JP3067746B1 - カラー塗装設定方法 - Google Patents

カラー塗装設定方法

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JP3067746B1
JP3067746B1 JP10347247A JP34724798A JP3067746B1 JP 3067746 B1 JP3067746 B1 JP 3067746B1 JP 10347247 A JP10347247 A JP 10347247A JP 34724798 A JP34724798 A JP 34724798A JP 3067746 B1 JP3067746 B1 JP 3067746B1
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Abstract

【要約】 【課題】 予め、施工者側で、専門的な知識、感性に基
づいて選択された配色設計を多数、用意し、顧客側のカ
ラーイメージを、素人にも理解できる設問で、選択さ
せ、これに適合、あるいは、近似する配色設計を抽出
し、画像表示することで、素早く、顧客が満足できるカ
ラーイメージにアプローチするカラー塗装設定方法を提
供する。 【解決手段】 カラー塗装すべき対象物およびそれに係
わる事項に対する選者の多角的なイメージを、そのイメ
ージ項目別に選択させ、その選択結果に基づいて、予
め、そのイメージ項目別の選択事項についての総合判定
として予め用意した幾つかの配色設計情報を、カラー画
面上に表示し、前記配色設計情報に基づいて、前記対象
物のカラーを、カラー画面上で画像表示し、その対象物
についての配色を、選者によって前記配色設計情報中か
ら選択させ、保管すると共に、対象物について前記工程
を実行した後、前記対象物について、カラー画面上にお
いて、前記選択・保管された配色設計情報に基づいた画
像表示を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、家屋の
新築、改装時などの外部塗装に際して、顧客の要望に添
って配色設計するためのカラー塗装設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部塗装の配色は、カラー見本を
通して、施工者側(営業要員)が顧客と相談する形とな
るので、顧客の要望をきめ細かに理解することが困難で
あり、全体のカラーイメージが把握できないため、施工
後に、顧客から苦情を受ける場合が多い。これは、営業
上の障害であった。
【0003】そこで、カラーモニターを利用して、一定
の対象物のモデルを画面表示し、この画面上で、カラー
選択により、配色を設定することで、視覚的に、顧客の
カラーイメージを把握でき、顧客自身も十分納得した配
色での塗装作業を実現することが企画された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、対象物
の対象領域毎、例えば、壁、屋根、トリムなどの各色
を、素人の顧客に、単に選択させるのでは、試行錯誤が
多く、カラー塗装設定に手間取り、また、纏まりが付か
ず、結局、施工者側に依存する形となるので、顧客のカ
ラーイメージを満足させるのが難しい。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、予め、施工者側で、専門的な知識、感性に基づい
て選択された配色設計を多数、用意し、顧客側のカラー
イメージを、素人にも理解できる設問で、選択させ、こ
れに適合、あるいは、近似する配色設計を抽出し、画像
表示することで、素早く、顧客が満足できるカラーイメ
ージにアプローチするカラー塗装設定方法を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
カラーモニターにカラー塗装すべき対象物のモデルを表
示して、その対象領域について、それぞれ、配色を設定
するカラー塗装設定方法において、前記対象物およびそ
れに係わる事項に対する選者の多角的なイメージを選択
させるため、そのイメージ項目を前記カラーモニターの
画面に表示し、選者によってイメージ項目別に選択させ
る第1の工程と、その選択結果に基づいて、そのイメー
ジ項目別の選択事項についての総合判定として、予め
モリあるいは外部記憶媒体に用意した前記対象領域の幾
つかの配色設計情報を、カラーモニターの画面上に表示
する第2の工程と、前記配色設計情報から選者が選択す
ることで、これに対応する前記モデルの対象領域のカラ
