JP3067687U - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP3067687U JP1999007327U JP732799U JP3067687U JP 3067687 U JP3067687 U JP 3067687U JP 1999007327 U JP1999007327 U JP 1999007327U JP 732799 U JP732799 U JP 732799U JP 3067687 U JP3067687 U JP 3067687U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体試験装置の診断プログラムの実行結果で
不良のテスタピンが検出されても、正常なテスタピンを
用いるDUTについては継続的にデバイス試験を実施可
能とする半導体試験装置を提供する。 【解決手段】半導体試験装置とICテストハンドラとを
接続して、所定複数N個のDUTを同時測定するデバイ
ス試験プログラムにより複数N個のDUTを同時測定す
る半導体試験装置において、半導体試験装置の診断プロ
グラムの実行結果で不良のテスタピンが検出さたとき、
前記不良のテスタピンに係るDUTのみをデバイス試験
から除外するようにICテストハンドラ側へ通知し、半
導体試験装置側は上記同一のデバイス試験プログラムを
用いて正常なテスタピンに係るDUTを対象としてデバ
イス試験を継続して実施する半導体試験装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、複数個のDUTを同時測定する半導体試験装置に関する。特に、 半導体試験装置の診断プログラムの実行結果で不良のテスタピンが検出されても 、正常なテスタピンを用いるDUTは継続的にデバイス試験を実施可能とする半 導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6の半導体試験装置の要部システム構成図を説明する。ここで、同測個数n の値はシステム構成により異なるが例えばn=4とした具体例で以下説明する。 尚、半導体試験装置は公知であり技術的に良く知られている為、要部を除いてシ ステム全体の詳細説明は省略する。 要部構成は、装置本体(ICテスタと呼称)側にタイミング発生器TGと、パ ターン発生器PGと、波形整形器FCと、DCTUと、論理比較器DCと、フェ イルメモリFMと、制御CPU990とを備える。テストヘッドにはパフォーマ ンスボードPBと、ピンエレクトロニクスPE内にドライバDRとコンパレータ CPとを備える。尚、PEにはDRとCPを備えるチャンネルと、DRのみを備 えるドライバ専用に特化したチャンネルとがある。ICテストハンドラ側にはロ ーダ/アンローダ部300と、測定部400と、ハンドラ制御部100とを備え る。
【0003】 全体の動作を簡明に説明する。PG内のメモリに格納されたデバイス試験プロ グラム(メインプログラムとパターンプログラム)の実行による制御シーケンス に基づいてPGから所定の試験パターンPDが発生され、これを受けるFCにお いてはTGからの複数本の基準クロックCLK1により所定の波形モードで前縁 /後縁エッジが規定された試験パルスFDに変換してDRへ供給し、これを受け るDRにおいては所定の電圧振幅に変換した印加波形をPBを介してICテスト ハンドラの測定部400に接続されているDUT1〜DUT4の各入力端子へ供 給する。
【0004】 一方、DUT1〜DUT4のI/O端子若しくは出力端子から出力される応答 信号はCPにより所定のスレッショルド・レベルで論理信号に変換した後、DC へ供給される。DCにおいては前記論理信号をTGからの複数本のストローブ信 号STBでタイミング判定した後、PGからの対応する期待値パターンEXPで 所定に比較して良否判定した結果のフェイルデータFAILをFMへ供給してフ ェイル情報として格納する。このフェイル情報はデバイスの良否判定や、AC特 性のランク分け判定等に使用される。一方、DCTUではテスタピンあるいはI Cの電源端子に割り込んで各IC端子における所定のDC特性を測定し、良否判 定や、DC特性のランク分け判定用として記憶媒体等へ格納する。
