JP3069593U - おむつ交換カ―ト - Google Patents

おむつ交換カ―ト

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JP3069593U
JP3069593U JP1999009426U JP942699U JP3069593U JP 3069593 U JP3069593 U JP 3069593U JP 1999009426 U JP1999009426 U JP 1999009426U JP 942699 U JP942699 U JP 942699U JP 3069593 U JP3069593 U JP 3069593U
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茂樹 静
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後のおむつ・タオルを回収する際に手に
汚物が付着することなく、未使用のおむつ・タオルにも
付着することなく、未使用のおむつ・タオルを取り出す
際にも汚物が付着するようなことがなく、衛生的で容易
に使用できるおむつ交換カートを提供することにある。 【解決手段】 カート本体2の前部に汚物品収容部7を
設け、カート本体2の後部に清潔品収容部12を設け、
汚物品収容部7と清潔品収容部12を仕切る構造にし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、病院や老人保健施設などにおいて、未使用のおむつ・タオルを運び 、患者や老人のおむつを交換し、使用したおむつ・タオルを回収・廃棄するおむ つ交換カートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、病院や老人保健施設などにおいて患者や老人のおむつを交換するには 、看護士や職員が台車に袋を載せて患者や老人の部屋をまわり、患者や老人のお むつを交換し、使用済のおむつ・タオルを袋の中に収納していた。その後、台車 を汚物処理場まで移動させ、袋に収容したおむつ・タオルを廃棄又は排出してい た。台車に袋をのせて使用済のおむつ・タオルを収容する際に、容易に収容でき ず手に汚物が付着することがあったり、床に使用済のおむつ・タオルを落とすこ とがあり非衛生的であった。 また、通路に勾配が設けられていることもあり、台車の移動には労力を要して いた。さらにおむつの交換を行う場所の通路が勾配になっている場合には、台車 が動くと危ないので遠くに停めておむつの交換を行わなければならなかった。 また、台車を使用しない場合は、看護士や職員が手に袋を持って、患者や老人 の部屋をまわり、おむつの交換・回収・廃棄又は排出を行っていたため大変であ った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、使用後の おむつ・タオルを回収する際に手に汚物が付着することが少なく、未使用のおむ つ・タオルにも付着することなく、未使用のおむつ・タオルを取出す際にも汚物 が付着するようなことがなく、衛生的で容易に使用できるおむつ交換カートを提 供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 移動用車輪で移動するカートの前部に使用後のおむつ・タオルを収容する 汚物品収容部を設け、前記カート上方に汚物品収容部の投入口を設け、前記カー トの後部に未使用のおむつ・タオルをカート内部に収容する清潔品収容部を設け 、前記汚物品収容部と前記清潔品収容部を仕切る構造にしたおむつ交換カート 2) カートの前方に開閉扉を設け、前記汚物品収容部を前方にスライドして移 動できるようにするスライド機構を設け、開閉扉を開けて汚物品収容部をスライ ドさせてカート外に移動させて、回収したおむつ・タオルの排出が容易にできる ようにした前記1)記載のおむつ交換カート 3) カートに駆動輪を設け、駆動輪をモーターで駆動する電動駆動装置を設け てモーター駆動でカートを移動できるようにした前記1)又は2)記載のおむつ 交換カート 4) カートが坂道でも停止できるブレーキ機構を設けた前記1)〜3)いずれ かに記載のおむつ交換カート 5) 駆動輪をフリーに回転させるよう切替えて手動で移動できるようにした前 記3)又は4)記載のおむつ交換カート にある。