ーを、カラーモニターの画面上で画像表示する第3の工
程と、次に、選者によって前記配色設計情報中から選択
させた、その対象領域についての配色を、メモリに保管
する第4の工程と、選者が必要とする対象領域について
第1〜第4の工程を繰り返し実行した後、前記対象物の
モデルについて、前記メモリに選択・保管された全ての
配色設計情報に基づいた画像表示をカラーモニターの
面上で行う第5の工程とを有することを特徴とする。
【0007】この場合、本発明の実施の形態として、
記第1〜第5の工程に先立って、カラー塗装すべき対象
物の複数モデルを、メモリから読み出して、カラーモニ
ターの画面上に画像表示し、選者に選択させる準備工程
を有すること、第1〜第4の工程では、その対象領域に
ついてのイメージ項目毎に、順次、実行するループ作業
を行うこと、前記イメージ項目は、色彩感覚からのイメ
ージ、言葉による表現上のイメージ、カラーサンプルに
よるイメージなどから設定されていて、カラーモニター
画面上に、ウィンド表示されること、第1〜第4の工
程の所要個所で、前記対象領域を部分領域に指定する副
次工程を含み、該副次工程では、配色設計情報中からの
選択以外に、色見本からの選択ができるように、カラー
モニターの画面上に、色見本を表示し、選者に選択さ
せ、これによって、前記カラーモニターの画面上で、前
記部分領域の色換えを行うこと、第2および第3の工程
では、選者による配色設計情報の選択毎に、カラーモニ
ターの画面上で、前記モデルの対象領域の画像を変更表
示すること、第1の工程における対象領域は、対象物全
体であり、その配色設計情報は、定型化された総合配色
設計情報であることなどが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図27を参照して、具体的に説明する。ここでは、
予め、メモリ1に内蔵したファイル(あるいは、ディス
クドライブ2などを介して、外部記録媒体からファイ
ル)をCPU3に読み込んで、先ず、カラーモニター4
上で、キーボード5の操作により、前記ファイルをオー
プンさせ(図4を参照)、カラー塗装すべき対象物、例
えば、家屋などの建築物の複数モデル(外観上の相違に
よるモデル:ここでは9例)M1〜M9を、カラー画面
(図5を参照)上に分割した形で(この事例では、3×
3=9分割の区画中に順番で)画像表示し、施工対象に
近似するモデルを選者(顧客)に選択させる(準備工程
0 の実行:ここではモデルM3が選択される)。
【0009】次に、この選択作業で選択されたモデルM
3を画面表示する(図6を参照)と共に、カラー塗装す
べき対象物、即ち、建築物のモデルM3の対象領域(例
えば、建物全体を対象領域とする)に、前記対象物およ
びそれに係わる事項に対する選者の多角的なイメージ
を、カラー画面上に表示されたイメージ項目別に選択さ
せる(第1の工程)。即ち、ここでは、マウスのクリッ
ク操作などで、複数のイメージ項目I1 、I2 、I
3 (色彩感覚からのイメージ、言葉による表現上のイメ
ージ、カラーサンプルによるイメージなど)から、自動
的に(あるいは、選者によって)、イメージ項目I1
選択させて(図7を参照)、設問毎に回答させる(図8
を参照)。
【0010】これを表1を参照して説明すると、ここで
は「基本イメージ」が自動選択されており、先ず、どの
ようなカラーイメージの建築物にしたいかの設問につい
て、「暖かい−普通−涼しい」の3分割選択、「軽快な
−普通−重厚な」の3分割選択、「伝統的な−普通−先
進的な」の3分割選択が用意されており、選者は、これ
ら設問について、それぞれ、回答を選択する。ここで
は、各設問について「暖かい」、「軽快な」、「普通」
が選択されている。
【0011】また、次には、当該建築物の置かれる地域
(ここでは、住宅地)の環境カラーイメージについての
設問が用意されている。この設問も、3段階に分けてあ
り、多く見られる外壁の色彩は?・・・として「ブラウ
ン系−ベージュ系−グリーン系」の3分割選択、色彩の
印象は?・・・として「明るい−どちらでもない−渋
い」の3分割選択、全体の雰囲気は?・・・として「地
味で落ちついている−どちらでもない−はれやかで活
発」の3分割選択が用意され、ここでも、選者は、これ
らの設問について、それぞれ、回答を選択する。ここで
は、各設問について「ベージュ系」、「明るい」、「ど
ちらでもない」が選択されている。
【0012】更に、次には、その地域との調和について
?・・・の設問において「融和させたい−少し違うもの
にしたい−いくらか特徴ずけたい」の3分割選択が用意