【0005】 本願に係る制御CPU990は、上記デバイス試験プログラムによる試験完了 後において、各DUT1〜DUT4毎に対して分類収容する分類情報910をハ ンドラ制御部100へインターフェースを介して通知する。前記分類情報910 はトレイ収納部で分類収納する情報であり、不良デバイスを示す判定不良情報9 11と、良品デバイスにおけるランク分け情報912との両方を含んでいる。 本願に係るハンドラ制御部100はテスタ側との通信インターフェースを行い 、また、後述するソータ部と、トレイ収納部を所定に制御して、ハンドラ内のデ バイスのピックアンドプレースやトレイの搬送制御、コンタクト制御、分類別の ソーティング制御等を行う。
【0006】 次に、図5のICテストハンドラ内のトレイによるデバイス搬送の要部概念図 を説明する。ICテストハンドラ内にはローダ/アンローダ部300と測定部4 00とを備え、ローダ/アンローダ部300はローダ部310とアンローダ部3 20とで成る。 ローダ部310は、カストマトレイに収容されているDUTを測定部400に 搬送供給するデバイス供給側の機構部であって、トレイ供給部と、トレイ乗せ替 え部と、ソークチャンバとがある。
【0007】 トレイ供給部は作業者が外部から多数のDUTをカストマトレイ単位に収納し ておく部位である。トレイ乗せ替え部はピックアンドプレース機構とプリサイサ とによって、カストマトレイ上のポケットに収容されているDUTを複数個単位 、例えば8個単位に同時に吸着移送させ、一旦プリサイサでDUTの配置を精度 良く位置決めし直した後、テストトレイ上へ乗せ替えるものである。ここで、D UTの吸着時において、もしもカストマトレイ上のICポケットにDUTが存在 しない場合は、DUTを吸着するときの負圧の異常検出によりデバイス無し情報 が検出され、この検出情報をもとにハンドラ制御部100が搬送制御及び管理す る。 ここで、テストトレイの構造は、図7に示すように、IC個別形状に対応して 交換可能な多数個のインサート(ICキャリアとも言う)が装着され、このテス トトレイ単位で測定部400へ移送し、テストトレイを順次移動させて目的のイ ンサートをコンタクタへ嵌合させて電気試験をする構造を備え、且つ精密なIC 位置決めとIC保持構造及び温度ストレス耐性をも備えたハンドラ内搬送用の専 用トレイである。 図5に示すソークチャンバは所定の高温/低温状態(例えば−30度〜+12 0度)にDUTを加熱/冷却する為に複数テストトレイを収容するバッファ用恒 温槽であり、この恒温槽内に一定時間置かれた後、測定部400のコンタクタへ テストトレイ単位に運ばれる。
【0008】 測定部400では、例えば図7に示すA,B,C,Dの順番にテストトレイを 順次移動させて4個単位にDUTを同時測定する。即ち、所定温度状態のテスト トレイ上のDUTは複数4個単位にテストソケットへ押圧させて電気的にコンタ クト状態にし、ICテスタ側によって各種電気試験が実施される。 ところで、テストトレイ上におけるDUTが4個全て装着されない場合がある 。例えばDUTの検査ロット個数が4の端数個となったりしたとき等である。こ のときは上述デバイス無し情報の検出に基づき、該当するデバイス無しのDUT 番号(図7EのDUT3、DUT4の2カ所)に対しては試験実施後の分類処理 動作をしないようにマスクするマスク機能を備えている。また、もしも、カスト マトレイの何れかのポケットにDUTが搭載されていなかった場合には、ピック アンドプレース機構を所望に制御させてカストマトレイの当該列の後段列位置か ら充当するようにテストトレイへ移送制御することもできる。従って、上記マス ク機能による処理制御もできるので、何れにするかはデバイス搬送のスループッ トとの兼ね合いから適宜選択制御される。
【0009】 図5に示すアンローダ部320は、測定後のテストトレイを搬送して分類情報 910に対応する分類別カストマトレイへ分類しながら収容する側の機構部であ って、アンソークチャンバと、ソータ部と、トレイ収納部とがある。 アンソークチャンバは高温/低温状態にあるDUTを常温に戻す為のバッファ 用恒温槽であり、ここで一定時間置かれた後、ソータ部へテストトレイ単位に運 ばれる。 ソータ部とトレイ収納部とは、ICテスタ側からの分類情報910を受け、ア ンソークチャンバからのテストトレイを受けて、ピックアンドプレース機構によ りテストトレイ上のDUTを持ち上げ移送し、当該DUTに対応する分類情報9 10によって所定の分類別カストマトレイ(例えば図5に示す分類A、B、C) 上へ移動して個別に収容する。分類されたDUTを収容したカストマトレイは随 時作業者が外部へ排出する。 ところで、上記でデバイス無し検出情報850の場合は、スキップして、次の DUTへのピックアンドプレース動作に移行する。尚、このときの当該デバイス 無しDUTに対応する分類情報910は当然ながら判定不良情報911である。
