JP3069004U - ドライクリ―ニング石油溶剤浄化装置 - Google Patents

ドライクリ―ニング石油溶剤浄化装置

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JP3069004U
JP3069004U JP1999009695U JP969599U JP3069004U JP 3069004 U JP3069004 U JP 3069004U JP 1999009695 U JP1999009695 U JP 1999009695U JP 969599 U JP969599 U JP 969599U JP 3069004 U JP3069004 U JP 3069004U
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solvent
petroleum solvent
purification
dry cleaning
solvent purification
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JP1999009695U
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Inventor
静 須藤
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有限会社リップル
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、ドライクリーニングの洗浄効果を大
幅に上げ、洗濯製品の品質を大きく向上させる事、且つ
その持続力を維持する為に、微生物を中心に洗濯に使用
する、石油溶剤の浄化を提供する事にある。 【解決手段】ケース本体(1)の仕切プレート(2)
に、給入管(4)と排出管(5)を取り付けた、給排ポ
ンプ(3)を設け、微生物(6)の培養室(7)およ
び、各種浄化室(8)を内部に取り付けた石油溶剤浄化
塔(9)を設け、これに給入管(4)を設ける、そして
ケース本体(1)の下部に溶剤浄化槽(10)を設け
る。最後に温度液面計(11)と電源スイッチ(12)
を装着してなる、ドライクリーニング石油溶剤浄化装
置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ドライクリーニング機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドライクリーニングはトリクロエチレン等を利用していたが、環境問題 のため、現在は石油溶剤等を使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは次のような問題点があった。 石油溶剤は何回も洗濯する為、繰り返し連続使用するが、劣化が大きく溶剤が コーヒー色に迄汚れてしまい、当然洗濯物に色が付着し、逆汚染する。また洗浄 効果も大きく落ちてしまう。 本考案は、これらの問題点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ケース本体(1)に仕切プレート(2)を設け、その下部に溶剤浄化槽(10 )を設け、その上部に給入管(4)および排出管(5)を取り付けた、給排ポン プ(3)を設ける。またこの横に、石油溶剤浄化塔(9)を設ける。 この石油溶剤浄化塔(9)の内部には、微生物(6)を投入し培養する培養室( 7)および各種浄化室(8)を設けてある。この各種浄化室(8)は、竹炭活性 炭、セラミックボール、天然石等を詰め込んだ部屋に分けられて設けられている 。そして最後に、石油溶剤浄化塔(9)に給入管(4)を設け、ケース本体(1 )に温度液面計(11)と、電源スイッチ(12)を装着する。 本考案は、以上のような構成よりなる、ドライクリーニング石油溶剤浄化装置 である。
【0005】
【考案の実施の形態】 ケース本体(1)の内部に、仕切プレート(2)を設け、この仕切プレート( 2)の上に給入管(4)と排出管(5)を取り付けた、給排ポンプ(3)を設け る。また同じく仕切プレート(2)の上に、石油溶剤浄化塔(9)を設ける。 この石油溶剤浄化塔(9)の内部には、微生物(6)を培養しながら浄化作用 を行わせる為の培養室(7)が設けてある。さらにその真下に、各種浄化室(8 )等を設ける。この各種浄化室(8)は、竹炭活性炭、セラミックボール、天然 石等を詰め込んだ部屋に区分けされて設けてある。最後に石油溶剤浄化塔(9) に給入管(4)を設け、ケース本体(1)の一端に温度液面計(11)と電源ス イッチ(12)を装着する。また、温度液面計(11)の無いタイプや、タイマ ー付きの装備がしてある、電源スイッチ(12)を装着しても良い。
【0006】
【実施例】
本考案は以上のような構造であり、これを使用するときは、ドライクリーニン グ機に給入管(4)と排出管(5)を取り付けて、浄化装置の電源スイッチ(1 2)を入れて、石油溶剤(13)を循環させる。また、石油溶剤浄化塔(9)の 培養室(7)の蓋を開けて、微生物(6)をあらかじめ投入しておく。 こうする事により、給入管(4)より石油溶剤(13)が、最初に培養室(7) に流入して、この時に石油溶剤(13)の汚れ等を、微生物(6)が処理を始め る。そして、微生物(6)は石油溶剤の流れ(A)と共に、その下の各種浄化室 (8)を通過して、溶剤浄化槽(10)に入り、ここでも繁殖と浄化処理作業を 行う。もう一つの浄化作用として、各種浄化室(8)へ流入した石油溶剤(13 )は竹炭活性炭、セラミックボール、天然石等の各部屋を通過する際に、遠赤外 線作用やイオン交換作用、臭気吸収作用等、汚染物質の吸着、分解を受け浄化さ れるので、微生物(6)作用と共に相乗的な浄化効果がある。 そして、溶剤浄化槽(10)に溜まった石油溶剤(13)は、温度液面計(1 1)で液量、溶剤温度、溶剤の汚れ度合い等をチェックされる。 この後、給排ポンプ(3)によりドライクリーニング機へ、浄化された石油溶 剤(13)が送りこまれて、また、浄化装置に循環して行くシステムになってい る。
【0007】
【考案の効果】
1.石油溶剤の寿命が大幅に向上した為に、溶剤費が削減出来る。 2.いつも奇麗な溶剤で、ドライクリーニングするので洗濯製品が奇麗に仕上 げられ、且つ洗浄時間の短縮につながった。 3.クリアー溶剤であるので、洗浄力が増した。また、ソープの働き(界面活 性剤の働き)が良くなった。 4.ゴミやその他の不純物が無くなった。 5.洗濯で取除く事が困難な、人体の脂肪酸は微生物の働きもあり、苦労なく 除去された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部断面にした斜視図である。
【図2】本考案の使用設置図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 仕切プレート 3 給排ポンプ 4 給入管 5 排出管 6 微生物 7 培養室 8 各種浄化室 9 石油溶剤浄化塔 10 溶剤浄化槽 11 温度液面計 12 電源スイッチ 13 石油溶剤 A 石油溶剤の流れ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体(1)の仕切プレート(2)
    に、給入管(4)と排出管(5)を取り付けた給排ポン
    プ(3)を設け、さらに微生物(6)の培養室(7)お
    よび各種浄化室(8)を内部に取り付けた石油溶剤浄化
    塔(9)を設け、これに給入管(4)を設ける、そして
    ケース本体(1)の下部に溶剤浄化槽(10)を設け、
    最後に温度液面計(11)と電源スイッチ(12)を装
    着してなる、ドライクリーニング石油溶剤浄化装置。
JP1999009695U 1999-11-16 1999-11-16 ドライクリ―ニング石油溶剤浄化装置 Expired - Lifetime JP3069004U (ja)

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