JP3066703U - 弾性軸継手 - Google Patents
弾性軸継手Info
- Publication number
- JP3066703U JP3066703U JP1999007265U JP726599U JP3066703U JP 3066703 U JP3066703 U JP 3066703U JP 1999007265 U JP1999007265 U JP 1999007265U JP 726599 U JP726599 U JP 726599U JP 3066703 U JP3066703 U JP 3066703U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- output shaft
- shaft
- elastic
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原動機の出力軸と被動機器の入力軸とを連結
し、出力軸の回転を入力軸に伝達すると同時に、出力軸
の始動および停止時の衝撃や角速度変動を吸収する機構
を備えた弾性軸継手を提供する。 【解決手段】 原動機の出力軸に固定されるハブA1と
被動機器の入力軸に固定されるハブB3を設け、ハブA
1とハブB3をゴム等の弾性体5により連結する構成か
らなり、出力軸の回転をハブA1から弾性体5を介して
ハブB3に固定された入力軸に伝達するとともに、弾性
体5の弾性変形により出力軸の始動および停止時の衝撃
や角速度変動を吸収する弾性軸継手において、ハブA1
とハブB3を軸受け8を介して回転方向のみ自由に固定
することで、センタリング機構を持たせることを特徴と
する。
し、出力軸の回転を入力軸に伝達すると同時に、出力軸
の始動および停止時の衝撃や角速度変動を吸収する機構
を備えた弾性軸継手を提供する。 【解決手段】 原動機の出力軸に固定されるハブA1と
被動機器の入力軸に固定されるハブB3を設け、ハブA
1とハブB3をゴム等の弾性体5により連結する構成か
らなり、出力軸の回転をハブA1から弾性体5を介して
ハブB3に固定された入力軸に伝達するとともに、弾性
体5の弾性変形により出力軸の始動および停止時の衝撃
や角速度変動を吸収する弾性軸継手において、ハブA1
とハブB3を軸受け8を介して回転方向のみ自由に固定
することで、センタリング機構を持たせることを特徴と
する。
Description
【0001】
本考案は、原動機の出力軸と被動機器の入力軸とを連結し、出力軸の回転を入 力軸に伝達すると同時に、出力軸の始動および停止時の衝撃や角速度変動を吸収 する機構を備えた弾性軸継手に関するものである。
【0002】
従来、エンジンなどの原動機に用いられる弾性軸継手は、原動機の出力軸と被 動機器の入力軸とを連結し、内蔵した弾性体を介して出力軸の回転を伝達すると 同時に、弾性体の弾性変形により出力軸の始動および停止時の衝撃や角速度変動 を吸収し、被動機器を保護するように構成されていた。
【0003】 図2に従来の弾性軸継手の一例を示す。エンジンの出力軸に固定されるハブ1 と被動機器の入力軸に固定されるハブB3を有し、ハブA1とハブB3が弾性体 5により連結されていた。
【0004】 図2の弾性軸継手において、原動機の出力軸の回転はハブA1から弾性体5を 介してハブB3に伝達され、被動機器の入力軸を駆動するとともに、弾性体5の 弾性変形により出力軸の始動および停止時の衝撃や角速度変動を吸収し、被動機 器を保護するように構成されていた。
【0005】
前述した従来の弾性軸継手では、ハブAとハブBは弾性体のみで固定されてい るためあらゆる方向に変位可能であり、出力軸と入力軸を平行かつ同心に保つ必 要がある場合にはそれぞれの軸を軸受けなどで保持しなければならないため、部 品点数の増加や取り付けスペースの拡大によるコストの上昇を招いていた。
【0006】 また、前記の方法により軸間の同心を保つためには、軸受けの取り付け位置の 加工や組み立ての際に高精度の心出しおこなう必要があり、加工や組み立てに時 間がかかっていた。
【0007】 本考案は、前述のような従来の技術の問題を解決し、単体で2軸間の同心を 保つことか可能である弾性軸継手を提供することを目的とする。
【0008】
原動機の出力軸に固定されるハブA1と被動機器の入力軸に固定されるハブB 3を設け、ハブA1とハブB3をゴム等の弾性体5により連結する構成からなり 、出力軸の回転をハブA1から弾性体5を介してハブB3に固定された入力軸に 伝達するとともに、弾性体5の弾性変形により出力軸の始動および停止時の衝撃 や角速度変動を吸収する弾性軸継手において、ハブA1とハブB3を軸受け8を 介して回転方向のみ自由に固定することで、センタリング機構を持たせる。 本考案は、以上の構成よりなる弾性軸継手である。
【0009】
以下、図面に基づき本考案の実施の形態を説明する。 図1は本考案の弾性軸継手の実施例を示す一部を切り欠いた斜視図である。鉄 などからなり原動機の出力軸に固定するための穴A2を設けたハブA1と、同じ く鉄などからなり被動機器の入力軸に固定するための穴B4を設けたハブB3が 、それぞれ弾性体5に固定されている。
【0010】 ハブA1の一部に穴A2と同心で軸受8けを嵌合固定するための軸部6が、ハ ブB3の一部には穴B4と同心で軸受け8を嵌合固定するためのハウジング部7 が設けられている。
【0011】 ハブA1の軸部6とハブB3のハウジング部7の間には樹脂などからなる軸受 け8が嵌合固定されている。
【0012】 本考案は以上のような構成からなり、原動機の出力軸に固定されたハブA1か ら被動機器の入力軸に固定されたハブB3に、弾性体5を介して回転を伝えると ともに、弾性体5の弾性変形により出力軸の始動および停止時の衝撃や角速度変 動を吸収する。
【0013】 また軸受け8を内蔵しているため、ハブA1とハブB3の中心軸周り以外の相 対変位を拘束し、原動機の出力軸と被動機器の入力軸を同心に保つことができる 。
【0014】 ハブA1およびハブB3の材質には、必要とされる強度やその他の特性により 樹脂や他の金属類などを選択することも可能である。
【0015】 さらに、弾性体5の形状および材質を変化させることで、弾性体5の弾性変形 による衝撃や角速度変動の吸収における減衰性能を自由に設定可能である。
