JP3068341U - 刺しゅう布用額 - Google Patents

刺しゅう布用額

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Publication number
JP3068341U
JP3068341U JP1999007972U JP797299U JP3068341U JP 3068341 U JP3068341 U JP 3068341U JP 1999007972 U JP1999007972 U JP 1999007972U JP 797299 U JP797299 U JP 797299U JP 3068341 U JP3068341 U JP 3068341U
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JP
Japan
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cloth
center
adhesive portion
mount
adhesive
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Application number
JP1999007972U
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English (en)
Inventor
洞 恵之輔 大
Original Assignee
オリムパス製絲株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布目の曲がりやしわを生じることなく刺しゆ
う布を納めることができる額を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 少なくとも台紙6と周辺を形どるマット
5と透明な保護板4を有するフレーム3とを備え、前記
台紙6の中央位置には弱粘着性接着剤が塗布された中心
位置決め用粘着部8を、台紙6の四辺の各中央位置には
刺しゆう布の縦辺6aおよび横辺6bの中央位置を定め
る指標粘着部9を、台紙6の四隅部には刺しゆう布2の
隅部を貼着する隅部粘着部10をそれぞれ設け、各粘着
部には剥離紙を貼付してなり、刺しゆう布2の中心を前
記中心位置決め用粘着部8に貼付して中心位置を決め、
次いで各辺部の中央を前記指標粘着部9に合わせて貼付
し、さらに四隅部を隅部粘着部10に貼付して台紙6に
刺しゆう布2をセットするようにしたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は布地に刺しゆうを施したのちその刺しゆう布を飾るのに用いる刺しゆ う布用額に関する。
【0002】
【従来の技術】
布地に様々な色の糸により絵柄を刺しゆうして作品とすることが旧来から広く 愛好されている。
【0003】 この種の刺しゆうが施された布地はそれ自体保形性を有しないため、これを壁 面等に飾るには汚れを防ぐ意味を兼ねて透明な保護板を有する額に納めて室内装 飾品として飾るようになされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかして刺しゅうが施された布(以下これを刺しゆう布という)を額に納める とき、布地であるがためにしわが生じたり曲ったりして正しく納めることがきわ めて難しく、見た目にも折角の作品が見劣りすることになるなどの問題点があっ た。
【0005】 本考案は、保形性のない刺しゆう布であってもしわや布目の曲がりなどの不具 合いを生じることなく、しかも迅速に納めることができる刺しゆう布用額を提供 することを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として本考案は、少なくとも台紙と周辺を形どるマッ トと透明な保護板を有するフレームとを備え、前記台紙の中央位置には弱粘着性 接着剤が塗布された中心位置決め用粘着部を、台紙の四辺の各中央位置には刺し ゆう布の縦辺および横辺の中央位置を定める指標粘着部を、台紙の四隅部には刺 しゆう布の隅部を貼着する隅部粘着部をそれぞれ設け、各粘着部には剥離紙を貼 付してなり、刺しゆう布の中心を前記中心位置決め用粘着部に貼付して中心位置 を決め、次いで各辺部の中央を前記指標粘着部に合わせて貼付し、さらに四隅部 を隅部粘着部に貼付して台紙に刺しゆう布をセットするようにしたことを特徴と する。
【0007】 こうしたことにより柔らかい布地であっても台紙にしわや布目の曲がりを生じ ることなく綺麗にセットすることができ、壁面等に掛けたのちの見栄えを格段に 良くすることができるとともに、刺しゆう布を額に納める作業を手早く行なうこ とができる。
【0008】
【考案の実施の態様】
以下、本考案を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0009】 図1は額1に刺しゆう布2を納めた状態の正面図を示し、図2は図1の額1の 構成部材を分解して示しており、その構成部材としては、外枠となるフレーム3 と、アクリル等からなる透明な保護板4と、周囲を縁どる枠状のマット5と、刺 しゆう布2を貼付する台紙6と、裏面を覆う裏板7とで構成されている。