されている。選者は、これについても回答を選択する。
ここでは、「少し違うものにしたい」が選択されてい
る。
【0013】
【表1】 その選択結果に基づいて、そのイメージ項目別の選択事
項(設問の回答)についての総合判定として予めメモリ
1(あるいは、外部記憶媒体)に用意した前記対象領域
(ここでは、建物全体について)の幾つかの配色設計情
報(ここでは、その事例として、FC−A102、FC
−204、FC−A207)を、図9に示すように、カ
ラー画面上に表示する(第2の工程)。
【0014】選者は、図10に示すように、配色設計情
報の1つ、例えば、FC−A102を選択すると、カラ
ー画面の対象物のカラーが、その配色設計情報(ここで
は、定型化された配色設計情報)に基づいて変更され
る。即ち、前記配色設計情報に基づいて、モデルM3の
カラーを、その対象領域(ここでは、建物全体)にカラ
ー画面上で画像表示する(第3の工程)。
【0015】この際、予め、配色の個別表示として用意
された、個別の対象領域、例えば、建築物(住宅)の軒
天、樋、トリム、屋根、手摺などをマスク名、色名、色
で表示し、また、予め用意された配色設計の欄の右脇の
5色の表示カラー領域に、前記色名と色そのものが表示
される(表2および表3を参照)。因みに、この実施の
形態では上述の選択事項の選択によって、選出された配
色設計情報「FC−A102」でのマスク名に対応する
色名および色(例えば、この実施の形態での軒天、樋お
よびトリムの色名は0393であり、手摺の色名は05
27であり、壁の色名は4089である)が表示される
(屋根については、ストレートブラックなので、配色設
計情報の色表示には採用されていない)。
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】 なお、この際、カラー画面上では、選者によって選択さ
れた各配色情報についての言葉による解説を付けるとよ
い。この実施の形態では、建築物についてのカラーイメ
ージの選択回答、および、前記総合判定の結果の配色設
計情報の説明として「暖かい−軽快−普通」および「甘
さ、やわらかさ、カジュアルでのびのびとした爽やかな
明るさ」の表記が、配色設計の欄の下になされている。
【0018】この操作は、選者の要望で、幾つも選択表
示させることができる。例えば、次にFC−A207を
選択して、カラー画面上で、図11に示すような、対象
物のカラーに変更する。このようにして、選者は、自分
が選択したイメージ情報に基づく、予め専門家が用意し
た対象領域(建物全体)の幾つかのカラー画像(配色設
計情報)を、逐一確認することができる。なお、この画
面上のFC−A207表記では、建築物についてのカラ
ーイメージの選択回答、および、前記総合判定の結果の
配色設計情報の説明として「普通−重厚−伝統的」およ
び「しっかりした安心感、ひっそりとした旧家の味わい
を感じさせる頼もしさ」が上げられている。
【0019】当然、この際に対応するマスク名に対応す
る色名および色については、この実施の形態において、
軒天の色名は0574、樋の色名は0127、トリムの
色名は0347、手摺の色名は0127、壁の色名は0
347が表示される(この場合も、屋根については、ス
トレートブラックなので、配色設計情報の色表示には採
用されていない)。
【0020】そして、その対象領域(ここでは、建物全
体)についての配色を、選者によって、配色設計情報中
から選択させ(ここでは、図12に示すように、FC−
A102を選択)、配色−1のメモリ領域に保管する
(第4の工程)。この段階で配色のメモリ領域について
のウィンドウが開かれ、配色−2が選択される(図13
を参照)。
【0021】このような作業(第1工程〜第4工程)
を、各イメージ項目毎に繰り返し(図14および図15
を参照)、順次、配色−2、配色−3に保管する。この
ため、第1工程に戻る都度、イメージ項目は、自動的に
(あるいは、選者によって)、次のイメージ項目(即
ち、I2 、I3 )へとシフトされる。
【0022】即ち、配色−2では、言葉によるカラーイ
メージとして、イメージワードのウィンドウが開かれる
(表4を参照)。ここでの解説欄には「イメージにふさ
わしい言葉があれば、一つか二つを以下の言葉から選択
して下さい。二つを選択するときは、CTRLキーを押
しながら選択して下さい。」などの操作ガイドが示され
ている。また、配色−3では、カラーのイメージとし
て、基本カラーのウインドウが開かれる(図15を参
照)。
【0023】
【表4】 選者は、これらのイメージ項目別の選択情報(配色−1