【0016】 また内蔵する軸受け5には、すべり軸受けや転がり軸受けなどを要求に応じ選 択することができる。
【0017】
本考案を使用すれば、従来の弾性軸継手において、原動機の入力軸と被動機器 の出力軸を同心に保つ際に必要だった軸受けを別に設ける必要がなくなり、部品 点数を削減することができるとともに、取り付けに必要なスペースも確保する必 要がなくなるため、コストを低減するとともに使用する材料の減少により省資源 に貢献することができる。
【0018】 また、弾性軸継手に軸受けを内蔵することで一体での同時加工が可能となり、 従来の別に軸受けを設ける方法に比較して心出しが容易なため、加工および組み 立てに要するコストを低減することができる。
【図1】本考案の実施例を示す一部を切り欠いた斜視図
である。
である。
【図2】従来の弾性軸継手の一例を示す一部を切り欠い
た斜視図である。
た斜視図である。
1 ハブA 2 穴A 3 ハブB 4 穴B 5 弾性体 6 軸部 7 ハウジング部 8 軸受け
Claims (1)
- 【請求項1】 原動機の出力軸に固定されるハブA1と
被動機器の入力軸に固定されるハブB3を有し、ハブA
1とハブB3をゴム等の弾性体5により連結し、弾性体
5を介して出力軸の回転を入力軸に伝達するように構成
された軸維手において、軸受け8によりハブA1とハブ
B3を回転方向のみ自由に固定したことを特徴とする弾
性軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007265U JP3066703U (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 弾性軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007265U JP3066703U (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 弾性軸継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3066703U true JP3066703U (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=43200255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007265U Expired - Fee Related JP3066703U (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | 弾性軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066703U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10690191B2 (en) | 2016-09-05 | 2020-06-23 | Smc Corporation | Elastic shaft coupling |
-
1999
- 1999-08-18 JP JP1999007265U patent/JP3066703U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10690191B2 (en) | 2016-09-05 | 2020-06-23 | Smc Corporation | Elastic shaft coupling |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3683165B2 (ja) | トルク変動吸収装置のトルクリミッター部組付け偏芯低減構造および方法 | |
CN208623466U (zh) | 电机 | |
EP1717930B1 (en) | Electric actuator and a motor used therein | |
US6547053B2 (en) | Torsional vibration damper | |
US10281019B2 (en) | Device for transmitting torque | |
US20150226270A1 (en) | Electromotive drive | |
JPH04231720A (ja) | 軸受隔離器組立体 | |
CN103124864B (zh) | 固定到涡轮上的螺旋弹簧缓冲减震器 | |
JP2005295773A (ja) | インホイールモータの取付方法 | |
JP3066703U (ja) | 弾性軸継手 | |
CN219788393U (zh) | 机器人关节及机器人 | |
CN214112181U (zh) | 限位支撑结构、驱动轴、驱动总成和车辆 | |
CN104847842A (zh) | 一种减震效果好的等速万向节驱动轴总成 | |
US9732825B2 (en) | Driven plate with intermediate plate centering guide | |
US9017175B2 (en) | Propshaft assembly | |
JP3065820U (ja) | 弾性軸継手 | |
CN2930073Y (zh) | 马达避振结构 | |
CN109944932B (zh) | 轴连系统及行星轮系统 | |
CN215567395U (zh) | 轮毂轴承与半轴连接总成及车辆 | |
CN220363175U (zh) | 高速轻量化电驱轮边传动轴总成 | |
CN218678617U (zh) | 一种固定盘结构 | |
CN216519271U (zh) | 一种柔性万向联轴器 | |
CN215370676U (zh) | 一种高效率滑移式万向节 | |
CN115642753B (zh) | 一种反穿式同轴三支撑的齿轮箱高速转子系统 | |
CN215720337U (zh) | 高扭矩轻量化低震动中置后轮驱动轴总成 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |