JP3066272U - 結露除去装置 - Google Patents

結露除去装置

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JP3066272U
JP3066272U JP1999005318U JP531899U JP3066272U JP 3066272 U JP3066272 U JP 3066272U JP 1999005318 U JP1999005318 U JP 1999005318U JP 531899 U JP531899 U JP 531899U JP 3066272 U JP3066272 U JP 3066272U
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たけ子 徳竹
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たけ子 徳竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結露の生じ易い窓ガラス面等に、簡易な構成
により且つ低コストで組み付けることができ、従来のよ
うに布等で面倒な拭き取り作業を行なう必要がなく、継
続して結露水を除去することのできる、毛細管現象を利
用した結露除去装置を提供する。 【解決手段】 結露水を吸水して下方向へ誘導するよ
う、結露を発生する面に張設した縦格子配列の布目1A
を有する薄紙1と、下方向へ誘導した結露水をさらに横
方向へ誘導するよう、薄紙1の下端側において横向きに
配した樋2と、横方向へ誘導した結露水を貯留させるよ
う、樋2の一端側に連通した水入容器4とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、結露の発生し易いガラス窓面等に着脱可能に設置される、毛細管現 象を利用した結露除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の結露除去手段としては、例えば市販されているスコップ状の結 露取具により窓ガラス面に生じた結露水を拭い取ったり、窓ガラス面に直接熱風 を吹き付けて結露水を自然乾燥させたり、窓ガラスの下面に吸水性の貼着物を配 して結露水を吸収させる等の措置が採られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、スコップ状の結露取具で窓ガラス面の結露水を拭い取っても、 数分後には同様の結露が生じてしまい、拭い取り作業を継続しなければらず、非 常に面倒であった。また、窓ガラス面に直接熱風を吹き付ける場合には、熱風送 風のための電気機器を窓ガラス近傍に取り付ける等の複雑な機構が必要であった 。さらに、窓ガラスの下面に吸水性の貼着物を配する場合でも、結露水の自然乾 燥には限界があるため、結局布等で拭き取らなければならず、結露水の除去作業 が非常に面倒であった。
【0004】 そこで本考案は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創案されたもので、結 露の生じ易い窓ガラス面等に、簡易な構成により且つ低コストで組み付けること ができ、従来のように布等で面倒な拭き取り作業を行なう必要がなく、継続して 結露水を除去することのできる、毛細管現象を利用した結露除去装置を提供する ことを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、結露水を吸水して下方向へ誘導するよう、結露 を発生する面に張設した縦格子配列の布目1Aを有する薄紙1と、下方向へ誘導 した結露水をさらに横方向へ誘導するよう、薄紙1の下端側において横向きに配 した樋2と、横方向へ誘導した結露水を貯留させるよう、樋2の一端側に連通し た水入容器4とを有することで、上述した課題を解決した。
【0006】 また、前記樋2は、これに連通する水入容器4に向けて勾配を付与しているこ とで、同じく上述した課題を解決した。
【0007】 さらに、前記樋2の一端側は、この一端側において下方へ向けて一体形成した 筒体3を介して水入容器4内部に臨み込ませていることで、同じく上述した課題 を解決した。
【0008】 また、前記樋2および筒体3は、撥水性を有する軽量な合成樹脂製材により形 成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0009】 この他、前記樋2には、その内部に横格子配列の布目5Aを有する紙材5を配 したことで、同じく上述した課題を解決した。
【0010】 また、前記筒体3には、その内部に縦格子配列の布目5Aを有する紙材5を配 したことで、同じく上述した課題を解決した。
