JP3066657U - 単管バリケ―ド用の伸縮二重管 - Google Patents

単管バリケ―ド用の伸縮二重管

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JP3066657U JP1999006197U JP619799U JP3066657U JP 3066657 U JP3066657 U JP 3066657U JP 1999006197 U JP1999006197 U JP 1999006197U JP 619799 U JP619799 U JP 619799U JP 3066657 U JP3066657 U JP 3066657U
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源蔵 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の単管バリケードに使用されている単管
は、保管時又は運搬時の長さ制限等の関係で2m程度の
定尺に形成されているので、長い範囲に単管バリケード
を設置する場合には、支持脚の数が多く必要となる。 【解決手段】 長尺の外管2と内管3とを伸縮自在に嵌
挿させるとともに、内管3の反嵌挿側端部32における
所定小長さ範囲に外管2の外径と同径の外径を有する大
径部33を形成して伸縮二重管1を構成し、単管バリケ
ードの設置現場の状況に応じて伸縮長さを調整し得るよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、例えば道路工事現場等において両端をそれぞれ支持脚のクランプ に保持して使用される単管バリケード用の伸縮二重管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5には、従来から使用されている単管バリケードXが示されているが、この 単管バリケードXは、逆V字状に成形された一対の支持脚4,4と上下2本の単 管1A,1Aとを1組として構成されている。そして、この単管バリケードXは 、両支持脚4,4を所定間隔を隔てて立設し、該各支持脚4,4の上下2箇所に 設けたクランプ5,5で単管1A,1Aの各端部を保持して組立てられる。
【0003】 ところで、単管1Aは、軽トラックや1トン積みトラック等の比較的小型の運 搬車で使用現場まで運搬する場合が多いが、車載時の長さ制限の関係で単管1A の長さは一般に2m程度のものが採用されている。
【0004】 そして、長い範囲に単管バリケードXを設置する場合には、図5に示すように 、2つの支持脚4,4と2本の単管1A,1Aとを1組として組立てた複数個の 単管バリケードX,Xを長さ方向に近接状態で配置させていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の単管バリケードXでは、長さが最大で2m程度であるために 、長い範囲にバリケードを設置する場合には、複数個の単管バリケードX,Xを 近接状態で配置させる必要があり、その分、支持脚4の使用個数が多くなる。即 ち、単管バリケードを設置すべき部分において、約2mごとに2つの支持脚4, 4が必要となる。従って、支持脚4の保有コスト及び運搬コストが高くつくとい う問題がある。又、1組の単管バリケードXの長さが短いと、長い範囲にバリケ ードを設置する場合に、単管1Aと支持脚4との連結箇所が多くなって組立時間 が長くなるとともにその間の人件費が高くつくという問題もあった。
【0006】 尚、単管として、例えば3〜4m程度の長尺のものを使用すると、単管が短い ことによる上記問題を改善することができるが、該長尺単管の保管場所や運搬時 の長さ制限に問題が生じるとともに、短い範囲のバリケードでよい場合には長尺 単管が邪魔になる。
【0007】 本願考案は、上記した従来の単管バリケードの問題点に鑑み、設置現場の状況 に応じて長さ調節し得るようにした単管バリケード用の伸縮二重管を提供するこ とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚 、本願考案は、例えば道路工事現場等において立入禁止区域を設定するために使 用される単管バリケード用の伸縮二重管を対象にしている。
【0009】 そして、本願考案の単管バリケード用の伸縮二重管は、それぞれ長尺の外管と 内管とを伸縮自在に嵌挿させて構成している。外管及び内管は、鋼管製でそれぞ れ2m程度の長さを有している。外管の外径は、一般の単管と同様に48.6mmのも のを採用している。尚、外管の外径を48.6mmとしたのは、既製の単管バリケード 用支持脚に取付けているクランプが48.6mm用であるためである。又、外管の管厚 さは、既製の単管と同程度の1.8mm程度でよい。この場合、外管の内径は45mmと なる。又、内管は、外管内をスムーズにスライドし得る程度の外径のもの(例え ば42.7mmのもの)を使用している。
【0010】 内管の反嵌挿側端部には、所定小長さ範囲に外管の外径と同径の外径を有する 大径部を形成している。この大径部は、外径が48.6mmで例えば100mm程度の長さ 範囲に形成している。尚、外管及び内管の各寸法は、上記の例示に限定されるも のではなく、適宜寸法に設定し得る。
【0011】 そして、本願の伸縮二重管は、その両端部を一対の支持脚の各クランプに保持 させることにより、単管バリケードとして使用されるが、その場合、設置現場の 状況に応じて外管と内管との伸縮長さを例えば最短2.2mから最長4m間で調整 し得るようになっている。又、この伸縮二重管は、各支持脚に組付ける場合は、 外管の反嵌合側端部と内管の反嵌挿側端部(大径部)とをそれぞれ支持脚のクラ ンプに保持させるが、クランプに保持される部分の外径(外管の反嵌合側端部と 内管の反嵌挿側端部)がそれぞれ該クランプ内径に適応した同径(48.6mm)であ るので、伸縮二重管であっても同規格(既存品)のクランプ付き支持脚を使用で きる。
【0012】 又、本願の伸縮二重管では、外管の嵌合側端部付近に内管を固定するロック部 材を設けている。このロック部材は、例えば外管側に取付けたナットにボルトを 螺入させるものを採用できる。そして、外管と内管との伸縮長さを設置現場に応 じて設定した後、ロック部材で外管と内管とを固定しておけば、伸縮二重管であ っても不用意に伸縮することがない。尚、伸縮二重管の保管時あるいは運搬時に も、伸縮二重管を全縮小させた状態でロック部材により両管を固定しておくと不 用意な伸縮が起こらないので安全である。
【0013】 さらに、本願の伸縮二重管では、内管の嵌挿側端部と外管の嵌合側端部とに、 内管と外管とが分離するのを防止する抜け止め機構を設けている。この抜け止め 機構は、内管の嵌挿側端部に外向きの係合部を形成する一方、外管の嵌合側端部 に内向きの係合部を形成して、外管と内管とが最大伸長したときに該両係合部が 相互に係合して抜け止め作用を発揮するようにしている。このように抜け止め機 構を設けておくと、両管を最大伸長させても内管が外管から不用意に抜け外れる ことがない。
【0014】 又、本願の伸縮二重管では、外管の反嵌合側端部に、内管の大径部の段部と外 管の嵌合側端面とが指を挟み込まない所定間隔まで近接したときに、内管の嵌挿 側端面が衝突するストッパーを形成している。即ち、伸縮二重管では、伸長状態 で上下に立てたときに上部側の管が自重で降下することがあるが、そのとき先に 内管の嵌挿側端面が外管の反嵌合側端部に設けたストッパーに衝突し、それ以上 、両管が縮小しなくなる。そして、この時点では、内管の大径部の段部と外管の 嵌合側端面との間に例えば20〜50mm程度の間隔が保持されるようにしている 。このようにストッパーを設けておくと、両管が不用意に縮小しても内管の大径 部の段部と外管の嵌合側端面との間での指詰め事故を未然に防止できる。
【0015】 又、本願の伸縮二重管では、内管の外面に、内管と外管との伸縮長さを表示す る目盛を付設している。このように内管の外面に目盛を付設しておくと、メジャ ーで両管の伸縮長さを計る必要がない。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜図4を参照して本願の実施形態を説明すると、この実施形態の単 管バリケード用の伸縮二重管1は、図1及び図2に示すように、その両端部をそ れぞれ一対の支持脚4,4のクランプ5,5で保持して単管バリケードYを構成 するためのものである。尚、この伸縮二重管1は、通常は一対の支持脚4,4に 対して上下2本使用される。又、図3においては、紙面の都合で一連(1本)の 伸縮二重管を上下2段に分割して表示している。
【0017】 伸縮二重管1は、それぞれ長尺の外管2と内管3とを伸縮自在に連続させて構 成している。外管2及び内管3は、それぞれ鋼管製で例えばそれぞれ2m程度の 長さを有している。
