JP3071417B1 - 弾球遊技機の図柄変動制御方法及び弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機の図柄変動制御方法及び弾球遊技機

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JP3071417B1
JP3071417B1 JP11017396A JP1739699A JP3071417B1 JP 3071417 B1 JP3071417 B1 JP 3071417B1 JP 11017396 A JP11017396 A JP 11017396A JP 1739699 A JP1739699 A JP 1739699A JP 3071417 B1 JP3071417 B1 JP 3071417B1
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Abstract

【要約】 【課題】 主制御手段から図柄変動制御手段に送信する
信号を簡略化でき、図柄変動表示手段の図柄変動の多様
化を容易に促進できるようにする。 【解決手段】 主制御手段26から複数種類の変動命令信
号39a 〜39e の何れか1の第1回目の変動命令信号を図
柄変動制御手段38へと送信し、図柄変動制御手段38に記
憶された第1回目の変動命令信号に対応する1の図柄変
動パターン順列に従って図柄変動表示手段21の図柄を変
動させ、この図柄変動中主制御手段26から複数種類の変
動命令信号の何れか1の第2回目の変動命令信号を図柄
変動制御手段38へと送信し、図柄変動の途中から図柄変
動制御手段38に記憶された第2回目の変動命令信号に対
応する1の図柄変動パターン順列に従って図柄変動表示
手段21の図柄を変動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機における図柄
変動制御方法及び弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
に図柄始動手段、図柄変動表示手段、大入賞手段等を配
置して、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件
に、図柄変動表示手段の図柄が所定時間スクロール変動
して停止し、その停止図柄が大当たり図柄となったとき
に、所謂大当たりとして大入賞手段を所定時間開放する
等、遊技者に有利となる利益状態を発生させるようにな
っている。
【0003】図柄変動表示手段は1又は複数個、例えば
3個の図柄表示部を備え、図柄始動手段が遊技球を検出
したときに、その3個の図柄表示部の各図柄を高速、中
速、低速等の変動パターンで所定時間変動させるが、従
来の弾球遊技機では、主制御手段側で全ての処理を行
い、図柄変動表示手段の変動動作中、主制御手段から図
柄変動表示手段の図柄変動制御手段へと常時信号を送り
ながら、図柄変動表示手段の図柄を制御している。
【0004】例えば図柄変動表示手段の図柄を高速、中
速、低速等の変動パターンでその順列通りに所定時間ず
つ変動させる場合には、高速、中速、低速等の変動パタ
ーンで図柄が変動動作を開始する都度、主制御手段から
図柄変動制御手段へと制御信号を送り、その制御信号に
より図柄変動表示手段の図柄を所定の順列で変動制御し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は主として遊技盤
側の遊技動作を制御する主制御手段において、大当たり
判定、その他の図柄変動表示手段に関連する処理の全て
を行い、その結果に従って主制御手段から図柄変動制御
手段へと制御信号を送信して図柄変動表示手段の図柄を
制御している。このため図柄の変動パターンの多様化を
図る場合、或いは複数種類の変動パターンを所定の順列
で組み合わせて図柄を複雑に変動させる場合には、主制
御手段から図柄変動制御手段へと送信する制御信号のデ
ータ量が非常に多くなる欠点がある。従って、従来の制
御方式では、図柄変動表示手段の図柄の変動パターンの
多様化等を図る場合にも、自ずから限界がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、主制御手段から図柄変動制御手段に送信する信号を
簡略化できると共に、図柄変動表示手段の図柄変動の多
様化を容易に促進できる弾球遊技機の図柄変動制御方法
及び弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る図柄変動制
御方法は、遊技動作を制御する主制御手段26から図柄変
動制御手段38へと信号を送信して、図柄変動表示手段21
の利益状態発生用の図柄を変動制御する弾球遊技機の図
柄変動制御方法において、数種類の変動パターンを所定
順列で時系列的に組み合わせて成る複数種類の図柄変動
パターン順列44a 〜44e を、前記主制御手段26側から送
信される複数種類の変動命令信号39a 〜39e に対応させ
て前記図柄変動制御手段38に記憶させておき、前記主制
御手段26から前記複数種類の変動命令信号39a 〜39e の
何れか1の第1回目の変動命令信号39a 〜39e を前記図
柄変動制御手段38へと送信し、前記図柄変動制御手段38
に記憶された前記第1回目の変動命令信号39a 〜39e に
対応する1の前記図柄変動パターン順列44a 〜44e に従
って前記図柄変動表示手段21の図柄を変動させ、この第
1回目の図柄変動中に第2回目の変動命令信号39a 〜39
e を発生する場合と発生しない場合とがあり、前記第2
回目の変動命令信号39a 〜39e を発生する場合は前記主
制御手段26から前記複数種類の変動命令信号39a 〜39e
の何れか1の前記第2回目の変動命令信号39a 〜39e を
前記図柄変動制御手段38へと送信し、前記図柄変動の途
中から前記図柄変動制御手段38に記憶された前記第2回
目の変動命令信号39a 〜39e に対応する1の前記図柄変
動パターン順列44a 〜44e に従って前記図柄変動表示手
段21の図柄を変動させるものである。
【0008】また数種類の変動パターンを所定順列で時
系列的に組み合わせて成り且つ前記主制御手段26側から
送信される複数種類の第1回目の変動命令信号39a 〜39
e に対応する複数種類の図柄変動パターン順列44a 〜44
e と、複数種類の第2回目の変動命令信号47a 〜47e に
対応する複数種類の単一図柄変動パターン48a 〜48eと
を前記図柄変動制御手段38に記憶させておき、前記主制
御手段26から前記複数種類の第1回目の変動命令信号39
a 〜39e の何れか1の変動命令信号39a 〜39eを前記図
柄変動制御手段38へと送信し、前記図柄変動制御手段38
に記憶された1の第1回目の前記変動命令信号39a 〜39
e に対応する1の前記図柄変動パターン順列44a 〜44e
に従って前記図柄変動表示手段21の図柄を変動させ、こ
の第1回目の図柄変動中に第2回目の変動命令信号39a
〜39e を発生する場合と発生しない場合とがあり、前記
第2回目の変動命令信号39a 〜39e を発生する場合は
記主制御手段26から前記複数種類の前記第2回目の変動
命令信号47a 〜47e の何れか1の変動命令信号47a 〜47
e を前記図柄変動制御手段38へと送信し、前記図柄変動
の途中から前記図柄変動制御手段38に記憶された1の第
2回目の前記変動命令信号47a 〜47e に対応する1の前
