JP3071096U - スプーン付き容器 - Google Patents

スプーン付き容器

Info

Publication number
JP3071096U
JP3071096U JP2000000810U JP2000000810U JP3071096U JP 3071096 U JP3071096 U JP 3071096U JP 2000000810 U JP2000000810 U JP 2000000810U JP 2000000810 U JP2000000810 U JP 2000000810U JP 3071096 U JP3071096 U JP 3071096U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoon
lid
container
handle
split groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000000810U
Other languages
English (en)
Inventor
辻  信太郎
Original Assignee
株式会社サンリオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンリオ filed Critical 株式会社サンリオ
Priority to JP2000000810U priority Critical patent/JP3071096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3071096U publication Critical patent/JP3071096U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋体の開放と同時にスプーンを外部に取り出す
ことができるとともにスプーンの容器内への倒れや没入
が起らず、蓋体を閉じたときの体裁もよい簡単な構造の
スプーン付き容器を提供する。 【解決手段】容器本体1と、外縁から中央部ないしその
近傍に達する割溝21を有し、容器本体1の開口部10
に着脱可能に装着される蓋体2と、前記割溝21に嵌ま
る柄部31を有し該柄部31の上端に蓋体2の上面に係
止される拡大した頭部32を有するスプーン3を備えて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はスプーン付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲食店や家庭の卓上で使用する粉粒状物たとえば砂糖はポット状の容器本体に 収容され、蓋体が被せられるが、取出しのためにはスプーンが必要であり、その スプーンは容器本体の口縁部に沿うように立て掛けられ、蓋体の側縁部に設けた 切欠きによって柄部の倒れを防止するようにしていた。 しかし、この構造では、スプーンの取出しと蓋体の開放とが別々の操作になる ため煩雑であり、しかも、蓋体を開放する際に蓋体がスプーンの柄部に接触する ことによりあるいは蓋による支えを失うことによりスプーンが容器本体内に倒れ て、粉粒状物が柄部にまで付着してしまうトラブルが生じやすかった。
【0003】 また、従来のこの種容器では、蓋体を被せた状態で柄部が容器本体側壁に偏し て佇立しているので、誤って指を引っ掛けて容器本体を転倒させたりしやすく、 しかも佇立している柄部が外部から視認されてしまうので体裁が悪く、テーブル 上の美的環境を損なうという問題があった。これを回避すべく柄部の長さを短く すると、容器内に没入しやすくなるとともに、取出しの際に容器内に指を挿入し てつまみ出すことになるので不衛生になるという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようする問題点】
本考案は前記問題点を解消するために考案されたもので、その目的とするとこ ろは、蓋体の開放と同時にスプーンを外部に取り出すことができるとともにスプ ーンの容器内への倒れや没入が起らず、蓋体を閉じたときの体裁もよい簡単な構 造のスプーン付き容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため本考案は、容器本体と、外縁から中央部ないしその近 傍に達する割溝を有し、容器本体の開口部に着脱可能に装着される蓋体と、前記 割溝に嵌まる柄部を有し該柄部の上端に蓋体の上面に係止される拡大した頭部を 有するスプーンを備えていることを特徴としている。 前記蓋体の割溝は可撓性ないし可縮性のある部材により閉じられるようになっ ていてもよく、あるいはスプーンが割溝に対応する断面形状の突部を有していて もよい。 本考案の代表的な例としては、容器本体は動物やキャラクターの顔面を模した 形状とし、蓋体を帽子を模した形状をとし、スプーンの頭部を帽子の頂部の飾り を模した形状としたものがあげられる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。 図1と図2は本考案によるスプーン付き容器を砂糖等の粉粒状物の取出し容器 に適用した第1実施例を示している。 1は容器本体であり、陶器、プラスチックなど所望の材質からなり、外面が所 望のキュラクターの顔面をかたどった輪郭形状に構成されており、上端には内容 物(この例では粉粒状物)Aを取り出すための開口10と、これに続いて所要深 さの収容凹部11が形成されている。
【0007】 2は蓋体であり、陶器、プラスチックなど所望の材質からなり、外面が容器本 体に対応する形状、たとえばシルクハットやベレー帽などの帽子をかたどった輪 郭形状に構成されており、下端には前記開口10を覆いうる座部20が形成され ている。そして、前記座部20を含めた全体に、蓋体外縁から割溝21が形成さ れている。割溝21の終端部はそれ以降よりも適度に大きくなっていて、後述す るスプーン3の頭部32の下端部が嵌められる安定用の座を有していてもよい。
【0008】 3はスプーンであり、陶器、プラスチックなど所望の材質からなり、下端に掬 い部30を有し、該掬い部30に続いて前記割溝21に嵌まりかつこれに沿って 平行移動し得る断面積の柄部31が形成されており、さらに柄部31の上端には 、前記割溝21の断面積(割溝終端に拡大部分がある時にはこれの断面積)より も大きく、蓋体2の頂面22に係止可能な拡大した頭部32が設けられている。 この頭部32は前記蓋体2の形状にマッチした飾り形状たとえばハート形状や 昆虫形状、花形状などが適宜選択される。 スプーン全体の長さは容器本体1の開口10を越える寸法であることが必要で あるが、必ずしも収容凹部11の深さ以上である必要はない。 前記蓋体2の割溝21は、後述するスプーン3を挿着した状態で蓋体2を容器 本体1に被せたり容器本体1から取り外したときにみだりに柄部31が脱出して 落下する事がないように、好ましくは蓋体中央部ないしその近傍に達する長さを 有している。
【0009】 図3は本考案の第2実施例を示しており、容器本体1の形状を犬の顔面などに 類する輪郭形状とし、蓋体2をベレー帽に類する形状とし、スプーン3の頭部3 2の形状を蜂などの昆虫に類する形状としたものである。その他の構成は、図1 と図2に示したものと同様であるから、同じ部位ないし部材に同じ符号を付し、 説明は省略する。