【0018】 外管2は、単管バリケード用の支持脚4に取付けられているクランプ5の内径 に対応した48.6mmの外径のものを使用している。又、外管2の管厚さは、1.8mm であり、この場合、外管の内径は45mmとなる。
【0019】 内管3は、外径が42.7mmのものを使用している。又、内管3の反嵌挿側端部3 2には、100mm程度の長さ範囲に外径が48.6mmの大径部33を形成している。こ の大径部33の外径は外管2の外径と同径であり、クランプ5の内径に対応させ ている。尚、内管3の外面(外径が42.7mm)と外管2の内面(内径が45mm)との 間にはかなりの隙間(対向位置において1.15mmづつ)が形成されており、内管3 と外管2とはスムーズに伸縮し得るようになっている。尚、外管2と内管3とは 、後述するように外管2の嵌合側端部21と内管3の嵌挿側端部31との2箇所 において、内外両管を部分的にほぼ接触状態で配置させており、両管2,3がガ タつかないようにしている。
【0020】 外管3の嵌合側端部21付近には、内管3を固定するロック部材23を設けて いる。このロック部材23には、外管2側に取付けたナット24に螺合するボル トが採用されている。そして、図3及び図4に示すように、該ボルト23をナッ ト24に対して螺入させることにより、内管3の外面を圧締して、外管2と内管 3とを固定するようにしている。
【0021】 内管3の嵌挿側端部31と外管2の嵌合側端部21には、内管3と外管2とが 分離するのを防止する抜け止め機構25,35を設けている。この抜け止め機構 は、内管3の嵌挿側端部31に先端側に向けて拡径するテーパー部35を形成す る一方、外管2の嵌合側端部21付近の周方向4箇所に内向き突起25,25を 形成している。内管嵌挿側端部31のテーパー部35の先端(内管嵌挿側端部3 1の先端31a)の外径は、外管2の内径とほぼ同径に形成されている。外管嵌 合側端部21側の各内向き突起25,25の突出幅は、それぞれ0.5〜1mm程度 である。そして、この抜け止め機構は、図4に示すように外管2と内管3とが最 大伸長したときに内管3側のテーパー部35の外面が外管2側の各内向き突起2 5,25に衝合して抜け止め作用を発揮するようにしている。
【0022】 外管2の嵌合側端部21には、その周方向4箇所に内向き突起26,26が形 成されている。この各内向き突起26,26は、内管3の外面にほぼ接触し得る 程度まで内方に突出しており、外管2の嵌合側端部21部分で内管3のガタつき を防止している。尚、内管3の嵌挿側端部31側は、テーパー部35の先端外周 面が外管2の内面に全周に亘ってほぼ接触している(摺動する)ので、外管2と 内管3とは、長さ方向の2箇所(内向き突起26部分とテーパー部35の先端部 分)でガタつきを防止するようになっている。
【0023】 外管2の反嵌合側端部22には、図3に示すように、内径を小さくするような 肉厚部分27を形成している。この肉厚部分27は、両管2,3が最大縮小した ときに内管3の反嵌挿側端面31aを衝合させるストッパーとなるものである。 そして、この伸縮二重管1では、図3に示すように両管2,3を最大縮小させた ときに内管3の嵌挿側端面31aが外管2側のストッパー27に衝合するが、こ のとき内管3の大径部33の段部33aと外管2の嵌合側端面21aとの間に20 〜50mmの間隔M(図示例では間隔Mを25mm程度に設定している)が確保されるよ うにしている。この間隔Mは、両管2,3が最大縮小したときに、大径部33の 段部33aと外管2の嵌合側端面21aとの間に指を詰めないようにするもので ある。即ち、伸縮二重管1では、伸長状態で上下に立てたときに上部側の管(2 又は3)が自重で急激に降下し、そのときストッパー27がないと大径部33の 段部33aと外管2の嵌合側端面21aとが衝突してしまい、もしそこに指を置 いていると大径部の段部33aと外管の嵌合側端面21aとで指を挟む事故が発 生するが、該大径部の段部33aと外管の嵌合側端面21aとが近接する前にス トッパー27と内管3の嵌挿側端面31aが衝合するようにしておけば、指詰め 事故を未然に防止できる。