記単一図柄変動パターン48a 〜48e で前記図柄変動表示
手段21の図柄を変動させるものである。
【0009】本発明に係る弾球遊技機は、遊技動作を制
御する主制御手段26と、1又は複数個の利益状態発生用
の図柄を変動表示する図柄変動表示手段21と、前記主制
御手段26からの信号により前記図柄変動表示手段21の図
柄を所定時間変動させて停止させる図柄変動制御手段38
とを備えた弾球遊技機において、前記主制御手段26は複
数種類の変動命令信号39a 〜39e の何れか1の変動命令
信号39a 〜39e を時間差を置いて送信する機能を備え、
前記図柄変動制御手段38は、数種類の変動パターンを所
定順列で時系列的に組み合わせて成り且つ前記主制御手
段26側から送信される複数種類の前記変動命令信号39a
〜39e に対応する複数種類の図柄変動パターン順列44a
〜44e を記憶するパターン順列記憶部40と、前記主制御
手段26からの変動命令信号39a 〜39e により前記図柄変
動表示手段21の図柄を変動させる変動制御部42とを備
え、前記変動制御部42は、前記主制御手段26から1の第
1回目の前記変動命令信号39a 〜39e が送信されたとき
に、前記パターン順列記憶部40に記憶された第1回目の
前記変動命令信号39a 〜39e に対応する1の前記図柄変
動パターン順列44a 〜44e に従って前記図柄変動表示手
段21の図柄を変動させる機能と、この図柄変動中に第2
回目の変動命令信号39a 〜39e を発生する場合と発生し
ない場合とがあり、前記主制御手段26から1の第2回目
の前記変動命令信号39a 〜39e が送信されたときに、前
記図柄変動中に前記パターン順列記憶部40に記憶された
第2回目の前記変動命令信号39a 〜39e に対応する1の
前記図柄変動パターン順列44a 〜44e に従って前記図柄
変動表示手段21の図柄を変動させる機能とを備えたもの
である。
【0010】また前記主制御手段26は、複数種類の変動
命令信号39a 〜39e の何れか1の第1回目の変動命令信
号39a 〜39e を送信する機能と、前記図柄変動表示手段
21の図柄変動中に複数種類の変動命令信号47a 〜47e の
何れか1の第2回目の変動命令信号47a 〜47e を送信す
る機能とを備え、前記図柄変動制御手段38は、数種類の
変動パターンを所定順列で時系列的に組み合わせて成り
且つ前記主制御手段26側から送信される複数種類の前記
第1回目の変動命令信号39a 〜39e に対応する複数種類
の図柄変動パターン順列44a 〜44e を記憶するパターン
順列記憶部45と、複数種類の第2回目の変動命令信号47
a 〜47e に対応する複数種類の単一図柄変動パターン48
a 〜48e を記憶するパターン記憶部46と、前記主制御手
段26からの変動命令信号39a 〜39e 、47a 〜47e に基づ
いて前記図柄変動表示手段21の図柄を変動させる変動制
御部42とを備え、前記変動制御部42は、前記主制御手段
26から1の第1回目の前記変動命令信号39a 〜39e が送
信されたときに、前記パターン順列記憶部45に記憶され
た第1回目の前記変動命令信号39a 〜39e に対応する1
の前記図柄変動パターン順列44a 〜44e に従って前記図
柄変動表示手段21の図柄を変動させる機能と、この図柄
変動中に第2回目の変動命令信号39a 〜39eを発生する
場合と発生しない場合とがあり、前記主制御手段26から
1の第2回目の前記変動命令信号47a 〜47e が送信され
たときに、前記図柄変動中に前記パターン記憶部46に記
憶された第2回目の前記変動命令信号47a 〜47e に対応
する1の前記単一図柄変動パターン48a 〜48e で前記図
柄変動表示手段21の図柄を変動させる機能とを備えたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、その窓孔
3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在に装着され、
この遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板6 とが開閉自
在に配置されている。前面板6 には、発射用の遊技球を
貯留する上皿7 が装着されている。
【0012】前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
8 と、発射手段9 の発射ハンドル10とが夫々設けられて
いる。発射手段9 は、遊技者が発射ハンドル10を把持し
て操作したときに打撃槌駆動用の発射モータが作動し、
上皿7 から1個ずつ発射レール上に供給される遊技球を
打撃槌により打撃して遊技盤4 側に発射させるようにな
っている。
【0013】遊技盤4 には、図2に示すように、ガイド
レール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール
11の内側の遊技領域12に液晶表示手段13、第1図柄始動
手段14、可変入賞手段15、第2図柄始動手段16、普通入
賞手段17〜19等の複数個の遊技部品が配置されている。
【0014】液晶表示手段13は、液晶表示部20に第1図
柄変動表示手段21を備え、その液晶表示部20の上側に第
2図柄変動表示手段22が配置されている。第1図柄変動
表示手段21は1個又は複数個、例えば3個の図柄表示部
を左右方向に備え、その各図柄表示部に例えば「0」〜
「9」までの10種類の数字図柄(第1図柄)を発光表
示するようになっている。液晶表示部20の第1図柄変動
表示手段21となる部分を除く領域は、キャラクター、そ
の他の背景画像、デモンストレーション画像等を表示す
るようになっている。
【0015】なお、第1図柄変動表示手段21は、第1図
柄始動手段14が入賞した遊技球を検出することを条件
に、第1図柄が乱数制御により所定時間(例えば5〜3
0秒程度)変動して、複数種類の図柄変動パターンの何
れかを経て停止するように構成されている。
【0016】第2図柄変動表示手段22は1個の図柄表示
部を有し、その図柄表示部に「0」〜「9」までの10
種類の数字図柄(第2図柄)を発光表示するようになっ
ている。なお、第2図柄変動表示手段22は、第2図柄始
動手段16が遊技球を検出することを条件に、その第2図
柄が乱数制御により所定時間(例えば10〜30秒程
度)変動して停止するように構成されている。
【0017】第1図柄始動手段14は、開閉自在な左右一
対の開閉爪23を備えた電動式チューリップ等の可変作動
式の可変入賞口により構成され、第2図柄変動表示手段
22の変動後の停止図柄が当たり図柄となったときに、開
閉爪23が所定時間(例えば0.5秒程度)開放するよう
になっている。第2図柄始動手段16は遊技球が通過する
通過ゲートにより構成されている。
【0018】可変入賞手段15は、下部側の横軸廻りに入
賞口を開閉する開閉板24と、この開閉板24を遊技者に有
利な開状態(第1状態)と不利な閉状態(第2状態)と
に変換駆動するソレノイド等を備えた電動開閉式であっ
て、第1図柄変動表示手段21の変動後の停止図柄が例え
ば「7・7・7」等の大当たり図柄を表示したときに、
開閉板24が前側に開放するようになっている。可変入賞
手段15内には特定領域25が設けられており、この特定領
域25を入賞球が通過したときに、所謂大当たりによる利
益状態を継続させるようになっている。