【0011】 さらに、前記樋2は、結露を発生する面に両面粘着テープ6により固定されて いることで、同じく上述した課題を解決した。 加えて、前記薄紙1は、その一端縁部側を樋2の内壁に両面粘着テープ6によ り固定されていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0012】 本考案に係る結露除去装置は、結露を発生する面に張設させた薄紙1が縦格子 配列の布目1Aによる毛細管現象を利用して結露水を多量に吸水保持し、水自体 の重力により布目1Aを介して下方向へ誘導落下させる。
【0013】 そして、薄紙1の下端側において勾配を付与して横向きに配した樋2により横 方向へ結露水を誘導し、筒体3を介して樋2の一端側に連通させた水入容器4内 に結露水を貯留させる。
【0014】 また、樋2および筒体3の内部に配した紙材5は、その布目5Aにより結露水 を横方向、下方向へ誘導する。
【0015】 さらに、樋2は、両面粘着テープ6により結露を発生する面の下方に固定され るため、その取り付けと取り外しが容易である。
【0016】 そして、薄紙1の一端縁部側を樋2の内壁に両面粘着テープ6により固定する ため、その取り付けと取り外しが容易で、薄紙1を簡単に交換できる。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の一実施の形態を説明する。 本考案に係る結露除去装置は、図1、図2に示すように、結露が発生する面で ある、例えば窓ガラス面Pに張設した耐水性の薄紙1と、薄紙1の下端側におい て横向きに配した樋2と、樋2の一端側に連通して結露水を貯留する水入容器4 とから構成されている。
【0018】 耐水性の薄紙1は、結露水を吸収して下方向に誘導するよう、縦格子配列の複 数の布目1Aを有している。この薄紙1は、窓ガラス面Pに対し、結露水の表面 張力を利用して、張設保持させている。尚、薄紙1を、両面粘着テープ等を用い て窓ガラス面Pに張設保持させても差し支えない。
【0019】 樋2は、下方向へ誘導した結露水をさらに横方向へ誘導させるもので、窓ガラ ス面Pの下枠部7に両面粘着テープ6により固定されている。樋2の一端側には 、下方へ向けた筒体3を一体形成しており、この筒体3は、水入容器4内に差し 込まれるものである。
【0020】 水入容器4は、図3に示すように、例えば縦が約5cm、横が約10cm、高 さが約3cmの150立方センチメートル程度の容積を有する箱型のものである 。この水入容器4は、開口部4Aを介して筒体3を単に差し込むだけで筒体3自 体に容易に取り付けられるもので、水入容器4内部に結露水が十分に溜まったと きには、筒体3から水入容器4を簡単に取り外し、開口部4Aから結露水を排出 するものである。
【0021】 樋2自体は、図1に示すように、その中に落下した結露水が水入容器4側へ容 易に流れるよう、下方へ向けて若干勾配を付与している。また、薄紙1は、図2 に示すように、その一端縁部側を樋2の内壁に両面粘着テープ6により着脱可能 となるように固定されている。そして、樋2および筒体3は、撥水性を有する軽 量な合成樹脂製材である、例えばナイロン樹脂製材等により形成している。さら に、樋2には、結露水の流れを良くするため、その内部に約1cm幅で、横格子 配列の複数の布目5Aを有する耐水性で且つ吸水性の優れた細帯状の紙材5を配 している。一方、筒体3には、その内部に縦格子配列の布目5Aを有する紙材5 を配している。
【0022】 尚、この薄紙1や紙材5は、結露水を所定方向に誘導可能であれば、例えば布 材や合成樹脂製材等に代替できるものである。また、樋2は、窓ガラス面Pの下 枠部7に吸盤等を介して着脱可能に固定配置しても良い。
【0023】 次に、本実施の形態の使用の一例を説明する。例えば図1、図2に示すように 、樋2および筒体5の内部に紙材5を配し、紙材5の一端側を水入容器4内部に 臨み込ませるようにして水入容器4の開口部4Aに筒体3の下端を差し込み固定 する。そして、薄紙1の一端縁部側を樋2の内壁に両面粘着テープ6を介して固 定させてから、窓ガラス面Pの下枠部7に樋2を両面粘着テープ6を介して固定 配置し、同時に薄紙1自体を窓ガラス面Pに張設保持させる。こうして、窓ガラ ス面Pに生じた結露水は、薄紙1の縦格子配列の布目1Aによる毛細管現象によ り、薄紙1に即座に吸収保持され、その後は水自体の重力により布目1Aを介し て下方へ落下する。そして、樋2により横方向へ結露水を誘導し、樋2の一端側 に連通させた水入容器4内に結露水を貯留させるのである。水入容器4内部に結 露水が十分に溜まったときには、筒体3から水入容器4だけを取り外して、開口 部4Aから結露水を排出する。そして、水入容器4を再度筒体3の下端に差し込 み固定する。一方、薄紙1が破損したり汚れた場合には、両面粘着テープ6を剥 がして樋2の内壁から薄紙1の一端縁部側を取り外すことで、簡単に交換できる 。
【0024】 尚、本考案は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の目的を 達成できる範囲での改良、変形等は本考案に全て包含されるものである。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、結露水を吸水して下方向へ誘導するよ う、結露を発生する面に張設した縦格子配列の布目1Aを有する薄紙1と、下方 向へ誘導された結露水をさらに横方向へ誘導するよう、薄紙1の下端側において 横向きに配した樋2と、横方向へ誘導した結露水を貯留させるよう、樋2の一端 側に連通した水入容器4とを有するので、窓ガラス面P等に生じた結露水を継続 して除去することができる。即ち、縦格子配列の布目1Aを有する薄紙1が結露 水を即座に吸収保持して下方向に移動させ、これを樋2が受けて所定方向に誘導 し、水入容器4内に貯留するので、従来のように結露水を布等で拭き取る等の面 倒な作業を行なう必要がなく、結露を簡単に除去することができる。
【0026】 また、前記樋2は、これに連通する水入容器4に向けて勾配を付与しているの で、樋2内の結露水を横方向へ円滑に誘導して結露水を水入容器4内に貯留する ことができる。
【0027】 さらに、前記樋2の一端側は、この一端側において下方へ向けて一体形成した 筒体3を介して水入容器4内部に臨み込ませているので、筒体3を介して結露水 を水入容器4内に円滑且つ確実に誘導することができる。
【0028】 また、前記樋2および筒体3は、撥水性を有する軽量な合成樹脂製材により形 成されているので、結露の生じ易い窓ガラス面P等への取り付けが容易であると 共に、合成樹脂製材による防水・防錆効果により長期間の使用にも耐えられる。
【0029】 この他、前記樋2および筒体3には、その内部に横格子配列の布目5Aを有す る紙材5を配したので、結露水の横方向への誘導を促進し、樋2内における結露 水の滞留を防止している。 また、前記筒体3には、その内部に縦格子配列の紙材5を配したので、結露水 を水入容器4内に円滑に送り込むことができる。
【0030】 さらに、前記樋2は、結露を発生する面に両面粘着テープ6により固定されて いるので、結露の生じ易い窓ガラス面P等への取り付けと取り外しが容易である 。
【0031】 加えて、前記薄紙1は、その一端縁部側を樋2の内壁に両面粘着テープ6によ り固定されているので、薄紙1の交換も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示したもので、本考案
の使用状態を正面から見た状態の断面図である。
【図2】同じく本考案の使用状態を側面から見た状態の
断面図である。
【図3】水入容器の全体斜視図である。
【符号の説明】
1…薄紙 1A…布目 2…樋 3…筒体 4…水入容器 4A…開口部 5…紙材 5A…布目 6…両面粘着テープ P…窓ガラス面 7…下枠部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結露水を吸水して下方向へ誘導するよ
    う、結露を発生する面に張設した縦格子配列の布目を有
    する薄紙と、下方向へ誘導した結露水をさらに横方向へ
    誘導するよう、薄紙の下端側において横向きに配した樋
    と、横方向へ誘導した結露水を貯留させるよう、樋の一
    端側に連通した水入容器とを有することを特徴とする結
    露除去装置。
  2. 【請求項2】 前記樋は、これに連通する水入容器に向
    けて勾配を付与している請求項1記載の結露除去装置。
  3. 【請求項3】 前記樋の一端側は、この一端側において
    下方へ向けて一体形成した筒体を介して水入容器内部に
    臨み込ませている請求項1または2記載の結露除去装
    置。
  4. 【請求項4】 前記樋および筒体は、撥水性を有する軽
    量な合成樹脂製材により形成されている請求項3記載の
    結露除去装置。
  5. 【請求項5】 前記樋には、その内部に横格子配列の布
    目を有する紙材を配した請求項3乃至4記載の結露除去
    装置。
  6. 【請求項6】 前記筒体には、その内部に縦格子配列の
    布目を有する紙材を配した請求項3または4記載の結露
    除去装置。
  7. 【請求項7】 前記樋は、結露を発生する面に両面粘着
    テープにより固定されている請求項1乃至6のいずれか
    記載の結露除去装置。
  8. 【請求項8】 前記薄紙は、その一端縁部側を樋の内壁
    に両面粘着テープにより固定されている請求項1乃至7
    のいずれか記載の結露除去装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532148U (ja) * 1991-10-12 1993-04-27 株式会社三陽電機製作所 ビデオプロジエクター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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