【0005】
【作用】
本考案では、使用後のおむつ・タオルを収容する汚物品収容部と未使用のおむ つ・タオルを収容する清潔品収容部を設けておむつの交換が一度にできるように しているので作業性がよい。さらに汚物品収容部と清潔品収容部を仕切る構造に したので使用後のおむつ・タオルに手などが触れないように未使用のおむつ等を 取り出すことができ、清潔におむつの交換を行えるようにする。 カートの前方に開閉扉を設け、汚物品収容部を前方にスライドして移動できる ようにするスライド機構を設けたものは、開閉扉を開けて汚物品収容部をカート 外にスライドさせて移動させ、回収したおむつ・タオルの排出を容易にできるよ うにする。 カートに駆動輪を設け、駆動輪の電動駆動装置を設けたものは、電動駆動装置 のモーターで駆動輪を回転させてカートが移動できるようにする。 ブレーキ機構を設けたものは、カートが坂道でも停止できるようにする。 駆動輪を切替えてフリーにできるようにしたものは、手動でもカートを移動さ せるようにできる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案のおむつ交換カートは移動の容易さを考慮し、駆動で移動するものが好 ましい。また、駆動は取扱いの容易さと静粛性から電動のものが好ましい。 おむつ交換カートを駆動する際には、ターンや細かい移動ができるよう手動に もできるのが好ましい。 おむつ交換カートの外側部分は角をなくしたり、軟らかいもの又は衝撃吸収材 等を取り付けるなどして人が接触してもケガをすることがないようにするのが望 ましい。 夜間での移動を容易・安全にするために蛍光部分を設けたり、ライトを設けて もよい。 バンパーもしくはバンパー兼用カバーには壁等に接触するとスイッチがONに なる通電スイッチを取り付け、安全のためにおむつ交換カートを強制的に停止さ せるようにするのが好ましい。 本考案のおむつ交換カートで使用するおむつ・タオルには紙製のものや布製の ものなど種類があり、どのようなものでもかまわない。
【0007】
【実施例】
本発明の実施例について図面を参照して具体的に説明する。 図1〜7に示す実施例はカートの前部に汚物品収容部を設け、カートの後部に 清潔品収容部を設け、カートに投入口・取出口・開閉扉を設け、汚物品収容部の スライド機構を設け、カートに駆動輪及び電動駆動装置を設け、ブレーキ機構を 設け、駆動輪をフリーに切替できるようにしたおむつ交換カートの例である。 図1は実施例のおむつ交換カートの斜視図である。図2は実施例のおむつ交換 カートの側面図である。図3は実施例のおむつ交換カートの平面図である。図4 は実施例のおむつ交換カートの底面図である。図5は実施例のおむつ交換カート の後面図である。図6は実施例のおむつ交換カートの一部拡大図である。図7は 実施例のおむつ交換カートのビニール袋の取付状態を示す説明図である。 図中、1はおむつ交換カート、2はカート本体、2aは前面開口部、2b,2 cは投入口になる上面開口部、2dは清潔品収容部の側面開口部、2eは側面開 口部2dの反対側に設けた側面開口部、2fはC形断面の固定レール、3は移動 用車輪として用いた前輪、4は移動用車輪として用いた後輪、5は駆動輪、7は 汚物品収容部、7aは移動架台、7bはC形断面の固定レール、7cは移動架台 に取り付けるビニール袋を保持するフレーム、7dは収容空間、7eはベアリン グで摺動させた可動レール、8は開閉扉、9は蓋、9aは取手、10は蓋、10 aは取手、12は清潔品収容部、12aは引き出し、12bは未使用紙おむつ・ 紙パット収容部、12cは未使用布おむつ・タオル収容部、12dはスライドテ ーブル、12e,12fはスライド扉、13は電動駆動装置のモーター、14は 電動駆動装置の操作部、14aはインジケータ、14bは緊急停止ボタン、14 cは速度切換スイッチ、14d,14eは印刷された操作用表示、14fは超低 速ボタン、15は固定ハンドル、16はスイッチ付ハンドル、17はバンパー兼 用後輪カバー、20はガイドバー、21は収納ポケット、22は前輪カバー、2 2aは蛍光シール、23は電動駆動装置のバッテリー、24は物体と接触すると 電動駆動装置を不作動にさせる接触センサーを内蔵したバンパー、25は鍵部、 26は充電プラグ、27は電源プラグ、Bは布おむつ、Cは紙おむつ、Dは紙パ ット、Pはビニール袋、Tはタオルである。