【0019】可変入賞手段15は、開放後に所定時間が経
過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入
賞したときに開閉板24が閉じると共に、遊技球が特定領
域25を通過することを条件に、最大所定回数(例えば1
6回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0020】図3は制御系を例示するブロック図であ
る。26は主として遊技盤4 側の遊技動作をプログラム制
御する主制御手段で、CPU、ROM、RAM等が装着
された主制御基板により構成され、遊技盤4 の裏側に着
脱自在に設けられている。主制御手段26は、第1図柄変
動表示手段21及びこれに関連する処理を行う第1処理系
27と、第2図柄変動表示手段22及びこれに関連する処理
を行う第2処理系28と、その他の各種の制御を行う各種
制御系29とにより構成されている。
【0021】第2処理系28は、当たり判定処理手段30と
第2図柄変動制御手段31と開閉制御手段32とを備えてい
る。当たり判定処理手段30は、第2図柄始動手段16が遊
技球を検出することを条件に第2図柄変動表示手段22の
停止図柄が当たり図柄を表示するか否かを乱数処理にて
判定するもので、第2図柄始動手段16が遊技球を検出し
たときに、所定周期で繰り返し発生する当たり・外れ決
定用の当たり乱数の乱数値を抽出し、それが当たり判定
値であれば当たりと判定するようになっている。
【0022】第2図柄変動制御手段31は、第2図柄始動
手段16が遊技球を検出することを条件に、第2図柄変動
表示手段22の第2図柄を所定時間変動させる機能と、当
たり判定処理手段30が当たりと判定することを条件に、
第2図柄変動表示手段22の第2図柄を所定の当たり図柄
(例えば奇数図柄)で停止させるように制御する機能と
を有する。開閉制御手段32は、第2図柄変動表示手段22
の停止図柄が当たり図柄を表示することを条件に第1図
柄始動手段14の開閉爪23を所定時間(例えば0.5秒程
度)開放させるようになっている。
【0023】第1処理系27は、大当たり判定処理手段33
と変動命令信号発生手段34と利益状態発生手段35とを備
えている。大当たり判定処理手段33は、第1図柄始動手
段14が遊技球を検出することを条件に、第1図柄変動表
示手段21の停止図柄が大当たり図柄を表示させるか否か
を乱数処理により判定するもので、例えば大当たり確率
が1/200の場合には1〜200の大当たり乱数を発
生させておき、第1図柄始動手段14が遊技球を検出した
ときに、その大当たり乱数の乱数値を抽出し、その乱数
値が例えば大当たり判定値7のときに大当たりと判定
し、大当たり判定値以外のときに外れと判定するように
なっている。
【0024】変動命令信号発生手段34は、大当たり判定
処理手段33での処理結果を条件として複数種類の変動命
令信号が設定されており、所定の処理結果が出たとき
に、その処理結果に対応する同種又は異種の変動命令信
号を所定の時間差を置いて発生し、その各変動命令信号
を第1図柄変動制御手段38へと送信するようになってい
る。
【0025】この変動命令信号発生手段34には、例えば
大当たり判定処理手段33で抽出する乱数値等の条件によ
って第1回目の変動命令信号を発生する第1発生部36
と、第1図柄変動表示手段21の変動動作中に第2回目の
変動命令信号を発生する第2発生部37とを備えている。
【0026】第1発生部36は、例えば第1図柄始動手段
14が遊技球を検出した時点に抽出した大当たり乱数の乱
数値が大当たり判定値7の場合に大当たり図柄用の第1
変動命令信号39a を1回のみ発生し、大当たり判定値7
以外の外れの乱数値の場合には、乱数値1〜50(大当
たり判定値の7を除く)のときに第2変動命令信号39b
を、乱数値51〜100のときに第3変動命令信号39c
を、乱数値101〜150のときに第4変動命令信号39
d を、乱数値151〜200のときに第5変動命令信号
39e を夫々発生するようになっている。
【0027】第2発生部37は、例えば第1図柄始動手段
14が遊技球を検出したとき、又はその検出から所定時間
経過したとき等、所定条件が成立したときに変動命令信
号発生用乱数0〜9の何れかを抽出し、その乱数値が1
のときに第2変動命令信号39b を、乱数値3のときに第
3変動命令信号39c を、乱数値5のときに第4変動命令
信号39d を、乱数値7又は9のときに第5変動命令信号
39e を夫々発生するようになっている。なお、第1〜第
5変動命令信号39a 〜39e は、2進数のデジタル信号に
より符号化されている。
【0028】利益状態発生手段35は、第1図柄変動表示
手段21の停止図柄が「7・7・7」等の大当たり図柄を
表示することを条件に遊技者に有利な利益状態を発生さ
せるためのものである。この利益状態発生手段35は、第
1図柄変動表示手段21が大当たり図柄で停止する大当た
りの発生を条件に可変入賞手段15の開閉板24を開放する
制御機能の他に、開閉板24の開放から所定時間が経過し
たとき、又は可変入賞手段15に所定数の遊技球が入賞し
たときに開閉板24を閉じ、また開放中に入賞した遊技球
が特定領域25を通過することを条件に、最大所定回数ま
で開閉動作を継続させるように制御する機能を有する。
【0029】第1図柄変動制御手段38は、液晶表示手段
13の第1図柄変動表示手段21を含む液晶表示部20を駆動
する液晶駆動部43の他に、パターン順列記憶部40と表示
図柄記憶部41と変動制御部42とを備えている。なお、第
1図柄変動制御手段38は図柄変動制御基板に装着された
CPU、ROM、RAM、その他の電気部品により構成
され、液晶表示手段13の裏側等に装着されている。
【0030】パターン順列記憶部40は、複数種類の変動
パターンを所定順列で時系列的に組み合わせて成る図柄
変動パターン順列を記憶するためのもので、このパター
ン順列記憶部40はROM等により構成され、第1〜第5
変動命令信号39a 〜39e に対応して第1〜第5パターン
順列44a 〜44e の5種類の図柄変動パターン順列のデー
タが予めプログラム等により記憶されている。
【0031】例えば、第1図柄変動表示手段21の第1図
柄の変動パターンには、その第1図柄を高速でスクロー
ル変動させる高速パターン、中速でスクロール変動させ
る中速パターン、低速でスクロール変動させる低速パタ
ーン、及び第1図柄を上下又は左右方向に揺らせる揺れ
パターンの4種類(複数種類)の図柄変動パターンがあ
る。
【0032】そして第1〜第5パターン順列44a 〜44e
は、4種類(複数種類)の変動パターンを所定順序で時
系列的に組み合わせて構成されている。例えば、図4に
示すように、第1パターン順列44a は高速・中速・低速
・揺れの各変動パターンを、第2パターン順列44b は高
速・中速・揺れ・低速の各変動パターンを、第3パター
ン順列44c は高速・揺れ・中速・低速の各変動パターン
を、第4パターン順列44d は高速・低速・中速・揺れの
各変動パターンを、第5パターン順列44e は高速・揺れ
・低速・揺れの各変動パターンを夫々その順列で組み合
わせて構成されている。
【0033】表示図柄記憶部41は、第1図柄変動表示手
段21の第1図柄を高速パターン、中速パターン、低速パ
ターン、揺れパターンの各図柄変動パターンで変動させ
る際に、その第1図柄に表示する複数種類の図柄、停止
図柄等の図柄データがプログラムされている。
