JP3066690U - キャスタ― - Google Patents

キャスタ―

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JP3066690U
JP3066690U JP1999006237U JP623799U JP3066690U JP 3066690 U JP3066690 U JP 3066690U JP 1999006237 U JP1999006237 U JP 1999006237U JP 623799 U JP623799 U JP 623799U JP 3066690 U JP3066690 U JP 3066690U
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JP
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roller
hole
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roller support
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JP1999006237U
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English (en)
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子文 曹
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曹 子 文
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラの上下移動の制御を確実にし、構成お
よび着脱がより簡単で、各種の椅子、机または物置棚に
使用できるキャスターを提供する。 【解決手段】 切換え具3が回転されると、切換え具3
の斜部31は上方圧迫具の傾斜作用壁43を圧迫し、ロ
ーラ支持台1の開口部に嵌合可能に設けられている滑り
止め板8が地面に接触しローラ71が上方に移動して地
面から離れ、キャスターは動かなくなる。または滑り止
め板8が地面から離れローラ71が地面に接触し、キャ
スターは移動できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、キャスターに関し、特に各種の椅子または机の脚に取り付けるキャ スターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャスターは図1〜図4に示すように、ローラ支持台10を有している 。ローラ支持台10の上面の一端に垂直孔101が設けられて、支持軸20が垂 直孔101にさしこまれている。ローラ支持台10は、上面の他端に垂直方向の 貫通穴102が設けられている。上方圧迫具30、スプリング40および下方圧 迫具50が順にローラ支持台10の中空部103に配置され、上方圧迫具30の 上端の突部301は貫通穴102にはめこまれ、上方の切換えボタン60にはめ こまれて一体となって移動する。
【0003】 ローラ支持台10の相対する両側壁にはスロット104が形成され、ローラ軸 70が貫通している。下方圧迫具50は水平方向の貫通穴501が設けられ、こ の貫通穴501をローラ軸70が貫通し、そして他の側面のスロット104を貫 通する。ローラ軸70の左右両端には、それぞれローラ80が設けられている。 滑り止め板90がローラ支持台10の底部の開口部に設けられ下方圧迫具50の 位置を規制し、上方圧迫具30はその下方の周縁に相対する二個の開口部302 が設けられている。切換えボタン60の操作により上方圧迫具30の突部が回さ れると、開口部302の位置もそれぞれ変化する。
【0004】 椅子または机が移動しない様にする場合、図2に示すように、切換えボタン6 0を左端へ回すことにより上方圧迫具30が回転し、開口部302が下方圧迫具 50の両側の垂直壁502と対向する。椅子または机に上方から力が加えられて いるときは、スプリング40が上下に伸縮し、スロット104を貫通しているロ ーラ軸70も上下に移動するのでローラ80も上下に移動する。もしローラ80 とローラ軸70とが一緒に最高位に移動するときは、滑り止め板90は地面と接 触し、椅子や机は滑り止めされて移動不可能となる。
