JP3071686U - マルチリセプタクルの電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる形状及び異なる機能の多数のコネクタ
を受け入れることのできるマルチリセプタクルの電気コ
ネクタを提供する。 【構成】 電気コネクタ１０−１０Ｃは、異なる形状の
リセプタクル１４，１６と、これらリセプタクルにおい
て前方に突出する異なる形状の端子支持体１８，２０と
を有する絶縁ハウジング１２を備えている。導電性のシ
ェル２２は、ハウジング１２の実質的な部分を取り巻
き、リセプタクル１４，１６に整列した開口３０，３２
を含む。シェルは、これら開口の縁からリセプタクルへ
と突出する接地スプリングフィンガ３４，３８の異なる
アレーを有する。複数の端子は、その接点部分が端子支
持体１８，２０の選択された側で異なる配列となるよう
にハウジングに取り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、一般に電気コネクタに係り、より詳細には、異なる形状の電気プラ グを受け入れるための異なる形状の複数のリセプタクルを備えたマルチリセプタ クルの電気コネクタに係る。

【０００２】

【従来の技術】

コンピュータの設計においては、コンピュータのメインボードが異なるコンピ ュータ周辺装置のための異なるインターフェイスカードを取り付けており、異な る周辺装置をコンピュータのメインボードの異なるインターフェイスカードに接 続するために異なる電気コネクタを用意しなければならない。特定の機能を与え る電気コネクタが知られている。これらの電気コネクタは、独立した部品である ので、コンピュータのメインボード上の著しいスペースを占有する。それらは、 設置時に、メインボードに別々に半田付けされねばならない。更に、各電気コネ クタごとに別々の組立手順及び別々の分解手順が必要とされる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

異なる形状及び異なる機能の多数の電気コネクタを受け入れそして上記問題を 解消することのできるマルチリセプタクルの電気コネクタを提供することが要望 される。本考案は、この要望を満足しそして上記問題を解消することに向けられ る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そこで、本考案の目的は、上記特徴の新規で且つ改良されたマルチリセプタク ルの電気コネクタを提供することである。 本考案の電気コネクタは、相補的な第１及び第２の嵌合コネクタを受け入れる ための少なくとも第１及び第２のリセプタクルを有する単一の絶縁ハウジングを 備えている。断面を長方形とされた第１の端子支持体は、第１のリセプタクル内 で嵌合方向に前方に突出する。断面を長方形とされた第２の端子支持体は、第２ のリセプタクル内で嵌合方向に前方に突出する。導電性シェルが絶縁ハウジング を実質的に取り巻いており、この導電性シェルは、嵌合コネクタを挿入するため に第１及び第２のリセプタクルに各々整列した第１及び第２の開口を備えている 。

【０００５】 本考案によれば、上記導電性シェルは、第１の嵌合コネクタの適当なシェルに 係合するために第１の開口の両縁から第１のリセプタクルへと突出する一対の第 １の接地スプリングフィンガを備えている。少なくとも１つの第２の接地スプリ ングフィンガは、第２の嵌合コネクタの適当なシェルに係合するために第２の開 口の縁から第２のリセプタクルへと突出する。第２の接地スプリングフィンガは 、フィンガの遠方端が第２のリセプタクル内で絶縁ハウジングの嵌合方向に前方 に突出させて設けた張出部に係止されて、予荷重がかけられる。絶縁ハウジング には複数の端子が取り付けられ、幾つかの端子は、第１の端子支持体の対向長辺 の両面に接点部分を有する。他の端子は、第２の端子支持体の対向長辺の片面の みに接点部分を有する。

【０００６】 第１の端子支持体は、対向長辺及び対向短辺を有し、ある端子の接点部分は、 第１の端子支持体の対向長辺の両面にある。第１の接地スプリングフィンガの対 は、第１の端子支持体の対向短辺付近に配置される。第２の接地スプリングフィ ンガは、第２の端子支持体の対向長辺の片面付近に配置され、他の端子の接点部 分は、第２の端子支持体の反対側の対向長辺にある。好ましくは、一対の第２の 接地スプリングフィンガが第２の端子支持体の対向長辺の片面付近に配置される 。第２の接地スプリングフィンガの各々は、第２の端子支持体に向かって内方を 向いた頂点を画成する傾斜部分を含む。

【０００７】 マルチリセプタクルの電気コネクタは、ここではプリント回路板に取り付ける ものとして説明する。複数の端子は、プリント回路板上の回路トレースに接続す るためのテイルを有する。導電性のシェルは、プリント回路板の穴に挿入するた めの脚部を有する。