【0034】変動制御部42は、第1発生部36から第1回
目の変動命令信号が送信されたときに、この第1回目の
変動命令信号に対応してパターン順列記憶部40に記憶さ
れた図柄変動パターン順列44a 〜44e に従って第1図柄
変動表示手段21の第1図柄を変動させる機能と、この図
柄変動中に第2発生部37から第2回目の変動命令信号が
送信されたときに、その図柄変動の途中から、第2回目
の変動命令信号に対応してパターン順列記憶部40に記憶
された図柄変動パターン順列44a 〜44e に従って第1図
柄変動表示手段21の第1図柄を変動させる機能とを備え
ている。
【0035】即ち、変動制御部42は、各発生部36,37 か
ら択一的に送信される変動命令信号39a 〜39e がある毎
に、その変動命令信号39a 〜39e に対応する図柄変動パ
ターン順列44a 〜44e をパターン順列記憶部40から読み
出す機能と、表示図柄記憶部41に記憶された複数種類の
図柄、停止図柄等の図柄データの中から、そのときに第
1図柄変動表示手段21に実際に表示する第1図柄の図柄
データを乱数処理等により抽出し読み出す機能と、図柄
変動前又は図柄変動の途中の如何を問わず、読み出され
た図柄変動パターン順列44a 〜44e 及び図柄データに従
って第1図柄変動表示手段21の第1図柄が所定時間変動
し停止するように制御する機能と、液晶表示手段13の液
晶表示部20の背景画像、デモンストレーション画像等を
制御する機能とを備えている。
【0036】なお、第1図柄変動制御手段38は、第1図
柄変動表示手段21の変動動作中に第1図柄始動手段14が
遊技球の入賞を検出したときに、所定個数(例えば4
個)までの入賞を記憶し、その記憶個数の範囲内で第1
図柄変動表示手段21の変動終了後に変動・停止を継続さ
せるようになっている。
【0037】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。上皿7 に遊技球がある状態で発射手段9 の発
射ハンドル10を操作すると、上皿7 の遊技球が発射手段
9 の発射動作に連動して発射部に1個づつ供給され、そ
の遊技球を打撃槌で打撃してガイドレール11に沿って順
次遊技盤4 側へと発射させて行く。
【0038】遊技盤4 の上部側に発射された遊技球が遊
技盤4 の盤面に沿って落下する間に、その遊技球が第2
図柄始動手段16を通過すると、第2図柄変動制御手段31
が働いて第2図柄変動表示手段22の第2図柄を所定時間
変動させる。一方、第2図柄始動手段16が遊技球を検出
したときに、当たり判定処理手段30がその当たり乱数の
乱数値を抽出して当たり判定値か否かにより当たり判定
を行い、当たりであれば第2図柄変動表示手段22の停止
図柄が所定の当たり図柄を表示するように停止させる。
【0039】第2図柄変動表示手段22の停止図柄が当た
り図柄となると、開閉制御手段32が働いて第1図柄始動
手段14の一対の開閉爪23が開放する。このため第1図柄
始動手段14に遊技球が入賞し易くなり、それだけ第1図
柄変動表示手段21の第1図柄が変動し易くなる。
【0040】第1図柄始動手段14の開閉爪23が開放して
遊技球が入賞すると、大当たり判定処理手段33が大当た
り判定処理を行い、第1図柄変動表示手段21の変動後に
その第1図柄を大当たり図柄で停止させるか否かを判定
する。即ち、大当たり判定処理手段33では、第1図柄始
動手段14が遊技球を検出した時点の大当たり乱数の乱数
値を抽選して、その乱数値が大当たり判定値7であれば
大当たりと判定する。そして、その判定結果に従って第
1図柄変動制御手段38が働き、後述のように所定の図柄
変動パターン順列44a で第1図柄変動表示手段21の第1
図柄が所定時間変動した後、「7・7・7」等の大当た
り図柄で停止する。また大当たり判定値以外であれば外
れと判定し、他の所定の図柄変動パターン順列44b 〜44
e で変動した後、第1図柄が外れ図柄で停止する。
【0041】第1図柄変動表示手段21の停止図柄が大当
たり図柄を表示すれば、利益状態発生手段35が働いて開
閉板24が前側に開放する第1状態に可変入賞手段15を変
換駆動する。このため、遊技盤4 の上部側から落下する
遊技球の多くが開閉板24を経て可変入賞手段15に入賞し
易くなる。そして、可変入賞手段15に遊技球が入賞する
と、払い出し制御手段により払い出し手段が作動して、
その入賞球1個毎に15個の景品球を払い出して行く。
従って、一旦、第1図柄変動表示手段21側で大当たりが
発生すれば、遊技者に多大な利益が還元される。
【0042】なお、可変入賞手段15は10個の遊技球が
入賞するか、又は所定時間経過したときに開閉板24が閉
じる。そして、開閉板24の開放中に入賞した遊技球が特
定領域25を通過すれば、可変入賞手段15が再度開放し、
最大16回まで開閉動作を繰り返す。
【0043】大当たり判定処理手段33での判定結果が大
当たりであれば、そのときの乱数値から変動命令信号発
生手段34の第1発生部36が第1変動命令信号39a を第1
図柄変動制御手段38へと送信する。すると第1図柄変動
制御手段38では、その第1変動命令信号39a に基づいて
変動制御部42がパターン順列記憶部40の第1パターン順
列44a を読み出すと共に、表示図柄記憶部41の「7・7
・7」等の大当たり図柄に関する図柄データを読み出し
て、その第1パターン順列44a に従って高速・中速・低
速・揺れの各変動パターンを経て「7・7・7」等の大
当たり図柄を表示するように、第1図柄変動表示手段21
の第1図柄を制御する。
【0044】即ち、変動制御部42がパターン順列記憶部
40の第1パターン順列44a を読み出すと、液晶駆動部43
を介して第1図柄変動表示手段21の第1図柄が、目視に
より確認できない程度の高速パターンで所定時間スクロ
ール変動する。そして、高速パターンでの変動時間が経
過すると、第1図柄が中速パターンで所定時間スクロー
ル変動し、その後、第1図柄が目視により確認できる程
度の低速パターンでのスクロール変動へと移行する。
【0045】この場合、停止図柄が大当たり図柄を表示
するため、低速パターンでの変動時に第1図柄がリーチ
図柄を表示する。低速パターンでのスクロール変動が終
わると揺れパターンに移行し、第1図柄がリーチ状態の
ままでゆっくりと上下方向に揺れた後、大当たり図柄で
停止する。なお、大当たり図柄で停止する場合には、第
2発生部37は作動せず、第2回目の変動命令信号は発生
しなくても良い。
【0046】大当たり判定処理手段33が外れと判定した
場合に、その乱数値が101〜150の何れかであれ
ば、変動命令信号発生手段34の第1発生部36が第1図柄
変動制御手段38へと第4変動命令信号39d を送信する。
このため変動制御部42が同様にパターン順列記憶部40の
第4パターン順列44d を読み出し、第1図柄変動表示手
段21の第1図柄が高速・低速・中速・揺れの各変動パタ
ーンで時系列的に変動して外れ図柄で停止するように制
御する。従って、第1図柄は、第4パターン順列44d に
従って高速で変動を開始し始める。
【0047】この変動開始から所定時間T が経過して第
1図柄が低速変動に移行すると、第1図柄の変動動作中
に第2発生部37が変動命令信号用乱数を抽出して第2回
目の変動命令信号39b 〜39e を発生する。例えば第2発
生部37の変動命令信号用乱数が乱数値1の場合には、図