〜配色−3)について何れか(特に、選者のカラーイメ
ージに適合し、あるいは、近似したもの)を選択(ここ
では、配色−1で選択されたFC−A102を選択)し
て、次に、その設定画面で、第1の工程に戻る。
【0024】なお、選者が上述の作業(第1工程〜第4
工程)を繰り返すまでもなく、早々に、選者自身のイメ
ージに合った配色情報を視覚的に見出した場合には、直
ちに次に段階に移動することができる。
【0025】次に、副次工程として、以下の工程に入る
ことができる。ここでは、配色−1についての、マスク
名と色名(と色)の表示欄には、それぞれ、手摺:05
27、上壁:4089、雨戸:4063、雨戸枠:05
27、下壁:4078などが表示されており、同欄の上
下シフトによって、カラー確認ができる。また、必要な
ら、選者によって、マスク名が選択され、対象領域を部
分領域(例えば、下壁)に変える(図16を参照)。そ
して、配色設計の表示領域(右脇)でカラー表示された
定型の色(図には5個)から、所望のもの(ここでは茶
色:色名で4063)を選択すると、図17に示すよう
に、対象物の画像の下壁の色が変更表示される。同時
に、配色−1についてのマスク名「下壁」の色名(と
色)が4063(茶色)に変わる。
【0026】同様に、選者によって、マスク名を選択
し、例えば、部分領域として、屋根を選択した際も、定
型の色からの選択ができるが、上述のカラー見本に希望
のカラーがない場合には、色見本調色をクリックして、
カラーカードのウィンドを開き、その中から、所望色を
選択してもよい(図18および表5を参照)。ここで
は、最初、「F−2・建築用色見本」およびそのデータ
が表示される。そこで、屋根用のカラー見本を検索する
ために、シフト操作すると、図19で示すように、他に
「屋根・リフレッシュ21」、「屋根・ルーベンシリー
ズ」や「日塗工」などの、専門家によって予め選択され
た、対象部位に適した、取扱メーカーの塗料名(商品見
本名)で、このウインドを開き、これを選択することが
できる(表6を参照)。ここでは、「屋根・リフレッシ
ュ21」が選択される。
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】 その結果、カラーカードのウインドに対応する色見本が
表示される(図20および表7を参照)。この中から適
当なカラー、例えば「オレンジイエロー」を選択する
と、図21に示すように、対象物の対象領域(ここで
は、屋根)のカラーが変更されて画像表示される。
【0029】
【表7】 必要とされる全ての対象領域(建物全体、その部分、例
えば、屋根、トリム・・・)について、カラー選択が終
了したならば、前記対象物のモデルについて、カラー画
面上において、前記選択・保管された配色設計情報に基
づいた画像表示(この実施の形態では、図21に表示さ
れた画面で対象物の最終案が纏まっている)を行う(第
5の工程)。
【0030】そこで、編集をクイックして、図22に示
すような、データ編集のウインドを用いて、最終的に決
定されたカラー塗料設定のデーターを顧客コード毎に、
登録するのである(その登録の状況は、図23に示され
ている)。その最終案の対象物のカラー画像は、図24
に示され、ファイルをクイックすることで、ファイルウ
インドが開かれ、保存、印刷などの処理がなされ、アプ
リケーションの終了となる(図25を参照)。
【0031】なお、その後に、顧客の建物の画像を取り
込んで(この実施の形態では、モデルM3をそのまま取
り込んで)、カラー塗料設定のデーターに基づくカラー
画像を構成し、保存場所を指定して、内部メモリ(ある
いは、外部記録媒体)に記録して置いて(図26および
図27を参照)、顧客の要望に従って、カラー画像で表
示することができる。
【0032】このようにして、施工者側は、顧客との対
話形式で、顧客の要望するカラーイメージを、専門家の
感性に基づく配色設計情報に結びつけて、選択すること
で、迅速且つ正確に把握し、顧客を満足させるカラー塗
装設定が行え、施工に際しての顧客側からの不満を回避
できる。
【0033】なお、この実施の形態では、対象物を一般
家屋などの建物に限定したが、ビルディング、橋梁など
の他の建造物についても、塗装作業に関して、顧客との
間で繊細なカラー設定の協議が行える利点がある。
【0034】また、この実施の形態では、第1工程〜第
4工程での対象領域を、対象物全体(建物全体)とし
て、イメージ項目別に配色設計情報を得、対象物の部分
領域のカラー設定については、副次工程で、実施してい