【０００８】

【実施例】

以下、添付図面を参照し、本考案の好適な実施形態を詳細に説明する。 添付図面の先ず図１ないし図３を参照すれば、本考案の第１の実施形態のマルチ リセプタクルの電気コネクタ１０は、適当な相補的な第１及び第２の接合コネク タ（図示せず）を受け入れるための第１及び第２のリセプタクル１４及び１６を 各々有する単一の絶縁ハウジング１２（図３）を備えている。この絶縁ハウジン グ１２は、第１のリセプタクル１４内の略中央で嵌合方向に前方に突出する第１ の端子支持体１８を含む。図２及び図３から明らかなように、この第１の端子支 持体１８は、対向長辺及び対向短辺を画成するように断面が長方形で細長くされ ている。第２の端子支持体２０は、第２のリセプタクル１６内の略中央で嵌合方 向に前方に突出する。第１の端子支持体１８と同様に、第２の端子支持体２０も 、対向長辺及び対向短辺を画成するように断面長方形で細長くされている。

【０００９】 マルチリセプタクルの電気コネクタ１０は、絶縁ハウジング１２を実質的に取 り巻くボックス状の導電性シェル２２を備えている。この導電性シェル２２は、 シートメタル材料で型抜き成形され、上壁２４、両側壁２６及び前壁２８を備え ている。この導電性シェル２２は、嵌合コネクタを挿入するために絶縁ハウジン グ１２の第１及び第２のリセプタクル１４及び１６に各々整列した第１及び第２ の開口３０及び３２を有する。第１の開口３０の横縁２６は、互いに平行であり 、そして下縁に直交する。第１の開口の３つの上縁は、六角形の半分を形成する ように斜めに配置される。又、導電性シェル２２は、第１の嵌合コネクタの適当 なシェルに係合するために、第１の開口３０の両横縁３６から第１のリセプタク ル１４へと前壁２８から突出する一対の第１の接地スプリングフィンガ３４を備 えている。図２から明らかなように、一対の第２の接地スプリングフィンガ３８ が、第２の開口３２の上縁における導電性シェル２２の前壁２８から第２のリセ プタクル１６へと突出し、第２の嵌合コネクタの適当なシェルに係合する。各第 ２の接地スプリングフィンガ３８は、これに予荷重をかけるために第２のリセプ タクル１６内で絶縁ハウジング１２の嵌合方向に前方に突出させて設けた張出部 ４０に係止された遠方端３８ａを有する。又、各第２の接地スプリングフィンガ ３８は、絶縁ハウジング１２の第２の端子支持体２０に向かって下方又は内方を 向いた頂点３８ｂを形成する傾斜部分も有する。３つのフランジ４２は、第２の 接地スプリングフィンガ３８が突出するところの縁から離れた第２の開口３２の ３つの縁から外方にフレア状にされている。

【００１０】 図３から明らかなように、導電性シェル２２は、実質的な底部プレート４４及 び側部プレート４５（図１）を有し、これらは、絶縁ハウジング１２の第２のリ セプタクル１６へと内方に突出し、第２のリセプタクル１６の横方向底壁及び平 行な側壁を形成する。更に、導電性シェル２２は、これをプリント回路板上の接 地トレース及び／又はその穴に半田接合するために、プリント回路板の適当な穴 に挿入するための複数の脚部４６も含む。これら脚部４６は、プリント回路板の 穴に圧ばめして、半田付けプロセス中にプリント回路板に電気コネクタ１０を容 易に保持するために、オフセットされて角度が付けられている。

【００１１】 複数の端子４８、５０及び５２が絶縁ハウジング１２に取り付けられ、これら 端子４８、５０、５２の各テイル部分４８ｂ、５０ｂ及び５２ｂは、プリント回 路板上の回路トレース及び／又はその穴に半田接合するために、プリント回路板 の適当な穴に挿入される。端子４８及び５０は、第１のリセプタクル１４に接点 部分４８ａ及び５０ａを各々有し、これらの接点部分４８ａ、５０ａは、絶縁ハ ウジング１２の第１のリセプタクル１４内で第１の端子支持体１８の対向長辺両 面の溝に支持される。第１の接地スプリングフィンガ３４は、第１の端子支持体 １８の対向短辺付近に配置される。

【００１２】 第２の接地スプリングフィンガ３８は、絶縁ハウジング１２の第２のリセプタ クル１６内で、第２の端子支持体２０の対向長辺の片面に配置され、そして端子 ５２の接点部分５２ａは、その端子支持体２０の反対側の対向長辺のみに位置す る溝に支持される。