5に示すように、第1回目の変動命令信号39d による変
動開始から時間T が経過したときに第2回目の第2変動
命令信号39b が発生し、この第2変動命令信号39b を第
1図柄変動制御手段38へと送信する。
【0048】このため変動制御部42が同様にパターン順
列記憶部40の第2パターン順列44bを読み出し、第1図
柄変動表示手段21の第1図柄が第4パターン順列44d で
の低速変動の途中から、第2パターン順列44b に従った
高速・低速・中速・揺れの各変動パターンで時系列的に
変動しその後停止する。つまり、第1図柄は、第4パタ
ーン順列44d の途中から第2パターン順列44b に従って
変動しその後停止する。
【0049】第2発生部37が抽出した変動命令信号用乱
数の乱数値が偶数のときは、第2発生部37から第2回目
の変動命令信号が発生しないので、第1図柄変動表示手
段21の第1図柄は、第1回目の第4変動命令信号39d に
よる第4パターン順列44d に従って変動し停止する。
【0050】この実施形態では、主制御手段26側の変動
命令信号発生手段34は、時間的要素を含まない変動命令
信号を第1図柄変動制御手段38へと送信するだけで、第
1図柄変動制御手段38の変動制御部42がパターン順列記
憶部40に記憶された図柄変動パターン順列を読み出し
て、その図柄変動パターン順列44a 〜44e に従って第1
図柄変動表示手段21の第1図柄を複数種類の変動パター
ンに時系列的に変化させながら制御できるので、従来の
主制御手段26の制御信号で直接第1図柄変動表示手段21
の第1図柄を制御する場合に比較して、変動命令信号発
生手段34から第1図柄変動表示手段21へと送信する変動
命令信号39a 〜39e のデータ量が少なくなり、図柄変動
の多様化を容易に図ることができる。つまり、主制御手
段26からの命令信号を極力少なくしながら、図柄変動に
バリエーションを持たせることができる。
【0051】また第1回目の変動命令信号39a 〜39e に
対応する図柄変動パターン順列44a〜44e での変動動作
中に第2回目の変動命令信号39b 〜39e があれば、この
第2回目の変動命令信号39b 〜39e に対応する図柄変動
パターン順列44b 〜44e に従って第1図柄が変動するの
で、図柄変動のバリエーションを更に大にでき、図柄変
動の興趣が一段と増大する。しかも、第2発生部37は、
変動命令信号用乱数の乱数値によっては、第2回目の変
動命令信号39b 〜39e を発生しないこともあるため、図
柄変動の画一化を防止できる。
【0052】なお、この実施形態では、第1回目の変動
命令信号39a 〜39e による図柄変動の変動動作の途中か
ら、第2回目の変動命令信号39b 〜39e による図柄変動
に切り換えるようにしているが、第1回目の変動命令信
号39a 〜39e による図柄変動の終了後に、第2回目の変
動命令信号39b 〜39e による図柄変動を続行するように
しても良い。
【0053】また、この実施形態では、第1回目の変動
命令信号39a 〜39e 、第2回目の変動命令信号39b 〜39
e の何れの場合にも、パターン順列記憶部40が記憶する
共通の図柄変動パターン順列、即ち第1〜第5パターン
順列44a 〜44e の内、その変動命令信号39a 〜39e に対
応する何れかの図柄変動パターン順列を読み出して、そ
の図柄変動パターン順列で第1図柄変動表示手段21を制
御するようにしているが、複数種類の第2回目の変動命
令信号39b 〜39e に対応する複数種類の別の図柄変動パ
ターン順列を記憶させておき、第2回目の変動命令信号
39b 〜39e があったときに、その別の図柄変動パターン
順列を読み出して制御するようにしても良い。また図柄
の変動時間を調整する場合は、変動途中で停止命令信号
を送れば良い。
【0054】図6〜図8は本発明の第2の実施形態を例
示し、変動命令信号発生手段34に第1発生部36と第2発
生部37とを備えると共に、第1図柄変動制御手段38に第
1パターン順列記憶部45と第2パターン記憶部46とを備
えたものである。
【0055】第1発生部36及び第1パターン順列記憶部
45は、第1の実施形態と略同様である。第2発生部37
は、例えば第1図柄始動手段14が遊技球を検出したと
き、又は第1回目の変動命令信号39a 〜39e による第1
図柄変動表示手段21の第1図柄の図柄変動パターン順列
44a 〜44e での変動終了時等、所定条件が成立したとき
に変動命令信号発生用乱数1〜5の何れかを抽出し、そ
の乱数値が1のときに第1変動命令信号47a を、乱数値
2のときに第2変動命令信号47b を、乱数値3のときに
第3変動命令信号47c を、乱数値4のときに第4変動命
令信号47d を、乱数値5のときに第5変動命令信号47e
を夫々発生するようになっている。なお、第1〜第5変
動命令信号47a 〜47e は、2進数のデジタル信号により
符号化されている。
【0056】第2パターン記憶部46は、図7に示すよう
に、第2発生部37が択一的に発生する第2回目の複数種
類の第1〜第5変動命令信号47a 〜47e に対応する複数
種類の単一図柄変動パターン48a 〜48e を記憶してい
る。例えば、この単一図柄変動パターン48a 〜48e は、
速度の異なる中速変動又は低速変動、揺れ速度の異なる
揺れ変動、その他の変動パターン等であって、単一の種
類の図柄変動パターンによって構成されている。
【0057】変動制御部42は、第1発生部36から第1回
目の変動命令信号39a 〜39e が送信されたときに、この
第1回目の変動命令信号39a 〜39e に対応して第1パタ
ーン順列記憶部45に記憶された図柄変動パターン順列44
a 〜44e に従って第1図柄変動表示手段21の第1図柄を
変動させる機能と、この変動終了後に第2発生部37から
第2回目の変動命令信号47a 〜47e が送信されたとき
に、変動終了後に第2回目の変動命令信号47a 〜47e に
対応して第2パターン記憶部46に記憶された単一図柄変
動パターン48a 〜48e で第1図柄変動表示手段21の第1
図柄を変動させる機能とを備えている。
【0058】この実施形態では、例えば大当たり判定処
理手段33での判定結果が外れであって、そのときの大当
たり乱数の乱数値が101〜150の何れかであれば、
第1発生部36が第1回目の第4変動命令信号39d を第1
図柄変動制御手段38へと送信する。そして第1図柄変動
制御手段38では、図8に示すように第1回目の第4変動
命令信号39d に基づいて変動制御部42が第1パターン順
列記憶部45の第4パターン順列44d を読み出して、この
第4パターン順列44d に従って第1図柄変動表示手段21
を制御する。このため、第1図柄変動表示手段21の第1
図柄は、その第4パターン順列44d に従って高速・低速
・中速・揺れの各変動パターンを経て変動する。
【0059】この第1回目の変動命令信号39d による第
1図柄変動表示手段21の変動動作が終了する時点で第2
発生部37が変動命令信号用乱数1〜5の何れかを抽出し
て第2回目の変動命令信号47a 〜 47eを発生する。例え
ば第2発生部37の変動命令信号用乱数が乱数値1の場合
には、第2発生部37が第2回目の第1変動命令信号47a
を第1図柄変動制御手段38の変動制御部42へと送信す
る。
【0060】そして変動制御部42が第2パターン記憶部
46の単一図柄変動パターン48a を読み出し、この単一図
柄変動パターン48a で第1図柄変動表示手段21を制御す