【0024】 内管3の外面には、内管3と外管2との伸縮長さを表示する目盛34,34・ ・を付設している。この各目盛34は、例えば100mm間隔に付しておき、外管2 の嵌合側端面21aが対応する目盛34を読み取ることで、伸縮二重管1の現状 長さを認識し得るようにしている。尚、この実施形態では、図3に示すように伸 縮二重管1を最大縮小させたときに外管の嵌合側端面21aが2.2mの目盛34 を指示し、図4に示すように伸縮二重管1を最大伸長させたときに外管の嵌合側 端面21aが4.0mの目盛34を指示するようになっている。
【0025】 この実施形態の伸縮二重管1は、図3に示すように外管2と内管3とを最大縮 小(例えば全長が2.2mmとなる)させておけば、保管時あるいは車両での運搬時 に従来の単管と同様に扱える。尚、その場合、ロック部材23で外管2と内管3 とを固定しておけば、伸縮二重管1であっても不用意に伸縮することがないので 安全である。
【0026】 そして、この実施形態の伸縮二重管1は、設置現場まで運搬し、そこで図1及 び図2に示すように外管2の反嵌合側端部22と内管3の反嵌挿側端部32を一 対の支持脚4,4の各クランプ5,5に保持させることにより、単管バリケード Yを構成する。そのとき、内管3の反嵌挿側端部32には外管2の外径(クラン プ5の内径に適応した48.6mm)と同径の大径部33が形成されているので、伸縮 二重管であっても同規格(既存品)のクランプ5付き支持脚4を使用できる。
【0027】 又、この伸縮二重管1は、設置現場の状況に応じて外管2と内管3との伸縮長 さを例えば最短2.2mから最長4m間で調整し得るようになっている。尚、伸縮 二重管1の伸縮調整は、支持脚4の連結する前に予め調整しておいてもよいが、 図1に示すように両支持脚4,4の各クランプ5,5に保持させた状態で、一方 の支持脚4を例えば符号4′で示すようにスライドさせることで外管2′をクラ ンプ5′に保持させたまま、伸縮二重管1を伸長(あるいは縮小)させるように してもよい。このように、本願の伸縮二重管1では、例えば車道の1車線部分程 度の短いバリケード長さのときは外管2と内管3とを最大縮小(例えば2.2m) させて使用し、他方、長いバリケード長さを必要とするときには外管2と内管3 とを最大伸長(例えば4m)させて使用することができる。そして、この伸縮二 重管1を最大伸長させたときでも、支持脚4,4は一対だけでよく、長い範囲に バリケードを設置する場合に、支持脚4の使用個数を少なくできる。
【0028】 又、この実施形態の伸縮二重管1では、内管3の外径(42.7mm)を外管2の内 径(45mm)よりかなり小さくして両管の接触面積を少なくしているので、伸縮時 の摩擦力が小さくなって軽快に伸縮させることができる。又、このように、両管 2,3の間に隙間を持たせたものであっても、外管2の嵌合側端部21(内向き 突起26,26)と内管3の嵌挿側端部31(テーパー部35の先端部)の2箇 所で相手側管に摺動するようになっているので、両管2,3がガタついたり屈曲 したりすることがない。さらに、この伸縮二重管1には、図4に示すように抜け 止め機構(内向き突起25とテーパー部35)を設けているので、両管2,3を 最大伸長させたときに該抜け止め機構25,35が機能して、内管3が外管2か ら不用意に抜け外れることがない。又、外管2と内管3との伸縮長さを設置現場 に応じて設定した後、ロック部材23で両管2,3を固定しておくと、両管2, 3が不用意に伸縮しないので安全である。
【0029】 又、この伸縮二重管1では、伸長状態で上下に立てたときに、上部側の管が自 重で急激に降下することがあるが、そのとき先に内管3の嵌挿側端面31aが外 管2の反嵌合側端部に設けたストッパー27に衝突し、内管3の大径部33の段 部33aと外管2の嵌合側端面21aとの間に指を詰めない程度の間隔M(例え ば20〜50mm程度の間隔)が保持される。従って、両管2,3が不用意に縮小して も内管の大径部の段部33aと外管の嵌合側端面21aとの間で指詰め事故が発 生することがなく、安全である。
【0030】 又、本願の伸縮二重管1のように、内管3の外面に目盛34を付しておくと、 メジャーで両管の伸縮長さを計る必要がないので使用勝手が良好となる。
【0031】
【考案の効果】