【0010】 次に、DUT番号としてDUT2に係るICテスタ側のテスタピンに不具合が 発生した場合と仮定したときの動作を図3のフローチャートと、図4のデバイス 搬送原理図とを示して説明する。また、ここで言うテスタピンとは、DUTの1 つのICピンに接続して信号の授受及び測定を行う為に必要となる1チャンネル 分の全ての直接要素及び関連する関連要素とする。例えば直接該当する1チャン ネルのピンエレクトロニクスPEと、テスタチャンネルである印加信号を供給す るPG、FC、TGの1チャンネル分の要素と、出力信号を判定するDC、FM の1チャンネル分の要素と、関連するDCTU等を含むものとする。
【0011】 図3のフローチャートを説明する。 ステップ10は、診断プログラムの実行である。診断実行に先立ちICテスト ハンドラ側は診断実行の通知を受けて、診断中の間、DUTをコンタクタから外 した状態で待機する。この実行により現在のハードリソース環境においてシステ ムが正常に機能しているか否かを詳細に調査される。即ち、ハードリソースの全 て、あるいは実際に割り当てられているハードリソースを対象として、各部の機 能要素が正常に動作するかの動作チェックは無論のこと、更に、現在の環境条件 において性能保証すべき印加信号の振幅/発生タイミングであるか、また信号測 定系が性能保証すべき測定精度であるかをも詳細にチェックする。前記診断結果 の出力情報はユニット単位毎、あるいはボード単位毎、あるいはテスタピン単位 毎に処理された情報が出力される。通常は不良となった要素の診断不良情報が通 知がされる。 尚、上記診断プログラムの起動は通常、1日毎、あるいは昼夜運転される場合 は所定日数毎の定期的、あるいは測定デバイスの品種を替えたとき、あるいは作 業者からの指示により随時、あるいは電源投入後、修理後、ボード交換後、その 他のときに起動される。通常は、同一品種のデバイス試験に先立ち少なくとも1 回は実行される。
【0012】 ステップ12は、不良のテスタピンが存在するか?の判定処理であり、上記診 断プログラムの結果を受けて、何れかのテスタピンにて不良が検出された場合は ステップ16の中断処理へ分岐し、正常な場合はステップ14へ進む。 ステップ14は、通常のデバイス試験の継続的実施であり、上述した次の診断 プログラムが実施される迄の、例えば1日あるいは数日間の期間、昼夜連続でデ バイス試験が実施される。即ち、図4に示すように、ローダ/アンローダ部30 0によって4個のDUT単位に順次測定部400へ供給し、同時測定実施し、測 定結果の分類情報910を受けて対応するカストマトレイへ分類収容する。 ステップ16、17は、デバイス試験の中断処理であり、制御CPUからIC テストハンドラへデバイス試験の中断を通知し、以後システムを停止状態にし、 上位ワークステーションや運転作業者へ診断不良情報等を通知する。これにより 、ICテスタ側とICテストハンドラ側とは停止状態となる。 ステップ18は不良修理期間であり、上記診断不良情報に基づいて、不良部位 の点検、修理、ボード交換、調整等が行われる。ところで、修理完了までの運転 停止期間(図3A参照)は不良内容によっても異なるが、例えば数日程度の期間 となる。その後、運転を再開してデバイス試験が継続される。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
