JP3066337B2 - 物品保持装置 - Google Patents

物品保持装置

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JP3066337B2
JP3066337B2 JP9011709A JP1170997A JP3066337B2 JP 3066337 B2 JP3066337 B2 JP 3066337B2 JP 9011709 A JP9011709 A JP 9011709A JP 1170997 A JP1170997 A JP 1170997A JP 3066337 B2 JP3066337 B2 JP 3066337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品保持装置に関す
る。詳しくは、自動車内で使用される携帯電話機、トラ
ンシーバ、缶入り飲み物、煙草などの物品を保持する物
品保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物品保持装置の例として自動車内
で使用される電話機ホルダを図5および図6に示す。図
5に示す電話機ホルダは、断面L字形のホルダ本体1
に、左右にスライドする一対のアーム2,3が設けら
れ、該アーム2,3の互いに対向する面にはパッド4が
設けられている。そして、ホルダ本体1は自動車のエア
コン吹出し口またはダッシュボードにクリップ5により
取り付け固定される。なお、6はアーム2,3をロック
するロックボタンである。またアーム2,3は図示なき
ばねで互いに離間する方向に付勢されている。
【0003】そして、電話機7を保持させるときは、ロ
ックボタン6を押してアーム2,3を左右にスライドさ
せておき、電話機7の底部をホルダ本体1の底部の下受
け1aに当てながら、矢印A方向に回転させ本体1に押
し当て、アーム2,3を手で閉じてロックし保持させ
る。また、電話機7を取り外すときは、電話機7を手に
持ちながらロックボタン6を押し、アーム2,3を開放
させることにより取り外すことができる。
【0004】また、図6に示す電話機は、ホルダ本体1
に、左右にスライドする一対のアーム2,3が設けら
れ、該アーム2,3には電話機7の前部を支持する支持
片8が設けられている。そして電話機7を着脱するとき
は、アーム2,3を手で左右にスライドさせるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電話機ホル
ダにおいて、図5に示した電話機ホルダは、電話機を装
着するときに、回転させるように操作させなければなら
ずロックし難く、ロックしない場合はアーム2,3をつ
かむようにしてロックさせるため電話機に無理が掛か
る。また電話機を押しつけるときロックボタン6に手が
触れるとロック解除が働いてしまいロックができない等
の問題がある。また図6に示した電話機ホルダは、電話
機着脱時にアーム2、3を毎回スライドさせるため面倒
であり、またスライド量が手の力によって変化し一定し
ないという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、電話機
等の物品を片手で簡単且つスムースに着脱でき、さらに
保持する物品に無理な力を掛けない物品保持装置を実現
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、本体
10と、該本体10に一端をヒンジにより支持され、該
本体10に対して回動可能に設けられたホルダ12と、
該ホルダ12に設けられ、互いに接近または離間する方
向に移動可能に設けられた一対のアーム部材13,14
と、本体10に設けられた一対の案内部材25,26と
を具備してなり、前記一対のアーム部材13,14は、
保持すべき物品を両側より押圧して保持するアーム部1
3b,14bと、前記案内部材25,26に案内される
傾斜面を有する傾斜板13c,14cとを有してなり、
前記一対の案内部材25,26は、ホルダ12を本体1
0に近接するように移動させたときに前記アーム部材1
3,14の傾斜板13c,14cの傾斜面に摺接して前
記一対のアーム部材13,14を互いに接近させ、該ア
ーム部材13,14のアーム部13b,14bで物品を
挟持させ、ホルダ12を本体10から遠ざかる方向に移
動させたときは、アーム部13b,14bを互いに離間
するように移動させて物品の保持を解放することを特徴
とする。この構成により電話機等の物品をホルダ12に
押し付けることによりアーム部材13,14が案内部材
25,26に案内されて互いに接近し物品を把持するこ
とができる。従ってその操作は極めて簡単容易である。
【0008】また請求項2の発明は、前記アーム部材1
3,14の傾斜板13c,14cの基部には傾斜面に連
続して傾斜の無い垂直部が形成されてなることを特徴と
する。この構成によりアーム部材13,14が物品を保