【0008】 実施例のおむつ交換カート1は、まず図1〜6に示すように略箱形状のカート 本体2を設ける。カート本体2は、天板、前面板、後面板、底板を設ける。次に 側板は前後の略半分より前方部分の両側面に設けるようにする。次にカート本体 2の前面板は、大きく開口させて前面開口部2aとする。この前面開口部2aに は横方向への片開きとなる開閉扉8を設けて、開閉可能にする。 次に図3に示すようにカート本体2の天板の前方部分の前後2箇所に上面開口 部2b,2cを設ける。この上面開口部2b,2cには蓋9,10を開閉可能に 設ける。蓋9,10には上面にそれぞれ取手9a,10aを設ける。 次に図2に示すようにカート本体の側面の後方の開口部分を左右それぞれ側面 開口部2d,2eとし、側面開口部2d,2eは貫通した状態になる。カート本 体2の両側の側面には、側面開口部2d,2eをカバーできるスライド扉12e ,12fを前後にスライドできるように設け、開閉可能にする。 次にカート本体の側面開口部2d,2eと、それより前方部分は仕切板で仕切 るようにする。これによってカート本体2の内部は、仕切り板より前方と仕切り 板より後方の空間に分けられることになる。 カート本体の天板部分は鋭い角部がないようにRを設けて、安全性を高め、柔 らかい美感と高級感をを出している。
【0009】 次に図1に示すようにカート本体2の前方側板の内側の下部の両側に前方の前 面開口部2aに近い位置から仕切板近くまで前後に伸びる固定レール2fを設け る。 次にカート本体2の底面の前方の左右にフリーで回転する前輪3を設ける。前 輪3のカート本体2の底面への取付部分は回転可能になっている。次にカート本 体2の底面の後方の左右にフリーで回転する後輪4を設ける。後輪4は前後方向 にのみ回転可能なように設けられる。 次に汚物品収容部7を設ける。まず、カート本体2の前方の空間内に入る大き さの移動架台7aを設ける。移動架台7aの側方には、固定レール7bを設ける 。次に移動架台7aの上面にフレーム7cを設ける。フレーム7cは、移動架台 7aの上面に4つの角柱形状の容器を取り付けられるように図1,7に示すよう 前後左右の4箇所に設ける。それぞれ一つの区画した部分は、所定の高さに四角 形状にフレーム7cを折曲した部分を設けるようにする。 移動架台7aの下部には、前方が開口した収納空間7dを設け、交換用のビニ ール袋を収納できるようにしている。
【0010】 この汚物品収容部7の移動架台7aに設けた固定レール7bをカート本体に設 けた固定レール2fに可動レール7eを介して係合させて取り付ける。これによ り固定レールとベアリングで摺動する可動レールによって移動架台7aがカート 本体2に対して前後に移動可能になる。開閉扉8を開けた状態で移動架台7aは カート本体2の前方の内部空間から図1に示すように突出できるようになる。 次に清潔品収容部12を設ける。カート本体2の後部の左右に貫通した内部の 空間の一番上部には、図2に示すようにテーブルとして使用できるよう引き出し て使用できるスライドテーブル12dを横方向にスライド自在に設ける。次にス ライドテーブル12dの下方に、小物等を収容しておく引き出し12aを横方向 にスライド自在に設ける。次に引き出し12aの下方に未使用紙おむつ・紙パッ トを収容しておく未使用紙おむつ・紙パット収容部12bを設け、未使用紙おむ つ・紙パット収容部12bの下方には同様に未使用布おむつ・タオル収容部12 cを設ける。 次に図4に示すようにカート本体2の底面の後輪4同士の間に駆動輪5を設け る。さらに駆動輪5を駆動するモーター13を設ける。モーター13は、図示し ないブレーキ機構によって回転しないようにできるものである。