【0010】 前記割溝21は第1実施例と第2実施例では開放さているが、閉止される構成 となっていてもよい。 図4はこの一例を示しており、スプーン3の柄部31に、割溝21に対応する 大きさと形状の突部33を設けたものである。突部33は、たとえば天使の羽根 のような形状とすればよい。 図5は他の例を示しており、割溝21の両側壁から可撓性ないし可縮性を有す る舌状の部材21a,21aを張り出させ、常態において割溝21の開口を略閉 止するようにしている。この部材21a,21aはスプーン3の柄部31が納ま る割溝終端部には必ずしも設けなくてもよい。 その他、図示しないが、割溝21に対応する大きさと形状の板状アタッチメン トとし、これを割溝21に嵌めあわせるようにしてもよい。
【0011】
【実施例の作用】
本考案によるスプーン付き容器は、スプーン3の柄部31を側方から蓋体2の 割溝21に嵌めるもので、拡大した頭部32が割溝21の開口部分(蓋体頂面2 2)に係止するため、スプーン3は蓋体2と一体的に組み合わされ、図2(a) のように、スプーン付き蓋体となる。 この状態で蓋体2を容器本体1に被せば、開口10が閉じられると柄部31と すくい部30が開口10を通して容器本体1内に吊持されるので、外部からスプ ーン3の存在が全くわからなくなる。また、柄部31に指が接触してスプーンが 分離して収容凹部11に没入してしまったり、柄部31に指が接触してその衝撃 で容器本体1が転倒して内容物が外部に飛散してしまうトラブルの発生が防止さ れる。さらに、柄部31が汚れず衛生的である。 蓋体2を取り付けた状態は図1(a)と図3(a)に示されており、蓋体2が 帽子形状をなし、スプーン3の頭部32がそれにマッチした形状をなしているた め、外観的にはあたかも飾りのついた帽子をかぶった置物のように視認されるこ とになり、非常に美観がよく、テーブル上の環境や雰囲気にマッチしたものとな る。
【0012】 内容物を取り出す場合には、蓋体2を持ち上げれば、スプーン3は蓋体2に吊 持されたまま同時に容器本体1から取り出されるので、図2の仮想線で示すよう に、頭部32を指でつまんで割溝21に沿うように側方にずらすことによりスプ ーン3は蓋体2と分離される。あとは頭部32または柄部31の上部をつまんで 開口10から収容凹部11に挿入し、すくい部30によって内容物をすくって取 り出せばよい。 スプーンを使用した後は、蓋体2の外縁から割溝21に沿うように柄部31を はめれば再びスプーン3が蓋体2に吊持されるので、蓋体2を開口10に被せば よい。
【0013】 スプーン2の柄部31に突部33を設けた場合には、図4(a)のように突部 33により割溝21が塞がれるため、異物の侵入を防止することができるととも に、割溝21の存在が外部から分かりにくくなるので体裁がよくなり、また突部 33が頭部32とともにつまみ部としても機能するので、掬い取り操作を楽に行 なえるという利点がある。 割溝21に可撓性ないし可縮性のある閉止用の部材21a,21aを張り出さ せておいた場合には、図5(a)(b)のように割溝21が塞がれるため異物の 侵入を防止できる。また、スプーン3を取り付けたときに柄部31のずれに対す る適度の抵抗となるため、スプーン3を安定的に保持することが可能である。
【0014】
【考案の効果】
以上説明した本考案によるときには、簡単な構造により蓋体2の開放と同時に スプーン3を外部に取り出すことができるとともに、スプーン3が容器収容部1 1内に倒れたり没入したりすることがなく、柄部31が汚れる心配もない。しか も蓋体2を閉じたときにスプーン3が蓋体2により中空状に吊持され、頭部32 が外部の飾りとして機能するので、外部からスプーン3のありかがわからず体裁 がよく、あたかも置物であるかのような印象を与えることができ、したがって商 品価値が高いなどのすぐれた効果が得られる。 請求項2によれば、蓋体2の割溝21が可撓性ないし可縮性のある部材21a により閉じられるようになっているので、容器本体1内への異物の混入を防止で きるとともに、割溝21が目立たなくなるので体裁がよくなり、また、部材21 aがスプーン3の柄部31の横ずれに対する抵抗作用を発揮するのでスプーン3 の保持の安定性をよくすることができるなどのすぐれた効果が得られる。
【0015】 請求項3によれば、スプーン3が、割溝21に対応する断面形状の突部33を 有しているので、容器本体1内への異物の混入を防止できるとともに、割溝21 が目立たなくなるので体裁がよくなり、また突部33がすくい取り操作用のつま みとしても機能するので、使い勝手がよくなるなどのすぐれた効果が得られる。 請求項4によれば、容器本体1が動物やキャラクターなどの顔面を模した形状 を有し、蓋体2が帽子を模した形状となっており、スプーン3の頭部32が帽子 頂部の飾りを模した形状となっているので、請求項1の効果に加えて、外観がユ ニークであたかも置物のような興趣に富み、テーブル環境をよくすることができ るというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案によるスプーン付き容器の第1
実施例を示す斜視図、(b)は(a)のX−X線に沿う
断面図である。
【図2】第1実施例において蓋体を取り外した状態を示
す斜視図である。
【図3】(a)は本考案の第2実施例を示す斜視図
(b)は同じくその断面図である。
【図4】(a)は本考案における蓋体の他の例を示す部
分的断面図、(b)は蓋体の平面図である。
【図5】(a)は本考案における蓋体のさらに他の例を
示す部分的断面図、(b)は蓋体の平面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 スプーン 10 開口 21 割溝 21a 可撓性ないし可縮性を有する閉止部材 31 柄部 32 頭部 33 突部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体1と、外縁から中央部ないしその
    近傍に達する割溝21を有し、容器本体1の開口部10
    に着脱可能に装着される蓋体2と、前記割溝21に嵌ま
    る柄部31を有し該柄部31の上端に蓋体2の上面に係
    止される拡大した頭部32を有するスプーン3を備えて
    いることを特徴とするスプーン付き容器。
  2. 【請求項2】蓋体2の割溝21が可撓性ないし可縮性の
    ある部材21aにより閉じられるようになっている請求
    項1に記載のスプーン付き容器。
  3. 【請求項3】スプーン3が、蓋体2の割溝21に対応す
    る断面形状の突部33を有している請求項1に記載のス
    プーン付き容器。
  4. 【請求項4】容器本体1が動物やキャラクターなどの顔
    面を模した形状を有し、蓋体2が帽子を模した形状とな
    っており、スプーン3の頭部32が帽子頂部の飾りを模
    した形状となっている請求項1ないし3のいずれかに記
    載のスプーン付き容器。
JP2000000810U 2000-02-17 2000-02-17 スプーン付き容器 Expired - Lifetime JP3071096U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000810U JP3071096U (ja) 2000-02-17 2000-02-17 スプーン付き容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000810U JP3071096U (ja) 2000-02-17 2000-02-17 スプーン付き容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3071096U true JP3071096U (ja) 2000-08-22