上述説明したように従来技術においては、ICテストハンドラ側においても、 上記診断プログラムの実行結果によって通知される判定不良情報911を受ける と、4個同時測定の全てのデバイス試験がその時点で中断停止する。その後は、 当該半導体試験装置が修理完了するまでの期間は運用停止状態となる。修理内容 にもよるが、半日から1週間程度かかる。この期間、運用停止となることは、結 果としてデバイス試験のスループットが相対的に低下することとなる。 ここで、DUT単位毎に使用されるテスタピンのグループをDUTグループピ ンと呼称し、上記診断プログラムで不良と診断されたDUTグループピンを不良 DUTグループピンと呼称し、正常と診断されたDUTグループピンを正常DU Tグループピンと呼称する。通常、上記診断プログラムの実行結果で不良DUT グループピンの発生は1つあるいは少数のDUTでの不良となる場合が多い。即 ち、残りの他のDUTはデバイス試験が可能な正常状態にある。そこで、予め不 良発生を想定して同時測定するDUT個数を減じたデバイス試験プログラムを準 備しておくこともできるが、不良DUTグループピンの組み合わせを考えると、 例えば4個DUTの場合でも2の4乗=16本ものバイス試験プログラムを準備 しておく必要があり、一般的な32個同測の場合には到底準備しておける本数で はない。 一方で、特に生産ライン用の半導体試験装置においては可能な限り運転を継続 させてスループットを向上することが求められている。 そこで、本考案が解決しようとする課題は、半導体試験装置の診断プログラム の実行結果で不良のテスタピンが検出されても、正常なテスタピンを用いるDU Tについては継続的にデバイス試験を実施可能とする半導体試験装置を提供する ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1に、上記課題を解決するために、半導体試験装置とICテストハンドラと を接続して、所定複数N個のDUTを同時測定するデバイス試験プログラムによ り複数N個のDUTを同時測定する半導体試験装置において、 半導体試験装置の診断プログラムの実行結果で不良のテスタピンが検出された とき、前記不良のテスタピンに係るDUTのみをデバイス試験から除外するよう にICテストハンドラ側へ通知し、半導体試験装置側は上記同一のデバイス試験 プログラムを用いて正常なテスタピンに係るDUTを対象としてデバイス試験を 継続して実施することを特徴とする半導体試験装置である。 上記考案によれば、半導体試験装置の診断プログラムの実行結果で不良のテス タピンが検出されても、不良のテスタピンに係るDUTのみをデバイス試験から 除外し、正常なテスタピンを用いるDUTについては継続的にデバイス試験を実 施可能とする半導体試験装置が実現できる。
【0015】 第2に、上記課題を解決するために、半導体試験装置とICテストハンドラと を接続して、所定複数N個のDUTを同時測定するデバイス試験プログラムによ り複数N個のDUTを同時測定する半導体試験装置において、 DUT単位毎に使用されるテスタピンのグループをDUTグループピンと呼称 し、半導体試験装置の装置回路(ハードリソース)を自己診断する診断プログラ ムの実行結果により不良と診断されたDUTグループピンを不良DUTグループ ピンと呼称したとき、 診断プログラムの実行結果で不良DUTグループピンが検出されたとき、検出 された不良DUTグループピンに対応する除外DUT番号を求めてICテストハ ンドラへ前記除外DUT番号を通知し、 半導体試験装置側は不良DUTグループピンの有無に係わらず所定複数N個の DUTを同時測定する上記同一のデバイス試験プログラムで継続して試験実施し 、試験結果である各DUT毎の分類情報910をICテストハンドラ側へ通知し 、 ICテストハンドラ側は上記除外DUT番号を除外して残りのDUT番号を実 際に半導体試験装置のテスタピンに電気的に接続させて複数個のデバイス試験の 同時測定を継続して実施し、半導体試験装置から得られる試験結果の上記分類情 報910に基づいて所定に分類処理することを特徴とする半導体試験装置がある 。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施の形態を実施例と共に図面を参照して詳細に説明する。
【0017】 本考案について、図1と、図2と、図3とを参照して以下に説明する。尚、従 来構成に対応する要素は同一符号を付し、また、重複する部位の説明は省略する 。
【0018】 本考案について、図1のフローチャートを参照して説明する。ここで、診断プ ログラムの実行結果でDUT2に係るハードリソースが不良の場合と仮定して以 下説明する。また、デバイス試験の中断処理の実行を指示する専用のフラグレジ スタが半導体試験装置には備えられていて、これに中断フラグがセットされると デバイス試験の中断処理の実行がイネーブルとなり、以後のデバイス試験が停止 するものと仮定する。