【0011】 次にカート本体2の後面の上端部分に図3,6に示すように左右に伸びる固定 ハンドル15を設ける。次に固定ハンドル15の所定間隔後方に左右に伸びるス イッチ付ハンドル16を設ける。スイッチ付ハンドル16は前後にスライドでき るようにする。 次に図2に示すようにカート本体2の後方でカート本体の底面より下方を覆う バンパー兼用後輪カバー17を設ける。バンパー兼用後輪カバー17の外周には 衝撃を吸収する比較的軟質な素材のバンパー部分を設ける。 次にバンパー兼用後輪カバー17の内周側にモーター13を駆動させるための バッテリー23を設ける。 次に固定ハンドル15及びスイッチ付ハンドル16の上方に操作部14を設け る。操作部14には、バッテリーの残量を示すインジケータ14a、おむつ交換 カート1の移動を急停止させるための緊急停止ボタン14b、おむつ交換カート 1の移動速度を高速と低速に切替るための速度切換スイッチ14c、おむつ交換 カート1の前後の移動方向を表示するための操作用表示14d,14e、超低速 ボタン14fを設ける。 操作部14、モーター13、スイッチ付ハンドル16、バッテリー23には配 線を施して駆動できるよう電気的に接続する。 次にカート本体の前方面の底面より下方から前方に向って突出させて接触セン サーを内蔵したバンパー24を設ける。また、前輪3には車輪の側方を保護する 前輪カバー22を設け、前輪カバー22には、蛍光シール22aを取り付ける。 次に、清潔品収容部12の上方となるカバー2の天板上に手袋をかけておくため のガイドバー20を設ける。次にカート本体2の後面に小物などを入れておくた めの収納ポケット21を設ける。 次にカート本体2の後面に、操作部14の電源のON,OFFを行う鍵部25 ,充電プラグ26,電源プラグ27を設ける。
【0012】 このおむつ交換カート1を用いておむつの交換を行うには、まず、カート本体 2の前面に設けた開閉扉8を開いて、移動架台7aを前方に引き出してフレーム 7cにビニール袋Pを上方から差し入れるようにして取り付ける。ビニール袋P は大小のものがそれぞれ2つずつ取り付けられているので紙おむつ用、布おむつ 用というように分類して使用すればよい。このようにしてビニール袋Pをフレー ム7cに取り付けたならば、移動架台7aをカート本体2の内部に移動させて開 閉扉8を閉じる。 次に清潔品収容部12の未使用紙おむつ・紙パット収容部12b,未使用布お むつ・タオル収容部12cに未使用の紙おむつ,布おむつ,紙パット,タオルを 収容し、その他の備品等を引き出し12a,ガイドバー20,収納ポケット21 に収容する。 このように準備が整ったならば、カート本体2の後方に立ち、バッテリー残量 を操作部14のインジケータ14aで確認し、速度切換スイッチ14cによって おむつ交換カート1を移動させる速度を高速又は低速に切換えた後、固定ハンド ル15とスイッチ付ハンドル16を同時に握るようにしてスイッチ付ハンドル1 6を前方に動かすようにする。これによりスイッチがONされ駆動輪5をモータ ー13により正回転させて、おむつ交換カート1を前進させる。 バックするには、スイッチ付ハンドル16を後方に引くようにして、スイッチ をONにすることにより駆動輪5をモーター13により逆回転させて、おむつ交 換カート1を後進させる。
【0013】 カートを停止させるには、手を離せば、ばねの機構によってスイッチ付ハンド ル16を中立にすることにより、モーターの駆動を止めて停止させる。また、モ ーターは駆動しない状態では駆動輪をフリーの状態にするので、固定ハンドル1 5を持って移動させれば、手動でおむつ交換カート1を移動させることができる 。また、緊急停止ボタン14bを押すことによってモーター13に備えたブレー キ機構を作動させて、駆動輪の回転を止めることによって急停止させることもで きるので、急に停止させる場合に用いればよい。 また、バンパー24は接触センサーを内蔵しているので、人や物にバンパー2 4が当たるとおむつ交換カート1が緊急停止するようにして、さらに安全に使用 できるようにしている。 さらに低速・高速の移動はいずれも徐々に所定の速度になるようにして操作を 誤ったり、人や物にぶつかるようなことがないようにしている。 また、さらに低速移動中に超低速ボタン14fを押して、さらに遅い超低速で も移動できるようにしているので、子供がいる場所を通る場合などに用いてさら に安全に使用できる。