【００１３】 図４及び図５は、本考案の第２の実施形態によるマルチリセプタクルの電気コ ネクタ１０Ａを示す。第１のリセプタクル１４及び第２のリセプタクル１６と、 それに関連した導電性シェル２２及び端子４８、５０、５２の接点部分４８ａ、 ５０ａ、５２ａの基本的形状は、図１ないし図３について説明した第１の実施形 態と同じである。従って、図４及び図５において、図１ないし図３に対応する部 分は、同じ参照番号で示す。

【００１４】 電気コネクタ１０Ａ（図４及び図５）と電気コネクタ１０（図１ないし図３） の相違点は、図４及び図５では第１及び第２のリセプタクル１４及び１６の向き が変えられ、細長い第１、第２の端子支持体１８及び２０が、図１ないし図３の 電気コネクタ１０のように平行な方向ではなく、互いに垂直な方向に延びること である。端子４８、５０及び５２は、テイル部分４８ｂ及び５０ｂがテイル部分 ５２ｂと横方向に重畳しないように構成される。テイル部分５２ｂは、電気コネ クタ１０では第２のリセプタクル１６の底部から突出したが、電気コネクタ１０ Ａでは第２のリセプタクル１６の側部から突出する。又、導電性シェル２２の脚 部４６は、位置が変更されている。

【００１５】 図６は、本考案の第３の実施形態によるマルチリセプタクルの電気コネクタ１ ０Ｂを示す。図６において、図１ないし図５の実施形態に対応する部分は、同じ 参照番号で示す。図６の電気コネクタ１０Ｂは、電気コネクタ１０Ａ（図４及び 図５）と実質的に同じ形状を有するが、第２のリセプタクル１６は、電気コネク タ１０Ａでは第１のリセプタクル１４の右側に配置されていたのに対して、電気 コネクタ１０Ｂでは第１のリセプタクル１４の左側に配置されている。

【００１６】 図７は、本考案の第４の実施形態によるマルチリセプタクルの電気コネクタ１ ０Ｃを示す。この場合も、図７において、図１ないし図６の実施形態に対応する 部分は、同じ参照番号で示す。電気コネクタ１０Ｃは、電気コネクタ１０（図１ ないし図３）と実質的に同じであるが、電気コネクタ１０Ｃの第２のリセプタク ル１６は、電気コネクタ１０の第２のリセプタクル１６より巾が広い。電気コネ クタ１０Ｃのこの大きな第２のリセプタクル１６は、大きな又は細長い第２の嵌 合コネクタを受け入れるように構成される。

【００１７】

【考案の効果】

以上の説明から明らかなように、本考案により、異なる形状及び異なる機能の 多数の嵌合コネクタを受け入れそして従来の問題を解消することのできるマルチ リセプタクルの電気コネクタが提供された。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるマルチリセプタクルの電気コネク
タの第１の実施形態を示す斜視図である。

【図２】図１の電気コネクタの前面図である。

【図３】図２の３−３線に沿った縦断面図である。

【図４】本考案によるマルチリセプタクルの電気コネク
タの第２の実施形態を示す前面図である。

【図５】図４の５−５線に沿った横断面図である。

【図６】本考案によるマルチリセプタクルの電気コネク
タの第３の実施形態を示す斜視図である。

【図７】本考案によるマルチリセプタクルの電気コネク
タの第４の実施形態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１０、１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ マルチリセプタク
ルの電気コネクタ １２ 絶縁ハウジング １４ 第１のリセプタクル １６ 第２のリセプタクル １８ 第１の端子支持体 ２０ 第２の端子支持体 ２２ 導電性シェル ３０ 第１の開口 ３２ 第２の開口 ３４ 第１の接地スプリングフィンガ ３８ 第２の接地スプリングフィンガ ３８ａ 遠方端 ３８ｂ 頂点 ４０ 張出部 ４８、５０、５２ 端子 ４８ａ、５０ａ、５２ａ 接点部分 ４８ｂ、５０ｂ、５２ｂ テイル部分