持したとき傾斜板13c,14cの垂直部が案内部材2
5,26に係合して該アーム部材13,14をロックす
ることができる。
【0009】また、請求項3の発明は、前記案内部材2
5,26は、本体10に対する固定位置を調整可能であ
ることを特徴とする。この構成により物品を保持する時
のアーム部材13,14の位置を調整でき、対象とする
物品の大きさに対応することができる。
【0010】また、請求項4の発明は、前記アーム部材
13,14のアーム部13b,14bの物品を保持する
面には弾性体15が貼設されてなることを特徴とする。
この構成により対象物品を軟らかい面で保持することが
でき保持した物品に無理な力をかけることはない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の物品保持装置の実施の形
態を図1に示す。同図において(a)は(b)図のa−
a線における断面図、(b)は平面図、(c)は(a)
図のc−c線における断面図である。本実施の形態は、
同図に示すように、本体10と、該本体10に一端をヒ
ンジ部11により回動自在に支持されたホルダ12とを
具備して構成されている。
【0012】そしてはホルダ12は上部部材12aと下
部部材12bとよりなり、該上部部材12aと下部部材
12bとの間に、ホルダ12の長手方向に対して直角方
向に設けられレール12cに沿って摺動可能な一対のア
ーム部材13,14が設けられている。
【0013】そして該一対のアーム部材13,14は摺
動部13a,14aと、該摺動部13a,14aに直角
に設けられた物品を把持するアーム部13b,14b
と、摺動部13a,14aの下部に設けられた傾斜面を
有する傾斜板13c,14cとが形成されている。な
お、該傾斜板13c,14cの基部にはそれぞれ傾斜面
に連続して傾斜の無い垂直部分が形成されている。この
垂直部分はアーム部材13,14が物品を保持したとき
ロック状態にするためのものである。
【0014】また、アーム部材13,14は互いに離れ
る方向に図示なきスプリングにより付勢されており、且
つ、アーム部13b,14bの互いに対向する面にはス
ポンジ,エラストマー等よりなる弾性体15が取り付け
られている。なお、アーム部材13,14のアーム部1
3b,14bと傾斜板13c,14cとは図においては
一体としているが別部材を結合したものでもよく、また
傾斜板13c,14cは傾斜面を変えても良い。
【0015】本体10は、上部本体10aと下部本体1
0bとが結合されて偏平で細長い箱状をなしている。そ
して、上部本体10aには、端部近傍に前記ホルダ12
を回動自在に支持するヒンジ部11が設けられ、長手方
向のほぼ中央に一対の凹部16,17が形成されてい
る。この凹部16,17はホルダ12が本体10に押し
付けられたとき、該ホルダ12のアーム部材13,14
の傾斜板13c,14cとの干渉を防ぐためのものであ
る。
【0016】また凹部16,17に沿って延び且つ該凹
部16,17を挟んでレール18〜21が設けられ、該
レール18〜21にそれぞれ調節板22が嵌合され、ク
リップ23で固定されている。そして調節板22にはそ
れぞれ複数の歯24が形成され、該歯24と噛み合って
案内部材25,26が設けられている。そして該案内部
材25,26は、歯の噛み合を変えて、位置を変えるこ
とができるようになっている。なお、調節板22に設け
られた歯24は直接本体10に形成しても良い。
【0017】このように構成された本実施の形態の作用
を図2〜4により説明する。なお、物品の例として電話
機を選んだ。先ず、図2の如くホルダ12に電話機30
をのせ、本体10の方向に押圧する。この場合ホルダ1
2のアーム部材13,14のアーム部13b,14bは
左右に離間した状態で電話機30には接触していない。
【0018】次いで図3の如く、さらに電話機30を押
圧してホルダ12を本体10に近づけると、アーム部材
13,14のの傾斜板13c,14cの傾斜面が本体1
0の案内部材25,26に摺接し、アーム部材13,1
4を互いに近づく方向に移動させる。さらに図4の如く
ホルダ12を本体10に密着させると、アーム部材1
3,14は互いに接近し、そのアーム部13b,14b
により電話機30を把持するようになる。
【0019】この場合傾斜板13c,14cは、その基
部に形成された垂直部分が案内部材25,26と係合す
るため、それ以上移動することはなくロック状態とな
る。また、アーム部13b,14bと電話機30との間
には弾性材15がはいるため、電話機は軟らかく且つ確
実に保持されて、無理な力が掛かるようなことはない。
【0020】電話機を取り外すときは、図4の状態から
電話機30を持ってホルダ12が本体10から離れる方
向に引っ張ることにより、傾斜板13c,14cの垂直
部が案内部材25,26から外れ、アーム部材13,1
4は図示なきスプリングにより左右に離間するため電話
機30をホルダ12から取り外すことができる。
