JP3067799U - たも網用取付具 - Google Patents
たも網用取付具Info
- Publication number
- JP3067799U JP3067799U JP1999007412U JP741299U JP3067799U JP 3067799 U JP3067799 U JP 3067799U JP 1999007412 U JP1999007412 U JP 1999007412U JP 741299 U JP741299 U JP 741299U JP 3067799 U JP3067799 U JP 3067799U
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- JP
- Japan
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- driving pin
- head
- net
- notch
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は長尺な柄5の先端に、網を装着した
網枠4が確実に取付けられて不良品を激減させると共に
生産性を向上することが可能となるたも網用取付具を提
供することを目的とする。 【解決手段】 頭部11付きで且つ網枠4の開放端部が嵌
入される取付溝14を外周に穿設した打込ピン1には、取
付溝14と平行なガイド溝15を穿設し、柄5の端部に挿入
すると共にその内部に打込ピン1の挿入部12を挿入して
打込ピン1の頭部11と上面が当接するリング2には、ガ
イド溝15に挿入するためのガイド突条21を内周で且つ軸
方向に設ける構造と成す。
網枠4が確実に取付けられて不良品を激減させると共に
生産性を向上することが可能となるたも網用取付具を提
供することを目的とする。 【解決手段】 頭部11付きで且つ網枠4の開放端部が嵌
入される取付溝14を外周に穿設した打込ピン1には、取
付溝14と平行なガイド溝15を穿設し、柄5の端部に挿入
すると共にその内部に打込ピン1の挿入部12を挿入して
打込ピン1の頭部11と上面が当接するリング2には、ガ
イド溝15に挿入するためのガイド突条21を内周で且つ軸
方向に設ける構造と成す。
Description
【0001】
本考案は長尺な柄の先端に、網が装着された線材の網枠を取付けるために使用 するたも網用取付具に関する。
【0002】
従来のたも網用取付具は、頭部付きで且つ挿入部の中間から段部を設けると共 に前記頭部から挿入部に渡って線材の網枠の開放端部が嵌入される取付溝を外周 に穿設した合成樹脂製の打込ピンと、柄の端部に挿入すると共にその内部に打込 ピンの挿入部から挿入して頭部と上面が当接する合成樹脂製のリングとから成る ものがあった。
【0003】
しかしながら前記合成樹脂製のたも網用取付具は量産用の部品であり、これを 用いてたも網を組立てる場合は、柄の端部にリングを挿入しておき、先ず始めに 打込ピンの取付溝に網枠の開放端部を嵌入させてセットし、その打込ピンの挿入 部をリングの内部に挿入させる。そして挿入が固くなった時点で、打込ピンの頭 部を木づちなどで打込み、網を装着した線材の網枠を長尺な柄の先端に取付けて たも網を完成させていた。この時、円周方向に規制がないため、木づちなどの打 込み方が悪かったり、或いは始めから合せ方が悪いと、網枠が切欠からずれ、打 込ピンの頭部とリング上面が当接されずに浮いた状態となり、不良品となってい た。このため、打込ピンを抜いて打込み直すと、嵌入状態が緩くなって網枠にガ タを生じると共に量産の生産性が低下する等の問題点があった。
【0004】 本考案は長尺な柄の先端に、網を装着した網枠が確実に取付けられて不良品を 激減させると共に生産性を向上することが可能となるたも網用取付具を提供する ことを目的とする。
【0005】
上記問題点に鑑み本考案は成されたものであり、つまり、頭部付きで且つ網枠 の開放端部が嵌入される取付溝を外周に穿設した打込ピンには、取付溝と平行な ガイド溝を穿設し、柄の端部に挿入すると共にその内部に打込ピンの挿入部を挿 入して打込ピンの頭部と上面が当接するリングには、ガイド溝に挿入するための ガイド突条を内周で且つ軸方向に設ける構造と成す。また前記打込ピンの頭部下 面に網枠の略半分が入る切欠を取付溝と連通させて設けても良く、前記リングの 上面に前記切欠と対向する切欠或いはリングの上面だけに網枠が入るU字状の切 欠を穿設させても良い。
【0006】
図1〜図2は本考案の実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1 )は合成樹脂で成形された打込ピンであり、該打込ピン(1)は頭部(11)付きで 且つ挿入部(12)の中間から押圧用の段部(13)が設けられており、前記頭部(11)か ら挿入部(12)に渡って金属製線材の網枠(4)の開放端部が嵌入される取付溝( 14)を外周に穿設させると共にその外周には取付溝(14)と軸方向で且つ平行な ガイド溝(15)を穿設している。また前記打込ピン(1)の頭部(11)下面には、網 枠(4)の線材の略半分が入る半円状の切欠(11a)を前記取付溝(14)と連通 して形成させている。又、前記取付溝(14)とガイド溝(15)は90度ずらせて穿 設すると良い(図3参照)。 (2) は打込ピン(1)を内部に挿入すると共に長 尺な柄(5)の端部を挿入して網(3)を取付けるための合成樹脂製のリングであ り、該リング(2)の内周で且つ軸方向には、ガイド溝(15)に挿入するためのガイ ド突条(21)を設け、リング(2)の上面には、網枠(4)の線材が半分入る半円 状或いは線材全部が入るU字状の切欠(22)を穿設している(図4参照)。前記 U字状の切欠(22)を穿設する場合には、前記切欠(11a)は不要である。尚、 前記ガイド突条(21)は図6に示すようにリング(2)の上面から少し内部側に凹 ませて設け、柄(5)の端部が当接する段部まで設けると良い。又、前記柄(5)と してはアルミニウム製のパイプ、木や合成樹脂で形成された長尺な管状のものな どを使用すると良い。