Claims (21)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 単一の絶縁ハウジング１２であって、相
   補的な第１及び第２の嵌合コネクタを受け入れるための
   少なくとも第１のリセプタクル１４及び第２のリセプタ
   クル１６と、第１のリセプタクル１４内で嵌合方向に前
   方に突出する断面長方形の第１の端子支持体１８と、第
   ２のリセプタクル１６内で嵌合方向に前方に突出する断
   面長方形の第２の端子支持体２０とを有する単一の絶縁
   ハウジング１２と、 上記絶縁ハウジング１２を実質的に取り巻く導電性シェ
   ル２２であって、上記第１及び第２の嵌合コネクタを挿
   入するために上記第１及び第２のリセプタクル１４及び
   １６に各々整列する第１の開口３０及び第２の開口３２
   と、第１の嵌合コネクタのシェルに係合するために第１
   の開口３０の対向する両縁から第の１リセプタクル１４
   へと突出する一対の第１の接地スプリングフィンガ３４
   と、第２の嵌合コネクタのシェルに係合するために第２
   の開口３２の縁から第２のリセプタクル１６へと突出す
   る少なくとも１つの第２の接地スプリングフィンガ３８
   とを含み、該第２の接地スプリングフィンガ３８は、そ
   の遠方端３８ａが絶縁ハウジング１２の第２のリセプタ
   クル１６内で嵌合方向に前方に突出させて設けた張出部
   ４０に係合されて予荷重がかけられている導電性シェル
   ２２と、 上記絶縁ハウジング１２に取り付けられる複数の端子４
   ８、５０、５２であって、ある端子４８、５０は、上記
   第１の端子支持体１８の対向長辺の両面に接点部分４８
   ａ、５０ａを有し、そして他の端子５２は、上記第２の
   端子支持体２０の対向長辺の片面のみに接点部分５２ａ
   を有するような端子４８、５０、５２と、を備えたこと
   を特徴とするマルチリセプタクルの電気コネクタ。
2. 【請求項２】 上記第１の端子支持体１８は、対向長辺
   と対向短辺を含み、上記端子４８、５０は、上記対向長
   辺の両面に接点部分４８ａ、５０ａを有し、そして上記
   一対の第１の接地スプリングフィンガ３４は、上記第１
   の端子支持体１８の上記対向短辺付近に配置される請求
   項１に記載のマルチリセプタクルの電気コネクタ。
3. 【請求項３】 上記第２の接地スプリングフィンガ３８
   は、上記第２の端子支持体２０の対向長辺の片面付近に
   配置され、そして上記他の端子５２は、上記第２の端子
   支持体２０の反対側の対向長辺に接点部分５２ａを有す
   る請求項１に記載のマルチリセプタクルの電気コネク
   タ。
4. 【請求項４】 上記第２の端子支持体２０の上記対向長
   辺の片面付近に配置された一対の第２の接地スプリング
   フィンガ３８を含む請求項３に記載のマルチリセプタク
   ルの電気コネクタ。
5. 【請求項５】 上記複数の端子４８、５０、５２のテイ
   ル部分４８ｂ、５０ｂ、５２ｂは、プリント回路板上の
   回路トレースに接続される請求項１に記載のマルチリセ
   プタクルの電気コネクタ。
6. 【請求項６】 上記導電性シェル２２の脚部４６は、プ
   リント回路板の穴に挿入される請求項１に記載のマルチ
   リセプタクルの電気コネクタ。
7. 【請求項７】 上記複数の端子４８、５０、５２のテイ
   ル部分４８ｂ、５０ｂ、５２ｂは、プリント回路板上の
   回路トレースに接続される請求項６に記載のマルチリセ
   プタクルの電気コネクタ。
8. 【請求項８】 上記導電性シェル２２のフランジ４２
   は、上記第２の接地スプリングフィンガ３８が突出する
   ところの縁とは別の上記第２の開口３２の縁から外方に
   フレア状にされる請求項１に記載のマルチリセプタクル
   の電気コネクタ。
9. 【請求項９】 上記第２の接地スプリングフィンガ３８
   は、第２の端子支持体２０に向けて内方に向けられた頂
   点３８ｂを形成する傾斜部分を含む請求項１に記載のマ
   ルチリセプタクルの電気コネクタ。
10. 【請求項１０】 単一の絶縁ハウジング１２であって、
    互いに離間されそして嵌合方向に前方に突出する少なく
    とも第１及び第２の断面を長方形とした端子支持体１８
    及び２０を有する単一の絶縁ハウジング１２と、 上記絶縁ハウジング１２の実質的部分を取り巻く導電性
    シェル２２であって、相補的な第１及び第２の嵌合コネ
    クタを挿入するために上記第１及び第２の端子支持体１
    ８及び２０に各々整列する第１及び第２の開口３０及び
    ３２と、第１の嵌合コネクタのシェルに係合するために
    第１の開口３０の両縁から内方に突出する一対の第１の
    接地スプリングフィンガ３４と、第２の嵌合コネクタの