る。このため第1図柄変動表示手段21の第1図柄は、第
1回目の第4変動命令信号39d による変動動作の終了に
続いて、単一図柄変動パターン48a に沿って所定時間揺
れ変動等を行い、その後に外れ図柄で停止する。
【0061】この実施形態では、主制御手段26からの命
令信号を極力少なくしながら、第1図柄変動表示手段21
の第1図柄の図柄変動を多様化できる。また第1回目の
変動命令信号では、複数種類の図柄変動パターンを時系
列的に組み合わせた図柄変動パターン順列39a 〜39e に
従って図柄を変動制御し、第2回目の変動命令信号47a
〜47e では、単一の図柄変動パターン48a 〜48e で変動
制御しているので、第1図柄変動制御手段38側で記憶す
べき図柄変動パターンのデータ量を少なくできる。
【0062】なお、この実施形態では図柄変動パターン
順列44a 〜44e での図柄変動の終了後に続いて単一図柄
変動パターン48a 〜48e で再度第1図柄を変動させるよ
うにしているが、図柄変動パターン順列44a 〜44e での
図柄変動の途中、特にその図柄変動の終盤に単一図柄変
動パターン48a 〜48e での図柄変動に切り換えるように
しても良い。
【0063】また第1の実施形態と同様に、第2発生部
37により第2回目の変動命令信号を発生する場合と発生
しない場合とを設定し、図柄変動パターン順列44a 〜44
e での変動動作で終了する場合と、その図柄変動の途中
又は終了後に続いて単一図柄変動パターン48a 〜48e で
図柄変動を続行する場合とを組み合わせても良い。
【0064】以上、本発明の各実施形態を例示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、変動
命令信号発生手段34から送信する変動命令信号の種類、
パターン順列記憶部40,45 に記憶された図柄変動パター
ン順列の種類は、説明の都合上からデータでは5〜6個
にしているが、これらは自在に変更又は決定可能であ
る。各図柄変動パターン順列44a 〜44e を構成する変動
パターンの種類、及びその組み合わせ等も自在に変更又
は決定すれば良い。
【0065】また主制御手段26は、大当たり判定手段の
判定結果である大当たり信号と外れ信号とを第1回目の
変動命令信号として第1図柄変動制御手段38へと択一的
に送信するように構成し、第1図柄変動制御手段38にお
いて、パターン順列記憶部40,45 が記憶する複数種類の
図柄変動パターン順列44a 〜44e を乱数処理等によって
抽出し、その図柄変動パターン順列44a 〜44e に従って
第1図柄変動表示手段21の第1図柄を制御するように構
成しても良い。この場合にも、第1図柄変動表示手段21
の図柄制御に当たっては、主制御手段26から大当たり信
号又は外れ信号を変動命令信号として第1図柄変動制御
手段38へと送信すれば良いので、変動命令信号のデータ
量を少なくできる。
【0066】パターン順列記憶部40,45 に記憶する図柄
変動パターン順列44a 〜44e は、第1図柄変動表示手段
21の各図柄表示部に表示される第1図柄の変動パターン
を複数種類組み合わせたものの他に、液晶表示手段13の
液晶表示部20に表示される背景画像等の変動パターンを
時系列的に組み合わせたものを含むように構成しても良
い。
【0067】第1図柄変動表示手段21は、実施形態では
液晶表示手段13の液晶表示部20の一部を利用して構成し
ているが、液晶表示部20全体で構成しても良いし、液晶
表示手段13以外の表示手段、例えばCRT、或いは多数
のドット状の表示素子を縦横に多数配置した表示手段等
を使用することも可能である。
【0068】また実施形態では図柄変動パターン順列44
a 〜44e の各変動パターンでの変動時間を略同じにして
いるが、各変動パターン毎にその変動時間を変えても良
い。変動命令信号発生手段34が第1回目の変動命令信号
及び第2回目の変動命令信号を発生する契機は、各実施
形態に例示以外のことを条件にしても良い。
【0069】要するに、命令信号発生手段は、第1回目
の変動命令信号の送信後に第2回目の変動命令信号を送
信するようになっておれば十分である。第1回目の変動
命令信号と第2回目の変動命令信号との間の時間は、一
定時間でも良いし、不規則な時間でも良い。
【0070】本発明の第1回目、第2回目は相対的回数
を意味するものであって、絶対的な回数を意味するもの
ではない。従って、この第1回目、第2回目は時間的な
後先の概念であり、第1回目は先を、第2回目は後を夫
々意味するものである。第1図柄変動表示手段21が左図
柄、右図柄及び中図柄等の複数個の図柄を表示する場
合、その全ての図柄又は一部の複数個の図柄が同じ変動
パターンで変動し停止するようにしても良いし、また各
図柄が別々の変動パターンで変動し停止するようにして
も良い。
【0071】その他、第2図柄変動表示手段22において
も同様に実施することができる。利益状態発生手段35
は、遊技者に有利なものであれば十分であり、その具体
的な内容はゲーム全体の中で適宜変更可能である。本発
明はパチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の各
種の弾球遊技機において同様に実施可能である。
【0072】
【発明の効果】本発明では、数種類の変動パターンを所
定順列で時系列的に組み合わせて成る複数種類の図柄変
動パターン順列44a 〜44e を、主制御手段26側から送信
される複数種類の変動命令信号39a 〜39e に対応させて
図柄変動制御手段38に記憶させておき、主制御手段26か
ら複数種類の変動命令信号39a 〜39e の何れか1の第1
回目の変動命令信号39a 〜39e を図柄変動制御手段38へ
と送信し、図柄変動制御手段38に記憶された第1回目の
変動命令信号39a 〜39e に対応する1の図柄変動パター
ン順列44a 〜44e に従って図柄変動表示手段21の図柄を
変動させ、この第1回目の図柄変動中に第2回目の変動
命令信号39a 〜39e を発生する場合と発生しない場合と
があり、第2回目の変動命令信号39a 〜39e を発生する
場合は主制御手段26から複数種類の変動命令信号の何れ
か1の第2回目の変動命令信号39a〜39e を図柄変動制
御手段38へと送信し、図柄変動の途中から図柄変動制御
手段38に記憶された第2回目の変動命令信号39a 〜39e
に対応する1の図柄変動パターン順列44a 〜44e に従っ
て図柄変動表示手段21の図柄を変動させるので、主制御
手段26から図柄変動制御手段38に送信する信号を簡略化
できると共に、図柄変動表示手段21の図柄変動の多様化
を容易に促進できる利点がある。
【0073】また本発明では、数種類の変動パターンを
所定順列で時系列的に組み合わせて成り且つ主制御手段
26側から送信される複数種類の第1回目の変動命令信号
39a〜39e に対応する複数種類の図柄変動パターン順列4
4a 〜44e と、複数種類の第2回目の変動命令信号47a
〜47e に対応する複数種類の単一図柄変動パターン48a
〜48e とを図柄変動制御手段38に記憶させておき、主制
御手段26から複数種類の第1回目の変動命令信号39a 〜
39e の何れか1の変動命令信号39a 〜39e を図柄変動制
御手段38へと送信し、図柄変動制御手段38に記憶された
1の第1回目の変動命令信号39a 〜39e に対応する1の