【0007】 次に本考案の使用方法について説明する。先ず始めにリング(2) の内部に長 尺な柄(5)の端部を挿入してセットしておく[図6(a)参照]。そして打込ピン (1)の取付溝(14)に網枠(4)を嵌入させた後、前記打込ピン(1)の挿入 部(12)をリング(2) の内部へ挿入する[図6(b)参照]。この時、切欠(11a) に網枠(4)が嵌入されていることを確認してから挿入部(12)を挿入する。また ガイド溝(15)がガイド突条(21)に挿入されていることも確認して手で挿入する 。更に打込ピン(1)を奥に挿入して行くと、段部(13)が柄(5)の内部に入る際 に、手では入らなくなる[図6(c)参照]。次に打込ピン(1)の頭部(11) を 木づちなどで打込むことにより、段部(13)は柄(5)の内壁を押しながら圧入され る。そして切欠(11a)と切欠(22)で網枠(4)を挟み込むと共に打込ピン(1 )の頭部(11)下面とリング(2)上面が当接されるのである[図6(d)参照]。 又、網(3)を装着した網枠(4)が長尺な柄(5)の先端へ確実に取付けられたもの となる(図1、図5参照)。
【0008】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0009】 請求項1のように打込ピン(1)の外周の軸方向には取付溝(14)と平行にガ イド溝(15)を穿設し、前記リング(2)にはガイド溝(15)に挿入するためのガイド 突条(21)を内周で且つ軸方向に設けることにより、従来品のような木づちなど の打込み方や始めからの合せ方が悪くて、網枠(4)が切欠(11a),(22)か らずれたり又は外れ、打込ピン(1)の頭部(11)とリング(2)上面が当接さ れずに浮いた状態となる不良品は殆どなくなり、打込ピン(1)はガイド突条( 21)に沿って挿入されるものとなるため、網(3)を装着した網枠(4)が確実 に取付けられ、たも網の生産性が著しく向上可能なものとなる。しかも従来のよ うな打込ピン(1)を抜いて打込み直す必要もなくなり、量産の管理が簡単にな ると共に品質も安定したものとなる。
【0010】 請求項2のように打込ピン(1)の頭部(11)下面に網枠(4)の略半分が入る 切欠(11a)を取付溝(14)と連通させ、リング(2)の上面に切欠(11a)と対向 する同形状の切欠(22)を穿設させることにより、網枠(4)が切欠(11a)と 切欠(22)で挟まれて見た目がきれいに仕上がる。
【0011】 請求項3に示すようにリング(2)の上面に網枠(4)の線材が入るU字状の切 欠(22)を穿設することにより、切欠(22)に網枠(4)が確実に入れられ、且 つ打込ピン(1)側の切欠(11a)が不要となるので、金型がその分だけ簡略化 されて安価に製作できるものとなる。
【図1】本発明の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図2】本実施形態の分解部品を示す斜視図である。
【図3】本実施形態で使用する打込ピンの底面図であ
る。
る。
【図4】本実施形態で使用するリングの側面図である。
【図5】取付溝に沿って切断した断面図である。
【図6】本実施形態の組立て順序を示す説明図である。
1 打込ピン 11 頭部 11a 切欠 12 挿入部 13 段部 14 取付溝 15 ガイド溝 2 リング 21 ガイド突条 22 切欠 4 網枠 5 柄
Claims (3)
- 【請求項1】 頭部(11)付きで且つ挿入部(12)の中間か
ら段部(13)を設けると共に前記頭部(11)から挿入部(12)
に渡って網枠(4)の開放端部が嵌入される取付溝(1
4)を外周に穿設した打込ピン(1)と、長尺な柄(5)
の端部に挿入すると共にその内部に前記打込ピン(1)
の挿入部(12)から挿入して前記頭部(11)と上面が当接す
るリング(2)とから成るたも網用取付具に於いて、前記
打込ピン(1)の外周の軸方向には、前記取付溝(14)
と平行なガイド溝(15)を穿設し、前記リング(2)には、
前記ガイド溝(15)に挿入するためのガイド突条(21)を
内周で且つ軸方向に設けたことを特徴とするたも網用取
付具。 - 【請求項2】 前記打込ピン(1)の頭部(11)下面に
は、前記網枠(4)の略半分が入る切欠(11a)を前記
取付溝(14)と連通させ、前記リング(2)の上面には、
前記切欠(11a)と対向する同形状の切欠(22)を穿設
させた請求項1記載のたも網用取付具。 - 【請求項3】 前記リング(2)の上面には、前記網枠
(4)が入るU字状の切欠(22)を穿設した請求項1記
載のたも網用取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007412U JP3067799U (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | たも網用取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007412U JP3067799U (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | たも網用取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067799U true JP3067799U (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=43201315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007412U Expired - Lifetime JP3067799U (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | たも網用取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067799U (ja) |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP1999007412U patent/JP3067799U/ja not_active Expired - Lifetime
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