【0005】 椅子を移動させたい場合、図3に示すように、切換えボタン60を右端へ回す ことにより上方圧迫具30も一緒に回転し、開口部302は下方圧迫具50の垂 直壁502と離れ交差する位置となる。スプリング40は上方圧迫具30と下方 圧迫具50との間で移動せず、スロット104を貫通しているローラ軸は上方に 移動しない。そのため、ローラ80の位置は固定された状態で地面と接触し、滑 り止め板90は地面から離れているので椅子は自由に移動することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、ローラの上下移動の制御を確実にし、構成および着脱がより 簡単で、各種の椅子、机または物置棚に使用できるキャスターを提供することに ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案の請求項1に記載のキャスターによると、 下方圧迫具はローラ支持台に収容され案内溝に沿って上下に移動可能に設けられ 、切換え具は上方圧迫具を押圧することにより移動可能な水平部が形成され、上 方圧迫具はローラ支持台側にローラ支持台に形成された円筒状溝部に移動可能に 設けられるに円筒形状のかかり部を有し、上方圧迫具は下方に延伸する傾斜作用 壁および止め壁を有する。傾斜作用壁は逆L字型面および逆L字型面から側面に 傾斜する第一合わせ部が設けられ、逆L字型面の下端には上方に突出する長方形 の第二合わせ部が設けられている。
【0008】 切換えボタンを左方に回すことにより切換え具が同時に左方に回転し、斜部は 下方に移動しながら第一合わせ部および第二合わせ部を順に下方に圧しする。止 め壁は中空部の垂直壁に平行に接触し、下方圧迫具から突出するローラ軸はスプ リングによりスロットの中で上下に移動する。ローラ組が下方に圧されると、滑 り止め板が地面に接触すると同時にローラ組は上方に移動して地面から離れ、キ ャスターを設けられている椅子は移動できなくなる。
【0009】 切換えボタンを右方に回すことにより切換え具も同時に右方に回転し、斜部は 下方に移動して第二合わせ部から第一合わせ部に達する。止め壁は下方圧迫具の 上面につきあたりスプリングは伸縮できなくなる。外力によりキャスターが圧さ れても斜部および第二合わせ部は耐えることができ、キャスターを設けられてい る椅子は移動可能である。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図5および図6に示すように本考案の一実施例によるキャスターは、ローラ支 持台1と、上方圧迫具4と、スプリング5と、下方圧迫具6と、ローラ組7と、 滑り止め板8とからなる。
【0011】 ローラ支持台1は下方に開口部が設けられた中空部17を有している。ローラ 支持台1の一端は支持軸受け部11が形成され、支持軸受け部11の中央部に孔 12が形成されて支持軸2がさしこまれる。他端には貫通穴13が垂直方向に設 けられている。切換え具3がこの貫通穴13に収納されて上方に突出し、切換え 具3の突出している部分に切換えボタン9がはめこまれ、一緒に移動するように する。ローラ支持台1の両側壁にスロット14を垂直に設ける。
【0012】 上方圧迫具4はローラ支持台1の中空部17の上端に設けられている。上方圧 迫具4の下面には環状凹孔41が設けられている。 スプリング5は上方圧迫具4と下方圧迫具6との間に垂直に配置され、上下に 伸縮できる。
【0013】 下方圧迫具6は長方形ブロック形状を有し、上面に環状凹孔61が設けられて いる。環状凹孔61の中央部に突部62が形成されている。スプリング5の下端 は環状凹孔61にはめこまれ、上端は上方圧迫具4の環状凹孔41にはめこまれ る。下方圧伏具6は水平方向に貫通する貫通穴63を有する。
【0014】 ローラ組7は、硬質材料からなる2個のローラ71とローラ軸73とから構成 される。ローラ71は中央部にローラ軸73の端部を支持する軸孔72が形成さ れている。ローラ軸73は、一方のスロット14、下方圧迫具6の貫通穴63、 他方のスロット14を順に貫通してからローラ71に接続される。ローラ軸73 は、スロット14においてスプリング5が伸縮するとき下方圧迫具6と共に上下 移動する。
【0015】 滑り止め板8は摩擦抵抗の大きい材質からなる。左右両端が少しそりあがった 形状であり、地面に接触するとローラ71の回転を止めることができる。滑り止 め板8はローラ支持台1の下端の開口部に設けられる。
【0016】 上述の構造は、滑り止めできる従来のキャスターの構造と同様である。本実施 例による構造は、ローラ支持台1の中空部の相対する両側壁に垂直方向にそれぞ れ案内溝15を形成し、下方圧迫具6をこの案内溝15に沿って上下に滑り移動 できる様に設ける。
【0017】 ローラ支持台1の貫通穴13にはめられている切換え具3は、底面に斜部31 が形成ている。斜部31の上方の一端は水平部31が形成されている。切換え具 3が回されると上方圧迫具4の位置が変化する。
【0018】 ローラ支持台1の内部に設けられている上方圧迫具4は、上面に円筒形状のか かり部42が設けられ、かかり部42がローラ支持台1の内側壁に設けられる円 筒状溝部16にはめこまれ、上方圧迫具4は回動可能となる。上方圧迫具4は、 上面の一端から下方に傾斜する傾斜作用壁43が設けられている。作用壁部43 は、右側に傾斜する第一合わせ部44、左側に逆L字型面45および逆L字型面 45の下端に上方に突出する長方形の第二合わせ部46から形成されている。上 方圧迫具4は、傾斜作用壁43の反対側に下方に垂直に伸びる止め壁47が設け られている。