図柄変動パターン順列44a 〜44e に従って図柄変動表示
手段21の図柄を変動させ、この第1回目の図柄変動中に
第2回目の変動命令信号39a 〜39e を発生する場合と発
生しない場合とがあり、第2回目の変動命令信号39a 〜
39e を発生する場合は主制御手段26から複数種類の第2
回目の変動命令信号47a 〜47e の何れか1の変動命令信
号47a 〜47e を図柄変動制御手段38へと送信し、図柄変
動の途中から図柄変動制御手段38に記憶された1の第2
回目の変動命令信号47a 〜47e に対応する1の単一図柄
変動パターン48a 〜48e で図柄変動表示手段21の図柄を
変動させるので、主制御手段26から図柄変動制御手段38
に送信する信号を簡略化できると共に、図柄変動表示手
段21の図柄変動の多様化を容易に促進できる利点があ
る。
【0074】更に本発明では、主制御手段26は複数種類
の変動命令信号39a 〜39e の何れか1の変動命令信号39
a 〜39e を時間差を置いて送信する機能を備え、図柄変
動制御手段38は、数種類の変動パターンを所定順列で時
系列的に組み合わせて成り且つ主制御手段26側から送信
される複数種類の変動命令信号39a 〜39e に対応する複
数種類の図柄変動パターン順列44a 〜44e を記憶するパ
ターン順列記憶部40と、主制御手段26からの変動命令信
号39a 〜39e により図柄変動表示手段21の図柄を変動さ
せる変動制御部42とを備え、変動制御部42は、主制御手
段26から1の第1回目の変動命令信号39a 〜39e が送信
されたときに、パターン順列記憶部40に記憶された第1
回目の変動命令信号39a 〜39e に対応する1の図柄変動
パターン順列44a 〜44e に従って図柄変動表示手段21の
図柄を変動させる機能と、この図柄変動中に第2回目の
変動命令信号39a 〜39e を発生する場合と発生しない場
合とがあり、主制御手段26から1の第2回目の変動命令
信号39a 〜39e が送信されたときに、図柄変動中にパタ
ーン順列記憶部40に記憶された第2回目の変動命令信号
39a 〜39e に対応する1の図柄変動パターン順列44a 〜
44e に従って図柄変動表示手段21の図柄を変動させる機
能とを備えているので、主制御手段26から図柄変動制御
手段38に送信する信号を簡略化できると共に、図柄変動
表示手段21の図柄変動の多様化を容易に促進でき、しか
も簡単に構成できる利点がある。
【0075】また本発明では、主制御手段26は、複数種
類の変動命令信号39a 〜39e の何れか1の第1回目の変
動命令信号39a 〜39e を送信する機能と、図柄変動表示
手段21の図柄変動中に複数種類の変動命令信号47a 〜47
e の何れか1の第2回目の変動命令信号47a 〜47e を送
信する機能とを備え、図柄変動制御手段38は、数種類の
変動パターンを所定順列で時系列的に組み合わせて成り
且つ主制御手段26側から送信される複数種類の第1回目
の変動命令信号39a 〜39e に対応する複数種類の図柄変
動パターン順列44a 〜44e を記憶するパターン順列記憶
部45と、複数種類の第2回目の変動命令信号47a 〜47e
に対応する複数種類の単一図柄変動パターン48a 〜48e
を記憶するパターン記憶部46と、主制御手段26からの変
動命令信号39a 〜39e 、47a 〜47e に基づいて図柄変動
表示手段21の図柄を変動させる変動制御部42とを備え、
変動制御部42は、主制御手段26から1の第1回目の変動
命令信号39a 〜39e が送信されたときに、パターン順列
記憶部45に記憶された第1回目の変動命令信号39a 〜39
e に対応する1の図柄変動パターン順列44a 〜44eに従
って図柄変動表示手段21の図柄を変動させる機能と、こ
の図柄変動中に第2回目の変動命令信号39a 〜39e を発
生する場合と発生しない場合とがあり、主制御手段26か
ら1の第2回目の変動命令信号47a 〜47e が送信された
ときに、図柄変動中にパターン記憶部46に記憶された第
2回目の変動命令信号47a 〜47e に対応する1の単一図
柄変動パターン48a 〜48e で図柄変動表示手段21の図柄
を変動させる機能とを備えているので、主制御手段26か
ら図柄変動制御手段38に送信する信号を簡略化できると
共に、図柄変動表示手段21の図柄変動の多様化を容易に
促進でき、しかも簡単に構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤4 の正面
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動パター
ン順列等の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動の説明
図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す単一図柄変動パ
ターン等の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す図柄変動の説明
図である。
【符号の説明】
21 第1図柄変動表示手段 26 主制御手段 38 第1図柄変動制御手段 39a 〜39e 変動命令信号 40 パターン順列記憶部 42 変動制御部 44a 〜44e 図柄変動パターン順列 45 パターン順列記憶部 46 パターン記憶部 47a 〜47e 変動命令信号 48a 〜48e 単一図柄変動パターン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作を制御する主制御手段(26)から
    図柄変動制御手段(38)へと信号を送信して、図柄変動表
    示手段(21)の利益状態発生用の図柄を変動制御する弾球
    遊技機の図柄変動制御方法において、 数種類の変動パターンを所定順列で時系列的に組み合わ
    せて成る複数種類の図柄変動パターン順列(44a) 〜(44
    e) を、前記主制御手段(26)側から送信される複数種類
    の変動命令信号(39a) 〜(39e) に対応させて前記図柄変
    動制御手段(38)に記憶させておき、 前記主制御手段(26)から前記複数種類の変動命令信号(3
    9a) 〜(39e) の何れか1の第1回目の変動命令信号(39
    a) 〜(39e) を前記図柄変動制御手段(38)へと送信し、 前記図柄変動制御手段(38)に記憶された前記第1回目の
    変動命令信号(39a) 〜(39e) に対応する1の前記図柄変
    動パターン順列(44a) 〜(44e) に従って前記図柄変動表
    示手段(21)の図柄を変動させ、 この第1回目の図柄変動中に第2回目の変動命令信号(3
    9a) 〜(39e) を発生する場合と発生しない場合とがあ
    り、前記第2回目の変動命令信号(39a) 〜(39 e)を発生
    する場合は前記主制御手段(26)から前記複数種類の変動
    命令信号(39a) 〜(39e) の何れか1の前記第2回目の変
    動命令信号(39a) 〜(39e) を前記図柄変動制御手段(38)
    へと送信し、 前記図柄変動の途中から前記図柄変動制御手段(38)に記
    憶された前記第2回目の変動命令信号(39a) 〜(39e) に
    対応する1の前記図柄変動パターン順列(44a)〜(44e)
    に従って前記図柄変動表示手段(21)の図柄を変動させる