本願考案の単管バリケード用の伸縮二重管1は、次のような効果がある。 (1) それぞれ長尺の外管2と内管3とを伸縮自在に嵌挿させて構成しているので 、1本の伸縮二重管1でもって、設置現場の状況に応じて適宜の伸縮長さで使用 できる。 (2) 内管3の反嵌挿側端部32に外管2の外径と同径の外径を有する大径部33 を形成しているので、外径の異なる2本の管2,3を使用した伸縮二重管1であ っても、その両端部を保持するクランプ5として同規格の既存品のを使用でき、 従来から使用されているクランプ5付き支持脚4をそのまま利用できる。 (3) 外管2の嵌合側端部21付近に内管3を固定するロック部材23を設けたも のでは、該ロック部材23で外管2と内管3とを固定しておけば、伸縮二重管で あっても不用意に伸縮することがないので安全である。 (4) 内管3の嵌挿側端部31と外管2の嵌合側端部21とに、内管3と外管3と が分離するのを防止する抜け止め機構25,35を設けたものでは、両管2,3 を最大伸長させても内管3が外管2から不用意に抜け外れることがなく、伸長作 業時の取り扱いが容易になる。 (5) 外管2の反嵌合側端部22にストッパー27を設けたものでは、伸縮二重管 1が最大縮小しても、内管3の大径部33の段部33aと外管2の嵌合側端面2 1aとの間に指を挟み込まない程度の間隔Mが確保され、両管2,3が不用意に 縮小しても内管3の大径部33の段部33aと外管2の嵌合側端面21aとの間 での指詰め事故を防止できる。 (6) 内管3の外面に伸縮長さを表示する目盛34を付設したものでは、メジャー で両管2,3の伸縮長さを計る必要がないので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態の伸縮二重管を使用した単管バリ
ケードの正面図である。
【図2】図1の単管バリケードの斜視図である。
【図3】本願実施形態の伸縮二重管の断面図である。
【図4】図3の伸縮二重管の最大伸長状態における一部
断面図である。
【図5】従来の単管バリケードの正面図である。
【符号の説明】
1は伸縮二重管、2は外管、3は内管、4は支持脚、5
はクランプ、21は外管の嵌合側端部、21aは外管の
嵌合側端面、22は外管の反嵌合側端部、23はロック
部材、25は内向き突起、27はストッパー、31は内
管の嵌挿側端部、31aは内管の嵌挿側端面、32は内
管の反嵌挿側端部、33は大径部、33aは大径部の段
部、34は目盛である。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ長尺の外管(2)と内管(3)
    とを伸縮自在に嵌挿させるとともに、内管(3)の反嵌
    挿側端部(32)における所定小長さ範囲に外管(2)
    の外径と同径の外径を有する大径部(33)を形成した
    ことを特徴とする単管バリケード用の伸縮二重管。
  2. 【請求項2】 請求項1において、外管(2)の嵌合側
    端部(21)付近に内管(3)を固定するロック部材
    (23)を設けたことを特徴とする単管バリケード用の
    伸縮二重管。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、内管(3)の
    嵌挿側端部(31)と外管(2)の嵌合側端部(21)
    とに、内管(3)と外管(2)とが分離するのを防止す
    る抜け止め機構(25,35)を設けたことを特徴とす
    る単管バリケード用の伸縮二重管。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項におい
    て、外管(2)の反嵌合側端部(22)に、内管(3)
    の大径部(33)の段部(33a)と外管(2)の嵌合
    側端面(21a)とが指を挟み込まない所定小間隔まで
    近接したときに、内管(3)の嵌挿側端面(31a)が
    衝突するストッパー(27)を形成したことを特徴とす
    る単管バリケード用の伸縮二重管。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項におい
    て、内管(3)の外面に、内管(3)と外管(2)との
    伸縮長さを表示する目盛(34)を付設したことを特徴
    とする単管バリケード用の伸縮二重管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018090250A (ja) * 2018-03-08 2018-06-14 三菱電機株式会社 可動ホーム柵

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