るが、全体についての配色設計情報の設定をベースとし
て、更に、対象領域を部分に切り換えて、別に用意した
部分領域毎のイメージ項目別に、第1〜第4の工程を繰
り返す形で、細部の設定を行うようにしてもよい。
【0035】更に、対象領域を全体としてイメージする
場合に、対象物の特性によっては、最初から、対象物の
モデルの対象領域を幾つかの部分領域に分けて、イメー
ジ項目別に配色設計情報を選択・設定するようにしても
よい。この場合には、第1〜第4の工程は、各対象領域
毎(即ち、部分領域毎)に繰り返しの形で、実施される
ことになる。そして、最終的に、対象物のモデルの全体
についての配色設計情報の選択結果を画面表示で確認す
ることで、カラー塗装設定をすることが可能となる。
【0036】なお、この実施の形態では、カラー塗装設
定のシステムを、一般的なコンピュータを用いて実行し
たが、必要に応じて専用の電子機器として構成してもよ
い。また、プリントアウトなどの必要がない顧客先での
モニターには、携帯式のコンピュータを採用すること
も、営業上、有利である。また、この実施の形態では、
表および図面において、カラー表示を、種々のハッチン
グなどを代用して、模式的に示している。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、カラー
モニターにカラー塗装すべき対象物のモデルを表示し
て、その対象領域について、それぞれ、配色を設定する
カラー塗装設定方法において、前記対象物およびそれに
係わる事項に対する選者の多角的なイメージを選択させ
るため、そのイメージ項目を前記カラーモニターの画面
に表示し、選者によってイメージ項目別に選択させる第
1の工程と、その選択結果に基づいて、そのイメージ項
目別の選択事項についての総合判定として、予めメモリ
あるいは外部記憶媒体に用意した前記対象領域の幾つか
の配色設計情報を、カラーモニターの画面上に表示する
第2の工程と、前記配色設計情報から選者が選択するこ
とで、これに対応する前記モデルの対象領域のカラー
を、カラーモニターの画面上で画像表示する第3の工程
と、次に、選者によって前記配色設計情報中から選択さ
せた、その対象領域についての配色を、メモリに保管す
る第4の工程と、選者が必要とする対象領域について第
1〜第4の工程を繰り返し実行した後、前記対象物のモ
デルについて、前記メモリに選択・保管された全ての
色設計情報に基づいた画像表示をカラーモニターの画面
上で行う第5の工程とを有することを特徴とする。
【0038】従って、予め、施工者側で、専門的な知
識、感性に基づいて選択された配色設計を多数、用意
し、顧客側のカラーイメージを、素人にも理解できる設
問で、選択させ、これに適合、あるいは、近似する配色
設計を抽出し、画像表示することで、素早く、顧客が満
足できるカラーイメージにアプローチすることができ、
対象物に対する、繊細で、より優れたカラーイメージで
の塗装が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態でのシステムの概略的な構
成ブロック図である。
【図2】同じく、システムの実施に際してのフローチャ
ートである。
【図3】同じく、サブルーチンを分けて表示するフロー
チャートである。
【図4】同じく、カラーモニターの第1の表示画面であ
る。
【図5】同じく、カラーモニターの第2の表示画面であ
る。
【図6】同じく、カラーモニターの第3の表示画面であ
る。
【図7】同じく、カラーモニターの第4の表示画面であ
る。
【図8】同じく、カラーモニターの第5の表示画面であ
る。
【図9】同じく、カラーモニターの第6の表示画面であ
る。
【図10】同じく、カラーモニターの第7の表示画面で
ある。
【図11】同じく、カラーモニターの第8の表示画面で
ある。
【図12】同じく、カラーモニターの第9の表示画面で
ある。
【図13】同じく、カラーモニターの第10の表示画面
である。
【図14】同じく、カラーモニターの第11の表示画面
である。
【図15】同じく、カラーモニターの第12の表示画面
である。
【図16】同じく、カラーモニターの第13の表示画面
である。
【図17】同じく、カラーモニターの第14の表示画面
である。
【図18】同じく、カラーモニターの第15の表示画面
である。
【図19】同じく、カラーモニターの第16の表示画面
である。
【図20】同じく、カラーモニターの第17の表示画面
である。
【図21】同じく、カラーモニターの第18の表示画面
である。
【図22】同じく、カラーモニターの第19の表示画面
である。