Family

ID=43204452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000810U Expired - Lifetime JP3071096U (ja) 2000-02-17 2000-02-17 スプーン付き容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3071096U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD485989S1 (en) Toothbrush body with a handle having a transparent surface in its lower portion for rendering visible handle-embedded decorations
USD495558S1 (en) Child's cup and lid with spout
USD485127S1 (en) Bowl
CA99115S (en) Container with antiperspirant/deodorant product
USD567505S1 (en) Container for fly fishing tackle
USD531860S1 (en) Spoon
USD507203S1 (en) Miniature baby spoon charm
USD423284S (en) Coffee brew basket
JP3071096U (ja) スプーン付き容器
USD461997S1 (en) Child's cutlery set
USD434962S (en) Knob
USD463947S1 (en) Kettle
USD502843S1 (en) Child's bowl with lid and cutlery
USD457219S1 (en) Fishing lure
USD463221S1 (en) Eating utensil with toothpick incorporated therein
USD454689S1 (en) Container with hinged lid
USD440116S1 (en) Utensil handle
USD483532S1 (en) In-sink dishwasher with single bowl
USD510502S1 (en) Child's tableware set
USD429991S (en) Knob
KR200343792Y1 (ko) 잔에 부착되는 손잡이를 갖는 티백구조
KR200260333Y1 (ko) 햄버거용 포장 케이스
KR200302857Y1 (ko) 타원형 수저통
KR200184526Y1 (ko) 개량 분유통
USD304108S (en) Combined shirt pocket cuspidor and ashtray or similar article

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term