【0019】 ステップ10は、診断プログラムの実行であり、従来と同様である。この診断 結果で、ハードリソースの不良が検出されるとフラグレジスタに対して中断フラ グをセットする。また、診断不良情報が出力される。 ステップ12は、不良のテスタピンが存在するか?の判定処理であり、上記診 断プログラムの結果を受けて、何れかのテスタピンにて不良が検出された場合は ステップ20の一時停止処理へ分岐し、正常な場合はステップ15へ進む。
【0020】 ステップ20は、デバイス試験の一時停止処理である。先ず、デバイス試験の 中断処理を行う。即ち、上記フラグレジスタにセットされている中断フラグをク リアして、以後のデバイス試験の中断処理を抑止しておく。
【0021】 ステップ22は、不良テスタピンのDUT番号”DUT2”を求める。即ち、 診断プログラムの実行結果で得られる診断不良情報に基づいて、不良DUTグル ープピンを求め、これに対応するICテストハンドラ側のDUT番号”DUT2 ”を特定し、これを除外DUT番号としてICテストハンドラへ通知する。
【0022】 ステップ24は、ICテストハンドラ側でDUT2をマスク処理する。即ち、 上記除外DUT番号であるDUT2を受けて、以後の測定部400でのコンタク ト動作が行われないようにコンタクト制御、若しくは供給側の搬送を制御してテ ストトレイ上のDUT2位置に対応するインサート(図7F、G参照)へICを 乗せるのを止める制御を行う。実際にはICテストハンドラが備えるマスク機能 を適用して、テストトレイ上のDUT2の配置となる列(図7F、G参照)全て に対して継続的なマスクフラグをセットすることでDUT2の除外搬送(図2A 、B参照)される。これにより、ICテストハンドラ側において、以後のデバイ ス試験からDUT2が除外されてコンタクトされない(図2B参照)ように制御 されることとなる。
【0023】 ステップ15は、正常DUT番号を対象にデバイス試験の継続実施である。即 ち、第1に、ICテスタ側では従来と同一の動作であり、ICテストハンドラ側 でDUT2が除外(図2B参照)されているにも係わらず4個のDUTを同時測 定する。つまり、デバイス試験プログラムは当初の4個同時測定のプログラムで そのまま実施する。これによりDUT1、DUT3、DUT4は所定にデバイス 試験された結果の分類情報910が従来と同様にICテストハンドラ側へ通知さ れる。一方、コンタクトされていないDUT2(図2B参照)に対しては、当然 ながら常に判定不良情報911がICテストハンドラ側へ通知されこととなる。 第2に、ICテストハンドラ側では上記分類情報910を受けて搬送制御する が、一方のDUT2はICテストハンドラ側で常にマスクされているので、受信 したDUT2に対する判定不良情報911は無効処理される。他方の、残りのD UT1、DUT3、DUT4に対する分類情報910は従来同様に正常に分類処 理が行われて、カストマトレイへ所定に分類収容される。 これにより、同時測定個数の全数が除外DUT番号とならない限り修理開始と なるまでの待ち期間、継続的なデバイス試験が実施される。通常、テスタピンが 不良となって除外DUTとなる確率は1個が多い。従って、例えば32個同時測 定するシステムの場合、31個のDUTが継続的にデバイス試験可能となり、実 用的にデバイス試験の運用ができる大きな利点が得られることとなる。
【0024】 ステップ17と18は、従来と同様であるが、異なる点はステップ10の診断 プログラムの診断結果の診断不良情報を分析して、故障内容に対して短時間で修 理できる対処方法や部材の調達(例えば、修理部品や交換ボード)を予め十分検 討しておき、必要修理部材及びメンテナンス要員が整った時点で、初めて当該シ ステムを停止し、直ちに不良修理を開始することができる点である。 この為、修理待ちとなる運転継続期間(図1A参照)に対して、実際にシステ ムを停止させて修理を行う修理停止期間(図1B参照)は短時間で済む利点があ る。例えば、運転継続期間が36時間とし、修理停止期間が6時間とすると、従 来では42時間の運転停止であったものが、わずか6時間の運転停止で済む。本 考案によって運転停止期間の短縮が計れる結果、デバイス試験のスループットが 相対的に向上する利点が得られる。特に、修理部品や交換ボードの調達に時間が かかる海外に設置されているシステムにおいては有効である。更に、修理部品や 交換ボード等を、設備されている工場から遠くない地点に常時配備し在庫してお く必要性が軽減できる利点も得られ、メンテナンスに係る維持費の低減化も計れ る。