【0019】 上述のように構成されるキャスターにおいて、椅子を停止させておきたい場合 は、図6および図9に示すように切換えボタン9を左方に回転させると、切換え 具3も同時に左方に回転し、斜部31が第一合わせ部44および第二合わせ部4 6を順に下方に圧迫しながら移動する。斜部31さらに移動すると、上方圧迫具 4の止め壁47はローラ支持具1の中空部の垂直壁と平行に接触し、下方圧迫具 6の両側から突出するローラ軸73はスプリング5の弾性によりローラ支持台1 のスロット14の中で上下に自由に移動できる状態になる。
【0020】 椅子に人が座りローラ組7が圧迫されるとき、ローラ71は地面から離れ、滑 り止め板8は地面と接触して椅子が滑り止めされる。
【0021】 椅子、机または物置台を移動させたい場合は、図7および図8に示すように切 換えボタン9を右方に回転させると、切換え具3も同時に右方に回転し、斜部3 1は第二合わせ部46から第一合わせ部44に移動する。上方圧迫具4の止め壁 47は下端が下方圧迫具6の上面につきあたり、スプリング5の伸縮が止められ る。椅子に人が座ることにより生じる力に対し斜部31および第一合わせ部44 は耐えることができ、滑り止め板8は地面から離れ、ローラ組7はいつでも地面 に接触して自由に移動できる。
【0022】
【考案の効果】
本考案のキャスターは、切換えボタンを左右に切換えることにより移動したり 、滑り止めされたりして操作が簡単である上に、構成が簡単でありまた堅固であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のキャスターを示す分解斜視図である。
【図2】従来のキャスターを示す断面図である。
【図3】従来のキャスターを示す断面図である。
【図4】従来のキャスターを示す側面図である。
【図5】本考案の一実施例によるキャスターを示す分解
斜視図である。
【図6】本考案の一実施例によるキャスターを示す断面
図である。
【図7】本考案の一実施例によるキャスターを示す断面
図である。
【図8】図7の中のA部を示す拡大図である。
【図9】本考案の一実施例によるキャスターを示す側面
図である。
【図10】本考案の一実施例によるキャスターを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ローラ支持台 2 支持軸 3 切換え具 4 上方圧迫具 5 スプリング 6 下方圧迫具 7 ローラ組 8 滑り止め板 11 支持軸受け部 12 孔 13 貫通穴 14 スロット 15 案内溝 16 円筒状溝部 17 中空部 31 斜部 32 水平部 41 環状凹孔 42 かかり部 43 傾斜作用壁 44 第一合わせ部 45 逆L字型面 46 第二合わせ部 47 止め壁 61 環状溝部 62 突部 63 貫通穴 71 ローラ 73 ローラ軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部が開口している中空部、支持軸を貫
    挿可能な支持軸受け、切換え具が貫通可能な貫通穴、な
    らびにスロットおよび案内溝が設けられている側壁を有
    するローラ支持台と、 前記貫通穴を貫通する前記切換え具に組付けられる切換
    えボタンと、 前記中空部の上端に設けられ、裏面に環状凹孔が形成さ
    れる上壁を有する上方圧迫具と、 上端が前記環状凹孔に挿入されているスプリングと、 前記スプリングの下端が挿入される環状凹孔、該環状凹
    孔の中央部に形成される突部、ならびに貫通穴を有する
    下方圧迫具と、 前記スロットおよび前記下方圧迫具の貫通穴を貫通し硬
    質の材料からなるローラ軸、ならびに前記ローラ軸の両
    端部に設けられ前記ローラ軸の端部を支持可能な軸孔が
    設けられている2つのローラを有するローラ組と、 前記中空部の開口している下部に嵌合可能に設けられ摩
    擦抵抗の高い材料からなる板状の滑り止め板とを備え、 前記下方圧迫具は前記ローラ支持台に収容され前記案内
    溝に沿って上下に移動可能に設けられ、前記切換え具は
    前記上方圧迫具を押圧することにより移動可能な水平部
    が形成され、前記上方圧迫具は前記ローラ支持台側に前
    記ローラ支持台に形成された円筒状溝部に移動可能に設
    けられる円筒形状のかかり部を有し、前記上方圧迫具は
    下方に延伸する傾斜作用壁および止め壁を有することを
    特徴とするキャスター。
JP1999006237U 1999-08-18 1999-08-18 キャスタ― Expired - Lifetime JP3066690U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101882626B1 (ko) * 2017-11-16 2018-07-26 여신동 레벨캐스터

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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