【0014】 このようにして実施例のおむつ交換カートを病室等まで移動させたならば、清 潔品収容部12から、未使用のタオル・おむつを取り出す。図示していないが、 タオルの収容部はバッテリーの電源を用いた加湿装置によって、タオルTを湿っ た状態で温めて、おむつBの交換時に患者や老人の体を心地よく拭くのに使用で きる。未使用のタオル・おむつを清潔品収容部12から取り出したならば、スラ イド扉12e,12fを閉じておく。また、このようにおむつ交換カート1の両 側にスライド扉12e,12fを設けてどちらの側からも未使用のおむつ・タオ ルが取り出せるようにしているので非常に使いやすいおむつ交換カート1になる 。 スライド扉12e,12fを閉じたならば、汚物品収容部7の蓋9,10を開 けておく。この状態でおむつを交換し、使用後のおむつを蓋9を開けて開口する 上面開口部2bに投入し、使用後のタオルを蓋10を開けて開口する上面開口部 2cに投入する。上面開口部2bに投入された使用後のおむつは、ビニール袋P 内に落下し、上面開口部2cに投入された使用後のタオルは、別のビニール袋P 内に落下する。このように本実施例のおむつ交換カート1では、使用後のおむつ ・タオルは、投入すればよく、すでに回収したおむつ・タオルに手が触れて、汚 物が手に付着するようなことが少ないので非常に衛生的である。
【0015】 このようにして使用後のおむつ・タオルを回収したならば、蓋9,10は閉じ ておく。このようにすれば次に未使用のおむつ・タオルを使用する際に手に汚物 が付着するようなことがなく、また、使用後のおむつ・タオルが外から見えず、 臭いが広がるのも防げるので患者や老人に不快感を与えずに使用することができ る。 このようにしておむつ交換カート1を移動させておむつの交換を行ったならば 、おむつ交換カート1を使用後のおむつ・タオルを廃棄等行う場所に移動させる 。到着したならば、開閉扉8を開けて移動架台7aを引き出す。次にビニール袋 Pをフレーム7cから引き上げるようにして取りはずす。次にこのビニール袋P を内のおむつ及びタオルと共に廃棄等を行えば、容易に行うことができる。 また、おむつ交換カート1を使用しない場合には、鍵部25を回して操作部1 4の電源をOFFにしておむつ交換カートの駆動が作動できないようにして、他 の人がイタズラするようなことを防ぐ。 バッテリーへの充電は充電プラグ26を用いて行う。また、おむつ交換カート 1と共に電源を使用する装置などを用いる場合には電源プラグ27を用いるよう にする。鍵部25,充電プラグ26,電源プラグ27にはカバーを設けて外部か ら防犯上普段見えないようにする。 このように本実施例のおむつ交換カート1を使用すれば、容易で労力を軽減で き、非常に清潔におむつの交換及びそれに伴う作業を行うことができる。
【0016】 図8に示すのは実施例の他の例である。 図中、28はおむつ回収用バスケット、29はタオル回収用バスケットである 。 実施例の他の例では、おむつ回収用バスケット28,タオル回収用バスケット 29の内側にビニール袋Pを取り付け、ビニール袋Pを取り付けたおむつ回収用 バスケット28,タオル回収用バスケット29をフレーム7cに取り付けて使用 する。このようにおむつ回収用バスケット28,タオル回収用バスケット29な ど容器を使用するようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、使用後のおむつ・タオルを回収する際に手に汚物が付着する ことが少なく、未使用のおむつ・タオルにも付着することなく、未使用のおむつ ・タオルを取り出す際にも汚物が付着するようなことがなく、衛生的で容易に使 用できるおむつ交換カートにできる。 