【0025】
【考案の効果】 本考案は、上述の説明内容から、下記に記載される効果を奏する。 上述説明したように本考案によれば、ICテストハンドラ側で除外DUT番号 を測定対象から除外するマスク処理をすることで、修理開始されるまでの、例え ば数日間の期間においてシステムを止めずに運用して残りの正常なDUT番号を 対象としてデバイス試験が継続して実施できることとなる。従って、システムの 運転停止期間が低減される結果、デバイス試験のスループットが相対的に向上す る利点が得られ、デバイスのテストコストの低減効果が得られる。従って本考案 の技術的効果は大であり、産業上の経済効果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の、DUT2を除外した残り3個のデバ
イス試験を継続して実施するフローチャート。
【図2】本考案の、図1のフローチャートを説明するデ
バイス搬送原理図。
【図3】従来の、不良テスタピンの検出によりシステム
を停止し、修理完了するまでの長期間の運転停止期間待
ちするフローチャート。
【図4】従来の、図3のフローチャートを説明するデバ
イス搬送原理図。
【図5】ICテストハンドラ内のトレイ方式によるデバ
イス搬送行程の説明図。
【図6】半導体試験装置の本願に係る要部システム構成
図。
【図7】テストトレイの配列構造と測定部との搬送関係
説明図。
【符号の説明】
DUT1,DUT2,DUT3,DUT4,DUT 被
試験デバイス 100 ハンドラ制御部 300 ローダ/アンローダ部 310 ローダ部 320 アンローダ部 400 測定部 990 制御CPU CP コンパレータ DC 論理比較器 DR ドライバ FC 波形整形器 FD 試験パルス FM フェイルメモリ PB パフォーマンスボード PE ピンエレクトロニクス PG パターン発生器 TG タイミング発生器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定複数N個のDUTを同時測定するデ
    バイス試験プログラムにより複数N個のDUTを同時測
    定する半導体試験装置において、 半導体試験装置の診断プログラムの実行結果で不良のテ
    スタピンが検出されたとき、該不良のテスタピンに係る
    DUTのみをデバイス試験から除外し、上記同一のデバ
    イス試験プログラムを用いて正常なテスタピンに係るD
    UTを対象としてデバイス試験を継続して実施すること
    を特徴とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 半導体試験装置とICテストハンドラと
    を接続して、所定複数N個のDUTを同時測定するデバ
    イス試験プログラムにより複数N個のDUTを同時測定
    する半導体試験装置において、 DUT単位毎に使用されるテスタピンのグループをDU
    Tグループピンとし、診断プログラムの実行結果により
    不良と診断されたDUTグループピンを不良DUTグル
    ープピンとしたとき、 診断プログラムの実行結果で不良DUTグループピンが
    検出されたとき、検出された不良DUTグループピンに
    対応する除外DUT番号を求めてICテストハンドラへ
    前記除外DUT番号を通知し、 半導体試験装置側は不良DUTグループピンの有無に係
    わらず所定複数N個のDUTを同時測定する上記同一の
    デバイス試験プログラムで継続して試験実施し、試験結
    果である分類情報をICテストハンドラ側へ通知し、 ICテストハンドラ側は該除外DUT番号を除外して残
    りのDUT番号を実際に半導体試験装置のテスタピンに
    電気的に接続させて複数個のデバイス試験の同時測定を
    継続して実施し、半導体試験装置から得られる試験結果
    の該分類情報に基づいて所定に分類処理することを特徴
    とする半導体試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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