【0021】このような本実施の形態は、物品の大きさ
により案内部材25,26の位置を変えることにより対
応することができる。すなわち、物品が大きい場合には
案内部材25,26の間隔を広げることにより図4の状
態のとき、傾斜板13c,14cの間隔が広くなり、従
ってアーム部13b,14bの間隔が広くなり大きい物
品に対応することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の物品保持装置に依れば、電話機
等の物品をホルダに押し付けることによりアーム部材が
案内部材に案内されて互いに接近し物品を把持すること
ができる。従ってその操作は極めて簡単容易である。ま
た、案内部材の位置を調節することによりアーム部材の
位置を調整でき、対象とする物品の大きさに対応するこ
とができる。さらに、アーム部の物品を保持する面には
弾性体が貼設されているため対象物品を軟らかい面で保
持することができ保持した物品に無理な力をかけること
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、(a)は
(b)図のa−a線における断面図、(b)は平面図、
(c)は(a)図のc−c線における断面図、(d)は
(a)図のd−d線における断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の作用を説明するための図
で、(a)は側面図、(b)は(a)図のb−b線にお
ける断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の作用を説明するための図
で、(a)は側面図、(b)は(a)図のb−b線にお
ける断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の作用を説明するための図
で、(a)は側面図、(b)は(a)図のb−b線にお
ける断面図である。
【図5】従来の電話機ホルダを示す斜視図である。
【図6】従来の他の電話機ホルダを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…本体 11…ヒンジ部 12…ホルダ 13,14…アーム部材 13a,14a…摺動部 13b,14b…アーム部 13c,14c…傾斜板 15…弾性体 16,17…凹部 18〜21…レール 22…調節板 23…クリップ 24…歯 25,26…案内部材 30…電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 5/06 B60R 11/02 F16B 2/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(10)と、該本体(10)に一端
    をヒンジにより支持され、該本体(10)に対して回動
    可能に設けられたホルダ(12)と、該ホルダ(12)
    に設けられ、互いに接近または離間する方向に移動可能
    に設けられた一対のアーム部材(13,14)と、本体
    (10)に設けられた一対の案内部材(25,26)と
    を具備してなり、 前記一対のアーム部材(13,14)は、保持すべき物
    品を両側より押圧して保持するアーム部(13b,14
    b)と、前記案内部材(25,26)に案内される傾斜
    面を有する傾斜板(13c,14c)とを有してなり、 前記一対の案内部材(25,26)は、ホルダ(12)
    を本体(10)に近接するように移動させたときに前記
    アーム部材(13,14)の傾斜板(13c,14c)
    の傾斜面に摺接して前記一対のアーム部材(13,1
    4)を互いに接近させ、該アーム部材(13,14)の
    アーム部(13b,14b)で物品を挟持させ、ホルダ
    (12)を本体(10)から遠ざかる方向に移動させた
    ときは、アーム部(13b,14b)を互いに離間する
    ように移動させて物品の保持を解放することを特徴とす
    る物品保持装置。
  2. 【請求項2】 前記アーム部材(13,14)の傾斜板
    (13c,14c)の基部には傾斜面に連続して傾斜の
    無い垂直部が形成されてなることを特徴とする請求項1
    記載の物品保持装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部材(25,26)は、本体
    (10)に対する固定位置を調整可能であることを特徴
    とする請求項1記載の物品保持装置。
  4. 【請求項4】 前記アーム部材(13,14)のアーム
    部(13b,14b)の物品を保持する面には弾性体
    (15)が貼設されてなることを特徴とする請求項1記
    載の物品保持装置。
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