを一切ない。また、本考案による円形ディスク20 は書籍10に狭持されることができると共に、収納槽16に円形ディスク20を収納でき、且つ位置決め部17によって円形ディスク20を位置決め・固着できるため、円形ディスク20を書籍10に安定に保持でき、破損したり落下したり遺失したりする恐れがない。また、本考案の装置を本棚に並べる場合に分類整理と保存に利し、ディスクの盗作を効果的に防止でき、原版品を識別しやすい。

【図面の簡単な説明】

【図1】従来のディスクケースを示す斜視図である。

【図2】本考案の好適な実施の形態を示す斜視図であ
る。

【図3】本考案の好適な実施の形態を示す分解斜視図で
ある。

【図4】本考案の好適な実施の形態を示す断面図であ
る。

【図5】本考案の好適な実施の形態のディスク配置べ一
スを示す斜視図である。

【図6】本考案の好適な実施の形態の円形ディスクを合
わせる場合を示す斜視図である。

【図7】本考案の好適な実施の形態のカバーシートを示
す斜視図である。

【符号の説明】

10 書籍 11 カバー 12 固着槽 13 ディスク配置べ一ス 14 カバーシート 15 開口 16 収納槽 17 位置決め部 18 凹部 20 円形ディスク 21 中心孔 1Oa ディスクケース

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】書籍のカバーに少なくとも1個のディス
ク配置べ一スが形成され、当該ディスク配置べ一スに円
形ディスクを収納可能な収納槽が形成され、前記収納槽
に円形ディスクの中心孔を位置決められる位置決め部が
形成され、且つ前記収納槽の周縁部に少なくとも1つの
凹部が形成されてなることを特徴とする円形ディスクと
書籍との整合装置。
【請求項２】前記カバーに固着槽が形成され、前記デ
ィスク配置べ一スが前記固着槽に固着されることを特徴
とした請求項1に記載の円形ディスクと書籍との整合装
置。
【請求項３】前記カバーにシートが粘着され、当該シ
ートも前記ディスク配置べ一スの周縁部に粘着され、当
該シートに前記ディスク配置べ一スを露出させる開口が
形成されることを特徴とした請求項2に記載の円形ディ
スクと書籍との整合装置。