カートの前方に開閉扉を設け、汚物品収容部を前方にスライドして移動できる ようにするスライド機構を設けたものは、回収したおむつ・タオルの排出が容易 にできるようにして、労力を軽減し、作業する人の不快感を抑制して用いること ができるようにする。 カートに駆動輪を設け、駆動輪の電動駆動装置を設けたものは、移動の労力を 軽減したおむつ交換カートにできる。 ブレーキ機構を設けたものは、より安全に使用できるおむつ交換カートにでき る。 駆動輪を切替えてフリーにできるようにしたものは、使い勝手のよいおむつ交 換カートにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のおむつ交換カートの斜視図である。
【図2】実施例のおむつ交換カートの側面図である。
【図3】実施例のおむつ交換カートの平面図である。
【図4】実施例のおむつ交換カートの底面図である。
【図5】実施例のおむつ交換カートの後面図である。
【図6】実施例のおむつ交換カートの一部拡大図であ
る。
【図7】実施例のおむつ交換カートのビニール袋の取付
状態を示す説明図である。
【図8】実施例のおむつ交換カートの他の例の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 おむつ交換カート 2 カート本体 2a 前面開口部 2b 上面開口部 2c 上面開口部 2d 側面開口部 2e 側面開口部 2f 固定レール 3 前輪 4 後輪 5 駆動輪 6 欠番 7 汚物品収容部 7a 移動架台 7b 固定レール 7c フレーム 7d 収納空間 7e 可動レール 8 開閉扉 9 蓋 9a 取手 10 蓋 10a 取手 11 欠番 12 清潔品収容部 12a 引き出し 12b 未使用紙おむつ・紙パット収容部 12c 未使用布おむつ・タオル収容部 12d スライドテーブル 12e スライド扉 12f スライド扉 13 モーター 14 操作部 14a インジケータ 14b 緊急停止ボタン 14c 速度切換スイッチ 14d 操作用表示 14e 操作用表示 14f 超低速ボタン 15 固定ハンドル 16 スイッチ付ハンドル 17 バンパー兼用後輪カバー 18 欠番 19 欠番 20 ガイドバー 21 収納ポケット 22 前輪カバー 22a 蛍光シール 23 バッテリー 24 バンパー 25 鍵部 26 充電プラグ 27 電源プラグ 28 おむつ回収用バスケット 29 タオル回収用バスケット B 布おむつ C 紙おむつ D 紙パット P ビニール袋 T タオル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動用車輪で移動するカートの前部に使
    用後のおむつ・タオルを収容する汚物品収容部を設け、
    前記カート上方に汚物品収容部の投入口を設け、前記カ
    ートの後部に未使用のおむつ・タオルをカート内部に収
    容する清潔品収容部を設け、前記汚物品収容部と前記清
    潔品収容部を仕切る構造にしたおむつ交換カート。
  2. 【請求項2】 カートの前方に開閉扉を設け、前記汚物
    品収容部を前方にスライドして移動できるようにするス
    ライド機構を設け、開閉扉を開けて汚物品収容部をスラ
    イドさせてカート外に移動させて、回収したおむつ・タ
    オルの排出が容易にできるようにした請求項1記載のお
    むつ交換カート。
  3. 【請求項3】 カートに駆動輪を設け、駆動輪をモータ
    ーで駆動する電動駆動装置を設けてモーター駆動でカー
    トを移動できるようにした請求項1又は2記載のおむつ
    交換カート。
  4. 【請求項4】 カートが坂道でも停止できるブレーキ機
    構を設けた請求項1〜3いずれかに記載のおむつ交換カ
    ート。
  5. 【請求項5】 駆動輪をフリーに回転させるよう切替え
    て手動で移動できるようにした請求項3又は4記載のお
    むつ交換カート。
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