【図23】同じく、カラーモニターの第20の表示画面
である。
【図24】同じく、カラーモニターの第21の表示画面
である。
【図25】同じく、カラーモニターの第22の表示画面
である。
【図26】同じく、カラーモニターの第23の表示画面
である。
【図27】同じく、カラーモニターの第24の表示画面
である。
【符号の説明】
M1〜M9 モデル 1 メモリ 2 ディスクドライブ 3 CPU 4 カラーモニター 5 キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−328480(JP,A) 特開 平7−28874(JP,A) 特開 平8−305822(JP,A) 特開 平9−6573(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 G06T 1/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーモニターにカラー塗装すべき対象
    物のモデルを表示して、その対象領域について、それぞ
    れ、配色を設定するカラー塗装設定方法において、前記
    対象物およびそれに係わる事項に対する選者の多角的な
    イメージを選択させるため、そのイメージ項目を前記カ
    ラーモニターの画面に表示し、選者によってイメージ項
    別に選択させる第1の工程と、その選択結果に基づい
    て、そのイメージ項目別の選択事項についての総合判定
    として、予めメモリあるいは外部記憶媒体に用意した前
    記対象領域の幾つかの配色設計情報を、カラーモニター
    画面上に表示する第2の工程と、前記配色設計情報
    ら選者が選択することで、これに対応する前記モデルの
    対象領域のカラーを、カラーモニターの画面上で画像表
    示する第3の工程と、次に、選者によって前記配色設計
    情報中から選択させた、その対象領域についての配色
    を、メモリに保管する第4の工程と、選者が必要とする
    対象領域について第1〜第4の工程を繰り返し実行した
    後、前記対象物のモデルについて、前記メモリに選択・
    保管された全ての配色設計情報に基づいた画像表示をカ
    ラーモニターの画面上で行う第5の工程とを有すること
    を特徴とするカラー塗装設定方法。
  2. 【請求項2】 前記第1〜第5の工程に先立って、カラ
    ー塗装すべき対象物の複数モデルを、メモリから読み出
    して、カラーモニターの画面上に画像表示し、選者に選
    択させる準備工程を有することを特徴とする請求項1に
    記載のカラー塗装設定方法。
  3. 【請求項3】 第1〜第4の工程では、その対象領域に
    ついてのイメージ項目毎に、順次、実行するループ作業
    を行うことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のカ
    ラー塗装設定方法。
  4. 【請求項4】 前記イメージ項目は、色彩感覚からのイ
    メージ、言葉による表現上のイメージ、カラーサンプル
    によるイメージなどから設定されていて、カラーモニタ
    ーの画面上に、ウィンド表示されることを特徴とする請
    求項3に記載のカラー塗装設定方法。
  5. 【請求項5】 第1〜第4の工程の所要個所で、前記対
    象領域を部分領域に指定する副次工程を含み、該副次工
    程では、配色設計情報中からの選択以外に、色見本から
    の選択ができるように、カラーモニターの画面上に、色
    見本を表示し、選者に選択させ、これによって、前記カ
    ラーモニターの画面上で、前記部分領域の色換えを行う
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のカラー
    塗装設定方法。
  6. 【請求項6】 第2および第3の工程では、選者による
    配色設計情報の選択毎に、カラーモニターの画面上で、
    前記モデルの対象領域の画像を変更表示することを特徴
    とする請求項1〜5の何れかに記載のカラー塗装設定方
    法。
  7. 【請求項7】 第1の工程における対象領域は、対象物
    全体であり、その配色設計情報は、定型化された総合配
    色設計情報であることを特徴とする請求項1〜6の何れ
    かに記載のカラー塗装設定方法。
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