    ことを特徴とする弾球遊技機の図柄変動制御方法。
  2. 【請求項2】 遊技動作を制御する主制御手段(26)から
    図柄変動制御手段(38)へと信号を送信して、図柄変動表
    示手段(21)の利益状態発生用の図柄を変動制御する弾球
    遊技機の図柄変動制御方法において、 数種類の変動パターンを所定順列で時系列的に組み合わ
    せて成り且つ前記主制御手段(26)側から送信される複数
    種類の第1回目の変動命令信号(39a) 〜(39e)に対応す
    る複数種類の図柄変動パターン順列(44a) 〜(44e) と、
    複数種類の第2回目の変動命令信号(47a) 〜(47e) に対
    応する複数種類の単一図柄変動パターン(48a) 〜(48e)
    とを前記図柄変動制御手段(38)に記憶させておき、 前記主制御手段(26)から前記複数種類の第1回目の変動
    命令信号(39a) 〜(39e) の何れか1の変動命令信号(39
    a) 〜(39e) を前記図柄変動制御手段(38)へと送信し、 前記図柄変動制御手段(38)に記憶された1の第1回目の
    前記変動命令信号(39a) 〜(39e) に対応する1の前記図
    柄変動パターン順列(44a) 〜(44e) に従って前記図柄変
    動表示手段(21)の図柄を変動させ、 この第1回目の図柄変動中に第2回目の変動命令信号(3
    9a) 〜(39e) を発生する場合と発生しない場合とがあ
    り、前記第2回目の変動命令信号(39a) 〜(39e)を発生
    する場合は前記主制御手段(26)から前記複数種類の前記
    第2回目の変動命令信号(47a) 〜(47e) の何れか1の変
    動命令信号(47a) 〜(47e) を前記図柄変動制御手段(38)
    へと送信し、 前記図柄変動の途中から前記図柄変動制御手段(38)に記
    憶された1の第2回目の前記変動命令信号(47a) 〜(47
    e) に対応する1の前記単一図柄変動パターン(48a) 〜
    (48e) で前記図柄変動表示手段(21)の図柄を変動させる
    ことを特徴とする弾球遊技機の図柄変動制御方法。
  3. 【請求項3】 遊技動作を制御する主制御手段(26)と、
    1又は複数個の利益状態発生用の図柄を変動表示する図
    柄変動表示手段(21)と、前記主制御手段(26)からの信号
    により前記図柄変動表示手段(21)の図柄を所定時間変動
    させて停止させる図柄変動制御手段(38)とを備えた弾球
    遊技機において、 前記主制御手段(26)は複数種類の変動命令信号(39a) 〜
    (39e) の何れか1の変動命令信号(39a) 〜(39e) を時間
    差を置いて送信する機能を備え、 前記図柄変動制御手段(38)は、数種類の変動パターンを
    所定順列で時系列的に組み合わせて成り且つ前記主制御
    手段(26)側から送信される複数種類の前記変動命令信号
    (39a) 〜(39e) に対応する複数種類の図柄変動パターン
    順列(44a) 〜(44e) を記憶するパターン順列記憶部(40)
    と、前記主制御手段(26)からの変動命令信号(39a) 〜(3
    9e) により前記図柄変動表示手段(21)の図柄を変動させ
    る変動制御部(42)とを備え、 前記変動制御部(42)は、前記主制御手段(26)から1の第
    1回目の前記変動命令信号(39a) 〜(39e) が送信された
    ときに、前記パターン順列記憶部(40)に記憶された第1
    回目の前記変動命令信号(39a) 〜(39e) に対応する1の
    前記図柄変動パターン順列(44a) 〜(44e) に従って前記
    図柄変動表示手段(21)の図柄を変動させる機能と、この
    図柄変動中に第2回目の変動命令信号(39a) 〜(39e) を
    発生する場合と発生しない場合とがあり、前記主制御手
    段(26)から1の第2回目の前記変動命令信号(39a) 〜(3
    9e) が送信されたときに、前記図柄変動中に前記パター
    ン順列記憶部(40)に記憶された第2回目の前記変動命令
    信号(39a) 〜(39e) に対応する1の前記図柄変動パター
    ン順列(44a) 〜(44e) に従って前記図柄変動表示手段(2
    1)の図柄を変動させる機能とを備えたことを特徴とする
    弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技動作を制御する主制御手段(26)と、
    1又は複数個の利益状態発生用の図柄を変動表示する図
    柄変動表示手段(21)と、前記主制御手段(26)からの信号
    により前記図柄変動表示手段(21)の図柄を所定時間変動
    させて停止させる図柄変動制御手段(38)とを備えた弾球
    遊技機において、 前記主制御手段(26)は、複数種類の変動命令信号(39a)
    〜(39e) の何れか1の第1回目の変動命令信号(39a) 〜
    (39e) を送信する機能と、前記図柄変動表示手段(21)の
    図柄変動中に複数種類の変動命令信号(47a) 〜(47e) の
    何れか1の第2回目の変動命令信号(47a) 〜(47e) を送
    信する機能とを備え、 前記図柄変動制御手段(38)は、数種類の変動パターンを
    所定順列で時系列的に組み合わせて成り且つ前記主制御
    手段(26)側から送信される複数種類の前記第1回目の変
    動命令信号(39a) 〜(39e) に対応する複数種類の図柄変
    動パターン順列(44a) 〜(44e) を記憶するパターン順列
    記憶部(45)と、複数種類の第2回目の変動命令信号(47
    a) 〜(47e) に対応する複数種類の単一図柄変動パター
    ン(48a) 〜(48e) を記憶するパターン記憶部(46)と、前
    記主制御手段(26)からの変動命令信号(39a) 〜(39e) 、
    (47a) 〜(47e) に基づいて前記図柄変動表示手段(21)の
    図柄を変動させる変動制御部(42)とを備え、 前記変動制御部(42)は、前記主制御手段(26)から1の第
    1回目の前記変動命令信号(39a) 〜(39e) が送信された
    ときに、前記パターン順列記憶部(45)に記憶された第1
    回目の前記変動命令信号(39a) 〜(39e) に対応する1の
    前記図柄変動パターン順列(44a) 〜(44e) に従って前記
    図柄変動表示手段(21)の図柄を変動させる機能と、この
    図柄変動中に第2回目の変動命令信号(39a) 〜(39e) を
    発生する場合と発生しない場合とがあり、前記主制御手
    段(26)から1の第2回目の前記変動命令信号(47a) 〜(4
    7e) が送信されたときに、前記図柄変動中に前記パター
    ン記憶部(46)に記憶された第2回目の前記変動命令信号
    (47a) 〜(47e) に対応する1の前記単一図柄変動パター
    ン(48a) 〜(48e) で前記図柄変動表示手段(21)の図柄を
    変動させる機能とを備えたことを特徴とする弾球遊技
    機。
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