【0010】 前記台紙6には、図3に示すように、刺しゆう布2の中心を位置決めして固定 するため台紙6の中心位置に設けられた弱粘着性接着剤の塗布による中心位置決 め用粘着部8と、刺しゆう布2の各辺中央位置を定めるため縦辺6aおよび横辺 6bの各中央位置に設けられる指標粘着部9,9…と、刺しゆう布2の四隅を固 定するため台紙6の各隅部に2辺にそって鈎形に設けられた隅部粘着部10,1 0…とを有しており、前記指標粘着部9,9…は台紙6の各辺6a,6bに頂点 9aを有する三角形状に形成され、その頂点9a部分を指標として布目を合せや すくされている。
【0011】 前記各粘着部には剥離紙(図示せず)が貼付されており、刺しゆう布2の貼付 時に剥離紙を剥して接着させるようになっている。
【0012】 次に上記実施形態の使用の仕方について説明する。
【0013】 まず中央を決めるため中心位置決め用粘着部8の剥離紙を剥し、刺しゆう布2 の中心部を貼る。このとき中心位置決め用粘着部8は弱粘着性の接着剤で構成さ れているので数回のやり直しができ、正しく中心の位置が定まるまで繰返して貼 り直すことができる。
【0014】 刺しゆう布2の中心位置が決まったら四辺の位置決めを行なう。そのとき台紙 6のいずれか一辺の指標粘着部9の剥離紙を剥し、刺しゆう布2の中央を手で押 えて上記剥離紙を剥した指標粘着部9へ刺しゆう布2を引張って貼付する。こう して四辺とも指標粘着部9,9…に貼付するが、刺しゆう布2にゆがみが出ない ようにするため例えば上辺の次は下辺、左辺の次は右辺を貼るようにそれぞれ反 対側の辺の順に貼って行くことが望ましく、また布目が曲がらないよう指標粘着 部9,9…の頂点9aを目安として上下、左右の布目が曲がっていないか否かを 確認しながら貼付する。
【0015】 四辺の位置決め貼付が終了したら、一隅の隅部粘着部10の剥離紙を剥して刺 しゆう布2の隅部を対角方向に引き伸ばすようにして貼付し、以後同様にして他 の隅部を貼付する。
【0016】 すべての箇所を貼り終えたら、全面をしっかり押えて剥れないようにする。ま た台紙6からはみ出した布地は鋏で切り取って整える。
【0017】 このようにして刺しゆう布2を貼付した台紙6を含み、図3(A)〜(E)の 構成部材の順に組付けて額1とする。
【0018】 額1として完成した後においても、刺しゆう布2は台紙6に中心、四辺、四隅 部のそれぞれが貼着されているので、経時により刺しゆう布2にたるみやずれが 生じることなく、長年にわたり整然とした姿で飾っておくことができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、刺しゆう布をそわせてセットするための 台紙に刺しゆう布の中心の位置を定めて固定する中心位置決め用粘着部を設ける とともに各辺部の中央に指標粘着部を、四隅部に隅部粘着部をそれぞれ設け、刺 しゆう布をセットするとき先ず中心を位置決めして四辺を指標粘着部にそれぞれ 布目を合わせて貼付し、さらに四隅部を隅部粘着部に貼るようにしたので、保形 性のない刺しゆう布であっても曲ったりしわを生じることなく綺麗に貼ることが でき、額とした後においても見栄えのよい装飾品とすることができる。
【0020】 四辺の指標粘着部は、指標としての機能と接着機能とを併有するので、布目の 曲りを正したあと直ちに接着させることができ、位置合わせ後に位置ずれを生じ ることがなく、一層正しく貼付することができる。
【0021】 また刺しゆう布は、前記のように中心、四辺中央、隅部がそれぞれ台紙に貼付 されているので、額とした後に刺しゆう布が位置ずれを生じたりたるみが生じて 見苦しくなることがなく、長年にわたって整然とした姿で飾ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による刺しゆう布用額の一例を示す正面
図。
【図2】(A)〜(E)は図1の額の構成部材を分解し
て示す斜視図。
【図3】台紙の正面図。
【符号の説明】
1 額 2 刺しゆう布 3 フレーム 4 保護板 5 マット 6 台紙 6a 縦辺 6b 横辺 7 裏板 8 中心位置決め粘着部 9 指標粘着部 9a 頂点 10 隅部粘着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも台紙と周辺を形どるマットと透
    明な保護板を有するフレームとを備え、前記台紙の中央
    位置には弱粘着性接着剤が塗布された中心位置決め用粘
    着部を、台紙の四辺の各中央位置には刺しゆう布の縦辺
    および横辺の中央位置を定める指標粘着部を、台紙の四
    隅部には刺しゆう布の隅部を貼着する隅部粘着部をそれ
    ぞれ設け、各粘着部には剥離紙を貼付してなり、刺しゆ
    う布の中心を前記中心位置決め用粘着部に貼付して中心
    位置を決め、次いで各辺部の中央を前記指標粘着部に合
    わせて貼付し、さらに四隅部を隅部粘着部に貼付して台
    紙に刺しゆう布をセットするようにしたことを特徴とす
    る刺しゆう布用額。
JP1999007972U 1999-10-20 1999-10-20 刺しゅう布用額 Expired - Lifetime JP3068341U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112534A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Yoshio Sugino 乾燥植物飾り

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