    シェルに係合するために第２の開口３２の縁から内方に
    突出する少なくとも１つの第２の接地スプリングフィン
    ガ３８とを含むような導電性シェル２２と、 上記絶縁ハウジング１２に取り付けられる複数の端子４
    ８、５０、５２であって、ある端子４８、５０は、上記
    第１の端子支持体１８の対向長辺の両面に接点部分４８
    ａ、５０ａを有し、そして他の端子５２は、上記第２の
    端子支持体２０の対向長辺の片面のみに接点部分５２ａ
    を有するような端子４８、５０、５２と、を備えたこと
    を特徴とするマルチリセプタクルの電気コネクタ。
11. 【請求項１１】 上記第１の端子支持体１８は、対向長
    辺及び対向短辺を含み、上記端子４８、５０は、上記対
    向長辺の両面に接点部分４８ａ、５０ａを有し、そして
    上記一対の第１の接地スプリングフィンガ３４は、上記
    第１の端子支持体１８の上記対向短辺付近に配置される
    請求項１０に記載のマルチリセプタクルの電気コネク
    タ。
12. 【請求項１２】 上記第２の接地スプリングフィンガ３
    ８は、上記第２の端子支持体２０の対向長辺の片面付近
    に配置され、そして上記他の端子５２は、上記第２の端
    子支持体２０の反対側の対向長辺の片面に接点部分５２
    ａを有する請求項１０に記載のマルチリセプタクルの電
    気コネクタ。
13. 【請求項１３】 上記第２の端子支持体２０の上記対向
    長辺の片面の付近に配置された一対の第２の接地スプリ
    ングフィンガ３８を含む請求項１２に記載のマルチリセ
    プタクルの電気コネクタ。
14. 【請求項１４】 上記複数の端子４８、５０、５２のテ
    イル部分４８ｂ、５０ｂ、５２ｂは、プリント回路板上
    の回路トレースに接続される請求項１０に記載のマルチ
    リセプタクルの電気コネクタ。
15. 【請求項１５】 上記導電性シェル２２の脚部４６は、
    プリント回路板の穴に挿入される請求項１０に記載のマ
    ルチリセプタクルの電気コネクタ。
16. 【請求項１６】 上記複数の端子４８、５０、５２のテ
    イル部分４８ｂ、５０ｂ、５２ｂは、プリント回路板上
    の回路トレースに接続される請求項１５に記載のマルチ
    リセプタクルの電気コネクタ。
17. 【請求項１７】 上記導電性シェル２２のフランジ４２
    は、上記第２の接地スプリングフィンガ３８が突出する
    ところの縁とは別の上記第２の開口３２の縁から外方に
    フレア状にされる請求項１０に記載のマルチリセプタク
    ルの電気コネクタ。
18. 【請求項１８】 上記第２の接地スプリングフィンガ３
    ８は、第２の端子支持体２０に向けて内方に向けられた
    頂点３８ｂを形成する傾斜部分を含む請求項１０に記載
    のマルチリセプタクルの電気コネクタ。
19. 【請求項１９】 嵌合方向に前方に突出する第１の端子
    支持体１８であって、断面が細長く、対向長辺及び対向
    短辺を形成する第１の端子支持体１８と、嵌合方向に前
    方に突出する第２の端子支持体２０であって、断面が細
    長く、対向長辺及び対向短辺を形成する第２の端子支持
    体２０とを有する単一の絶縁ハウジング１２と、 上記絶縁ハウジング１２に取り付けられる複数の端子４
    ８、５０、５２であって、ある端子４８、５０は、上記
    第１の端子支持体１８の対向長辺の両面に接点部分４８
    ａ、５０ａを有し、そして他の端子５２は、上記第２の
    端子支持体２０の対向長辺の片面のみに接点部分５２ａ
    を有するような端子４８、５０、５２と、 上記絶縁ハウジング１２の実質的部分を取り巻く導電性
    シェル２２であって、上記第１及び第２の端子支持体１
    ８及び２０に各々整列する第１及び第２の開口３０及び
    ３２と、上記第１の開口３０の縁から上記第１の端子支
    持体１８の付近で内方に突出する第１の接地スプリング
    フィンガ３４と、上記第２の開口３２の縁から上記第２
    の端子支持体２０の付近で内方に突出する第２の接地ス
    プリングフィンガ３８とを含むような導電性シェル２２
    と、を備えたことを特徴とするマルチリセプタクルの電
    気コネクタ。
20. 【請求項２０】 上記第２の接地スプリングフィンガ３
    ８は、上記他の端子５２の接点部分５２ａとは逆の上記
    第２の端子支持体２０の対向長辺に配置される請求項１
    ９に記載のマルチリセプタクルの電気コネクタ。
21. 【請求項２１】 上記第１の端子支持体１８の上記対向
    短辺に付近に配置された一対の第１の接地スプリングフ
    ィンガ３４を含む請求項１９に記載のマルチリセプタク
    ルの電気コネクタ。